どうでもいいことにいたく感動。
そんなことに没頭する時間があれば仕事しなさいという声が聞こえてきそうですが、先日来、主に自宅で時間があると、パソコンでゲームなどをして遊ぶ時間が減った代わりに、ペンシルパズルにはまり中。
最初は久々に買ったパズル雑誌のアローワーズとかってもので、それは買った雑誌がたまたまそうだったのか、さほど難しくなかったので、1問解くにもそんなに時間を要しませんでした。
で、次に数日イラストロジックにはまりまくったのですが、これは小さなものは別として、アローワーズに比べるとかなり時間がかかり、おまけにどこかひとつおかしくなると、全てやり直す気にはなかなかなれず、おまけにどう考えても問題がおかしいだろ?っていうのに出くわしたりもし、更に、これもその雑誌がたまたまなのか、完成した絵が何になるか3択のクイズになっているのですが、出題の時点で既に答えがほぼ決定してるだろ?と思うようなものも少なからずあり、ちょっと情熱がそがれがちになり…。(まあ、その方がいいという話も多々ありますが…。)
そして、今どっぷりはまってしまっているのが「スリザーリンク」とか「ループコース」とか言われる、ループを作るペンシルパズル。
ネットでもたくさん見つけましたので、ご存知ない方はご参考までに。
http://gdb.on.arena.ne.jp/PZ/LOOPM/
http://murasakikyabetu.web.fc2.com/loopcourse/
私はネット上でこれをするのはちょっと忍耐力不足なので、やはり紙がいいなと思うのですが、このパズルに関しては買った本が一番簡単なものでも12×10ぐらいから始まっていて、レベル2で既に23×30サイズになっており、そのサイズになるともう、私の頭では1問解くのに延べ3~5時間ぐらい(きちんと計っていないので、もしかしたらもっとかもしれませんが…)かかったりします。
さすがにそんなに長時間延々その問題を考え続けるわけにはいきませんので、最近は途中で煮詰まったら一旦止めて、しばらくしてまた続きをやってとか、2、3問並行してやりつつ、何日かかけてようやくどれか1問仕上がるとか、そんな状態です。
で、2日前の時点でかなり全体像が見えつつあった問題があったのですが、どうしても最後の詰めが進まず、ここまで来るととりあえずやってみて、ダメなら別の道をつないでいくしかないのかなぁ?と思い始めていました。
理詰めで考えていってきちんと答えが出るパズルは結構好きなのですが、どこかで力技や運、センスになってくるような、やってみてダメならやり直しという作業はあまり好きではない私にとって、もう完成は間近ながらも、う~ん、力技でやるしかないのかなぁ…と眺めては戻し、眺めてはどこか1ヶ所ループがつながって…みたいな状態に陥っていました。
ですが、先ほど、これまでまだ発見できていなかった箇所を理詰めで見つけることができ、その先も更に進むことができ、結局、「行き当たりばったり」の箇所は全くなしで、きちんとループがつながりました。
たかがパズルなのですが、数日にらめっこしてはやめ、またにらめっこし…を繰り返した問題だっただけに、完成したときには何とも言えず気持ち良かったです。
しかし、完成したことの感動よりも、この問題を作った方は本当にすごいなぁとしみじみ感動、尊敬してしまいました。
解くより作る方が遥かに難しいだろうと思うからです。(答えが何通りもあるのなら別ですが、完全に答えがひとつになる問題でサイズも大きくなればなるほど、すぐには気付かない条件を数え切れないぐらい埋め込まなければ問題が完成しないのではと思いますので。)
実はこのパズル本、一番大きな問題は新聞紙サイズだと書かれており、確かに巻末に何回も折りたたまれたような問題がついているのです。
そんな問題、解ける気がしませんが、そもそも、そんな問題を作れる人の頭の中ってどんな風になってるんだろう…と、そっちにかなり興味が。(苦笑)
大人がはまると、色んなことに支障をきたしかねませんが(睡眠不足になるとか、急ぎではない仕事を先延ばししまくってしまうとか…(汗))、テレビやDVDなんかをだらだら見たり、だらだらゲーム機で遊んだりしているような子には、ちょっとはまってみてもらいたいような気もします。
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