20年目の「誤算」(休日ネタ)
以前にも何度かちらっと書いたような気がしますが、初めてパーマをかけてもらった美容師さんに、それ以来ずっと、その方のお店が変わっても付いてまわり、独立されてから今のお店も10年になられたそうで、年々予約は取りづらくなるし、そろそろ別の美容院を探すべきだろうか…と思い立ったのは今年の春の終わりごろだったでしょうか。
結局、一度だけ近くの美容院でカットをしてもらいましたが、そのお店には継続して行きたいとは思えず(技術とか接客に問題があったとかいうわけではなく…)、さて、どうしたものかなと思っていました。
で、今回、一応今日から月曜までレッスンはないので、さすがにこの間になら予約が取れるはず、これで取れなきゃ新しいお店を探しなさいってことだろうと、火曜日に電話。
その時点で金、土は既に予約いっぱい。今日木曜は16時のみ予約可能だったので、その予約を入れて、今日、実に1年ぶりに「いつもの」美容院へ行ってきました。
久しぶりなので、近況などぼちぼちお話していたのですが、とある話の流れで、先日私が行った「アヤシイ治療院」の話になりました。
で、その美容師さん、独立されて以降、経営のことやらスピリチュアルなことやら、色々なことを勉強しておられて、「アヤシイ治療院」の話では大盛り上がり。
そして、問題は私の髪へ。
20年、その方にしかパーマをかけてもらったことがないのですが、私の髪質はとにかくパーマがかかりにくいらしく、確かに毎回、普通だったらくるくるになるらしいロットで巻いてもらって、かなり強めのお薬を使い、時間も長めにとってもらっても、仕上がると、ふんわりくせっ毛風パーマに仕上がっていました。
まあ、私としてはその程度のパーマでいいと思っていたので、仕上がりに不満を持ったことはなく、その程度のパーマをかけるのに、かなりの時間を要することにほんの少し不自由を感じていたぐらいでした。
で、「氣」の話題に及んだのがきっかけで、美容師さんが初めは冗談半分に
「よし!じゃあ、今日は私も氣を入れるわ!」
そう言って、笑っていたのですが、ロットを巻き終わって最初のお薬をつけたあと、ちょっと真剣な顔になって、ホントかウソか頭に手をかざして「氣」を送っておられました。
(もちろん、普段はそんなアヤシイ美容院じゃないんです。極めてオシャレで落ち着けるとっても素敵な大きなサロンです。)
そのあとはまあいつものように中間のお薬、最後のお薬と塗布されて、しばらく待って終了。
ロットを外したとき、美容師さんが「あれ?いつもよりくるくるじゃない?まあ、流してみないとわかんないけど。」と。
その時点で、私にとってはいつもとあまり変わらない印象でした。
それに、そもそも、別にくるくるになりたいわけではなく、ふんわりして、少し髪にボリュームが感じられるようになればいいだけなので、これまで通りの仕上がりで何ら問題はないわけです。
そして、アシスタントの方に髪を洗ってもらった後、いよいよ仕上げ。
普段は忙しくて最後の仕上げはアシスタントの方がされることが多かったのですが、今日は美容師さんが仕上げもしてくれました。
ほどなく仕上がり、鏡に映った私は……。
「すごい!20年目にして初めてじゃない?」
美容師さんとしては、そのロットで巻けば本来こう仕上がるべきなのだという仕上がりをしたようです。
確かにいつもと違う……。
あの……頭くりくりなんですけど……。(汗)
今時、街でこんなにくりくりパーマの人って殆ど見かけないんですけど……。(大汗)
う~ん。
まあ、多分、自分で頭を洗って乾かせば、これよりは落ちて仕上がるはず…。
とりあえず数日子どもたちには会わないし、その間にきっとなんとかなるはず…。
確かに髪にボリュームは出たんですけどね…。けど、出すぎです…。(苦笑)
「氣」、恐るべし。
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