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2009年7月 8日 (水)

長さを測る

子どもたちとレッスンをしている中で、長さの単元を学習するとき、単位換算が苦手な子の中に、長さの感覚が身についていない子が少なからずいる。

教室で初めて長さの学習をした子などは比較的スムーズに行くことが多いけれど、学校などで先に長さの学習をしたことのある子や、数量感覚が身につきづらい子などで、単位換算をごちゃごちゃにしてしまうような子に「1センチってどのぐらい?」と尋ねると、いきなり両手を出してその幅で表そうとする子がいたり、どう見てもそりゃ10センチはあるでしょ?とか、近いとはいえ3センチはゆうにあるよね?とか、そんな感じの子がほとんどだ。
1ミリを尋ねてもやはり1センチ近くあるような子もいる。

換算が苦手な子の場合、尋ねる直前に定規などを見て、長さを計った後だったりしても、平気で全然違う長さを示す子も珍しくはない。

結局、興味・関心があるかないかの違いなのかもしれないけれど、実際の感覚がないのであれば、仮に3センチ5ミリと5センチ8ミリを合わせて9センチ3ミリと答えられたとしても、それは「1センチ=10ミリ」ということを覚えて使っているだけということも大いに考えられる。
覚えて使っているだけなので、ここにメートルやキロメートルまで混ざってくると、たちまち大混乱。どれが10倍でどれが100倍でどれが1000倍だったか、あやふやで、巷では珍しくない「単位換算の苦手な子」になっていく可能性は高い。

教室ではわかっていない子には定規や巻き尺を実際に見せて考えてもらったりもするのだけれど、例えば、学校で長さの学習をするのに合わせて、ご家庭で色々なものを計ってみてはいかがだろう。

ということは以前にも書いたことがあるが、より実感するのには、自分の体の色々なところを計ってみるというのもいいのかもしれないなとふと思った。

例えば、自分の体の中でぴったり1ミリ、1センチのところを探すとか、1メートルだと自分の手を広げたどこからどこまでの長さだとか、足のサイズ、てのひらのサイズ、爪のサイズなど、色々な部分を計ってみれば、自分の体なのだから、少しは印象に残りやすくなるのではと思ったりする。

特に、ぴったり1ミリや1センチの場所を探すのは結構大変かもしれないので、その分印象にも残りやすいのではないだろうか。
(1ミリだと、今思いつく、目につきやすく測りやすい場所で可能性のあるのは、指の間接のしわとしわの幅とかだろうか…。)

長さの換算があやしそうだなとお感じであれば、ためしにやってみられては?

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