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2009年8月31日 (月)

収穫?!(休日ネタ系)

今日は午後から出勤してしばし仕事はしましたが、レッスンはなかったので、まあ半ばオフのようなもの。
で、午前中に前々から気になりながらほったらかしていたあることに着手を。

もう随分前になるのだと思いますが、まだ今ほど「オヤジ化」が進んでいなかった頃は、時々家に切り花を飾ったりしていました。
それがそのうち面倒になり、鉢植えの花になり、更にそのうち、鉢植えの花すら枯らしてしまうようになり…。

で、部屋には水だけあげればずっと元気でいてくれている観葉植物の小さな鉢がひとつあるだけになって、もう何年にもなります。(けど、その小さな鉢は多分もう10年ぐらいは部屋にある気がしますが。)

さて、鉢植えの花を枯らしてしまうと、ここで困るのがその後の処分。
花は普通ゴミに出し、鉢は不燃ゴミに出すとして、土は…。
で、悩んだ結果、小さなベランダに小さな小さなプランターを3つばかり買って、たまっていた鉢植えの土を移し、そのうち何か植えようかなと、そんな感じになったのももう数年前なのかと思います。

一度は枯れたと思った花が、また芽を出して花を咲かせたこともありました。
そのときにも自然の力ってすごいなぁと思ったものです。

その後、そういえば、去年の春には蕪の花が咲いた写真をUPさせてもらったこともあった気がしますが、花を植えるでもなく、改まって何かの種を蒔くでもなく、お野菜の切れ端をちょこっと植えたら、人参から可愛い葉がすくすく伸びたり、ネギの根の部分からちゃんと立派なネギが伸びたり(と言っても、食べるために植えたとかではなくて…。(どこまでも手適当な私…。))、そのうち、どこからかやってきた雑草が伸び始め、それがもうすごい勢いで伸びて、今年の夏は私の身長より背の高い雑草が!(苦笑)

3つあるプランターのうち1つにはその「立派な」雑草が生えていましたが、もうひとつには芽が出まくってしまったジャガイモを一つ、埋めるでもなく土の上に置いておきました。
すると、春から初夏にかけて、ぐんぐん芽が伸びて、茎が紫がかっているのを見ながら、ああ、だからジャガイモの芽って紫っぽいのね~なんて感心したりもしていました。
そして、そのジャガイモは芽を伸ばすだけ伸ばしたら、もうカスカスの皮だけになってしまい、その姿を見ながら、芽を出すのに養分を使いきったんだなぁ~と、それもそれで感心していました。

更に、同じ頃、ほんの少しだけ芽が出てしまったサツマイモも1本、同じように放っておきました。
しかし、こちらはいつまで経っても芽がそれ以上伸びず、ジャガイモとは違うんだなぁと思っていたのですが、これまた自然の摂理(?)に驚いたのが、夏になると急激に芽が伸び始め、つるが伸び、どんどん葉が増えていきました。
今もまだ成長中と思われます。

ただ、大きくなりすぎた雑草が、残念なことに綿毛のような花(花と思われるもの自体が既に綿毛…)が咲き始め、その種が飛ぶようになり、洗濯物についたり、室内に入ってきたりするのも嫌だなぁと、そろそろお別れしなきゃいけないかなぁと思っていました。

で、それを抜く代わりに、ためしに何か少し種でも蒔いてみようかなぁと、昨日少しだけの土とダメもとで万能ネギとガーデンレタス(何種類かの葉物の種が混ざっているような写真ですが…)の種を買ってきました。
なんというか、たとえそれが雑草でも、植物の緑を見ているとなんとなく癒されるような気がして、それで抜かずに育てていたようなところもあるので、蒔く種もとりあえず花ではなく、花より簡単に育ってくれるのではと思われるものにしたわけです。

そして今日の午前中、まずは伸びに伸びた(多分180㎝はある…)雑草を抜き、皮だけになったジャガイモを片づけて、土を足そうとしたときのこと、何か丸いものが土の中から覗いているのに気づきました。

ん?

ん?んん??

え~!?

Potato

(サイズがわかりやすいように手に載せてみました。)

なんと!小さな小さなプランターの中で、小さな小さなジャガイモが3つできていました!!
その傍には小さなサツマイモの姿も見えたのですが、こちらはまだ今、葉が伸びているので、触らずそのまま土をかけ直しました。

あまりに狭いスペースで肥料も何もなしでしたから、3つ合わせて元のジャガイモ1個分ぐらいの大きさかなというミニミニぶりですが、なんかちょっと感激しました。
やっぱり自然の力ってすごいなぁと。

ただ、問題は…このジャガイモを食すかどうか…。(汗)
いっそ、これをもう一度植えてみるとどうなるんだろう?

それにしても、な~んにも世話もせず、ただお水をあげていただけで、こんな狭いスペースでも小さいとはいえ3つもジャガイモができたということは、皆さんのご家庭で、普通サイズのプランターとかに植えて、少しは肥料もあげたりなんかしたら、結構立派なジャガイモがとれるのでは?
子ども達、喜びそうな気も…。
(ちなみにうちのプランターはホントにミニサイズで、縦30㎝×横10㎝ぐらいしかないんです。)

あ、種は一応少しだけ蒔きました。
さて、無事に育ってくれるものが現れるでしょうか。

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2009年8月30日 (日)

きょうもココログふちょう・・・。

またひらがなとカタカナしかでません・・・。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
まったくなんでなんだか・・・。

きょうはせんきょいっしょくですね。
これまで、せんきょけんをもってからずっと、とりあえずどんなせんきょもとうひょうじょにあしをはこんではいますが、しょうせんきょくもひれいだいひょうも、なんだかすこしふくざつなきもちになりますね。

しじしているかたがとうせんしそうとか、ぜんせんしそうとかだと、とうひょうしがい(?)もあるのでしょうけど、しょうせんきょくだとひとりしかとうせんしませんから、まあ、このかたにいれてもしひょうになるのはかくじつだな・・・みたいなのもありますよね、ほぼかくじつに。

ひれいだいひょうでも、メジャーなせいとう(てきせつなひょうげんかどうかわかりませんが・・・)をしじしていればいいでしょうけど、そうでなければやはりしひょうになるのがほぼめにみえているというか・・・。

まあ、いいかげんなわたしはどこかをねっしんにしじしているわけではなく、いわゆる「むとうはそう」にぞくするわけですけどね。

って、たぶん、かな~りよみづらいとおもいますので、きょうはこのあたりで。
ま、オフなんで、おゆるしを。

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2009年8月29日 (土)

「魚の獲り方」

先日来、ぼんやりと「魚の獲り方」(もちろん比喩表現での)のことについて考えていて、どうにもまだまとめきれず、で、さっきふとネット検索をしてみて、検索リストからひとつだけクリックして行ってみた先に、もうその方々は2年近く前に書かれた記事なのですが、私のもやもやが少し晴れるような、もう少しだけ自分の頭の中がまとまってきたような、そんな記事がありました。

最初に飛んだところがこちら。

魚の獲り方だけ教えれば本当に一生食えるのか

で、そこからリンクされていたのがこちら。

独学に勝る勉強はない(2)

この方々が書いておられるのは「大人」に対してのことで、私が考えていることとは少し違うのですが、それでも、ちょっとすっきりしたというか。
ちなみに、私は残念ながらこの方々を存じ上げないのですけれども、2つ目のリンクの記事を書かれた方は偶然にも今日がお誕生日だそうです。(全然関係ない話題ですが…。(汗))

「魚の獲り方」もなのですが、「得意を伸ばす」か「不得意を克服する」かそのどちらにより力を注ぐべきなのかということについても、最近ぼんやり考えています。(自分の中では一応答えがまとまりつつあるのですが。)

今日で夏休みのレッスンもおしまい。
今日は体調不良でお休みの子がひとりいましたが、夏休みを通して、体調を崩してお休みという子は本当にほとんどいませんでした。
学校が始まっても、みんな元気で過ごせますように。

私もこれでレッスンがいつものペースに戻りますので、きちんと考えを詰めていきたいなと思っています。
今日はこれにて…。

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2009年8月28日 (金)

