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2010年3月 7日 (日)

ちょっと考えてみよう。

私はまだこの仕事を始める前からパズル好きで、ジグソーにはまっていた時期もありますし、今みたいにメジャーになる前に数独にはまっていた時期も、延々とイラストロジックをやっていた時期もあります。

パソコンなどでゲームをしてしまうときも、ほとんどがパズル系のゲームで、理由はわかりませんが、ひとりで地味に延々と考えるのが好きなんだろうなと思います。

ただ、教室を始めて、また、その頃にちょうど算数やらのパズル系の問題が流行り初めたりもして、子どもの考える力を伸ばすひとつの方法としてパズルが認知されるようになってきたように思います。

実際、教室でレッスンの終わりにそういう類のパズルをしている子ども達を見ていると、ほとんどの子が楽しそうに、もしくは穏やかに集中して、試行錯誤しながら問題に取り組んでいます。

また、問題の選び方によって、自然と計算練習になったり、倍数や素数などの感覚が養われたり、図形の感覚が磨かれたりなんていうものもあるように思います。

お知り合いの先生は難関中学の入試問題を解けるだけの力をパズルで養うということを目指し、実際に問題作成され、授業をしておられるようですが、私にはそこまでの能力は残念ながらありませんし、今使っている算数教材も気にいってもいますから、教室を完全にパズル中心に切り替えてしまうことも今のところ全く考えていません。

何より、レッスンとして成立させるのに一番難しいだろうと思うのは、パズルのレベルが上がれば上がるほど、1問を解くのに要する時間が長くなるということです。
1時間で1問も完成しないかもしれず、それでも、自分でとことん考えて解くことが望ましいわけで、時間を調整するためにヒントを出したりということはやはりしたくないので、そうなると、やはりレッスンとしては難しいだろうなと。

ただ、そういうパズル問題に小さいうちから遊びの延長で取り組むことができれば、やはりそれは長い目で見てプラスになることも多いように思います。
そこで、先日来ちょっとぼんやり考えていることが。

みんながパズルが大好きなわけではないでしょうし、また、他にも色々習い事などに忙しい子も少なくありませんから、希望する子ども限定でレッスンのときにパズル問題を配り、それを解いて持ってきて正解であればポイントか何かをカウントして(プリントをファイリングしていってもいいかなと思ったりしていますが、まだ検討中で…)、ある程度のポイントがたまったら文房具とか図書カードとかをゲットできるとかって、そんなことをするのはどうかなぁと。

希望者限定で、その上、宿題ではなく、できたらポイントゲットして次の問題をもらえるというような感じにすれば、負担も少ないかなぁと。
ただ、同じレッスンを受けながら、プリントをもらう子ともらわない子がいるというのはどうかなぁと思ったりもします…。
また、低学年も高学年もいますし、問題の種類や難易度などについても考えなくてはならないかと思いますので、今はまだアイディアに毛が生えたぐらいの段階なのですが…。

今度もう少し考えてから、保護者の皆さんにご意見伺ってみようかなと思います。

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