スーパー、続々登場中。
去年の11月の時点で小学生も新規募集を休止し、今もそのままだけれど、秋頃に教室の仲間入りしてくれた子たちがまた続々とスーパーっぷりを発揮してくれている。
スーパーくんもスーパーちゃんももともと大勢いたが、新人組がレッスンにも少し慣れてきて、本領発揮なのかなんなのか、見ていて、そんな勢いでそれだけ集中してやったらさぞ疲れるだろうと、こちらが何度も「ゆっくりやっていいよ?」とか「そんなにやったらしんどくない?」とか心配してしまうほど、すごい勢いで進んでいく子たちがいる。
今日のひとりの子なんて、うちに来てくれる前から某プリント学習の教室に通っているらしいのだけれど、そこではまだ1桁同士の計算とかをやっているとか聞いていて、ただ、そのあたりは全く問題なくできていたので、そのまま100までの足し算に進んだら、やるのは初めてだと言うのだけれど、全く何も悩むことなく2桁同士の繰り上がりの足し算までクリアしてしまい、結局、通常なら1ヶ月かけてやる教材を軽々半月(2回のレッスン)で終えてしまった。
ここまでできるのに、なぜその教室ではまだ1桁同士の計算をしているだか私には全くわからず、本人に「簡単すぎるでしょ?つまらないんじゃ?」と尋ねると、こくりと頷いた。
そりゃあ、そうだ。こんなにできるのに、延々1桁同士をやらされたら、どんな子だって飽きるし、場合によっては計算嫌いになるかもしれない。。。
できる子や得意な単元はどんどん進んで、ちょっとしんどい子や苦手な単元はゆっくり丁寧に進めるというのが、子どもたちにとっても心地いいんじゃないのかな。
特に、子ども自身がちゃんと内容を理解して、楽しいと思って進んでいるうちは、その気持ちを大事にしてあげることで子どもはより勉強が楽しくなるんじゃないかなと。
その見極めには迷うこともあるかもしれないけれど、きちんと理解していないのに進んだら、多分子どもの楽しそうな表情がどこかで変わるはずだから、そのときにはペースをゆっくりにしたり、少し戻ってみたりしてもいいだろうと思う。
カリキュラムがあろうがなんだろうが、よく子どもを見ずに進めることは、私は決してしたくないなと思う。
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