これは・・・。
小学校の教科書は今年改訂で、大改訂になるんだろうと思っていたのですが、教科書自体は変わらず、子ども達には副教材のようなものが渡され、それで移行された単元を学習しているようですね。
教室の子達は多くが低学年で、低学年の子達はほとんどの子が学校で習うより先のこと、学校で習うこと以上のことをやっているので、教科書の内容や進度はあまり気にしないでいられたのですが、プリント教材が終了してそのまま続けてくれる子たちに使っているワークブックの1つが今回5年生だけ大幅に改定になったようだったため、これまでの5年生のものと見比べつつ、近々その教材を開始することになる子が何人か控えてもいるので、新たに解き始めていました。
今回の改定では来年度に追加されるものまで含めて既に改定に盛り込んだということのようですが、見て改めてびっくり!え?これ6年だったよね?というものが随分5年に降りてきています。
教室の子達に関してはさほど心配はしていないのですが、3年生、4年生まで塾などにも行かず、勉強は学校の授業と宿題だけ…というような感じで来た子にとっては、これだけの内容を5年生1年間でとなると、それまでの授業とのギャップがすごいんじゃないかなぁと…。
もちろん、5年生だけがボリュームが増えるわけではなく、全体にそうなるわけでしょうから、これから1年生になるとかそういう子たちはそれが当たり前という感じで進んでいけるでしょうけど、既に3年間なり4年間なりをゆとり教育のときのペースに慣れてきてしまった子達は大丈夫かなぁとちょっと心配になりました。
これだとますます学力差が開いてしまうんじゃないかと、しても仕方ない心配をしてしまったり…。
算数が好きな子、得意な子にとっては、学校の授業も今より楽しくなるかもしれませんけどね。(教室の子の多くが、学校の算数は簡単過ぎてつまらないと言っていますから、そういう子は少なからずいるんだろうなと思いますし…。)
高学年での学習内容がゆとり教育導入の前に戻っていくのであれば、尚更、小さいうち方パターン学習ではなく、習っていないことでも、それまでに習ったことを応用して解けないかななどと考えられる力がより重要になってくるだろうなと思います。
| 固定リンク
« 今日の出来事 | トップページ | いただきました。 »
コメント