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2009年3月31日 (火)

え…?

戻りました。
昨日今日と本当に好天に恵まれ、移動中の車は暑いぐらいで、夜はさすがに少しひんやりでしたが、朝の露天風呂はかなり気持ち良かったです。
昨日は約束の時間に遅れたらどうしようと気にし過ぎていたのか、寝たのが2時だったのに朝6時に一度目が覚め、寝直したものの結局目覚ましが鳴る前、7時半になるまでに起床。

途中で眠くなっても今日はレッスンじゃないからと思っていましたが、結局晩まで眠くなることもほとんどなく、晩は食事後に昨日のブログに書いた通り、色々算数・数学談義などをして、23時前にお開き。
お二人はもう休まれるようだったので(運転などもされていましたし、乗せて頂くだけの私より遥かにお疲れだったことと思いますので…)、ひとりでブログを更新し、温泉に入り、なんとあの後、こちらにいるときにやらねばやらねばと思いながらもなかなか進まなかった仕事を1時間ほどして(他にすることのない状況がよかったのかも…。)結局1時過ぎに就寝。

なのに、まあ、普段も自宅以外ではあまり熟睡できないのか、旅先などでは早く目覚めるのですが、今朝もアラームが鳴るよりずっと早く6時頃一度目が覚め、寝直し、けど、結局何度も目が覚め、7時過ぎに起床しました。

ずっとできなかった早起きが2日連続できました…。(汗)

その後も色々と仕事のお話を聞いて頂いたり、色々教えて頂いたりして、あっという間に時は過ぎてしまい、名残を惜しみながら本州の西の端から帰路につきました。

本当に有意義で楽しい時間を過ごさせて頂きました。お二人の先生にも本当に本当に感謝しています。(唯一の女でありながら、おまけに最も年下でありながら、確実に一番気を遣っていなかった私…。(大汗))

ただ、ひとつ不安が…。

新潟の先生はお話されるとき、私からするとほとんど標準語に近い言葉で話をされるのですが、私は多分中学生の頃の友人の影響なのかなと思っているものの、標準語や関東弁をしゃべる方と話をするときには自然とそのしゃべり方になってしまうので、私の関西弁を聞かれたことはあまりなかったのです。

で、私としては極めて日常的な子どもたちとのやりとりなどをお話していただけなのですが、話が済んで少し経ってから、かなり尋ねづらそうに恐る恐る「いつも子どもたちにあんな言い方するんですか?」と。

ん?何のことだっけ??全く心当たりが…。
お尋ねし直しても、やはり私にとっては極めて日常的な会話しか思い当たることが……。(大汗)

「そんないい方されたら、子どもたち怖がりませんか?」

え…?(がが~~ん)

ですが、やはりいくら考えても思い当たることが……。(悩)

まあ、その後もうひとりの関西ではないけれど、西日本在住の先生にそのお話をしたら、「西の方じゃそれは普通」との意見だったので、少し安心しましたが…。

新潟の先生曰く、関西弁はや○ざか漫才かってイメージが…とのことでしたので、怖いか面白いかしかないとなると、「やさしい先生」と比較される「めがねの先生」の私としては、必然的に前者になるってことなんでしょうけど…。(汗)

それにしても……。(う~ん)
他県の方や大人の方に間接的にどう受け取られてもまあいいとして、教室の子どもたちの中で本気で怖がってビビっている子がいたらどうしよう…と、そのことだけが不安です。(苦笑)

ま、もともと、にこにこしながら、「こっち(私のこと)はこわいで~!」とか子どもに言われてしまうヤツですから、怖いということは否定できませんがね…。

さて、たっぷりリフレッシュもできましたし、もう明日からは4月ですから、しっかりがんばります。

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2009年3月30日 (月)

現在本州の西の端にいます。

もともと、今日明日は3月の5週目でもあり、年度末でもあるので、通常レッスンを入れていませんでしたが、普段大変お世話になっている先生方とのご予定がうまくあったこともあり、遥々本州の西の端の方までお邪魔しています。

といっても、今日の宿泊は温泉宿。久しぶりになんとなく旅行気分を味わい、美味しい料理を堪能し、このブログを更新したら、ひとりで再び温泉に入ってくる予定です。
仕事がらみとはいえ、こんな風に泊りがけで遠出したのはかなり久しぶり。いつ以来かな・・・と思ったら・・・あ・・・・・・去年の5月、例の事件の翌日東京にこれも完全に仕事がらみでですが、行って以来のようです。

つい先ほどまで先生方と算数、数学談義。高校数学の話になると私は完全に蚊帳の外でしたが、色々有意義な時間を過ごさせて頂いています。
明日はこちらの先生の塾にゆっくりお邪魔して再びあれこれ仕事にまつわるお話をすることになるだろうと思います。

こちらはもう桜が満開かなってぐらいに咲いているところが多く、また、今日はとてもいいお天気だったので、リフレッシュしています。(といっても、仕事自体も好きでやっていることなので、ほとんどストレスはありませんけど。)

先日ちらりと書いた、立方体の展開図のどの頂点とどの頂点がくっつくかという話で、私の考え方をお話したら、私など足元にも及ばないお二人が感心してくださいました。(笑)
このお二人には本当にお世話になっていますが、もともと対象としている子どもの層はみんなバラバラですから、そういう意味でも新鮮というか、普段の私にはない視点、発想みたいなものを教えて頂けてありがたいなぁと思います。

明日には神戸に戻る予定ですが、明後日はもう4月!!
気合入れて新年度準備をしなければ!(汗)

今日は温泉宿のコンピュータールームってとこから、貸切状態での更新でした。
では、温泉に行ってきます。(笑)

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2009年3月29日 (日)

反省…。

明日、明後日と仕事らしい仕事はできないのは確定しているので、今日はちょっと仕事せねばと思っていたのですが、結局だらだらぐずぐずしてしまいました…。(大汗)

だらだらしてしまったため、これと言って話題もないのですが、なんとなく面白いなぁと思うことが。
本は大半をネット買いしてしまうのですが、その際、タイトルが気になったり、他の先生方がブログなどで取り上げておられたり、過去に買った本などをもとにネット書店がお勧めしてくれるものだったりという感じで購入することが多く、小説を読むことはかなり稀ではありますが、それ以外は別にテーマをしぼっている意識はあまりありません。

それなのに、なぜかこのところ、読む本読む本、つまるところ同じことを言ってるよね?という状態が続いている気がします。
不思議だなぁと。(読み終わっているのにご紹介できていない本が結構溜まっています…。(汗))

そして、もうひとつ面白いもんだなぁと思ったのが、昨年の春、ある発達障害に関する本を買いました。
読みはじめたものの、どうもなかなかペースが上がらず、おまけに5月に一度あの事件で私の元からなくなり、その後戻ってきたといういわくつきの本になってしまいました。

捨てるのもなぁとなんとなくそのまま置きっぱなしになっていて、でも、全然手に取ろうと思えぬままかなりの時間が経ちました。
その本を偶然先日、いつもお世話になっている先生がブログに取り上げておられて、ああ、私も持ってるけど、きっと読み終えないまま積読になるんだろうなぁと思っていたのです。

なのに、昨日、読んでいた本を読み終わり、なんとなく手に取ってみたのです。(ちょっと気になることもあったからだろうと思いますが。)
すると、なぜあんなにも進まなかったんだろう?というぐらい、どんどん読み進んでいくのです。なんでもっと早く読まなかったんだろうなと思ったりするほどで…。

きっと、買ったときは私にはまだ本当の意味で必要な本ではなかったのかもしれないなと、なんとなくそんなことを考えました。
9ヶ月近く積まれたままだった本を昨日今日でほとんど読み終えようとしていますから。

人との出会いにも不思議なご縁を感じることがありますが、本との出会いにもそういうことがあるのかもしれないな。
そんなことを感じた日曜でした。

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2009年3月28日 (土)

ひとまず

今日で今年度の通常レッスンが終了しました。
30、31日はいつも大変お世話になっている塾長さんの塾(本州の西の端の方)へ教材などのご相談を兼ねて足を延ばしてきますので、教室での仕事はできませんが、新年度までにまだまだやらなければなことがたくさん残っていますので、明日は出勤かなぁと思っているところです。

30、31日は教室にはおりませんが、この分だと1日は出ないとまずそう…。
そして、2、3日には振替レッスンがなんだかんだ結構な数入りそうです。まだお時間の最終のご連絡を差し上げていない方はもう少しお待ち頂けましたら幸いです。