ラスト1日。

以前から書こうと思うことがぼや~んとあって、なのにこの時間になると考えがまとまらなくて、気づけばどうでもいいことを書いて過ごしてきてしまいました。
見に来てくださった皆さま、申し訳ありませんでした…。
9月からはもう少しまともなことを書く日を増やせるようにしたいと思います。。。

長かった夏休みもほぼ終わりに近づき(学校によっては既に始まっているところもあるようですし)、暑かった夏もここ数日はもうどこか秋の気配を感じるほどになってきました。
このまま涼しくなるとしたら、ありがたいけど、それはそれでなんだか気持ち悪いような(たいてい9月はまだかなり暑い日が続くので)気もします。

夏休み期間中、体調を崩してお休みした子はほとんどおらず、知る限りではほとんどみんな元気に過ごしてくれたようです。
ただ、学校が始まったら大流行するかもしれないと言われている新型インフルエンザのことは気になりますね。

少し落ち着いた頃を見計らって備えておかねばと、一応夏の間に子ども用と大人用の使い捨てマスクや手指の消毒剤、消毒用アルコールなどは多少購入したのですが、今後どうなるのか全く予想もできないので、やみくもに買い込んでも仕方ないし、悩むところです…。

夏休みのレッスンも明日でおしまい。
なんとかバテることなく乗り切ることができてよかったなと思います。(まあ、まだ明日がありますが。)
学校が始まっても、子ども達がみんな元気で過ごしてくれることを願うばかりです。

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2009年8月27日 (木)

あらら・・・。

すみません。
きょうはレッスン19じすぎにおわったんですけど(って、またひらがなとカタカナしかでない・・・。どうもさいきんココログとのあいしょうが・・・。)、きづけば22じすぎていて、きたくして、しょくじして、ひといきついたらこのじかんでした・・・。

へんかんもできないので(とこうじつにしてみる・・・)とりあえずむりやりけいしきてきこうしんでした。

しかし、ひらがなばっかりでもちゃんとよめるこどもたちって、あるいみいだいかも・・・。

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2009年8月26日 (水)

困ったことに…。

自分でももうちょい大人になれんか…と思うのだけど、まだ考えてもいないうちから「できない」だの「わからない」だのいう言葉を発せられた瞬間、私はしばしば不機嫌になってしまう…。

もちろん、きちんと問題を読んで考えようとした姿勢があった上での言葉であれば、当然不機嫌になったりしないのだけれど、本来その子の持っている力であれば手も足も出ないなんてことは絶対にないはずの問題や、まだ見た瞬間、何も考えてやしないタイミングで軽々しく発せられる「できない」や「わからない」には、瞬時に機嫌が悪化する…。(汗)

これがまた微妙なのだけれど、子ども達が取り組んでいる問題は実際にかなり難しい問題も多い。
だから、真剣に考えてみたけどわからないということも、もちろんあっても不思議はない。
ただ、そういう場合には問題を渡す前に何らかの声かけはしておくし、悩んでいるなと思えば、必要に応じて何かフォローをする。

それに、やりたくないものを無理矢理やらせるつもりもないので、「やりたくない」と言われたら「ならやらんでもええよ」と答えるだけだ。

でも、何人かの子は、まだ明らかに考えていない段階で軽々しく上述の発言をすることがある。
そう言ったら、実際にそうなるから言わないように促しても、そういう子たちはまた次もあっさり口にしたりする…。

言葉には力があるから、「できない」「わからない」と口にした瞬間、できるものもできなくなり、わかるはずのものもわかろうとする気すら消え失せてしまう、そんな気がする。(実際にそういうことを書いてある本も何冊か読んだし。)
だから、その「能力を発揮させない言葉」を子ども達が簡単に口にすると、何とも言えずむなしく、嫌な気分になってしまうのだ…。

ホント、自分でももうちょい大人に…と思うけど、そもそも、私自身が嫌なら勉強しなくていいと本気で思っているし、実際自分の子どもの頃や学生時代を振り返っても、嫌いな教科、苦手な教科は必要最低限(赤点を取らないとかいうレベルで…)なんとかなればいいやぐらいに思っていた。
嫌々やったって、なかなか身につくものではないとも思っている。

だから、子ども達がたとえば、その問題をできるようになりたいとか、もっと算数ができるようになりたいとか、そんな気持ちが持てないのに、無理に難しい問題をやる必要を感じない。(基本的なことはわからないと学校の授業も苦痛になるだろうけど、かなりの応用問題まで、興味のない子までみんなが解けるようにならなければいけないとは思わない。)

そんなこんながあいまって、おまけに、この子なら考えられるはずと思っている子が容易くマイナスの言葉を発すると……。

ああ…もうちょっと寛容になりたい…。

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2009年8月25日 (火)

いつも感心すること

まあ、子ども達にはしょっちゅう驚かされるし、感心させられるのだけど、今日もいつも感心することのひとつをしみじみ体感。

今、教室でかなり人気の迷路絵本がある。
いや、正確には、巷で子ども達にかなり人気のあるらしい迷路絵本が教室にもある。
シリーズで6冊か7冊出ていて、とりあえず1冊と、数ヶ月前に買ったところ、見つけた男の子達がほぼ奪い合い…。
そんなに人気だったのか…とあと2冊購入するも、常に誰かが借りて帰っている状態。
誰かが返すとすぐ別の誰かが借りて帰っているような状態が続いているので、つい先日ネット書店であと2冊追加購入し、今日それを絵本の本箱に入れた。

普段も新しい本を追加しても、子ども達にはいちいちお知らせはしない。
ただそっと棚に追加しておくだけだ。

しかし、今日もいち早く新しい迷路絵本を発見した子が何人もおり、教室に来てくれている子の弟くんが、その立てたばかりの2冊を借りて帰ろうとしたのを1冊だけにしてもらった。
そして、残してもらった1冊も、あとから来た子が早々に「今日は借りる本決まってるねん」との発言。

みんな、凄すぎる…。
本屋の話題書みたいに表紙が見えるように置いているわけではなく、かろうじて背の題名が見えるだけなのに…。

子ども達の「嗅覚」の鋭さは迷路絵本に限らず、しばしば感じる。
ホント子どもってすごい。

ちなみに、私としては、どうしてその迷路絵本にそこまではまるのかはどうもイマイチわからないのだけど…。(汗)

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2009年8月24日 (月)

どうしようかなぁ・・・。

うちの教室は小さい。
その小さな教室に、パズルのように考えに考えて、恐らくほぼ限界だろうなというぐらい、机や棚、収納などを配置しています。

いらしてくださった方はよくお分かりになると思いますが、ドアを開けるとすぐ、探しに探したかなり薄型の本棚が、本当にこれで限界というところまで並べられています。
もうこれ以上は置けないから、ここに収納しきれなくなったらいらないものを処分しようと決めたわけですが、これまでに既に二、三度、延べ30冊ぐらいは人にお譲りしたり、無理矢理送りつけたり(をい)してきており、次に処分すると言っても、かなり悩ましい状況になってきています。

しかし…子ども向けの本棚も大人向けの本棚も、かなり限界に近づきつつあり、特に大人向けの本棚は、まだご紹介できていないものや今読んでいるもの、積読になっているものなどを並べるにはもう既にスペースが足りないところまで来ているような…。

けどなぁ…ホントにこれ以上は本棚置けないもんなぁ…。
う~ん…。
どなたか何かいいアイディアあれば是非教えてくださいませ。

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2009年8月23日 (日)

休日

普段の土曜は夜更かししているうちに気づいたら寝ているのですが、昨日は教室にいるときから既に眠かったので、早寝して早起きしようかなぁ~と思い、食事も軽く済ませて、私にしては早目にお布団に入りました。

しかし、お布団で本を読み出したら眠くなくなり、結局「早寝」ではなかったような…。
でもまあ、今日は9時頃には起きたのですが、やはり日中やたらと眠いのは変わらず…。ホント一体どうしたんでしょう…。

今日はお休みで、仕事もしなくてもいいことにしようと思い、たまった家事をした以外はだらだらしていたような…。
久しぶりに冷蔵庫・冷凍庫の整理もしましたが…改めて、自分の食生活をちょっと見直さなきゃなぁと思った次第…。

