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2009年9月29日 (火)

「とっかかり」の大切さ

子ども達とレッスンをしていて、何か新しいことを学習する際、「とっかかり」はすごく大切だなということをよく感じる。

特に小さい子たちは、初めに「難しい!」と思ってしまうと、それ以降、なかなか受け付けてくれなかったり、本来の力が発揮できなくなってしまったりすることもある。
それは算数が苦手な子に限らず、得意な子、センスがあるなと感じる子であっても言えることだ。

例えば、子ども達に初めて「数直線」の問題を考えてもらうとき、大人の感覚ではそんなの簡単なのでは?と思ってしまうのではないかと思うが(実際私もさほど難しくないだろうと思っていたので…)、普段結構できている子などに、まあ大丈夫だろうとプリントを見せると、全く手も足も出なくなってしまうなんてことも過去何度かあった。

あれ?そうか、難しいのか…と思って、あとからドットの教具などを使って説明しても、初めに「難しい!」「わからない!!」と思ってしまった後だと、明らかに反応が悪い。

なので、その後、算数が得意な子たちには最初の1問を尋ねてみて、その時点で反応が今ひとつだったら、プリントをさせる前に教具を見せるなどするようにしてきた。
で、ここ最近はやや数の感覚がつきづらそうだなと感じている子何人かとそのプリントをするときがあったので、その子たちには初めから、プリントと教具を並べ、1問目は教具を指しながら、教具を見たらすぐ答えがわかる状態にしてから、答えを尋ねてみた。
それで正解できたら、2問目、3問目は教具だけ置いて答えを書いてもらった。
そのあたりで様子を見ながら、「そういう意味だから、おんなじように考えてみてね」と促すと、あとは説明も何もしなくても、ちゃんと意味を理解して考えてくれた。

これはひとつの例だけれど、とにかく、大人が見たら、このぐらいはできるはずと思うことも、とりあえず一、二度、その問題について質問をして、子どもの反応を見るのがいいように感じる。
質問してすらすら答えられていれば、すぐプリントに移ればいいし、少し詰まりながらであれば、子どもが多少自信を持ってこたえられるようになるまでやり取りを続けていればいい。
それでも難しい場合は、プリントを置きながら、そのやり取りを続けて何問かは一緒に考えてから一人で考えさせるといいのではないかと思う。

相手が子どもであっても、既に知っていること、自分でできることを、あれこれ説明されたり教えられたりするのは退屈なことに違いない。
だから、基本は「まず考えてもらう」のだけれど、そのとっかかりで難しいと感じさせてしまうと、これもまたよくないなと感じる。
そのさじ加減は当然みんな同じようにはいかないので、いい塩梅にできるときもあれば、ああ、もう少しこうしてあげたらよかったなと申し訳なく思うときもある。
子どもはひとりひとり違うので、これで大丈夫!という方法はないんだろうから、反省しつつ私も日々子ども達と学んでいる。

難しそうに見えるものでも、「なんだ案外簡単やん!」と思えるような導入ができたら、それが最高なんだろうと思う。

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