それにしてもここ数日、連日かなり冷え込んでいますね…。
本州の西の端だったらここよりは少しは暖かいでしょうか…。

あっという間に3月も終わろうとしています。
既に1年の4分の1…。
全く、早過ぎますね。

新年度は色々変更になることもありますが、また気持ちを新たにがんばっていきたいと思います。

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2009年3月27日 (金)

算数の文章題

教室を始めるきっかけとなった先生と教材(学習法)に出会ったとき、その先生がおっしゃった言葉で、その当時はかなり疑っていた言葉がある。
過去にも何度か書いてきたことだけれど、その先生はこともなげにおっしゃった。

「文章題なんてできて当たり前です。」

私はそれまで何年間も、計算はできるのに文章題になると途端にお手上げになってしまう子を数えきれないぐらい見てきたし、子どもたちの多くは文章題を苦手としているという認識をしていた。
だから、その先生の言葉は信じられなかったし、内心、その先生のところには経済的にもかなり余裕がおありで、教育熱心なご家庭のご子息が、まだ3つや4つの頃から通われているので、そういう子たちしか見ておられないから、ごく限られた子どもたちのデータなんじゃないかとうがった見方をしていた。

まあ、確かに教育熱心なご家庭のお子さんであれば、大抵の場合ある程度よくできる子が多いようには思うけれど、だからといって、「文章題ができて当たり前」という言葉はそれまで私が出会ってきた子どもたちを見る限り、どうしても素直に納得できるものではなかった。

きっと、今でも世の多くの先生方、そして親御さんたちが、以前の私と同じように「子どもにとって文章題は難しいものであるようだ」という認識をしておられるのではないかとも思う。

しかし、今うちの教室にはスーパーな子もいれば、正直なところ、現段階では算数はしんどい状態の子もいる。
それでも、「計算はできるけど文章題になるとお手上げになる」というパターンの子は全くいない。
もちろん、うちに来てくれるまでに既にその状態が出来上がってしまっている子の場合、その状態から抜け出すまでにかなりの時間がかかることはあるし、学年が上がっていると、完全に抜け出すまでには至らないこともある。

ただ、普通にここでスタートしてくれた子たちで、「計算だけができる子」というのは現状皆無と言っていいだろう。

算数がしんどい状態の子はただの計算でもかなりがんばって解かなければ解けないが、それが文章題になったからますます難しそうにするかというとそんなことはないし、スーパーな子たちは計算もできれば当然文章題もできる。

その姿を見ていると、「計算だけできる」という状態は明らかに何か異常な状態なんだろうと思うようになった。
特に、単純計算は極端に速くできるのに・・・というパターンは、本来子どもたちにやらせるべきではない学習をさせ続けた結果生じているということは、ほぼ間違いないのではと思う。

もちろん、全ての子どもに当てはまることではないと思うが、もし文章題になると極端にできなくなる子がいたら、その子のそれまでの勉強の仕方を振り返ってみてほしい。
小さい頃からゆっくりじっくり考えることなく、量をこなすことで計算スピードを上げてきたというのであれば、文章題ができないのは恐らくその影響だろう。

少なくとも、小さいうちに間違った学習をさせ続けなければ、「文章題だけ苦手」という風にはならないものだと今は自分でもそう思える。
さすがに子どもの能力も興味の対象もそれぞれ異なるから、「文章題はできて当然」という表現は微妙だけれど、少なくとも、本当の意味で計算ができる子は文章題はできるのが普通だし、文章題で苦戦する子は計算でもそれなりに苦労しているものだ。
今の私はそう思っている。

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2009年3月26日 (木)

印象深いひとこと

去年の春から通ってくれている1年生の子がレッスン中、ふとこんなことを言った。

「○○○の先生、こんな風にストップウォッチ持って時間計るんだよ~。コワイコワイ。1回行ったけど、ぜったいやだ~!と思ってやめちゃった。ここは安全場所!」

うちに来てくれる前に某教室に体験に行ったというお話は聞いたことがなかったので、へぇ~という感じではあったけれど、1回の体験でストップウォッチで先生が時間を計る姿を見て「怖い」と感じたその子の感覚に少し驚いた。

もともと、その子は幼稚園のとき、私が素晴らしいと感じている幼児教育をしている園にいたと伺っているので、そこで過ごした経験が、スピードを求める教育に恐怖を感じさせているのかもしれないけれど、まだ小さな子がその学習法を怖いと感じ、自ら避け、速さを求めないこの教室を「安全場所」だと言ったことに感動さえ覚えた。

スピードを求め、競争することが好きな子ももちろんいるだろう。特にゲームや勝負事が好きな子なら、ストップウォッチで時間を計るなんて言えば、ノリノリで頑張っちゃう子もいるだろう。
あるメルマガで家庭学習にその方法を提案しておられるのを読んだこともある。

けれど、みんなが競争が好きなわけではない。
そして、早くやりたくてもできない子だっているし、早くやるよりじっくり味わいたい子だっているのだ。

塾や教室なら、まだ、それぞれの子が自分の「居場所」を選ぶこともできる。
けれど、学校で先生がストップウォッチを構えてしまったら…。
学年が上がってくればまだしも、小さいうちからスピードを競い、早いことが賢いことという基準を子どもたちが持ってしまうことが怖い。
そして、スピードについていけない子たちが、自分はダメだ…と思ってしまうことが何より怖いし、切ない。

せめてうちは、これからもしっかり「安全場所」であり続けたいと思う。

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2009年3月25日 (水)

立方体の展開図の問題で

立方体の展開図の問題で、組み立てたとき、どの頂点がくっつくかとか、どの辺とどの辺が重なるかというような問題がありますが、実は過去にも何度も書いているように、私はこの類の問題がかなり苦手でした。

子どもたちと一緒に何年もやっているので、随分わかるようにはなりましたが、得意な子どもには遥かに及びません…。

でも、私みたいな子や私以上に苦手な子というのはきっと存在するわけで、もしかしたらそんなのは受験塾などではテクニックのひとつとして当然のように指導されていることなのかもしれませんが、個人的に「ああ!こう考えたら苦手な子でも確実にわかるのでは?」ということに気づきました。

テクニックというのは個人的にあまり好きではありませんし、小さいうちからそれを教える必要もないかなとも思っています。
時間の許すうちは、苦手な子でも実際に展開図を使ってあれこれ確かめてみたりすることで、かなり能力を伸ばすことは可能だと思うからです。

ですが、もう時間の余裕がないとか、図形に関してどうにもこうにもしんどいというような子はこう考えたらいいよと言えるかなということを見つけました。
多分それなら、ほとんどの子がくっつく頂点をほぼ確実に見つけられるようになるのではと思うのです。

って、こんなこと書いて、張り切って発表したら、そんなの当然ですとか、塾でそう指導してますとか言われそうでちょっとためらっているわけですが…。(苦笑)

立方体の展開図で組み立てたとき、どの頂点がくっつくかって普通はどんな風に指導されているんでしょう?
私は考え方を教わったことがないので、もし定番の指導法とかテクニックがあるのなら、教えて頂けたらなぁと。
もしかしたら同じことにやっと気づいただけって気もしたりしますんで。(苦笑)

というわけで、どなたかが教えてくださって、それとはまた別の方法だったら書かせて頂こうかなと。(をい)
もしくは、どなたも教えてくださらなかったら、改めて書かせて頂こうかなと。。。

というわけで、まずはどんな風に教わったとか、どんな風に指導しているとか、教えて頂けたらとっても喜びます。(笑)

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2009年3月24日 (火)

ショックだけどめでたい。

すみません。今日もバタバタしているうちにもう結構な時間。
というわけで、例によって軽めの更新で失礼致します…。

普段は火曜は13時過ぎには出勤しないといけないのですが、今日はたまたまその時間が空きになったため、自宅では滅多につけることのないTVをつけ、WBCを観戦。
試合開始時間や進行具合から見て、結果を見届けて出勤できるなと思っていたのですが、選手交代やらなんやらで、かなり微妙な時間に…。(今日の2コマ目の子は大抵早く来るし。)

ただ、もう本当にクライマックス、9回裏にダルビッシュが出てきて1アウトになって…。
こうなったら今日はタクシー出勤だ!と開き直り(汗)、ギリギリまで見届けようとしたその次の瞬間、まさかの同点……。

ここまで見て、最後に負ける瞬間とか見たくない!ってのもあり、急いで出勤。
タクシーの運転手さんもラジオを聞いていたので、道中一緒に観戦。(ん?ラジオだと「観」戦じゃないな…なんて言うんだろ?)