晩は実家だったので、家族と一緒に世界陸上を見ていました。(今も珍しく自宅でテレビをつけています。)
女子マラソン、がんばられましたね。
そして、VTRですが、今日になって初めて、ボルトの100M、200M、400Mリレーの走りを見ました。
リレーは別として、100、200はもうぶっちぎりの強さですねぇ。ホントすごい…。
でも、日本もリレーでまた決勝進出を果たし、4位入賞だったんですね。アメリカが失格になったということもあるでしょうけど、それでも日本人が短距離で決勝に残れるようになったこと、すごいなぁと思います。

で、今テレビをつけている理由は、日本人でやり投げの決勝に残っている方がいると知ったからなわけですが、村上さんという方、すごいですね。
今のところ、外国の選手に遜色ない結果を出しておられますね。
明日はレッスンがないので、とりあえずこのやり投げの結果はLIVEで見届けたいなと思います。

夏休みも残り1週間余り。
元気に乗り切りましょう。

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2009年8月22日 (土)

今週も無事終了。

お盆休みが明けて1週間。
うちは日月には固定のレッスンがないので、夏休み期間中のレッスンは一応あと1週間でおしまい。
過ぎてしまえば早いものですね、毎度のことながら。

しかし、もう本当に見事に連日、「ホームレス中学生 感想文」だの「夜回り先生 あらすじ」だの、「本のタイトル」「感想文」「あらすじ」「コピペ」みたいな検索ワードでここに来ておられる方がいます。

個人的には宿題として感想文を書けというのがいいのかどうかはなんとも言えないところではありますが、まあ、例えばですが、母校の高校では今は知りませんがその昔、入学が決まったら春休みにある岩波新書を読む宿題が課されていたように思います。それがまた硬くて、私にとっては全然興味をそそらない本でした…。そういう本を課題に課され、感想文を書けと言われたりした場合、あらすじだけ読んで適当に…なんて気持ちが出てくることはあまり不思議とは思いませんが、「ホームレス中学生」なんて、うちの小学生の子たちでも借りて帰って読んだぐらい読みやすい本ですし、その気になって読めばほんの数時間なのではと思ったりするのです。
「夜回り先生」関連の本もほとんどが読み始めたら一気に読んでしまえるようなものですし…。
その本すら読まずに感想をネットで探して適当に仕上げてしまおうっていうのは、なんとなくもったいないような、自分で読めば何か感じることがあるかもしれないのになぁというか、ちょっと複雑な気持ちになります。

最近では「ひめゆりの沖縄戦」で検索しておられる方も何人かおられるようですが、あの本もできることなら是非自分で読んでみてほしいなと思うのですが…。

人から直接話を聞くという機会は案外限られているような気がします。
特に小中学生、高校生ぐらいまでだと、話す相手は学校の同級生、先輩・後輩、先生などが中心で、せいぜい、習い事などの先生や他校の生徒など、自分たちとは「違う世界」の人の話を聞く機会はそんなにはない人が大半ではないかと。(私なんて、大人になってもかなり限られたままですし…。)

そういう意味で、本を読むということは自分の知らなかった世界を知ったり、子どもたちだと想像の世界が広がっていったり、普段の生活では感じられないこと、得られないことに出会えたりもするように思うのです。

感想文自体は適当に仕上げたとしても、気になった本や話題書、勧められた本なんかはとりあえず読んでみてはどうかしら?と思ったりします。
読み始めてみて、全く興味が持てなければ、それを無理に読まなくてもいいかもしれませんが…。

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2009年8月21日 (金)

今日も手抜きですみません・・・。

2、3書きたいなぁと思うことはあるのですが、ちょっときちんと考えないと書いちゃいけないだろうなっていうこともあったりなんだで、おまけに間もなく日付も変わろうとしていたりもして、今日も手抜き更新です…。

お盆が明けて、当初の予定通り、2年生の子たちは教材の順を入れ替えたりもして、みんな掛け算のレッスンに切り替え始めています。
学校でどんな風に授業を進められるかわからないということもあり、中にはひたすらに暗記をさせるという方もおられるようなので、とりあえずは学校が始まるまでにみんな2回ぐらいは掛け算のレッスンをしたいなと。

8月後半に2回しかレッスンがない子たちは既に今週のレッスンで掛け算をしています。
2年生なのにまだやっていないという方も、学校が始まるまでには1、2回…と思っていますので、ご安心ください。

2年生の子たちを掛け算のレッスンをしていると、完全に真っ白、もしくはほぼ真っ白の状態で掛け算のレッスンをさせてもらえた子たちは、一様に嬉しそうな表情をして、楽しそうに問題に取り組んでくれています。
帰りにお迎えに来られたお母さんに、嬉しそうに報告していた子もいました。

新しいことを学ぶって、こんなにわくわくすることなんだなぁと、この子たちを見ていると感じます。

真っ白の状態から入って、掛け算がどういうものか理解した子たちは、まだ10の段、5の段しかやっていなくても、ほかの段の答えも考えることができます。
余計なことをせずに進んでくれば、ほとんどの子がそういう反応を見せてくれます。

その「余計なこと」に関して、ちょっと考えてしまうことがあって、そのあたりのことを書きたいなと思っているのですが、それはまた改めて。

さて、明日は土曜日。
今日は早寝します。

しかし…最近眠くて仕方ないとは何度も書いている気がしますが、実は…2日連続9時間ぐらい寝てしまいました…。(タイガーウッズまでもうひと息!(違))
目覚まし止めて、完全に二度寝してしまっているんですよね、これが…。(汗)
おまけに、どうも最近やたらとお腹も空くんですけど、ホント、何で…。

ま、まさか…。
成長期?(をい)

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2009年8月20日 (木)

なんだかすごいなぁ。

相変わらず、よく寝ても眠い日々が続いております…。
ホントに1日10時間睡眠できるんじゃなかろうかという…。(汗)

というわけで、今日ものらりくらりな更新を…。(レッスン中は眠くならないので、それだけ(?)はちゃんとできているのが救いです…。)

ネットのニュースでなんとも壮大というか、ロマンティックというか、男性ならでは(永遠の少年)というか、ちょっとなごんだものが。

ダイバーが見つけた128年前の懐中時計、刻まれた名前をたどり子孫に返却。

そういえば今日は、別にこんなニュースもありましたね。
これも別の意味でかなりすごいなと。

結婚指輪を海に落としたNZ男性、1年4カ月かけ捜し出す

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2009年8月19日 (水)

すみません・・・。

うたた寝してました…。
で、電話の音で目覚めました…。

しゃべったので一応目は覚めましたが、既に0時を大きく回ってしまいました…。
とりあえず顔洗ってきます…。

今日も何人かの子たちは休みボケな感じが…。
一番ひどかったのは、4年の男の子がカタカナの「サ」を思い出せなかったことでしょうか……。(汗)

そして、今日だけで筆箱忘れてきた子が3人。消しゴム忘れが2人…。
そういえば、昨日はギャグみたいな場面もありましたっけ…。
2年の男の子が手提げから筆箱を出して、片方のふたをパカッと開けたらそこにはなぜか名前ペンが1本だけ。
「あれ~?」と言って裏側のふたをパカッと開けたらそこには赤鉛筆だけが…。
どっちもレッスンで使えないじゃん……。(苦笑)

ちなみに、うちの子たちの鉛筆や消しゴム忘れの確率はかなり高いような気がします…。
不思議なのですが、これはスーパーだとかスーパーじゃないとか関係なく、というか、むしろ超スーパー級の子なんて「忘れ物王」レベルですし、忘れ物をすることと算数の能力とはどうやら何の関係もなさそうです…。
う~ん…。

私も大事な予定をすこ~んと忘れないよう気をつけます…。

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2009年8月18日 (火)

今日の子どもたち

お盆休みが明けて、今日からまたいつものペースが戻ってきました。
ただ、お休みが木曜から月曜だったので、火曜、水曜の子たちはいつも通り週1回のペースのまま今日のレッスンだったわけです。

なので、休みボケしているのは私だけかなぁと思っていたのですが、なんでしょうか?他の習い事とかがお休みだったり、お盆でどこかに旅行に行っていたり、更にそろそろ夏の疲れもたまってきたりなのでしょうか?
今日は眠そうな子、イマイチ調子の出ない子が結構いました。
明日もそうなのかなぁ…。

