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2008年12月31日 (水)

今年も1年。

本当に色々なことがありました。
つらいこと、きついことも本当にたくさん、多分、これまでの人生の中で一番かもというぐらいいろいろありました。
でも、結局、今年も1年、いい年だったとそう思えます。

それも全て、支えてくださる、応援してくださる、見守ってくださる皆さまの、そして、いつも私を元気にしてくれる子どもたちのお蔭です。
本当に本当にありがとうございます。

まだまだ未熟で、やらなくてはと思っていることもなかなか進まず、時間の使い方も下手っぴで、反省することだらけですが、来年こそはもう少しピリッと頑張りたいと思います。

皆さま、よい年をお迎えください。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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2008年12月30日 (火)

全身筋肉痛…。

大晦日イヴですが、現実逃避中です…。
予定では今日でほぼ大掃除完了になるはずだったのですが、起きたら既に全身が筋肉痛でやる気出ず、超スロースタート…。

なんとかバルコニーとその窓、お風呂、玄関周辺は済ませたものの、かれこれ5時間近く(買い物に出たり、食事したりもしたとは言え…)現実逃避中で、全く終わる気配がありません…。(やってないんだから当然…。)

でも、拭き掃除をしながら、これでも昔に比べたら格段に楽になったんだろうになぁと思ったりしました。
今は色々な掃除用品が出ていて、たとえば、こすらなくても吹き付けてしばらく置いておけば、お風呂のカビがきれいにとれてしまうとか、洗剤なし、お水だけでも油汚れが落ちるとか、本当に色々便利なものがあります。

昔なら、普通に雑巾で窓を拭けば、雑巾の毛羽が窓に残り、それを更に乾いた雑巾で乾拭きするとか、窓ふきひとつとっても今では随分楽なはず。
それでも筋肉痛ですから、いかに自分が衰えているかを感じます…。

例年、お掃除グッズでは色々個人的ヒット商品と出会うのですが、今年は友だちがなんだかとっても気に入ってしまったお掃除グッズがありました。
私は似たようなものを一昨年発見し、時々使っていたのですが、それは「マイクロファイバーふきん」。ふきん自体の毛羽は出ませんし、ガラスなどを拭くと何もつけなくてもぴかっときれいになります。

既に定番となっているメラミンスポンジやスチームクリーナーもやはりすぐれものです。
水をよく吸い取って毛羽が出ないというのでは、セルロースふきん(スポンジ)もお気に入りです。

というわけで、皆さまはとっくに大掃除も終えてほっとひと息つかれていることかと思いますが、そろそろ現実に帰ることにします…。
今年もあと1日。

皆さまどうぞよい年をお迎えください。

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2008年12月29日 (月)

完全な余談。

昨日、同級生たちとの忘年会で、二次会というのかなんというのか、食事のあとにアミューズメント複合施設のようなところに行きました。

で、歳も顧みずみんなでプリクラを撮ったり、ゲームで遊んだりもしたのですが、女の子のひとりが、ジャングル(?)を車で進んでいくと次々と怪物が襲いかかってきて、それを撃つ、いわゆるシューティングゲームとか呼ばれるんだろうと思うゲームを「これ、面白いからやろう!」と。

まず私が誘われたのですが、謹んで辞退。他の子と2人でチャレンジし、敢え無く途中敗退。
で、女子が4人だったので、残る2人でやってみてと勧められ、私はかなりしぶしぶトライ。

とにかく、シューティングゲームに興味がなく、過去やった記憶といえば、インベーダーゲーム(一体いつ?(笑))ぐらいなのではと。
銃で何かを撃ち殺すというゲームは多分したことがないんじゃないかというぐらい、ずっと避けてきました。(というか、したいと思ったことがないので。)

しかし…初めてにしては、もしかしたら4人の中で一番うまかったかもしれないようで、見ていた友だちのひとりが「そんなにうまいのに、なんでやりたくないって言ったん?」と。

だって…楽しくないんだもん…。(苦笑)