教室近くの交差点まで来たとき、信号が赤になり、代打川崎がアウト…。ああ……。

…………………。

ご覧になっていた方はおわかりのことでしょう……。
あとほんの1分でもタクシーの到着が遅ければ、イチローのタイムリーの瞬間をリアルタイムで聞き届けられたはずだったのに……。(泣)

結局、そのまま教室に入り、レッスンの準備をしたらほどなく子どももやってきたので、テレビをつけるわけにもいかず、レッスンの合間に結果だけ確認して勝ったことを知りました…。

ああ…ついてない。(苦笑)
けど、1つの大会で同じ国と5回も試合をして、最後の最後まで接戦で…。選手の皆さん、本当におつかれさまでした。優勝おめでとうございました。

しかし、イチローはやはり「イチロー」でしたね。
不調が続いて、今日の試合ではセーフティーバント。それだけでもすごいと思ったのに、最後の最後にきっちり結果を出すあたり、やはりイチロー。すごい人です。

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2009年3月23日 (月)

皆さまに感謝。

まだごく一部変動する可能性はありますが、もう本当に奇跡のような状態で時間割パズルがほぼ完成しました。
あとは、学校の時間割が発表になって、この時間無理でした!!みたいな方が出てこられなければ、とりあえず大丈夫かなと。
そして、時間割がはっきりしないことで皆さん14時30分の枠を避けておられるため、もし1年生さんで4時間目の日があれば、お時間を上がって頂くお願いをするかもというぐらいで、ひとまずなんとか皆さんにご案内できそうです。

ご無理をお願いした方、本当にありがとうございました。
第1希望でお受けできなかった方がかなりおられますが、どうかお許しください。

早い時間に上がってくださる方がいらっしゃれば、もしかすると少しだけお受けできる枠が出るかもしれませんが、平日は15時40分から19時までの3枠、全てほぼ定員いっぱいの4人という状態になっています。

まずは私とお手伝いの先生ひとりの体制でレッスンをさせて頂く予定ですが、もしどうしても必要と判断すれば、もうひとり先生を増やすことも考えますので、宜しくお願い致します。

とりあえず、昔は2人でいっぱいいっぱいだった状態が3人でも新人さんばかりとかでなければ、ほぼ大丈夫な状態になっていますので、ここでまた自分に負荷をかけることで、3人なら大丈夫という状態になれるかどうか様子を見ようと思っています。(もちろん、子どもたちに迷惑をかけるようなことはしたくありませんので、無理だと思えばお手伝いの先生を増やすなどします。その点はご安心ください。)

今週のレッスンで新年度のレッスンカレンダーと一緒に新年度の曜日・お時間のご案内をお配りしますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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2009年3月22日 (日)

疑問をもつこと、興味をもつこと

私のレベルなんてまだまだ半人前で発展途上だけど、子どもたちとレッスンをしながら、日々、子どもの頃いかに受け身で考えずに勉強をしていたのかを思い知る。

今日、実家で芸能人が小学生レベルの問題に解答するクイズ番組を終わる前の30分ぐらいだったか、家族で見ていた。

半径5センチの円の円周を求める問題が出され、公式を覚えている人は正答するが、忘れてしまっているらしい人たちの解答で、15.7センチだとか25センチぐらいだとか、10センチだとかというものがあった。
15.7センチというのは、直径に円周率をかけて2で割ったと答えていたが、まさに「公式を覚えたがあやふやになった」状態が現れていた。

個人的に、25センチぐらいと答えた子はある意味案外いいセンスしているような気がしたが、10センチと答えた子は、何も考えていないに等しい。だって、円の図に半径部分が5センチと書かれているのだから、直径が10センチ。円周がそれと同じ長さなわけがない。

教室の子どもたちと円の学習をするとき、糸を使って円周が直径のおよそ3倍になることは確かめるのだけれど、しばらくすると何倍ぐらいだったか忘れてしまう子も少なくない。
忘れると、当てもののように「2倍!」とか「4倍!」とかいう子が必ずいるので、「2倍」と言った子には突っ込んでみる。

「2倍ってことは、ここ(直径をなぞってみせる)とここ(円周の半分をなぞってみせる)がおんなじ長さってことやんね?」

さすがにどう考えても円周の半分の方が長いことには気づく。
「4倍」と言う子には同じように、直径と円周の4分の1の長さが同じぐらいかどうか尋ねる。さすがにそれは直径の方が長いことにもほとんどの子が気づく。
かなりアバウトではあるけれど、2倍より長いけど4倍より短いんだから、結局3倍ぐらいということになるわけだ。

でも、私自身、子どもの頃に「円周=直径×円周率(3.14)」と習って以来、だいたい何倍ぐらいかという純粋な感覚を使うことはなかったように思う。
確か小学校では、円を画用紙か何かで切り取って、定規の上を転がして1周で何センチぐらいになるか測ったような気がするのだが、そんな記憶は公式を覚えることで消えてしまった。

かけ算をしているときでも、例えば、1mが5グラムの針金6mの重さは?と聞かれて「6×5」と書いたら間違いなのだということは、恥ずかしながら独立するまであまり意識したことがなかった。
実際、独立して間もない頃読んだある本に、5羽のウサギの耳の本数を求めるのに、「2×5」が正しくて「5×2」は間違いだと書かれているのを読んで、なぜなのかよくわからなかったのだ…。(汗)

でも、今、教室の子たちとは、さも当たり前のこととして逆に書いている子がいたら指摘する。
そりゃあ、重さが知りたければ重さを集めなくてはいけないし、耳が知りたければ耳を集めなければいけない。計算した答えは同じでも、式の意味が明らかに違う。

かけ算でも割り算でも、答えを知りたいものを集めたり分けたりしなければならないのだというのは当たり前すぎて、今では何の疑問もないところなのだけれど、学校教育だけで育った私はそれを意識することのないまま大人になり、家庭教師や塾講師を何年もしていたわけだ。
とすれば、世の大人の少なくない方たちが以前の私と同じように、式の意味を考えることもなく、たとえ子どもがウサギの耳を「5×2=10」と書いていても、その式が間違っていることを指摘する方はあまりおられないのかもしれない。
けれど、このことを小さいうちから意識するかどうかで、後々大きな差になって表れてくるようにも思う。

与えられた公式を意味も考えず丸覚えして、ただ当てはめて答えを出す学習には明らかに限界がある。
まあ、私自身、高校時代までずっとそれで乗り切ってきたような人間だから、それが全くダメだとか無意味だとかまでは思わないけれど、時間の許す範囲で、少なくとも小学生の頃にもっと意味を考えて、興味を持っていれば、もしかしたら高校数学にも挫折せずに済んだかもしれない。(まあ、仮定の話はしても仕方ないけれど。)

疑問を持つこと、興味を持つこと、意味を考えること。
それはとても大きな力になるんだろうなと、改めて思う。

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2009年3月21日 (土)

時計と秤

過去にも書いたことがあるような気がするのですが、いつ頃だったか自分でもはっきりしませんので、気づいたときに改めて。

先日、ある子とレッスンをしていたとき、その子は始める前から「時計」をすごく難しいものだと思っているふしがあり、時計のレッスンに入って2回目のとき、「とっくんしてきた!」と言ったぐらい、「がんばってやるもの」という位置づけになっているように感じた。

そんなその子と話をしていると、その子のおうちには針のついた時計が目覚まし時計しかないというのだ。
教室の掛け時計を指して、「え?!あんなのないの?」と尋ねたのだが、「うん、ない。」と。
その後お迎えに来られたおうちに方にお尋ねしたところ、それは事実だとのことだった。

その会話で、そう言えば…と思い出したことが。
少し前、やはり時計や秤などの「目盛り」のついたものにやや抵抗を感じている様子の子がいて、そのおうちの方が「そう言えば、目盛りのついたのないなぁ」とおっしゃっていた。

そして、もう何年も前だけれど、かなり秤の目盛りを読むのに苦戦している高学年の男の子がいて、その子のおうちにはデジタル表示の秤しかないという話を聞いた。

それぞれのご家庭で、目盛りのある時計や秤を使うように変えられたら、子どもの抵抗感が随分薄らいだことも記憶にある。

子どもに勉強させようという目的で用意するのではなく、日常の中に当たり前に針のついた時計や秤があるという状態がいいんだろうと思う。
当たり前にあるから、自然と目に触れるし、自然と目に触れる機会があれば、当然、それを見て「身構えること」はなくなっていくだろう。
物心ついた時から目に触れるところにあれば、どう読むのかな?とかどう使うのかな?とか、そんな疑問も自然にわいてきたりもするだろう。