私自身は、お昼頃強烈に眠かったのでちょっと心配だったのですが、子どもたちが来れば全然平気でした。
けど、ホントになんでこんなに眠いんでしょう…。睡眠時間自体は結構十分取っているんですけどね…。
寝ながら暴れまくってるんでしょうか…。(汗)

夏を無事乗り切るべく、なるべく早寝早起き、ちゃんとした食生活を…と思うのですが、言うは易し、行うは難し…。
なんとか少しでも実行したいと思います。

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2009年8月17日 (月)

お盆休み終了。

ほとんどテレビを見ない生活になって久しいので、新聞のテレビ欄すらもろくに見ないため、世界陸上が始まっていることには昨日、実家で気づき、そういえば、ネットのニュースでボルトがどうのって書いてあったなぁと。

というわけで、幸いまだ今日はレッスンはないので、ボルトの決勝を見届けて寝ようかなと、お布団に寝転がって本を読みつつ、一体いつになったら始まるのかわからない決勝を待っていたのですが、気づけば意識喪失…。
結局、結果はネットのニュースで…。(汗)

多分、朝テレビをつけたらワイドショーなんかでやってるんだろうなとも思ったのですが、リアルタイムで見たかったし、もう結果もわかってしまったので、結局見ずに今に至っています。

というわけで、やや夜更かししてしまったものの、一応普段の仕事の日ぐらいには起床し、ちょこっとだけ掃除や片づけをして、郵便局と銀行へ行き、その後出勤しました。

丸4日来なかったので、なんとなく久し振りな感じで、プチ浦島タロ子モードで明日の準備やら予習やらなんやら…。
まあ、適度なウォーミングアップにはなったかなと。

夏休みのレッスンも実質あと10日。(火曜から土曜があと2週なので。)
みんな、学校の宿題は順調に終わっているでしょうか?

宿題といえば、最近の親御さんはお子さんの宿題を結構手伝われるんだなぁと、お忙しいだろうにすごいなぁと思います。
塾に勤めていた頃から、中学生の子がお母さんが家庭科の宿題をやってくれるとか、感想文を手伝ってくれるとか、そんな話を時々耳にして驚いていましたが、読書感想文や自由研究をおうちの方が手伝うっていうのは、最近では結構当たり前のことなんですね?

私は子どもの頃、親に勉強しろとかあれこれ言われるのがすご~~く嫌だったので、記憶にある限り、宿題を手伝ってもらったとかいう記憶は全くないんですよね…。
それに、小学生のうちは聞けば教えてもらえるかもしれませんが、中学以降になってくると、聞いてもわからないだろうとも思っていましたし…。

個人的には、宿題は楽しいものではありませんでしたが、先生に怒られるのは嫌だという消極的理由で、一応やっていました。

まあ、教室の子どもたちのご家庭では、宿題やりなさい!!とお尻を叩いてもやらないような子はあまりいそうにないので、大丈夫かと思いますが、言ってもやらない子はそれで学校に行かせてみたらいいんじゃないのかな?と思ったりもします。
私のように、怒られたくなければ最終的にはするでしょうし。

って、こんな考え方、乱暴すぎますかね?
ただ、私は勉強は自分のためにするものだと思っているので、したくなければしなくてもいいんじゃないかなぁと思ったりするわけです。
それも、特に小学校の間は学校の成績なんてあってないようなものですし…。
怒られても平気だから、宿題やんないもん!というような子がもしいれば、それはそれで将来大物になりそうな気もしますし…。

さて、明日から8月後半戦。
がんばっていきましょう。

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2009年8月16日 (日)

ぐだぐだのうちに…。

結局、13日からお盆休みを頂いて以来、今日まで教室に行かず、大半を家でぐだぐ出してしまいました…。

まあ、初日は美容院で4時間でしたし、あまり意識していないもののどうやら夏バテ気味みたいでもありますし、数日はゆっくりしてもいいかとは思っていましたが、ろくに何もせぬまま、明後日からはまたレッスン再開です。
明日は明後日の準備や事務仕事などをしに、久しぶりに出勤予定ですが、こんなに教室に行かなかったのはお正月以来でしょうか…。

夏休みになってから、普段よりレッスンが増えたり、暑さでへばったりで、読書ペースがガタ落ちでしたが、この休み中、読書だけは多少したかなぁ。
読みかけだった本も含めると、一応6冊読了しましたので。

そうそう。全く関係ない話ですが、今日、ネットでニュースを見ていたところ、本当なのかどうかはわかりませんが、タイガー・ウッズに関する記事があり、読んでしみじみ感心というかびっくりというか…。

というのも、1日10時間睡眠、朝5時から10時間以上ゴルフの練習という生活なのだそうです。
そして、年間110億を稼いでいるそうですが、ベッドメイキングや車の洗車は自分で行い、食事はなるべく外食をしないそうです。

10時間睡眠にもびっくりですが、朝5時起きってことは晩7時には寝てるってことですか??
そして、練習が10時間以上って…。
ウッズさんは寝てゴルフして、顔洗ったり着替えたりご飯食べたりで、1日が終わるんですね…。

すごいなぁ…。やっぱり、すごい人は何か違うんだな。

でも、きっと、ゴルフが大好きなんでしょうね。
そうじゃなきゃ、年間に110億も稼いじゃったら、それも活躍は1年だけの話じゃないので、もう生活には困らないでしょうし、練習をちょっと減らして他のもっと面白そうなことを…とか考えてもおかしくないような気もしたりしますし…。

私が真似できるとすれば、10時間睡眠だけだな…。(をい)

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2009年8月15日 (土)

なんだかなぁ・・・。

子どもの頃からの年中行事のひとつにお盆の15日の精霊流しがある。
うんと幼い頃は、確か川の下流から海にそのままお供え物などを流していたような気がするが、さすがにそれは環境によろしくないということで、いつ頃からか、地元の有志の方なのだろうか(恥ずかしながら、相変わらず親についていっているだけなので詳しいことはわからないまま…)、お供え物やら初盆の方などは立派なお舟をこしらえて持ってこられたりするのやらを受け付け、お舟に乗せて海に向かって出て行ってくれるようになった。

まあ、そのお舟は送る人たちから見えなくなったところで止まり、そのあとは環境局の方の管轄になっているようだけれど、私たちとしては、お線香をあげ、お舟が出ていくのを手を合わせて見送るのが例年のことだ。

それが今年、何かの規制が入ったのか、近隣の方の苦情でもあったのか、事情はわからないけれど、例年、煙がもうもうと上がっているお線香を立てる場所から上がる煙が少ないように感じた。

そして、ふと目をやると、簡易で土が盛られた線香場の向こう側にまだほとんど燃え残っているお線香が大量に投げ出されていた。

そのとき、係の方らしい男性がこれまで聞いたことのないことを何度も繰り返しているのが聞こえてきた。

「今から火を消しますから、お線香は真ん中より西に立ててください。」

初めは何を言っているのかよくわからなかったが、何度も繰り返すその男性の手にはじょうろがあり、どうやらお線香の火を消そうとしているのだとわかった。
そういえば、お線香を立てるとき、雨でも降ったのかな?というぐらい土が濡れていたのだが、燃え残ったお線香も土が濡れていたのも、そういうことなんだなと理解できた。

しかし、問題はそのタイミングだ。
その男性は「今から」と言ってからも数分呼びかけ続けた。
ちょうどそのとき、私たちが預けたお供え物を積み終えた船が海に出て行こうとするときだった。
船は2艘の船が交代でお供え物などがある程度まとまったら海へ出る。

私たちがその場に行って、お線香を立ててから、船はまだ一度も海に出ていなかったのに、その男性は火を消すと何度も何度も繰り返す。
なんでこのタイミングなんだ?と内心なんだか腹が立っていたが、すぐ側にいた上品な感じの老婦人がつぶやくようにおっしゃった。

「なんで今消すのよね。お船が行ってからでいいじゃない。何のためのお線香なのよ…。」

本当にそうだ。
私は詳しくはわからないけれど、お線香を立てること自体、故人を送るための行為で、その故人がまだ海に出ないうちに火を消されてしまったら、一体何のためのお線香なんだろう…。

船が動き出す直前、とうとうその男性は水をかけ始めた。
じょうろでの作業なので、一度に全部が消えたわけではないが、あとほんの1、2分、どうして待ってくれないのだろう。