初めに誘ってくれた友だちは「ストレス解消になるよ」と言っていたし、うまいのに…と言ってくれた友だちも、終わったとき「楽しかった~」というような反応をしていたのですが、私はゲーム中ほぼ無言。やられないように努力はしたものの、終わったらぐったり…。
全然ストレス解消にならないってば…。(泣)

なんか面白いなぁと思うのです。
シューティングゲームは昔からあるし、それを好む人も大勢いるのもなんとなくわかっています。
でも、少なくとも日本で生まれ育った人は、実際に何かを撃つという経験をしたことのある人はそうそういないはずですし、何かを撃つことでストレスを発散できるというのが自分には不思議でなりません…。(そういう方を批判しているということは全くありません。どうぞ誤解のございませんよう。撃って相手を倒すというのは、実生活ではほとんどみんなにとって全く楽しいことではないだろうと思うものですから、なぜゲームだと楽しいと感じるのかというのが素朴に疑問というだけで…。)

友だちのひとりに「こういうのが好きなんやな」と指さされたゲームは川島隆太先生監修の「脳力」なんとか(覚えてない…(汗))ってゲーム。まあ、確かにこういう方が好きかも…。

友だちたちが別のシューティングゲームやレースゲームなどをし始めたので、私はひっそり、その「脳力…」にチャレンジ。あっという間で200円って感じでしたが、脳年齢は21.4歳とのこと。かなり夜遅くって、少しだけどアルコールも入っていたのに、なかなかのものだなとちょっとご満悦。(笑)
けど、この類を子どもたちが延々やり続けたら、何か喜ばしくないことが起きそうなにおいも感じたり感じなかったり…。(どっちや?)

でも、人の趣味趣向って、どういう風に決まるんでしょうね。
特に、ここは日本なのに、なぜ銃を使ったシューティングゲームでリフレッシュできる人がいっぱいいるのか、それが素朴な疑問です。
どんな風に気持ちいいんでしょう?自分にはわからない感覚なので、知りたいなぁと思ったりもします。(笑)

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2008年12月28日 (日)

なんとか。。。

昨日の時点で、あと2時間もあれば教室の大掃除と片付けは完了するだろうと思っていたので、今日も起きてからついちょっとのんびりしてしまい、夕方になってようやく出かけました。

必要な買い物などを済ませ、教室についたらもう17時前。
でも、2時間あれば余裕だと思っていたので、とりあえず作業開始したわけですが、やり始めると次々と気になるところが…。

どんどん時間は過ぎてゆき、あっという間に3時間。
さすがに今日で終わらせたかったので、一部片目をつぶって完了ということにしたのは21時前でした…。

あんな小さい教室で昨日と合わせて7時間、それも昨日は友だちがフルに手伝ってくれてですから、どうやら今年も年末ギリギリまで自宅の大掃除は終わりそうにない予感が…。(苦笑)

でも、とりあえず教室の方はなんとか仕事納めになりました。
まあ、多分仕事はするんじゃないかと思いますが、年内に出勤するのは一応今日が最後だったかなと。

明日からは自宅の方との闘い(?)が始まります。。。
がんばります。。。

かろうじて仕事納め。

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2008年12月27日 (土)

仕事納まらず…。(苦笑)

本日で今年は仕事納めの予定だったのですが、例年より早い仕事納めについつい油断し、予定通り出勤していれば絶対終わったはずなのですが、スタートから大幅に時間がずれこみ、今日は19時から同級生たちと忘年会の予定だったので、切り上げざるを得ず、明日の出勤が決定しました…。(汗)

まあ、多分あと2時間もあればなんとかなると思うので、明日こそはきちんと仕事納めにして、自宅の方にかかりたいと思います。

しかし、同級生たちとの忘年会はなかなか楽しかったです。
年甲斐もなくみんなでプリクラなんて撮ってしまいました。
今時のプリクラってすごいんですね。落書きできるとかってのはなんとなく知っていましたが、顔の色も美白モードとか美黒(ってのはなんだ?って感じですが…)モードとかもあったり、目なんて勝手に青いパッチリ目に変わっていたり。(笑)
プリクラの写真見て「お、美人じゃん!」とか思っても、かなりあてにならないということがわかりました。(笑)
けど、男性も男前になるのかしら??