日常の何気ない会話の中でおうちの方が時計を見て、「あ、今○時だわ」とか「○時○分になったから出かけましょうね」とか、自然に声をかけたり、キッチン秤で一緒に何かを量ってお料理をしたり、そんなことをしていれば(教えようという意図ではなく、わからなくっても気にしないというぐらいの感じがいいんだろうと思うけど。)、子どもたちの時計や秤に対する壁はどんどん低くなっていくんじゃないかと思う。

時計に関しては、特に時間計算などは苦戦する子の多いところでもあるので、最初の壁は低くしておくに越したことはないだろう。
そのためにも、もしもおうちの時計のほとんどがデジタル表示だというご家庭や、キッチン秤も体重計もデジタル表示のものだというご家庭は、できることならお子さんの目につくところに針の時計や秤を置いてあげるというのはいかがだろう。

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2009年3月20日 (金)

ツボにはいりまくり…。(またもど~でもいい話ですみません(汗))

今日は春分の日でカレンダー的には祝日。
通常レッスンはなかったのですが、振替やらなんやらで結局レッスンが4つ。なんだかんだそれなりにという感じでした。
どうも明日土曜日という感覚がなくて、いささか危険…。

そして、ちょっとまともなことも書かねばなのですが、どうしても個人的にツボにはいりまくってしまったことがあり、ごくごく一部の方しか反応、共感しづらいところはあるかと思いますが、気にせず(気にした方がいいですかね?(汗))ちょっと書かせて頂きます。

教室に来てくださっている方は子どもたちも保護者の方も少なからず私のことを「コワイ」と思っておられるのは自分でよくわかっています。(苦笑)
実際、してはいけないということをしたときなど、ひとことで子ども半泣き…ぐらいの恐ろしさだったりします。。。(まあ、塾講師時代なんて、やややんちゃな中3生とかでも怖いって言われましたからね…。(大汗))

そして、お手伝い頂いている先生方は基本的に皆さんお優しいわけですが、その中でも笑顔以外ほとんど見たことのないダントツ「優しい」先生がいます。
で、昨日、ある保護者の方から頂いたメールの一部を公開します。(Kさん、ネタにしてすみません!けど、ホントかなり大ウケで、微塵も気分は害していませんのでくれぐれもご心配のございませんよう。)

教室に来てくれている幼児さんとお母さんとの会話のワンフレーズです。(内容を一部伏せています。)

「○○ちゃん、○○な先生っていうのは、いつものやさしい先生?めがねの先生?」

注目してください、ここ。「いつものやさしい先生?めがねの先生?」

もちろん、「めがね」が私なわけですが、並びがおかしくないですか?(笑)
「やさしい先生?」と並ぶのは当然・・・。(汗)

お母さん、つい本音が…。(笑)

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2009年3月19日 (木)

鼻が行方不明・・・。(またまたど~でもいい話で・・・)

教室のレッスンには色々な教具が登場するのですが、その中のひとつ、マグネットでできた色板があります。

今日、1年生の子がそれを使っていたとき、横で別の先生も見ておられたのに、なぜか忽然と色板の「鼻」の部分のパーツが1個消えました・・・。
レッスン中も終わってからも大捜索をしたのですが、依然見つからず・・・。
マグネットなのでどこかにくっついているのでは?と思い、机の裏や椅子の足の裏も見たのですが、やはり見つからず・・・。

おまけに、椅子を裏返してみたら、思いもよらぬところに消しゴムが挟まっているのを発見したり・・・。(苦笑)
仕方ないので、とりあえず応急処置にひとつだけ鼻が「白鼻」になってしまっています・・・。

けど、思えばかなり奇跡に近いのかもなぁと。
よく考えてみると、教室を始めてから6年近くなりますが、今使っている色板はそのときからずっと使っているのです。

というか、他の教具も買い足したものはありますが、教室を始めたときから使っているものは今も基本的にそのまま使い続けています。

ですが、これまで玉のひとつ、色板の1枚、なくなることなく今日に至っていたんだなと。
(もちろん、捜索したことは何度もありますが。)

小さい子達が多い教室で、これってある意味かなりすごいことなのかもな~と。
そして、行方不明になってしまったため、応急処置で無理矢理「鼻」を用意しましたが、怪我の功名、ちょっといいことを思いついたかもしれません。まだあくまでも思いつきのレベルですが・・・。

しかし・・・鼻・・・。戻ってきてくれないかなぁ・・・。

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なんで?(ど~でもいい話)

しなきゃいけないことは色々あるのですが、今ふと思い出したので、更新。(というか、かなりど~でもいい話なんですけど…。)

私は基本的に仕事中は長い髪をまとめています。
教室に来てくれている子のほとんどは髪をまとめている姿しか見たことがないわけですが(メガネをかけていない姿もほとんどみんな見たことがない。)昨日こんな発言が…。

まとめていた髪が落ちてきたので、まとめ直そうとバレッタを外したとき、6年の女の子が

「そっちの方がいいで。」

と。

それを聞いた別の男の子まで

「そうしといたら?」

と…。

そう言えば、以前別の子たちとのレッスン中、やはり髪をまとめ直そうとしたとき偶然その姿を見た2年生の女の子にも

「センセ~、おろしてる方がかわいい。」

と言われたような…。

う~ん……。(悩)

なんなんでしょうね?おろしている方が少しは優しそうに見えるってことでしょうか?
けど…じゃあ普段はどうなんだ?(まあ、実際怖いけど……(汗))

どう言われても、レッスン中は髪の毛が邪魔になるのでまとめますけどね。(苦笑)

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2009年3月18日 (水)

ちゃんと書きたい気持ちはあるのですが・・・。

すみません・・・。
新年度の時間割が超難易度の高いパズル状態になっておりまして、あっちをいじるとこっちも、こっちをいじるとそっちもと、どこかを変えようと思うと他の方にもご連絡を差し上げて・・・という状態で、なかなか決定できていません・・・。

ある程度まとまりつつあるのですが、こればかりは全員の方をきちんと組めない限り完成しませんし、色々ご連絡を差し上げていたら、今日もまだ掃除も片付けもしていないのにこの時間になってしまいました・・・。

明日の準備もしないといけないので、とりあえず時間割パズルはまた一旦お返事待ちの保留にさせて頂いて、片付けて準備して帰路に着こうと思います。

それにしても、学校の授業時間が増えることにより、ますますお受けできる人数が限られてしまうことになりそうです。

現状、新規募集をまだ保留にさせて頂いておりますが、この分だと当面、14時30分の時間帯に通って頂ける方、土曜の午後から通って頂ける方ぐらいしか小学生さんはお受けできないかもしれません。

新年度の時間割が確定しましたら、最終、お受けできる枠をご案内させて頂きますが、現状定員いっぱいの枠につきましては、なるべく近日中にホームページでご案内させて頂きます。

幼児さんにつきましては、枠の余裕はたっぷりあるのですが(昨年全く募集しませんでしたので)、新年度からの変更事項等をご案内せねばなりませんので、まだ新規募集を再開できておりません。
もしご興味をお持ち頂いている方がおられましたら、個別にお問い合わせくださいませ。

取り急ぎご案内まで。

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2009年3月17日 (火)

つらい・・・。

すみません…。早く決めてお知らせしなければならないこともまだたくさんあり、ホームページの更新もせねばならず、新年度準備もしなければなのですが、原因未特定のアレルギーにかなりやられております…。

痒みに苦しめられることはないのですが、鼻と咳が…。おまけに数日前から頬のあたりがガサガサに荒れてきてもおりまして…。原因物質未特定ですが、まあ確実に花粉症とかの類なんだろうと思います……。
お蔭で集中力が一層低下し、レッスン以外の仕事のペースが更に落ちておりまして…。

新年度のレッスンカレンダーもお配りしないといけないのですが、もともと5週目ということもあり、3月最終の30、31日はお休みということで今年度のカレンダーをお渡ししています。
その週、4月4日まで通常レッスンをお休みにさせて頂く予定です。
改めてご案内致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。

