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2010年3月31日 (水)

ある先生のご意見

一時(いや、結構長い期間だったような気もしますが…)スリザーリンクにはまりまくり、かなり難易度の高い問題ばかり集められた冊子をほぼ完成させたあたりで、ある程度異常なペースはおさまり、最近は気が向いたらちょこっと気分転換に…というような感じに落ち着きました。(そのままこんなペースで落ち着くことを祈るばかり…。)

で、はまりながら、頭の色々なところを使っているような気はするものの、実際どんな役に立つんだろう?と、仮に子ども達にさせるとしたら、具体的にどういうことに生かせそうなんだろう?と、考えてはみるものの、自分だけだと思いつくことも限られていますし、あくまでも予想でしかないもので、いつもお世話になっている高校数学のスペシャリストに難易度中レベルの問題を1問解いて頂いて、ご意見を頂きました。

1問解いただけなので…とのことですが、高校数学の順列・組み合わせで、考えられるパターンを全て書き出すという作業をしているときの感覚に似ているとのご意見。
これをやっていると、その作業があまり苦にならなくなるのではと。
ただ、そのほかにもかなり色々なことを同時に考えなくてはならないという印象があるとのことでした。
私としては、できればもうあと何問か解いて頂いて、更なるご意見を頂きたいところですが…。(とさりげなくプレッシャーをかけてみたり…。)

私の印象では(私ほどじゃなくても、ある程度の量に取り組んだ場合だと思いますが)

・試行錯誤することに慣れる。
・消去法(こちらとこちらはダメなのでこちら…というような)の考え方が身に付く。
・色々なパターンを考える必要があり、どれか抜かしていると永遠に正解にたどり着かないことがあり得るので、漏れなくパターンを考えるということが身に付く。
・実際に線を書いてみてダメだったというのではなく、できるだけ描かずに線をイメージしていくことを心がければ、イメージする力、空間認知能力などが伸ばせそうな気がする。(私は昔よりは随分マシになったものの、もともと空間認知能力は決して高くなかったので、描かないで頭だけでイメージするのはある程度の範囲までしかまだまだできませんが…。)
・色々なところに注意を払っておかないと、気づいたら輪が2つや3つになってしまっていることがあるので、解いている一部分だけではなく全体を意識しておく必要があり、視野を広げることにも役に立つのかもという気がする。
・難しくなってくると、仮に1つのパターンをやってみて確実につじつまが合わなくなればひとつ消去できるため、間違うことがむしろ嬉しくなったりもするので、間違うことに対する恐怖心などがある子には、それをやわらげられるのかもという気もする。

などが今のところ挙げられるでしょうか。(もちろん、スリザーに限らずほかのパズル問題などでも言えるものもあると思います。)

算数や数学を指導されている先生方などで、自分も解いてみて意見を言ってやろうと思ってくださる方がおられましたら、是非お知らせください。(貴重なお時間だと思いますので、あくまでも気分転換にちょっとやってみてもいいよぐらいのノリで構いません。)
問題をお送りするか、ネット上にあるニコリの問題などをご案内させて頂きますので。

スペシャリストのご意見を伺いながら、順列・組み合わせ、苦手だったよなぁ…と思っていたんですけどね。
中学生ぐらいの頃にはまっていれば、高校でもう少しは理系数学についていける期間が長くなっていたでしょうか…。(考えても仕方ないんですけど。(苦笑))

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