私は故人を送ると言っても、父方の方は私が生まれる前に亡くなられた方ばかりなので、直接知る人はいない。
直接知っているのは唯一、母方の祖父だけで、数年前までは祖母も一緒に来ていたが、足を悪くしてからは母がお供え物を預かって一緒に流している。

今日のこの場に祖母がいたら、さぞ悲しんだことだろうと思う。
新盆の方など、お見送りしている傍でお線香の火を消されていくのは、やはり悲しいことなのではないだろうか。

どういう事情で火を消すようになったのかはわからない。もちろん、何かのご事情があってのことなのだとは思う。
ただ、もう少しやり方はなかったんだろうかと、なんとなくすっきりしない気持ちでその場を後にした。

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2009年8月14日 (金)

難儀なところ

レッスンがお休みのうちにしっかり普段できない仕事を!とか思っていたのに、結局昨日は美容院4時間でぐったり。
今日もだらだらと過ごしてしまい、このままでは自己嫌悪に陥る!と気休め(?)に小一時間帳簿入力などをして、一応ちょっとは仕事したってことにしてもうこの時間…。

しかし、自分でも難儀やなぁと思うところで、できることなら変えたいもんだけど…と思うところがある。

まあ、変えたいところなんていっぱいあるんだろうけど、特に、もしこの弱点(?)がなかったら、自分の人生はもっとバラエティーに富んで楽しいものになっているのかもなぁと思うこと…。
(まあ、今の生活もそれなりに楽しいし、仕事しかしてなくっても、この仕事自体は大好きだから、悩んでいるわけではないけど…。)

それは遡ること小学生にまで至ってしまうのだけれど、私は昔っから電話がかなり苦手。
かかってきて話をするのは別に大丈夫なのだけれど、とにかくかけるのが苦手。
それは相手が気心知れた友人であってもダメで、小学生の頃、仲のいい友達に電話するだけでも心臓がばくばくしていたものだ…。

社会人になり、最初に立ちはだかったのは電話応対の壁。
初めは自分からかけることはほとんどなかったので、かかってきた電話は(お願いだから誰か取って…)と祈っていたのだけれど、しばらくして私が電話を取らないことに気づいた上司が「みんな電話取るな!あいつに取らせろ!」とのたまわれたため、スパルタ教育によりそれなりに克服。

お蔭で、かかってきた電話に出ることには緊張することはほぼなくなっているのだけれど、かけるのは相変わらずダメ…。

おまけに、もともと新しいことを始めるとか、知らない場所に行くとか、知らない人の集まりに参加するとか、そういう類も全部苦手。
ホントバカみたいに思われると思うけど、それこそ、美容院に予約の電話を入れるのさえ、迷い迷ってからだったりする…。

仕事でも、電話すればすぐに済む用件でも、メールでも対応できることならメールを優先してしまう。
はっきり言って、仕事ができる人、成功する人の部類には全く入れそうにない…。(苦笑)

先日、書店に行って、思わずタイトルだけで買ってしまった本がある。

「すぐにケータイをかけなさい!」

読んですぐに電話ができるようになるなら、行動を起こせるようになるなら、人生変わるだろうなと思って買ってみたけど、今のところほとんど成果なし…。

かけてしまって、相手につながれば、あとはそれなりにどうにかなるのもわかっているのに、どうしても最初のアクションを起こすのに恐ろしく時間がかかるし、仕事に関係ないことなら、結局そのままかけずに、何もせずに終わって行くなんてことも数知れず…。

どなたか、この難儀な性質の克服法ご存知ありませんか?(苦笑)

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2009年8月13日 (木)

20年目の「誤算」(休日ネタ)

以前にも何度かちらっと書いたような気がしますが、初めてパーマをかけてもらった美容師さんに、それ以来ずっと、その方のお店が変わっても付いてまわり、独立されてから今のお店も10年になられたそうで、年々予約は取りづらくなるし、そろそろ別の美容院を探すべきだろうか…と思い立ったのは今年の春の終わりごろだったでしょうか。

結局、一度だけ近くの美容院でカットをしてもらいましたが、そのお店には継続して行きたいとは思えず(技術とか接客に問題があったとかいうわけではなく…)、さて、どうしたものかなと思っていました。

で、今回、一応今日から月曜までレッスンはないので、さすがにこの間になら予約が取れるはず、これで取れなきゃ新しいお店を探しなさいってことだろうと、火曜日に電話。
その時点で金、土は既に予約いっぱい。今日木曜は16時のみ予約可能だったので、その予約を入れて、今日、実に1年ぶりに「いつもの」美容院へ行ってきました。

久しぶりなので、近況などぼちぼちお話していたのですが、とある話の流れで、先日私が行った「アヤシイ治療院」の話になりました。
で、その美容師さん、独立されて以降、経営のことやらスピリチュアルなことやら、色々なことを勉強しておられて、「アヤシイ治療院」の話では大盛り上がり。

そして、問題は私の髪へ。

20年、その方にしかパーマをかけてもらったことがないのですが、私の髪質はとにかくパーマがかかりにくいらしく、確かに毎回、普通だったらくるくるになるらしいロットで巻いてもらって、かなり強めのお薬を使い、時間も長めにとってもらっても、仕上がると、ふんわりくせっ毛風パーマに仕上がっていました。

まあ、私としてはその程度のパーマでいいと思っていたので、仕上がりに不満を持ったことはなく、その程度のパーマをかけるのに、かなりの時間を要することにほんの少し不自由を感じていたぐらいでした。

で、「氣」の話題に及んだのがきっかけで、美容師さんが初めは冗談半分に

「よし!じゃあ、今日は私も氣を入れるわ!」

そう言って、笑っていたのですが、ロットを巻き終わって最初のお薬をつけたあと、ちょっと真剣な顔になって、ホントかウソか頭に手をかざして「氣」を送っておられました。
(もちろん、普段はそんなアヤシイ美容院じゃないんです。極めてオシャレで落ち着けるとっても素敵な大きなサロンです。)

そのあとはまあいつものように中間のお薬、最後のお薬と塗布されて、しばらく待って終了。
ロットを外したとき、美容師さんが「あれ?いつもよりくるくるじゃない?まあ、流してみないとわかんないけど。」と。

その時点で、私にとってはいつもとあまり変わらない印象でした。
それに、そもそも、別にくるくるになりたいわけではなく、ふんわりして、少し髪にボリュームが感じられるようになればいいだけなので、これまで通りの仕上がりで何ら問題はないわけです。

そして、アシスタントの方に髪を洗ってもらった後、いよいよ仕上げ。
普段は忙しくて最後の仕上げはアシスタントの方がされることが多かったのですが、今日は美容師さんが仕上げもしてくれました。

ほどなく仕上がり、鏡に映った私は……。

「すごい!20年目にして初めてじゃない?」

美容師さんとしては、そのロットで巻けば本来こう仕上がるべきなのだという仕上がりをしたようです。
確かにいつもと違う……。

あの……頭くりくりなんですけど……。(汗)
今時、街でこんなにくりくりパーマの人って殆ど見かけないんですけど……。(大汗)

う~ん。
まあ、多分、自分で頭を洗って乾かせば、これよりは落ちて仕上がるはず…。
とりあえず数日子どもたちには会わないし、その間にきっとなんとかなるはず…。

確かに髪にボリュームは出たんですけどね…。けど、出すぎです…。(苦笑)
「氣」、恐るべし。

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2009年8月12日 (水)

仰天発言

うちの教室には、知る人ぞ知る、超個性的なある女の子がいる。
小さい子たちは普段その子と一緒になることはまずないのだけれど、たまにイレギュラーがあると遭遇することがある。

その子と出会った小さい子たちは、初めは面食らうのだけれど、そのうちその子に感化されてしまって、大人しかった子まで弾けてしまうほど、かなりの影響力の持ち主だ。

今日はその子とのレッスンがあったのだけれど、今日もまた予想だにしない発言を繰り広げてくれた。
中でも最もインパクトのあった発言。

彼女はこの先の人生、きっと幸せに生きていけるだろうと本心で思ってはいるが、残念なことに現時点での成績は……。(まあ、本人は気にしているんだかいないんだか、それはもうスバラシイ通知簿を持ってきて他の子たちにまで見せていたわけだけれど…。(汗))
そんな彼女は、小学校高学年で出会ったとき、既に算数に強烈な苦手意識があり、実際、算数に関してはかなりしんどい状況でもあった。