新年度のレッスン時間は調整にもうしばらくかかりそうです。何卒ご容赦ください。

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2009年3月16日 (月)

いつ行っても

私はもともと病院があまり好きではなく、ちょっとした不調ぐらいなら自然治癒力に頼って治してしまうことも多かったけれど、さすがに歳には叶わないということか、ここ数年は年に数回お医者にかかっている。

まあ、とはいっても、幸い寝込むほど体調を崩したことは長らく記憶になく、花粉症なんだか何なんだか…というこの原因不明のアレルギーの件で年に2、3回…。そんな感じだ。

あまりお医者にかからないこともあり、また、子どもの頃のかかりつけのお医者さまは今の住まいからはやや遠い上、もうかなりご高齢にもなっておられるので、どこに行こうかふらふらしていた時期がある。
しかし、ここ2年ほどは大抵近所のとあるクリニックに行くようになった。

さっぱりした感じの女医さんで、クリニック自体はこじんまりした一軒家という感じの作り。
実際、玄関もそのぐらいの広さだし、待合室も長椅子だけだと6、7人座ればいっぱいだ。

まあ、この時期、インフルエンザや風邪、花粉症といろんなものが重なっているせいもあるのだろうけど、そして、月曜ということもあるかと思うけど、先々週の月曜午前中に行ったとき、玄関は足の踏み場もないほど靴であふれかえり、出せる限りの椅子を出し、居場所がなくて外出している人もいて、結局診察までに1時間半ほどの時間を待った。

なので、今日は夕方に行こうと17時前に行ったのだけれど、玄関は前回と全く同じ状態。
既に座る場所もない。受付の方が「すいません、1時間ぐらいは見てもらった方が…」というので、外出カードを受け取ってひとまず外出した。

50分ほどして戻ってみたが、混雑ぶりはほとんど変わっておらず、更にまだ人がやってくる。
結局診察してもらうまでに今日も診察券を出してから1時間半かかった。

狭い待合室にぎゅうぎゅうになって、人によっては外出してまで、みんなそこに来るのはなぜだろう?と思った。
もちろん、家の近くということなどもあるのだろうけど、内科系のクリニックはほかにもそう遠くないところにいくつかあるし、まあ、もしかしたらどこも混んでいるのかもしれないけれど、多分それだけじゃないんだろうなと、待合室で待ちながら思っていた。

このクリニックはいつ来ても、受付の方も看護師さんももちろんお医者さまも、なんだかみんな気持ちいい。
きびきび、てきぱきしているし、よく気のつく方たちという印象を受ける。

今日も、あまりに人が多くて大人用のスリッパがなかったので、履かずに待合室で待ちつつ本を読んでいた。
ある程度時間が経って、少しずつ人が減り始め、スリッパを取りに行こうかなと思っていたところに、受付の方がスリッパを整えに行かれた。
少し離れたところで座ったままどうしようかなと思っていたとき、ふとその方と目が合った。
何にも言わないのに、その方はさっとスリッパを持ってきてくださった。

待合室や受付で患者さんやそのご家族とお話されているのを聞いても、いつも何か気持ちの良いものを感じる。

多分、だからなんだろうなと。
こんなに混んでいて、長時間、もしかしたらかえって人から病気が移るかもしれないのに(苦笑)、それでもみんなじっと待っているのは、ここの方たちみんなが気持ちのいいお仕事をしておられるからなんだろうなと。
そんなことを思いながら、すっかり日の暮れた道を帰った。

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2009年3月15日 (日)

超身内ネタ

日曜なのでちょっとかなり身内ネタを。。。(汗)

うちの母上は随分前から白内障で片目が見えづらくなってきていたようなのですが、祖母のお世話もあったり、何かと忙しくしている人なので、なかなか病院に行こうともせず、結局、ある時期からは片目が全く見えていない状態になっていたようです…。

そのことを白状(?)したのは2月に入ってのことだったかと思いますが、早く病院に行くように言い始めたのは去年の秋頃でしたから、既に数ヶ月が経過していました。。。
全く見えなくなって本人も焦ったらしく、あるとき突然バタバタと病院に行ったようですが、日帰りで手術を受けられるところを探してきて、本当は先々週の木曜に手術のはずでした。

しかし、なぜか手術開始直後に電気メスの調子がおかしくなり、手術中止…。気の毒に、再び1週間後に手術ということになったようでした。
白内障の手術自体はそう難しいものではないようですが、それでもやはり目のことですし、本人も不安はあったようで、甘え下手なサッチーもちょっぴり弱音を吐いたりもしていました。(多分私でもかなり不安におののきそうですし…。)

で、先週木曜にとりあえず無事に手術を終え、今日はもう一応眼帯も外れ、「何でもきれいに見えるようになった」と嬉しそうにしていました。

そのとき、母がぽろっと言いました。

「お父さん、3回も楠公さん行ってくれたんやって。」

楠公さんというのは、神戸では割と有名な神社のことなのですが、そう言われた父が

「通り道にあるから、ついでに寄っただけや。」

としれっとしながら言いました。

ああ…素敵すぎる…。
母上、うらやましすぎ…。
父上、かっこよすぎ…。

すいません…。超身内ネタで…。
でも、いいなぁ~としみじみ思いました。

長年連れ添って、まあ、途中それなりに危機もあり、普段は母上が我が家のルールブックなので、どんな理不尽な(?)発言にも父上はじっと耐え…。そんな構図が出来上がっており、それだけでも、父上ってなんてすごい人なんだろうと、あるときからとっても見直したわけですが、不器用で気の利いたこととか言える人じゃない父上が、母上の目の手術の前に、そちら方面に出かける用事があったにしろ、わざわざ神社によってお参りしていたなんて…。それも3回も。

きっと母上も父上に惚れ直したことと思いますが、長年培ったサッチーっぷりはすぐすぐ変わることはないんだろうなと思います。(笑)
それにしても、いいなぁ~、母上。

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2009年3月14日 (土)

すみません。

例によって、頭が働いておらず、間もなく日付も変わろうとしており、明日はちょこっと出勤も決まりましたので、今日は更新サボります…。(汗)
しかし、今日の神戸は雨の後急激に冷え込みましたね。

なぜかこの冬は例年になく教室に静電気がいっぱいだったのですが、なかなか適当な(見た目もそれなりで大き過ぎず、お値段は可愛いって感じの(笑))加湿器を見つけることもできず、花粉症なんだかなんだかのアレルギーが出、子どもたちの間ではまだまだインフルエンザが流行ってもおり、つい先日ようやく加湿器を購入しました。

で、今日レッスンをしていたところ、なぜか今年の冬初めて、教室の窓が真っ白に曇り始めました。
子どもたちと一緒に、「こんなの今までなったことなかったよね~?」と不思議がりつつ、そんなにも強烈に寒いのかな?と思ってレッスンをしていました。

帰り際にようやく気付きました…。
加湿器があるせいなんですね、きっと。これまではもっと寒い日でも教室内の空気が限りなく乾燥していたので、窓が曇ることがなかったってことなのでは…と思った次第です。

結構働き者なんだなぁ、加湿器。(をい)

急にまた冷え込みましたので、皆様くれぐれもご自愛のほど。

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2009年3月13日 (金)

かなり困った…。

新年度のレッスン時間のご希望をアンケートでお伺いし、本日の時点でほぼ皆さんから回答を頂きました。
ご提出頂くまでかなりタイトな日数に設定させて頂いておりましたにも関わらず、皆様のご協力に感謝致します。
明日で恐らく全てご希望は出揃うのではと思いますが、既に水曜、金曜の15時40分~19時までの3コマが第1希望の方だけでも5人、6人となっているところがあり、一番集中しているところでは、第1希望の方だけで7人、第2、第3希望の方まで入れると十数人同じお時間をご希望の状態です。

新年度、学校の授業時間が増えるということだけほぼ確実で、その曜日が何曜日になるのかわからないということから、14時30分~の時間帯と曜日によって15時40分~の時間帯はかなり空いてはいるのですが、学校の時間割が確定しないことには早いお時間に変更して頂ける方がいるかどうかもはっきりしません…。

マルつけをしてくださる方を増やしたとしましても、私自身がどの子のことにも目の届く範囲となりますと、学年も異なり、更に皆が違う進度ということもあり、やはりどう頑張っても一度に5人が現状本当の限界だと思われます。(もちろん、アシストの先生がいての話です。)