この同級生の集まりというのが、なんと小6のときのクラスメイトたち。
普通の公立の小学校でしたから、その後の進路はみんなバラバラで、そんな友人が昨年の3月にクラス会で再会し(私は仕事で行けませんでしたが)、それ以来ずっとこうして付き合いがあるのです。

とてもまめにお世話をしてくれる子がいるからなのですが、それでも、今日来ていた子のひとりがしみじみ言っていました。
「すごいと思うわ。クラス会から2年経ってもこうやって会ってるのって。」と。
でも、ホントにそうだなぁと思います。同級生っていうのは、なんだか特別の存在だなぁとも、ありがたいもんだなぁとも思います。

大人になると、仕事がらみのお付き合いだったり、そうでなくても、全く違う場所で全く違う仕事をしている同士が、「友達」になることはなかなかないようにも思うのです。
みんな同い年で、子どもの頃からお互いのことを知っていて、気兼ねなく何でも話せるのは、昔からの同級生ならではなんだろうなと。

いい忘年会でした。
あの子たちとの付き合いがこのままずっとおじいちゃん、おばあちゃんになるまで続いたら素敵だなぁと思いながら、明日こそは仕事を納めたいと思うのでした。。。

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2008年12月26日 (金)

レッスン終了。

ホントに次から次から色んなことが起きた2008年も残すところ僅かとなり、年内のレッスンは本日をもって無事終了しました。

同業の先生方の多くは、この時期はまだ冬期講習の真っ只中なのだと思いますが、今年は明日教室の大掃除やら片づけやらをして、それで仕事納めにさせて頂く予定です。(その後は荒れ放題の自宅をどうにかせねば…(汗))

ブログは仕事納め以降も更新する予定ですので、年末のご挨拶はまた改めて。

今日は年末らしく、かなり冷え込んでいます。日中はあられのような雪も降りましたね。
風邪を引いている子もぽつぽつ見受けられましたが、皆さまどうぞご自愛ください。

なぜか今日は色々予定変更があり、11時からレッスン開始、20時半終了と、ハードな土曜より長い時間レッスンしていましたが、レッスン納めぽくっていいかもしれませんね。(笑)
しかし、既に頭はあまり働いていないので、今日のところはこの辺で…。

新年は1月6日火曜にレッスン開始です。
宜しくお願い致します。

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2008年12月25日 (木)

未だに発見がある。

毎日毎日子どもたちとレッスンをしていて、プリントによってはもう100回以上見たものなんかもあるんだろうと思う。(今かなり頭が回っていないので、もしかしたらもっとなのかもしれないけど…。)
それだけ何度も何度も見ていて、おまけにそのほぼ全てをその場で考えてマルつけをしていると、文章題などの答えが見覚えがある、なしで判断できるぐらいになってきていたりもする。

覚える気なんてないし、見覚えがあっても確信がなければその場で再度考え直すわけだけれど、そんなに何度も何度も同じものを見ていたら、普通は何も考えなくなりそうな気がしないだろうか。

しかし、意外なことに、何度も何度も見ていると、あるときまた新たな発見をしたりするのだ。
過去何度も書いているように、私はもともと空間図形があまり得意ではなかったし、展開図を組み立てて、どの面がどの位置にくるかとか、どの頂点とどの頂点がくっつくかとか、そういうのは頭の中だけで組み上げるのはほぼ不可能だった。

何度も何度も繰り返すうち、少しずつは組み立てられるようにもなってきたが、それが得意な子どもと比べれば、全く足元にも及ばない。
苦手な私はイメージできない部分は理論で答えを導き出すしかないのだが、得意な子どもは確実に頭の中で展開図が組み上がっていくのが見ていて感じられる。
羨ましいものだなと思う。