そのため、中学に上がって、彼女なりに頑張ってはいるのだけれど、文字が登場したあたりでますます混迷を深めてきている。
で、今日、文字式を使って関係を表す問題をやろうとしていたときのこと。

aとかxとかが出てくると、全く意味がわからなくなるらしい彼女に、とりあえず式を立てさせるには…と、文字の代わりにその問題文通りの関係になるような、実際の数を使った問題を作ることにした。

例えば、「a個の飴を5人にb個ずつ配ると2個余る」という関係を表すのに、aやbの代わりに「17個の飴を5人に3個ずつ配ると2個余る」という具合の問題に直し、まず立式させて、その後で文字に置き換えさせるということを何度か繰り返して、徐々に感覚をつかんでもらうというようなことをしたわけだ。

そういうのを何度か繰り返していたとき、文章の中で商と余りが同じ数になってしまったので、何の気なしに「ああ、同じ数にならんほうがええなぁ」とつぶやいて数を変えたときだった。
彼女がひとこと、こう言った。

「そんなん、高校で勉強するん?」

は?そんなんって??

「これはこんな風に教えたらええよとかって、高校で勉強するん?」

…………。
(いや、けど、彼女真剣…。(汗))

「なんでそんなん高校で勉強するんよ?高校は大学受験の勉強とか、卒業して就職するための勉強とか、そんな勉強するんやん?」

「へぇ~、そうなんや。じゃあ、そんなんどこで教えてもらったん?大学?」

…………。
う~む……。

「いや、どこでも教えてもらってへんよ?」

「え!?そうなん!?じゃあ、ほんまのカシコやなぁ!」

……………………。
ほめてくれてありがとう……。

そ、そうか…。こうして子どもたちに勉強を教える(という表現に抵抗があるけど…)方法はどこかで習ったと思ってたんだね、あなたは…。

というか…。
もしかして、最近の子は何でも教えてもらうのが当たり前という子も珍しくないのかもしれないなぁ…。
願わくば、そんな仰天発言をするのはごくごく限られた子だけだと信じたいけれども。(悩)

まあ、お蔭でかなりウケたけど。。。

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2009年8月11日 (火)

だんだん感覚がずれていく…。

教室を始めてから、それまでの「普通」がどんどんと変化している。

例えば、教室を始めるまでは、計算はできても文章題になると途端にお手上げになる子は決して珍しい存在ではなかったし、むしろ、計算は得意でも文章題は苦手という子どもは「普通」だと受け止めていた。

しかし、最初から教室で一緒に学んだ子どもたちを見ていると、計算だけ得意で文章題はお手上げという子に出会うことはなくなった。
そういう子と出会うとすれば、うちに来るまでにどこかで大量に高速反復学習などをしてきたような場合に限られている。
計算の意味をきちんと理解し、その上で計算ができる子たちは、文章題になったからと言って、お手上げになることはまずあり得ない。

また、以前は速さや割合といえば、子どもたちが苦手とする代名詞のような単元だったが、教室の子どもたちとその単元を一緒に学習するとき、とりわけその単元で苦戦をする子にはほぼお目にかかることがないし、特に速さの単元など、難しい部類に入りようがない。

そうやって積み上げてきた子たちは、うちのメインの教材が終わった後、普通の塾用のワークブックなどを持たせても、例題や解説なんて読ませずに、いきなり問題をやらせても大抵解いてしまう。

そして、私自身も、昔は新しい単元に入る前に、特に中学内容などは、さてここはどうやって導入するかな?どんな説明をすればわかってもらえるかな?と考えていたが、今は事前に問題を解いてみる以外はあまりあれこれ考えない。

問題を見て、これは多分解けるんじゃないかなと感じれば、「できると思うから、まあやってみて」と言うだけだし、どうかなぁ?ちょい微妙かなぁ?と感じれば、「できるんちゃうかなと思うねんけど、わからんかったら言って」と言うだけだ。(できないと感じるものをそのまま与えることはないので。)

まあ、もちろん、うちに来てくれていて中学内容まで進む子は、恐らく学校の基準では平均よりよくできる、もしくはかなりよくできるような子たちなのだろうから、どんな子にもその対応が有効だとは言わないけれど、どう説明しようか?と考えなくなり、素直な目で問題を見ると、あれ?これって何も言わなくても解けるよね?と思うものも少なくないように感じる。

というわけで、中1スーパーちゃんは相変わらず超ハイスピードで、うちに来るのはこれまでと変わらず週1回だけなのに、そして、もちろん学校の授業はあるし、運動部にも入ったのに、それでも順調に中2の標準より少し難しめのワークブックがどんどん進んでいく。

中学入学前の春休みに中1のワークを2冊終えたので、中2のワークは、定期テストなどもあるし、他教科の勉強は自分でしないといけないわけだし、2冊だとちょっと負担が大きいかなととりあえず1冊にしたのだけれど、4月から中2の内容に入って、今日の時点で多角形の内角・外角まで進んでしまった。(一次関数の応用まで全部済んだということ。)

普通の塾だと夏休みに中2生が一次関数の勉強をするぐらいだから、やはり結局1年以上進んでいることになる。
もちろん、この子を「普通」だとは思わないけれど(かなりよくできると思っているけれど)、多分私の感覚は色んなところで既にかなりずれているんだろうと思う。

でも、なんとなく、こちらが「これは簡単できっとできるよ」と言って与えると、子どもも「そうかな?」と思って取り組むような気がするし、「これ、苦手な子が多くて難しいところなんだけど…」と言って与えると、「難しいんだったらできないかも…」と思って、実際にできなくなってしまうこともあるような気がする。

そういう意味では、私の「普通」の基準がずれてしまっていることは、案外それはそれでいいのかもしれない。

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2009年8月10日 (月)

「教える」≠「説明する」

私は教室を始めてからこれまでずっと、「教えない」ということを意識してきた。
ただ、最近、「教えない」という表現はちょっと違うのかもしれないなと思うようになった。

これまで、私にとって「教える」は「説明する」とほぼ同義で使ってきたのだけれど、本来「教える」というのはもっと広い範囲のことなのではと気がついたのだ。

例えば、何かを実際にやって、それを子どもに見せることで子どもが学びとる、理解するということは、勉強に限らずいくらでもあることだろう。
それはやはり「教える」ということに違いない。

私たちの大人が子どもたちに勉強を「教える」場合、知らず知らずのうちに「言葉で説明すること」≒「教える」と思いこんでしまっているようなところが少なからずあるような気がする。
新しい単元に入るときなど、言葉による説明で「教える」という方法以外での導入をしている指導者の方は決して多くはないだろう。
私自身が習ってきた先生方のことを思い出しても、また、塾講師時代のほかの先生方のことを思い出しても、やはりかなりの部分が「言葉による説明」でなされていたように思う。

もちろん、言葉で説明されたものをきちんと理解して、それを定着させられる子もいるのだろうとは思うが、塾講師をしていた頃の子ども達を見ていても、説明されたことの定着率はしばしば恐ろしく低かったものだ。
おまけに、小さい子どもたちにとっては、言葉で説明されたことを理解するのは大人が思う以上にハードルが高いことのようにも思う。

だから、私が目指しているのは、正確には「教えない」ことではなくて、「言葉に頼らない」、「言葉で説明しない」ということなんだと思う。

言葉を使わなくても、「ちょっと見ててね」と言って、黙って問題を1問解いてみせたり、「どう思う?」と問いかけたりするだけで、子どもは理解してしまうことも少なくない。
どうしても説明しなければならない場合も、言葉は本当に最小限にして、それもスピードを意図的にゆっくりにし、話しているときに同時に何かをしてみせたりはしないように心がける。

もちろん、やってみせたりすることでさえ、必要最低限、子どもが考えるチャンスを奪わない程度にしなければいけないわけだけれど…。

もっともっと言葉を削ぎ落し、子どもたちの気付きを引き出したいなと思う。

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2009年8月 9日 (日)

今日の一日・・・。

今日は2週間ぶりのオフでした。
全く自慢できることではありませんが、土曜の晩はしばしば、自分の意思にかかわらず眠ってしまっていることが多いのですが、昨日も結局、多分1時過ぎかぐらいに意識を喪失したようで、電気もエアコンもつけっぱなし、網戸にもしていて、寒くて4時前に一度目が覚めました…。

着替えて顔を洗って寝直したのですが、次に目覚めたのは10時半頃。
一旦は起き上ったものの、パソコン触っているうちに再び睡魔に襲われ、ちょっと横になったら、再び意識喪失…。

次に目覚めたら13時半頃で、今度こそ起きようと思って、とりあえず新聞を取って、寝起きのお水を飲んで、再びパソコンに向かったらなぜかまた睡魔が…。
まあ、明日は仕事だし、今日はお天気もイマイチだし、お出かけするつもりもなかったので、またちょっとごろんと横になったら、三たび夢の世界へ…。

次に目覚めたら16時半頃でした……。(汗)

それでもまだ眠くて、ぼ~っとしたままだらだら、ぐずぐず。
またタオルケットを抱えてうとうと…。

ようやくシャワーを浴びて着替えたのは、もう18時になろうかという頃…。

その後、晩は実家に行ってきましたが、実は今も眠いのです…。(大汗)
う~ん…。
一体何で?

