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2010年6月15日 (火)

もしかしてこういう感覚の子って少なくないのかな?

普段、教室の子たちとはほとんどの場合学校より先の内容を学習していますし、そうでない場合も学校の進度に合わせてということがこれまでほとんどありませんでしたから、教室で出た宿題をやっていてもやっていなくても、学校の授業で困るとかいうことはあまりなく、それもあって宿題は絶対やれ!ということもなく…。

おまけに小学生は学校のテストといっても、ほとんどが単元のまとめテストとかで、更にその出来がたとえ悪くても通知簿の成績が!とか赤点が!とか受験が!ということとはほとんど関係なく…。

そんなこんなで、そういう感覚から随分離れて久しいんだなと気付かせてくれた、高校生のひと言。

小学生の頃通ってくれていた子が高校生になって、ある日突然尋ねてきて、無理矢理押し切られて少しの間数Ⅰにお付き合いすることになったことは以前書きましたが、本当に羨ましい性格の彼は中間が終わった後連絡もなく、まあ、中間までって話をしてあったし、他を探してくれているんだなと思っていたのですが、期末3週間前になったとかなんとか、突如また連絡が来ました…。

で、問題集の指定した範囲を3分の2以上やってくるなら…という条件付きで、場合によっては期末も考えるということになりました。(その先も見られるものなら見てあげたいのですが、無理なものは無理なので…。(悲))

「わかった、絶対やってくる!」と調子のいい返事をした、その舌の根も乾かないぐらいの2日後、「何ページの何番からやっけ?」とメールが…。

「どこまでやったかも覚えてないんだったら、範囲の最初っからどうぞ」と返事を返すと

「何番までそんな細かいとこまではわからないです」との返事…。

そのメールを見て、思わずお説教めいたメールを返したのですが、彼のような感覚の子はもしかして少なくないのかもと思いました。
もしかすると自分自身も学生時代はそんな風だったのかもしれません。

少なくとも今の彼の状況は、次の期末テストで満足のいく点を取ることが目標なわけで、私のために宿題をやるわけでも、ただ決められた範囲をなんとなくやる必要があるわけでもないはずです。

「やらんでも自信のあるところはやらんでもいいわけやし、1回やってもどう解いたか覚えてないとこはまたやったらいいのでは?と思うわけだけど、どうよ?」

彼にはそう返事をしたのですが…。

もちろん、学校で決められた宿題で提出しなければならないものであれば、できる問題でもとりあえずは解かないと(ノートに書かないと)いけないでしょうし、期限があるなら、わからないところは赤で書いて(場合によっては答えを写すという反則を犯してでも)とりあえず提出ということも必要かもしれません。

しかし、テストに向けての勉強でそんなことをしても、時間の無駄だということは少し考えたらわかりそうな気がするのですが、それは私が歳をとったからそう思うのでしょうか?

まあ、うちの教室の子達は小さくても、「簡単なもの(わかっているもの)はたくさんやらなくていい」だの、「難しいものをがんばって考えるからもっと賢くなるんだ」だの、「やりたくなかったら無理にやらなくていい」だの、そんなことを折に触れ言われているので、「勉強」というのがどういうことなのか、なんとなく感じてくれていたらいいなとは思いますが。

上述の彼、指定した範囲を「死ぬ気」でやってくるそうなので、彼の「死ぬ気」がどのぐらいのものなのか、ちょっと楽しみです。

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