現在設定しているレッスン開始時間を10分か15分ずらすことで早い時間帯に来られる方が増えるのであれば、変更させて頂く可能性もございます。
また、場合によっては、学校の時間割がきちんと確定するまで臨時に日曜、月曜にレッスンをさせて頂く方も出てくるかもしれませんが、何卒ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

なかなかホームページの方の更新ができず、新年度のご案内が追いついておりませんが、幼児さん、早いお時間に来て頂くことが可能な小学生さん、曜日やお時間に融通の利く小学生さんは無料体験の受付を再開致します。

ただ、新年度から変更になることがございますので(通ってくださっている皆様にはご案内させて頂きました通りです。)、近日中にホームページを更新させて頂く予定です。
あわせて宜しくお願い致します。

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2009年3月12日 (木)

ふと思ったこと

今日は午前中、所用で出かけていた。
用事が済んでの帰り道、随分春めいてよいお天気のお昼時に自宅への道を歩いていたときのこと。

先日来、近所でこじんまりした新築の一戸建ての建築工事をしていた。
おうちにはお庭や門はなく、ただ、きっとここが駐車スペースになるのかなと思われる一角がその頃連日のように降った雨でぬかるんだ土を覗かせていた。

家の建築が済んでも、そのスペースはしばらく土がむき出しのままであったのだけれど、今日通りかかると、既にきれいにコンクリートが塗り固められ、ひと角だけ、小さな植木でもするのかな?というスペースに僅かに土が覗いていた。

そういえば、こうして歩いている道の下も、本当は全部土なんだな・・・。
なんだかふとそう思った。

私の生活の中でもう長いこと、道は舗装されているもので、その下に土が隠されていることすらあまり意識することがない。
ただ、時折、舗装の継ぎ目にひびが入り、そこから雑草が顔を覗かせているのを見つけ、ああ、この下には土があって、そこで植物は生きようとしているんだな・・・ということを思い出す。

街に住む大人が日常土に触れる機会は、子どもと公園や学校の運動場に行くか、ガーデニングをするか、自然の中に出かけるか、そんなときぐらいしかないのだろう。
実際、私自身普段の生活で土に触れることは、まずない。

舗装された道は歩きやすく、車が通っても砂煙を上げることもない。
雨が降ってもぬかるまず、ヒールをとられることもない。
けれど、その「当たり前」の下には、自然の力、土に宿る命が閉じ込められているんだな。
便利さと引き換えに、私たちは何かを失っているのかもしれない。

道を歩きながらぼんやり、今では当たり前のようになっていることで、本当は「当たり前」じゃないことが色々あるのかもしれないと思った。
そして、私たち大人は、知らず知らずのうちに便利さを求めて道を舗装し、自然を封じ込めたように、子どもたちの持つ本当の力を、知らず知らずのうちにどこかに押し込めてしまっているのかもしれないな・・・。ふとそんなことを思った。

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2009年3月11日 (水)

穏やかな時間

うちに来てくれている子たちの中には、大人が見たら本当にびっくりなスーパーちゃんもたくさんいるけれど、算数に限って言えば(それ以外のことについては私にはわからないことが多いので)現時点での能力的に、学校の算数のレベルで精一杯か、それでも少ししんどいかもなと思うような子たちもいる。

そんなうちのひとりの子は、いつも本当に真面目で一所懸命で、けれど、数量感覚に関しては平均的な子(というのが存在するのかどうか正直微妙ではあるが)と比べて、身につくのにかなり時間がかかる。
それでも本当にいつも一所懸命に取り組む姿は、見ていて素晴らしいと思うし、その子なりに、たとえゆっくりであっても確実に成長しているのも感じる。

ある日のレッスンのこと。
日によっては、すんなり暗算で答えが出るときもあれば、筆算を書いて答えを出す日もあったり、コンディションなどでも影響されるようではあるけれど、その日解いていたある問題で、「265÷53」の答えがいくつになるか考えていた。

割り算の筆算の式を書き、何回ぐらい取れそうか見当をつけるときの計算で求められていることは「53×□」の□に入る数だ。

2桁や3桁の掛け算は筆算をすればほぼきちんとできるようにはなっているのだけれど、黙って見ているとその子は53を縦に5つ並べて書いて、足し算の筆算をしはじめた。
そして、5つ足したら265になることを確かめて、ゆっくりと割り算の答えを書いた。

このゆっくりなペースでは、学校では置いていかれてしまうのかもしれない。
ゆっくりじっくり考えている途中で遮られ、答え合わせが始まるか、次の問題に進んでしまうなんてことになるのかもしれない。

けれど、この子はこの子自身の力で、265は53が5回分ぐらいじゃないかと見当をつけ、それを確かめるために何も言われなくても53を5つ足して確かめてみたのだ。

確かに反応はかなりスローではある。
その子の中で数に関する何かが消化されるには、かなりたっぷりの時間が必要なのも事実だ。
だからといって、この子に考える力がないとは決して言えない。いや、何もこちらが言わなくても53を5回足してみようとしたこと自体、十分に素晴らしいことだと私は思う。

ゆっくり丁寧に53を5つ書き、穏やかな表情でそれを足しているその子を見ていると、その子の中に流れる緩やかで穏やかな時間が感じられるような気がした。
なんだかそれはとてもとても大切な時間のような気がした。

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2009年3月10日 (火)

ホントびっくりする…。

一体どこまですごくなるんだろう…。
何度も何度も書いているけど、初期組スーパーちゃんが本当にすごい。
初期組スーパーくんは去年既に中学生になったので、6年生のときの彼もかなりすごくて何度も驚いたけど、1年のときから一緒にレッスンしているスーパーちゃん、見ていてホントにびっくりする。

中1の教材がもう終盤に来ていて、今日、おうぎ形の弧の長さや面積を求める単元をやることになったのだけれど、「弧」という言葉が何を表わすかと中学では「3.14」のかわりに「π(パイ)」を使うということを教えた以外、ホントに全く何も説明せず、まずやってみてもらうことにした。

基本問題はもう見事なまでにあっさり「めっちゃ簡単やん」とか言いながら解いていく。
応用問題になると、正方形の中におうぎ形が対称に入っているものや半円と4分の1の円とが重なっているものや、もっと複雑なものの面積や周の長さを求める問題なども出てきたのだけれど、例題(解き方は読ませずにやっていく)から始まって基本、応用と4ページをほぼ全く何の助けも必要とせずあっさりクリアしてしまった。
この分なら、春休みに本人がいつもよりほんの少しがんばってくれれば、中学入学前に中1内容は全て終えることもできるだろう。(無理に終わらせる必要もないが。)

こういう状況を見るたび、塾講師時代に見ていた子どもたちに申し訳なく思う。今ならもっと違った形での授業ができるんだろうにと。

過ぎてしまったことはどうにもならないけれど、「説明する」「公式を覚えさせる」といった、ある種当然だと思っている指導が、いかに子どもたちの考える能力を阻害しているのかということを何度も何度も痛感する。

多くの大人は「子どもたちは何もできない」という意識からスタートしているような気がするし、私自身も以前はきっとそうだったろうと思う。
それに、実際に子どもには大人のようにはできないことも色々ある。
ただ、考える力、想像する力、創造する力…そういったものは、大人にも負けない、もしくは大人なんて軽く超えるぐらいの力を秘めているということを、この6年で何度も何度も感じてきた。

子どもたちの「邪魔」をしないこと。
それを常に意識していこうと思う。

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2009年3月 9日 (月)

あれれ…。

なぜか数時間前から、まるでふりだしに戻ったように、先々週の月曜と同じ、「あれ?風邪?」という状態になっております…。

アレルギーのお薬を頂いて、それを飲んでいたら症状が治まっていたので、これまでの症状は風邪ではなかったのは間違いないのですが、こんな時期に風邪?
単にアレルギー症状がぶり返しているだけかもしれない(と願う)ので、多分大丈夫と思われますが、明日からに備え、今日こそ早寝しようと思います。

書きたいことはそこはかとなく(?)あるのですが、ちゃんと書こうと思うとかなり考えてまとめないといけないような話題ばかりなので、今日はサボります…。(汗)

しかし、あっという間に明日で3月も10日ですよね。
早い幼稚園ではもう卒園というところもぽつぽつ出てくるようですし、小学校ももう少しですね。
4月までにしなくてはならないことをもう一度確認しておかないと、ちょっと危険です…。
お蔭さまで、アンケートはかなりご提出頂けましたが、明日が提出期限ですので、まだご提出くださっていない方はどうぞ宜しくお願い致します。