とりあえず、今週は明日から水曜までレッスンしたらひとまずお休みになるので、明日からまたがんばります。

しかし、なんぼなんでも寝すぎやろ、自分…。(汗)

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2009年8月 8日 (土)

夏休みも折り返し。

夏休みの時間割を見たら、どうやら今日で夏休み前半が終了したっぽい。
後半はお盆休みも頂くので、実質はもう半分以下になったということのよう。

今週はうっかり(?)日曜も月曜も仕事を入れてしまったため、2週間完全なオフなしになってしまい、どうなることかと思いましたが、子どもたちもがんばってくれていて、どうにか無事乗り切れました。よかったよかった。

土曜はいつものことですが、今も睡魔との闘いで、疲れのせいか何なのか、今日のある検索ワードがつぼに入ってしまい、ひとり大ウケ。
けど、なんでこの検索ワードでうちに辿り着かれたのかしらと、それもかなり不思議…。
そんなこと書いたのかなぁ?私…。

つぼに入ったワードはこちら。

「ファスナーにひっかかった服を取る方法」

もちろん、お調べになりたかったであろうことはわかるのですが、疲れた私の頭に浮かんだのは……。

ファスナーにびろ~んと服がぶら下がっているイメージでした……。(をい)

明日はオフ。
来週は水曜までレッスンをさせて頂き、13日木曜から17日月曜までお休みを頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2009年8月 7日 (金)

関係なさすぎる話ですが…。

暑さのせいか、歳のせいか、最近この時間にはどうも頭が働いておらず、まともなことが書けなくてすみません…。

まあ、なんというか、長期休みになるとしばしば感じるのですが、大半の子が学校のある時期より調子がいいんですよね。
で、レッスンも平穏に過ぎることが多くて、終わると、今日もみんながんばったな~みたいな感じになってしまうというか…。

というわけで、今日も極めて関係なさすぎの、どうでもいい話なのですが……昨日の晩、目に飛び込んできたニュースのこと。

ここ数日、芸能人が事件で世間をにぎわせていますが、それより何より、昨日報道された訃報。
大原麗子さんがお亡くなりになられ、それも、恐らく2週間ぐらい前とみられるというニュースにとにかく衝撃を受けました。

私自身、ほとんどテレビを見なくなって久しいので、最近は誰がテレビに出ているのか出ていないのか、ほとんど把握していないのですが、それでも、大原麗子さんといえばある年代以上の方なら大半の方が知っているであろう大女優さん。
その方が孤独死されて、発見されるまでに2週間もの時間が経過していたということは、やはりかなり衝撃的でした…。

もちろん、毎日そんなことを考えているわけではありませんが、私自身、ひとり身ですので、やはりたまに頭をよぎるわけです。
今は幸い両親も健在ですし、週1回は実家に顔も出していますので、まあ、最悪1週間で異変には気づいてもらえるかなとは思いますが、もし仮に月曜だったら、いつ誰が最初に気づいてくれるんだろう…とか、そういうことをたまに考えてしまったりします。

連絡なしにレッスンを休んだら、恐らく保護者の皆さんがおかしいとは思ってくださると思いますが、私の実家の連絡先をご存知の方はいないわけですし、どういう状態になるんだろうなぁと。

まあ、考えても仕方のないことなので、いつも途中まで考えて終わるわけですが…。(苦笑)
う~ん…。皆さんに緊急の連絡先をお伺いしているように、私の緊急連絡先もお知らせしておくべきでしょうか?
………。

ふざけているわけではないので、お許しを…。

大原麗子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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2009年8月 6日 (木)

考えてみれば…。

今日のとあるレッスンで、ひとりの女の子がランドセルを背負ってきた。
その姿を見て、「あれ?学校あったの?」と尋ねたところ、一緒にいらしたお母さまが、少し苦笑しながら、今、外で別の女の子のお母さんにもそう尋ねられたとおっしゃった。

うちに来るときに「なんか懐かしい」と言って、学校があったわけではなく、純粋にランドセルをしょってレッスンに来てくれたらしい。

そのときは、まあ、なんて可愛いんだろうと思って聞いていたのだけれど、考えてみれば、「ランドセル」は学校に行くときしか使ってはいけないなんて決まりはないんだよなと。
そもそも、ランドセルってのはなんだろう?
丈夫でものの出し入れがしやすく、両手が空いて安全でもあるっていうようなところから作られているんじゃないかと思うのだけど(違っていたらゴメンナサイ…)、だとしたら、小さい子がお勉強やらピアノやらの習い事にランドセルを持っていってもいいんだろう。

まあ、さすがにスイミングとかバレエとかそういう(本や筆記用具などが必要ないような)習い事にランドセルはどうかと思うけど。(笑)

彼女の豊かな感性にちょっとほのぼのさせてもらった出来事だった。

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2009年8月 5日 (水)

「あ、そっか!」

子どもたちとレッスンしているとき、何かのきっかけで「あ!」とか「あ、そっか!」とか声が出ることがある。
特に男の子に多いような印象があるが、何かを考えていて、パッと線がつながったようなときに、思わず声が出る。
そして、そういう声が出たときには、とてもすっきりした生き生きした表情になり、そのあとに出す答えはほぼ確実に正解している。

今日はある2年生の子とレッスンしていたとき、その子はセンスはあるのだけれど、なかなかナイーブで、何かしている途中に声をかけると怒ってしまうことも少なくないので、声をかけるタイミングがなかなか難しい。
もちろん、考えている途中にさえぎるつもりはないのだけれど、難しそうにしているときなど、ほんのちょっとのきっかけで閃くはずなんだけどなぁ…みたいに思うと、声をかけたいんだけど、考えてるし、う~ん、どうしよう…とタイミングを計る。

その子は今は掛け算をしているのだけれど、九九の暗唱はまだしておらず、本人が断片的に覚えている部分と、数を順に足していきながら数える作戦(?)とで答えを出している。(例えば、9の段とかはなんだかすごいスピードで、9、18、27、36・・・・・と唱えられるらしい。)

で、「7×4」を考えていたとき、レッスンも中盤を過ぎて少し頭が疲れ始めていたこともあるのか、7、14の次でちょっと考え込んでいる。
でも、考えているときに声をかけるとしばしば怒られるのでちょっと躊躇ったものの、まだ答えが出ないようだったので、「なあ、7×2はなんぼ?」と尋ねると「え?14」と答えたので、指を2本立てて(Vサインをして)「7×2は14やんなぁ?じゃあ4もわかるやん。」と言って、もう片方の手も出してダブルのVサインを見せた。
すると、「あ!」と言って、さっさと「28」と答えを書き込んだ。

今日のレッスン中に何度も×2の倍だとか、×2の3倍、×2の倍の倍など、指のサインだけでぱっぱと答えを出す姿を何度も見た。
頼もしいなぁと思って、その姿を眺めていた。