今日、ある子と展開図の頂点はどことどこがくっつくかの問題をやっていたとき、まあ、その問題に関しては随分と考えられるようにはなったけれど、ちょっと複雑な展開図の考えづらい位置に印が付いていると、やはり頭の中で組み上げて答えを見つけることは、私にはまだ難しい。

ただ、今日また新たに、ああそうか!苦手な子はこう考える方法もあるな~と気づいた。
過去、色んな単元でそういうことが何度もあったけれど。

どことくっつくかという考え方だと、展開図を組み上げられない子には結構つらい。
ただ、よく考えると、「くっつく頂点」というのは、もともとは同じ頂点だったわけだから、展開図の中で同じ頂点がどこになるかを探せばいいのだと(得意な人には何を今更?ってことなのでしょうけど)気づいた。

展開図で、ある頂点から最も遠い位置になる頂点を探すことは、空間図形が苦手な子でも、すぐにわかるようになる。
それがわかれば、最も遠い頂点から更に遠い頂点は元の頂点と同じになるということだ。(言葉では分かりづらいでしょうか…。立方体の頂点に全てaからhのアルファベットをつけたとして、aから最も遠い頂点がgだとしたら、gから最も遠い頂点は当然aになるので、展開図上でaから遠いgを見つけ、更に先ほどのaとは別にgから遠い頂点が見つかれば、そこもaになるので、aとaの頂点がくっつくということが言いたいのですが…。)

理想は頭の中で組み上げられるようになることではあると思う。だから、小さい子にはできる限り実際の展開図を組み立てたり、頑張ってイメージしたりしながら、それができるようになってもらえばと思う。

ただ、私のようにどうしても苦手な子はいるわけだし、また、既に学年が上がってしまっている子や中学生などは、そのためだけに大量の時間を費やすのは実際のところ難しいだろう。

新たに何か発見しても、必ずしも子どもたちに言うわけではないけれど、一つでも多くの考え方を見つけておけば、役に立つときがあるかもしれない。
そう思いながら、今日もまた子どもたちと共に問題を解き続けている。

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2008年12月24日 (水)

おもしろいなと思うこと

教室の子どもたちの多くは、算数を学校で習うより先にここで学ぶことになることが多い。
その場合、基本的に知らない言葉など説明しておかなければならないこと以外の説明はしないし、まずは考えてみてもらうというところから入るので、公式だって教えられることはない。

面積にしろ、体積にしろ、速さにしろ、割合にしろ、子どもたちの多くが学校で習うまで公式を知らないまま(意識しないまま)問題に取り組んで、正解を出していく。

たとえば鶴亀算。実は私は未だに受験塾などではどうやってこれを教えるのかはっきりわかっていない。こんなものにまで公式やパターンがあるのかどうかわからないけれど、教室の子たちとその類の問題をやるときには、とりあえず頭の数だけ○を描いてもらって、まずはそれに2本足をつけてもらう。
あとは、足りない本数だけ、あと2本ずつ足を描き足して4本足にしてもらう。
それが完成すれば、その絵が見たまま鶴と亀の数だ。(2本足の○が鶴、4本足の○が亀)

もちろん、鶴と亀が合わせて200います…とかになったら、さすがに○を描いて考えるには数が多過ぎるだろうから、そうなったらどうすれば考えやすいかを考えることになるのだろうけど、何度か○に足を描いて問題を解いたことがある子なら、全部鶴なら足は400本、足りない足は何本だから、亀がその半分いるんだな…みたいに自然と考えられるようになるだろう。

ま、それは余談で、今日ある子と鶴亀算やそれに類する問題をやっていたときのこと。
その問題は表に書き込んでいって(小学校の教科書だと高学年で表を使って考える「変わり方」とかの単元の解き方になるのかと思う。)片方を1減らして、もう片方を1増やすと差がどう変化するかを見つけて、答えを考える方法を取っていた。

