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2009年7月13日 (月)

教えないでいい方法を考える

教室を始めるまでは、子どもたちに「いかにわかりやすく教えるか」ということをいつも考えていた。
教室を始めてから、「教えない」ということを肝に銘じ、日々、それを意識してやってきたけれど、一緒に学ぶ子どもたちが増え、子どもたちの性格や能力もバラエティーに富むようになり、ただ同じように「教えない」ということでは対応できないことも感じている。

そんな中、今いつも考えるのは「いかに気付かせるか」ということ。

先日来、「小数の割り算 余り 小数点の位置」などの検索ワードでこのブログに辿り着いてしまわれた方が何方かおられたようだけれど(お役に立たなかったのではと恐縮だが…)、ちょうど先日、ある高学年の子と小数の余りのある割り算をやった。
その子は算数のセンスはかなりいいと感じる子で、特に説明しなくてもそれなりに計算してしまえるだけの力はある子なのだけれど、まずやってみてもらったところ、4問中3問、余りの小数点の位置を間違えていた。

ここで、点の打ち方を説明するのは簡単だ。ただ、なぜそこに打つのかを理解しなければ、同じ間違いを繰り返す可能性は少なくない。
だから、そういうときも、何らかのアプローチをして、本人に気づいてもらう方法を考える。

まずは、うっかり間違いの可能性があるので(1問は合っていたので)、余りが違うことを伝えたが、もう一度解き直しても、なぜ違うのかぴんと来ていない様子。(余りがない場合、両方の数を10倍なり、100倍なりして、割る数が整数になるようにして考えるということは既に学習済みだったので、そうやって解いていた。)

そこで、「じゃあ、これとこれかけてみて。」と、割る数と商をかけてみてもらった。
すると、自分が書いている余りだと、計算が合わないことに気づいた。
「あれ~?なんでや?」と言いながら、少し考えている。もう1問、同じように確かめてもらうと、やはり余りがおかしいということはわかり、元の式をじっと見ている。

そして、ほどなく、「あ~、そうか!」と言って、計算の際、小数点をもともとの位置から動かしたことに気づいたようだった。
その後、一応の確認で「ここ10倍したら、余りも10倍になってるもんなぁ。」というと、「ほんまや、そうか!」と納得した様子。

なぜ違うのか、どう違うのか、そういうことも、できる限り本人に気づいてもらえるよう、どう言葉かけをするか、それを考えるのが今の自分の大切な役割なんだろうと思うので、もっともっと引き出しを増やしたい。

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