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2010年6月 7日 (月)

「にじゅうはちじゅう」

子ども達とレッスンをしていると、時々面白い発見をします。
まだ小さい子たちだと、例えば、「にひゃくさんじゅうご」を数字で書いてみてと言うと「200305」なんて書いてしまうようなことがあります。
このあたりは個人差も結構あって、数に興味がある子などは、何の説明もせずに、3ケタだろうが4ケタだろうがすらすらと書いてしまう子もいますし、100より大きな数になると、途端に混乱しだす子も。

基本的に、その子が既に知っていること、わかっていることは、改めて説明すると聞いているのも退屈だろうと思うので、例えば3ケタの数を数字で書き表してもらう場合も、もし書けたら書いてみてという感じで反応を見て、問題なさそうならそのまま、苦労しているようであれば一緒に練習してからレッスンを進めていくような感じになります。

で、数はだんだん大きくなっていきますので、100まで、1000まで、10000までと、書き表す数も桁が増えていきます。
また、その途中途中で、10が10個で100、100が10個で1000…などの学習もし、その応用で、10が25個で…とか100が38個で…というような問題も出てきます。

大抵の子は、「1000が3個、100が5個、10が7個、1が9個でいくつ?」というようなシンプルな問題は「かんた~ん!」とか言ってすらすら解いていきますが、これが「1000が2個、100が25個、10が38個、1が6個でいくつ?」のように少し複雑になってくると、数の感覚をつかむのにやや苦労する子達は途端に苦戦し始めたりします。

で、これまで、数量感覚が身につくのに時間がかかるようだと感じた子達の中で何人かに、ある言い方をしてみたら、全く抵抗なく書けたというものがあります。

10が28個であれば、悩んでいる子に向かって、「『にじゅうはちじゅう』って書いてみてくれる?」というと、ほんの少し考えて「280」と。
100が52個であっても同じように「『ごじゅうにひゃく』って書いてみて。」というと、割とすんなり「5200」と。

既によくわかっている子たちは、そういうのを聞くと「何、それ、変なの~!」とか言って笑うのですが、苦手な子はそういうと迷わず書いてくれるということがあって、面白いものだなと感じます。

もちろん、それは正しい表現ではありませんが、「にじゅうはちひゃく」と言って書いてもらった「280」を、「それなんて数?」などと尋ねると、大抵は表情がパッと明るくなって「にひゃくはちじゅう!」と、そういうことか~というような反応を見せてくれますので、そういうやり取りを何度が繰り返せば、じんわりとその子の中に入っていくのではないかと思います。

もしもおうちでお子さんがこの手の問題に苦労しておられるようなことがありましたら、一度試してみて頂くのもいいかもしれません。

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