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2009年3月 8日 (日)

もし。

別に書きかけたのですが、どうもうまくまとまりきらず、内容がややデリケートなことかもしれないので、今日UPするのはやめておきます。

恥ずかしながら、私は震災の年に会社員を辞めて以来、多分ず~~っとかなり慎ましい生活をしています。
会社員を辞めた最初の年なんて、既に一人暮らしを始めていたというのに、失業保険を合わせても年収が100万ほどしかなかったなんてこともありました。
その後もずっと、「リッチな生活」とか「優雅な生活」とかいう言葉とは無縁のまま今日に至っているわけですが、そんなわけで、私自身が直接、昨今ニュースになり続けている「大不況」というものを改めてあまり実感することがありません。

ただ、私の年収の恐らく3倍以上の年収があったであろう一部上場企業に勤めている友人が(まあ、私の年収が低すぎるという話もなきにしもあらずなわけですが…(汗))、突如今年に入り残業が全くなくなり、この2ヶ月は週休3日になったと。
詳しい話は聞いていないものの、今年の年収は私の年収分まるまるぐらい減るのではないかと思われるような話でした。

一部上場の大手と言われているような会社でもかなりの会社が影響を受けているようですから、保護者の皆さんは影響はないのか、少し気にはかかっていました。
保護者の方のお仕事についてこちらからあれこれ尋ねることはありませんので、お話ししていてわかったという方の多くは、あまり不況に左右されなさそうな方たちでしたので、皆さん大丈夫なのかなと。

もちろん、今も皆さまにお尋ねしてはおりませんので、どなたも大丈夫なのかもしれませんし、もしかすると、大丈夫ではなく、それが理由で辞められた方が既におられるのかもしれません。
それは私には判断のつかないところで…。

ただ、もしももしももしももしも、経済的な理由でこれまで通り通うことが難しいというご事情が生じられましたときには、もしよろしければ、まずはご相談頂けたらと思います。

もちろん、お月謝いりませんからとかは、他の方に不公平になってしまうのでできませんが、ご相談頂いたら、何かいい方法があるかもしれません。

って、こんなこと書いていますが、実は私が一番相談しなくちゃいけないのかもしれませんけど。(汗)

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2009年3月 7日 (土)

ふと思ったのだけど・・・。

教室を始めてからは、そこまで深く関わったことのなかった「算数」というものにずっとずっと来る日も来る日も関わっていて、算数の範囲を終えてしまって、中学受験もしない子たちと中学内容の学習をする機会もぽつぽつ出てきて、そうなると、これまでは考えたことのなかったことに時々気づいたりする。

塾講師時代には自分が習ったことをベースに授業をしていたので、たとえば、「5X-2X」は、係数同士を引いて・・・みたいな発想で「どう解くか」ということを指導していたのだが、「5X」はある意味「Xが5個」という意味だし、となると、先の式は「X5個からX2個を引く」から当然「Xが3個」つまり、「3X」になるというのは、何の説明もいらないことなんだなとあるとき気づいた。

で、ふと昨日気づいたのだけれど、正負の数の除法について。
負の数で割ると符号が反対になるとかなんとか、自分自身はそんな風に「習った」気がするし、それ以上深く考えようと思ったこともなかったのだけれど、ある意味、乗法よりもっと簡単に小学生でも理解できるのでは?と気づいた。

というのは、例えば、「-20÷5」であれば、「-20」を5個に分けるのだから、当然「-4」になる。
そして、「-20÷(-5)」であれば、「-20」を「-5」ずつ分けると考えれば、4回分だから、答えは「4」だ。

この考え方が数学的に正しいのかどうかわからないけれど(まあ、間違いではないと思うけど)、これなら小学生でもほぼ抵抗なく理解できるのでは?と。

ただそれだけなのだけれど、なんだ、そう考えたら簡単やん!と自分で思ってしまったので、覚書き。(笑)

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2009年3月 6日 (金)

嬉しいけど、不思議でならないこと

うちに来てくれる子たちの中には、学校で算数に苦手意識を持ってしまった状態の子も少なからずいる。
ある特定のプリント学習教室で計算しかできない状態になってしまって来てくれた子などはちょっと話は別になるけれど、学校の算数が苦手だとか、おうちでやっていると算数が全然だとか、そういうお話で来てくれた子たちを見ていて、これまで何度も不思議に思ったことがあるのだ。

一番初めは教室を始めたときの、初期組第1号、友人の娘さんで1年生だった女の子。
学校の10までの引き算で既に壊滅状態に陥りかけているとのことでやってきたのだけれど、1回一緒にレッスンをして、本当の初めだけは確かにちょっと不安げではあったけど、その後、少なくとも「学校の算数」レベルを苦手そうにしていることは目にすることはなかった記憶がある。

そして、最近でも「算数に苦手意識を持ってしまっていて…」と言って来てくださった2年生や4年生の女の子たちは、来てくれたときから私から見れば普通かそれ以上にできていたし、その後もずっとその状態をキープしてくれている。

そういえば初期の、まだ中学生を見ていた頃に、お知り合いの娘さんと3年生のときだけ一緒にレッスンさせてもらうことになったのだけれど、確かに既に中3になって、これまで積み重ねてきた苦手意識のようなものはあったけれど、本人が「全然できなかった」とか、「こんな問題解けたの初めて」とか言う言葉はなんだか信じられない印象だった。

というわけで、うちに来てくれる「算数(数学)が苦手らしい子」の中には、全然そんなことはない子が少なからずいて、本当に申し訳ないけど、私は何にもしていないのに目の前でできるようになっているだけで、なのに、なぜかお礼を言って頂いたりもして…。

今日もある子のお母さんが1年でとても変わったとお礼の言葉をくださったのだけれど、困ったことに、その子は来てくれたときから本当によくできていたし、私はほとんど見ていただけだったりする…。(汗)
もちろん、よくできるから「すごいね~」とか「よくできるね~」とか言うことはあるけれど、それは実際にできているから言っているだけのことだし…。

そんな子たちが、何がどうなって自信を失っていくのかわからないけれど、何度も言うことじゃないけど本当に、私は何もしてないんだよなぁ…。なのに、目の前のその子たちは私にとっては十分よくできるんだよなぁ…。

そんなだから、お礼を言って頂くようなことは何にもしていなくって、恐縮してしまうのだけれど、ホントなんでなのかなぁ。

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2009年3月 5日 (木)

やっぱりすごい。

初期組スーパーちゃんはもう6年生。
本当に一番最初に来てくれた子のひとりだけれど、この子たちとは小1の夏休みから一緒にレッスンを始め、まだ同じ「1年生」だった私が試行錯誤しつつ、「こうしなければならない」というような決まりにも縛られの5年半。
そんな私とずっと一緒にここまで来てくれたことにも、週1回のレッスンでここまで進んでしまったことも(ただ、ここ2、3年で来てくれるようになった子たちの中には、無理は一切させていないのに、それ以上のペースで進んでいる子が何人もいるが…。)本当にありがたいし、すごいことだなと思う。

まあ、それはさておき、そのスーパーちゃんとは今、中1のワークの終盤、作図のところに到達している。
受験するわけでもないので、中1の教材に進むまでに結構他のこともしてもらったのに、2冊渡している中1のワークがどちらもその単元まで終了していることには本当に驚いてしまうが、改めて感じたのは、作図にも「見せること」がかなり有効なのだなということ。

私自身はあまり好きな単元ではなかったし、塾講師時代は書き方をどうやって覚えてもらうかというような視点で指導していたが、まだ小6の彼女とは小さい頃からずっと「やり方は教えない」というスタイルでここまで来たし、そうなると、中学の内容も本当に必要最低限の説明にとどめ、いかに説明せずに気づいてもらうかということを意識している。

で、角の二等分線やら垂直二等分線やらの作図の問題で、それらのものがどういうものなのかということは説明するが(言葉の説明)、あとは、「この辺にこんな線を引きたいんだけど、考えてみて」とだけ言ってコンパスと定規を渡してみた。
図を見て少し考え、次々とクリアしていく彼女を見ながら、何度も、ホントにすごいなぁと思うのだけれど、作図も応用になってくると、ぱっとイメージできないこともある。(特に図形がそんなに得意ではない私のようなタイプの子には。)

