淋しいことが重なった週末
今週は4月だというのに、淋しいことが重なった週末となりました。
木曜の晩、思いがけない訃報に凹み、淋しい気分のまま金曜を迎え、金曜には1年間お手伝い頂いた先生とのお別れが。
そして、今日は受験のために既にほかの塾へ移っていて、4月末までということになっていた女の子2人とのお別れも…。
おまけに、今日のレッスンには、今日告別式だった彼と親しかった同級生の娘さんが来てくれていて、普段は教室を覗くことのない同級生が、きっと気にかけてくれたのでしょう、ドア越しに顔を見せてもくれて…。
レッスン中は大丈夫でしたが、終わった後、週末の疲れも重なり、淋しさがひしひしと…。
でも、嬉しかったのが、今日でお別れになった女の子たちの気持ち。
ひとりの子は、「今日でおしまいやねぇ」と言うと、「でも、○○(まだ小さい妹さんの名前)のときについてくると思うよ」と、まだ教室に通ってくれてもいない妹さんの付き添いで時々顔を覗かせてくれるという意味の言葉を返してくれました。
もうひとりの子はお手紙と手作りのマスコットをくれました。(眼鏡をかけていないものの、多分私の顔を作ってくれたんだろうなと。)
そして、その手紙にはお礼の言葉と共に、「いままでいっぱいほめてくれて、きらいだった算数も好きになることができました。もっと先生に教えてもらいたかったです。」と書かれていました。
別に意識していっぱい褒めたわけではなく、高学年になってから来てくれた彼女は、本人が自信がなかっただけで、本当にとてもよくできていたから、それを素直に表しただけだったのですが、そんな風に感じていたんだなぁと。
でも、そんな風に思ってもらえて、本当に本当に幸せだなぁと。
受験指導に対応できない上、中学生は数学しか見ていないので、どの子とも早ければ3年、遅くても中2ぐらいにはお別れが来るのはどうしようもないことです。
わかっていてもやっぱり淋しい気持ちになってしまいますが、子どももそう思ってくれていることはとてもとても幸せなことです。
またひとつ、大事な宝物が増えました。
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