そして、別の時間。
ここしばらく、微妙に不調が続いて、若干自信喪失気味だった4年生の子が、前回はちょっといい感じになってきたかな?という感じだったが、今日は更に調子が戻ってきたようで、分数の同分母の計算をしていたとき、プリントの最初の「1/5+1/5」の式について、「5分の1と5分の1があったらなんになる?」とだけ尋ねてみた。
「え?5分の1が2個。」と答えたので、「ってことは答えは?」と言うと、「あ。」と小さく言って「2/5」と答えを書いた。
その1問さえ確認すれば、足し算も引き算も1より小さいものならなんの説明も不要だった。

次に、「1-2/5」という問題が出てきた。
そこでちょっと考え込んでいたので、プリントに丸を描いて、「これから5分の2取ったらどうなるん?」と尋ねた。
初めは、それを5個に分けるのにえらく苦労していたが、しばらく黙って見ていると、ようやく5個に分けることができ、そこから2つ取り、説明しなくてもきちんと「3/5」という答えを出すことができた。
そして、次の同じような問題を見た瞬間、「あ!そっか!!」とはっきり力のある声が出た。
そこからは図を描かなくても、すらすらあっという間に6、7問を解いてしまった。
きちんと自分で理解した彼の表情はすっきりすがすがしかった。

もっともっと子どもたち自身の「あ!」という瞬間に出会えるよう、不必要な手助けをせず、どこまでが必要かの見極めをもっとしっかりできるようになりたいと思う。

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2009年8月 4日 (火)

なんか感心。

書きたいことはぼんやりといくつもあるのですが、どうもそれを考えてまとめ上げるところまでいかぬまま、毎日が過ぎております…。(汗)

で、結局今日もかなりどうでもいいことを書いてしまう私…。

ホントにかな~りどうでもいいことなんですが、思い浮かべていて、ああ、なんかうまくできてるなぁ、10進法考えた人ってすごいなぁ、と最近改めて思ったというお話。

教室の子たちとレッスンをするとき、1~9まではドットを1個、2個と数えますが、10連なると細長くなるので、10は1本、2本と数えます。
で、それを10本並べるとシート状になるので、100は1枚、2枚と数えています。
そして、今使っているドットは厚紙なので、10枚重ねるとひとまとめにして1束、2束と数えることになっているのですが、これをモンテッソーリではビーズを使って学ぶようですね。
ビーズだと、もっとリアルに、「点」が「線」になり、「線」が「面」になり、それが「立体」になる変化を感じられるだろうなと思います。

で、もしこれがキューブだったら、もっとリアルだし、おまけに、その先を考えると、同じ規則の繰り返しになるんだなって、それを体感できたらちょっと楽しそうだけどなぁと思いました。

キューブ1個1個を1個、2個…と数え、それを10個並べてくっつけた棒状のものは1本、2本…と数える。
そして、それを10本くっつけると正方形の板状になるので、1枚、2枚…と数え、それを10枚重ねると、体積が1000倍になったキューブに戻るのですよね。(最初のキューブ1000個分のかたまり。)

で、その1000のキューブを10個くっつけると、また棒状になり、それを10本くっつけると板状になり、更に10枚くっつけるとまたキューブになる。

あ。これって、経理などで使う3桁ごとにカンマを打つルールにぴったり当てはまるんですね?!
ということは、英語圏の子どもだと、これをリアルに体感できるんですね?もしかして。(って、3桁ごとの数え方って英語圏でしょうか?(ちょっと不安…))

そっかぁ。日本の4桁ごとの区切りではイマイチ感動が薄いなぁ。(苦笑)

まあ、リアルに体感といっても、がんばってもキューブを1000個も10000個も用意できそうにありませんから、実際試してみるのはなかなか難しそうですけど…。
それこそ、今だったらCGとかでどんどんくっついて巨大化していくさまを見られると、それはそれで楽しいかもしれませんが。

というわけで、極めてど~でもいいことを書いてしまってすみません…。(汗)

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2009年8月 3日 (月)

あらら・・・。

さいきんときどきこのげんしょうになやまされているのですが、もうひづけがかわりそうだっていうのに、ひらがなとカタカナしかひょうじされません・・・。

へんかんがはたらかないんですよね・・・。
どうにもならないときは、べつがめんでうってからコピペしてるんですけど・・・。

きょうはまたもうひづけがかわるので、とりあえずUPします。

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2009年8月 2日 (日)

とりとめもなくつらつらと…。(休日モードにつき)

今日は昼イチに来客があって出勤はしたし、結局なんだかんだ19時過ぎまで仕事してしまったものの、子どもたちとのレッスンはなかったので、気分的には休日モード。

子どもたちのことは大好きだし、この仕事は本当に本当に好きだけど、やはり週に1、2日は子どもたちと接しない日も必要なんだなと思う。

休日はだらだらしていてもあっという間に過ぎていくのが常だけど、出勤してもやっぱりあっという間に過ぎてった…。(汗)
もう8月だもんなぁ…。

そういえば、最近ちょっとおかしなことがある。
まあ、もともと、教室が小さい上に子どもと小さな机をはさんで向かい合っているので、意図せず子どもの足が当たったり、踏まれたり、時々はそれがきっかけになって、わざと足をすりすりしてきたり、ふんづけようとしてきたりする子はいるにはいるのだけど、ここ最近、そういう子が妙に多い…。

この暑い季節。私も素足だし、子どもたちも素足の子も少なくない。
いくらエアコンをつけているからって、ガンガン冷やしているわけではないから、足をあっためたいとか、誰かにくっつけておきたいとか、そういうのはどっちかっていうとちょっと…と思うような季節のはず…。
なのに、ここ最近、なぜか必ず1日に1人か2人、そうやって足をすりすりしてくる子がいるんだよなぁ…。なぜだ?(苦笑)

更にど~~~~~~~でもいい話。
私はもともと子どもの頃から天邪鬼なもので、流行りを追うのがイヤで、みんながしているとしたくない、みんなが持っているとほしくない…というようなまま今に至っている。
まあ、正確には、流行物に興味がないというよりは、自分がいいと思うものにしか興味がないというのが正しいのだけれど…。

で、まあ、これもかなり若い頃、まだ高校、大学ぐらいの頃だろうと思うけど、こんな服がほしいな~とか、こんな靴がほしいな~とかぼんやり、もしくはクリアにイメージして街に出ても、イメージしているようなものに出会えたためしがほとんどない。
そのたび、自分のほしいものは街にはないんだなと改めて感じてこれまできたのだけど、この夏、ふと、ああ、こんな感じのサンダルかミュールがあったらいいかも~と思った。
そのイメージは、自分の中では(ああ…けど、それって流行りにかぶりそうだよなぁ…。けどまあいいか。今回は靴屋さんに行けばいくらでも見つかりそうだな。)と思っていた。

さて、早速教室近くの靴屋さんを覗くも、思うようなものはなし…。あれ?絶対あると思ったのに???
別の日、隣の駅のショッピングセンター内の靴コーナーを覗くも、やはり思うようなものはなし…。あれれ??
更に別の日、三宮で何軒か靴屋さんを回るも、どこにも思うようなものはなし………。え………。
そして本日、用事もあって、仕事を終えた後三宮の百貨店に行くも、やはりなし……………。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

どうやら、やはり私は流行と明らかにずれているようです…。(汗)

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2009年8月 1日 (土)

もう8月。

あっという間にもう8月。
というか、どう考えても毎日の過ぎる速さが尋常じゃない気がします…。
ついこの前、(うわぁ、もう7月!1年の半分終わっちゃったよぉ…)と思って焦ったのに、既にそれからも1ヶ月が過ぎてしまいました…。

夏休みに入ってから、イレギュラーが多く、毎日予定表を見直さなくては、その日に誰が来るのか把握しきれない状態で、いつしか曜日の感覚までおかしくなったりもして、今週はなぜかずっと1日曜日が進んだ感覚のまま金曜まで過ごし、今日でようやくズレをリセットできた感じです。

しかし…ちょっと予定外の予定(?)が入ってしまい、短時間とはいえ、明日も明後日も出勤になってしまいました…。(汗)
まあ、家にいてもただひたすらにだらだらしているわけですから、いいんですけど、まだ夏休み前半なので、体力は温存したいものだなと。(苦笑)

今日はもう思考能力がないので、こんな更新ですみません…。
来週からは今週に比べたら少しだけ余裕ができる予定なので、もうちょいまともなことも書けたらいいのですが。。。

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