たとえば、3点を通る円を作図するという問題のとき、全くヒントを与えない状態では何をしようか迷っていた。
なので、まずその3点を通る円の中心がだいたいどのあたりになりそうか予想してもらった。
このあたりは図形感覚がある程度以上身についている子でないと難しいのかもしれないが、おおよその場所をかなり正確に見つけてくれた。
その点を見つけるにはどうしたらいいかを、点を見つめながら考えてもらったら、しばらくして自分で答えを見つけ出した。

長方形の1つの角を直角とし、4つのうち2つの頂点を使った直角三角形ができるように、直角となる頂点が向かい合う辺に重なるように折ったときにできる線を作図するという問題のとき(言葉では説明がしづらい…(汗))、図を見ただけではどうもイメージしきれないようで、折り目がどのようにつくかピンとこないらしい。(まあ、私もこういうのはかなり苦手分野だけど…。)

そこで、問題の図と同じ大きさに切った長方形の紙を用意し、指示されている通りに折ってから開いて見せた。
それを見ると、ほどなく「ああ!」と言って、指示されている通りの線を作図してくれた。

多分、「こういうときは垂直二等分線を描くんですよ」とか「このときは角の二等分線を2本引いた交点が中心になりますよ」とか、そんな説明は何度うけてもすぐに忘れてしまうだろう。
それを覚え続けられる子は、よほど記憶力のいい子かひたすら努力の子ぐらいで…。
けれど、少なくとも目の前の彼女は、私が一切それを言葉にしなくても、それぞれの場合にどの作図をすればいいのか自分で判断している。
何を描けばいいのかわからないのは、どんな線になるのかイメージできないときぐらいだ。そして、それは実際に見せられればやはり言葉はいらなかった。

もちろん、どんなことにも個人の能力差、興味の差などがあるので、どの子にもこの方法でいけるとは思わないけれど、作図のやり方を教わってその通り描くよりは、恐らく遥かに頭に残るし、少しは楽しいんじゃないかなと思う。

この子たちのお蔭で私も色んな発見をし、色んな再確認をさせてもらっているなぁと、いつも思う。

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2009年3月 4日 (水)

こまった…。

昨日(正確には今日になっていましたが)の深夜、お風呂に入っていたら書こうと思うことを2つ思いついて、明日の朝には!と思っていたのですが、寝て起きたら忘れていました…。(汗)

そして、今日も今は何もまとまらず…。
明日こそ早起きして、すっきりした頭で何か書きたいと思います…。
間もなく日付が変わるので、ひとまずUPさせて頂いて、着替えたりなんだしていて、もし何か思い浮かんだらまた書かせて頂きます。すみません…。

お薬が効いているのか、とりあえず声も鼻も随分マシになっています。
よかったよかった。

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2009年3月 3日 (火)

なぜか全く頭が回ってないので…。

さっきから何を書こうかと考えていたのですが、なぜか今日は何も思い浮かびません…。

おっさん化していた声は、昨日お医者で出してもらった薬が効いているのか、随分マシにはなり、私としてはまだいつもとは随分違うと感じてるものの、人が聞いたらもういつもと変わらないように聞こえるようです…。(汗)
全くの余談ですが、私は子どもの頃から結構鼻声のようで、風邪をひいて私としては超鼻声だ~!!って思っているような日でも、友だちに言うと大抵「え?いつもと変わらへんで?」とか言われていたものです…。(泣)
まあ、随分声が出しやすくなったので、仕事柄やはり助かります。

しかし…今日は久しぶりにかなり焦りました…。
昨日、なんだかだらだらしてしまって、朝4時頃寝たのですが、目覚ましはちゃんとセットしていたし、おまけに一度押して止めても、大本をきちんと止めない限り何度も鳴る目覚ましだというのに、鳴った覚えも止めた覚えもなく、目覚めて時計を見ると、なんと!12時半でした!!!

一瞬、ああ、12時半か…ともう一度眠りそうになったのですが、次の瞬間、飛び起きました!(汗)
だって、13時半にはレッスン開始で、となると13時には家を出ねばならないのですから…。
さすがに、13時半のレッスンに「寝坊しました」は情けな過ぎて、何が何でも間に合わねばとマッハでシャワーを浴びて仕度をし、タクシー出勤……。かろうじてギリギリ遅刻はせずに済みました。
ああ…ホント恥ずかしい…。
今日はちゃんと早く寝ます…。(反省)

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2009年3月 2日 (月)

言霊

なんだかものものしいタイトルのような気もしますが、中身は超軽くてスミマセン…。

そう言えばもう随分長らく行っていませんが、以前は何か悩みがあったり、迷ったりすると、よく当たると言われている占い師さんのところに時々伺って見て頂いたりしていました。

お世話になっていた占い師さんが2人おられるのですが、そのうちのお一人があるとき、言葉には言霊が宿るけれど、たとえ無機質なメールの文字にだって、力は弱まるものの、やはり言霊やその人のパワーが宿って相手に伝わるものだとおっしゃいました。

そのときは、ふ~ん、そういうものか。けど、私は霊的なものを感じる力はなさそうだから、よくわかんないや…と思っていました。

ですが、それ以降、時々その言葉を思い出すことがあります。
もちろん、霊感とかありませんから、この文面は怒って書いてるのかな?笑って書いてるのかな?と判断できないようなこともしばしばあるものの、頂いたメールを読んで、自然と顔がほころんでしまう、相手の方の表情や声が浮かんでくる、そんなメールがあります。

もちろん私の場合は、ある程度親しくして頂いている方、ある程度相手のことをわかっている方というのが前提になりますが、読んでいて自然と顔がほころんでくるようなメールは、きっと送ってくださった方が楽しい気持ちで送ってくださったんじゃないかなぁと、そんなことを思います。

とすると、たとえば、どなたかにお詫びのメールをするときに、上っ面だけお詫びしているか、本当に申し訳なく思っているか、そんなのも相手の方に伝わってしまうのかもしれませんね。

言葉には力があるというのは本当だと思うので、できるだけ前向きな、相手が明るい気持ちになれるような言葉を使っていきたいものだなと思います。(相変わらず「おっさん声」ですけど…。(大汗))

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2009年3月 1日 (日)

テンプレートかえました。

今日は久しぶりの休日という感じで、つい夜更かししたら気づいたら寝てしまっていて、二度寝の末目覚めたのですが、相変わらず声は「おっさん声」のまま、なぜか一層出なくなっており、おまけにかすかな偏頭痛もしていて、結局だらだらと1日が過ぎてしまいました。

今日から3月。
雪のテンプレートもどうかなぁと思ったのですが、これがまた、なかなか気にいるテンプレートが…。
桜のテンプレートは、それ自体は素敵なのですが、教室のサイトや私のイメージとのギャップが…。
かと言って、新緑にはまだ早過ぎるし…。
長年使っていた深海のテンプレートに戻そうかとも思ったのですが、ある塾長さんに雪のテンプレートに変更したときに「あれ(深海の)、暗くてすごくイヤだったんですよ」と言われたこともありちょっと躊躇…。

というわけで、これが気に入ってというわけではないのですが、ちょっと変更してみました。

しかし、もう3月なんですね。
今年の初めに自分に月ごとのあるノルマを課したのですが、結局1ヶ月のノルマを2ヶ月近くかかっているような状態で、ちょっと気合いを入れないといけません。

話は全く変わりますが、今日は実家で久しぶりに「情熱○陸」まで見て帰宅しました。
生命科学者と紹介されていた若くてカッコイイ学者さんを見ながら、ミーハー的に「かっこいいな~」と思いつつも、なんとなくまた考えました。

何を持って成功というのかもまた人それぞれでしょうし、難しいところかと思いますが、まあ、例えばあの番組に取り上げられる人は「成功者」なのだとしたら、今日の方もそうですし、どんな職業の方でも、ああ、この方は本当に心からこのお仕事が好きなんだろうなぁといつも感じます。

子どものように目をキラキラさせながら、研究の話をしたり、技術の話をしたり、夢を語ったり…。
きっと、それが好きで好きでたまらなくって、誰に強制されたわけでもなく、成功しようとか、お金を儲けようとか、有名になろうとか、そんなことは考えていなかったけれど、気がつけばそうなっていた…みたいな方がたくさんおられるんだろうなと。

というか、本当の「成功」っていうのは、そうじゃなきゃできないんじゃないかなと。

なんとなくぼんやり思ったことなので、休日のたわごとだと思って読み流してやってください。(苦笑)

まずは目の前のことに集中すること。
今の自分にはそれが一番大切なことなんだろうなと思った3月最初の日でした。

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