みんなすごいなぁ。
子どもたちってやっぱりすごい。
本当にすごい。
うちには誰が見てもすごい!って思うようなスーパーくんやスーパーちゃんもいるけど、本当に真面目に一所懸命取り組むけど、算数は苦手っていう子もいる。
とにかく、本当に真面目にやるのに、なかなか数量感覚が身につかなかったり、数量感覚はあるのだけれど図形になると途端にお手上げに近い状態になったりと、苦手なこともそれぞれだ。
傍から見ていると、算数は少ししんどいように見える子が、スーパーちゃんでもぱっと出ない式を、全く何もヒントも出していないのに自分でしっかり書いているのを見た。
しばしばコンディションが乱れてふにゃふにゃになってしまう子がふにゃふにゃ言いながらも、少し前にやっただけの3桁÷2桁の筆算を目の前できちんとひとりで解くのを見た。
正直、感動した。
でも、こういう子達は学校ではなかなか評価されづらいんだろうなとも思った。
考えるのに時間のかかる子、計算するのに時間のかかる子、いいセンスを持っているのにコンディションで激しく左右される子、そういう子達は今の学校ではなかなかその子の能力を認めてもらいづらいところがあると思う。
「時間はかかるけど、ちゃんと考えられる」というのではダメなんだろうか。
まあ、もちろん、試験やらなんやら、なんでも時間が決まっていて、時間内に能力を発揮できなければダメというものが多いことはわかっている。
でも、時間にばかり気を取られて、何かもっともっと大切なものを見落としてしまっているのかもしれないと、子どもたちを見ながら、また改めて思った。
子どもたちはみんな、一人ひとりきちんと成長している。
やっぱりすごいなぁ。
| 固定リンク
コメント