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2009年1月25日 (日)

友人の新居で気づいたこと

昨日は仕事の後、30年来の友人の新居にお邪魔してきた。
教員をしている彼女は数年前からマンション探しを始め、昨年末、新居のマンションを購入した。

昨日は別の友人と引っ越し祝いを兼ねてお邪魔させてもらったのだけれど、新居の主の彼女と話をしながら、なんだか改めて納得したことがある。

リフォームした部屋をひとつひとつ案内してくれながら、壁紙の色はこの部屋は日が入りにくいので一番白くしたとか、リビングは癒しをテーマにしたとか、この壁は自分のこだわりのひとつですごい働きがあるんだとか、ライトはこんなライトがほしいと思っていたけど、思うようなものがなかなかなくてとか……彼女なりのこだわり聞かせてくれた。

事前に本当に色々なことを調べたようだし、その知識にも驚かされたけれど、それぞれの部屋の壁紙の色が違うとか、ダイニングテーブルにはこだわったとか、私には全く考えもつかないような彼女の知識にただただ感心し、とても立派な新居を購入したことに対してだけでなく、昨日は何度も何度も「すごいね~、ホントすごいわ」と、その言葉ばかりが出た。

そのとき、彼女が「家を買うのが夢やったから」と言った。
そして、自分はブランド物や装飾品にはあまり興味がないからなどとも話してくれた。

その話を聞きながら、改めて「具体的にイメージできることは実現する」という言葉を思い出し、それはやはり事実なのかもしれないと思った。

ワタミの渡邉社長もそのようなことを言っておられたように思うし、他の自己啓発系の本でもスピリチュアル系の本でも、同じような意味のことが書かれているのを何度か目にしたことがある。
つい先日、新潟の寺子屋ありがとうの先生が望月先生の講演会を主催されたが、望月先生の「宝地図」もそれとほぼ同じことなのだろうと思う。

彼女は家を買うことが一つの夢(目標)で、家を買ったらどんな内装にしようかとか、どんなライトをつけようかとか、カーテンはどんなので、テーブルはこんな風にして…ときっと何年もそれを具体的にイメージし、考えてきたのだろう。

具体的なイメージができれば、今度はそれがどこで手に入るかを探すことが可能になるし、売っていなくても、場合によってはオーダーで作ってもらうことだって可能になるだろう。

もし私が家を買うとしても、今の私には家に対する何のイメージもない。
どんなリビングにしたいとか、間取りはどんなでとか、具体的に描けるものが何もないのだ。
今住んでいる家はかなり狭いので、購入できないにしろ、引っ越したいなぁと何年も思っているけれど、どんなところに引っ越したいか具体的にイメージしたことがない。
そして、無精なのも手伝ってずっとそのまま住み続けている。

彼女の場合は「家」というものだったけれど、その話を聞きながら、確かに自分の夢や目標が明確であればあるほど、そこに近づける可能性は高くなるんだろうなと、心から納得した。
これまで本などで読んで、そうなんだろうなとは思っていたけれど、昨日初めて自分の中にストンと落ちた感じがした。

かといって、今の私に何か具体的な夢や目標があるわけではない。
当然、新居を購入する予定もない。(苦笑)
それでも、何かしたいことが見つかったら、それをどんどん具体的にイメージしていくことが、そこへ近づく最良の手段なんだなということを気づかせてもらった。
改めて友人に感謝。

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