私は何も言わずに様子を見ていると、「あと6やから3や…」とか、何かブツブツつぶやいている。
最初の2、3個書いたところで何かに気づき、何も言わなくても答えに気づいたようだ。
しかし…確かに感覚的に答えは出ているのだけれど、本人がどうもイマイチ気づいていない。(苦笑)

「そうやん。3なんやろ?」と声をかけると、「ああ!」と何かがつながったように答えを書く。
次の問題でも同じような反応。
算数のセンスのある子たちにしばしば見られるのだけれど、式とかどうやって解くとか、うまく説明はできないけど、感じ取ってしまう、気づいてしまう、そんな感じ。

そんな反応を見るのは楽しいし、子どもってほんとすごいなぁ~と思うのだけれど、こういう子たちも学校や一般的な塾では、公式やパターンを教わって、それにあてはめて解くことを求められるのかもしれない。
きっと退屈で、時に苦痛でさえあるかもしれないなと思う。それを思うと、なんだか少し気の毒な気分にもなる。

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2008年12月23日 (火)

なんだか複雑な気分。

この前、教材が終了してお別れした女の子にもらったラブレター(?)にも、ある女の子にもらったクリスマスカードにも、「お勉強教えてくれてありがとう」とか「わかりやすく教えてくれてありがとう」とか、そんな言葉が書かれていた。

年賀状準備で今年もらった年賀状を眺めていたのだけれど、子どもたちがくれた年賀状の中にはやはり「今年もお勉強教えてください」というようなメッセージが書かれていたりする。

もちろん、まだ小さい子たちだから、他に適当な表現を思いつかないということもあるだろうし、一応「先生」に対して書くわけだから、そういう一般的な表現になるのかもしれないけれど、その言葉を見るたび、少し複雑な気持ちになる。(苦笑)

もちろん、子どもたちのことを放置したりはしないけれど、基本的に「教えない」ということは貫いているから、「教えてくれてありがとう」って言われると、え?教えてないつもりなのに、教えてるの??と少々不安になるのだ。

そんなところに、ある保護者の方からお子さんが「とてもわかりやすかった」と言っているというメールを頂いた。
いや、う~ん、教えてないんだけど。(笑)

ただ、確かに、子どもたちの表情は随分見られるようになってきたようには思う。
表情をきちんと見ていれば、本当に納得して、自分で理解したかどうか、ある程度判断がつく。
ある方法で提示しても、しかめっ面をしていたり、表情が固ければ、心から「ああ、そうか!」とは思っていないのだから、なるべく別の方法を提示し直す。何度か提示しても表情がぱっと明るくならないときには、一旦保留してしまうこともある。

子どもたちは本当に納得したとき、心から晴れ晴れとした満足げな表情をするものだ。
私はその最高の表情が見たいがために、毎日できる限り真剣に子どもたちを見ている。
私がしていることは、あの子たちの「表情を見ていること」だけなのかもしれないと思う。

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2008年12月22日 (月)

不思議な傾向

うちの教室はメインが算数なのだけれど、一部の子は国語のレッスンもしている。
で、国語を取っている子たちにどうも不思議な共通点がある。

まあ、もともと、国語に関しては積極的にお勧めはしないので、算数に比べて国語が心配で…というような場合や、おうちではやらないのでというような場合に限られてくるのだけれど、中でも算数が得意な男子にほぼ共通する特徴がある。

小学校低学年の国語は、ほとんどの場合文章の中に答えが書いてあると言っても過言ではない問題が多い。
きちんと読めば、もうそのまま答えでしょ?というような問題なのに、算数のスーパーくんたちは結構×や△になることが珍しくない。

どうやら彼らは文章を感覚的に読んで、大まかな内容は理解しているのだけれど、そこで更に感覚的に(直感的に?)答えてしまう傾向があるように思う。

ある低学年スーパーくんは算数に関しては本当にびっくりするほどよくできるのに、国語を始めた当初、へ?なんで??と思うような答えを書くことが珍しくなかった。
ちゃんと読めば絶対わかるのに・・・というような問題でも、本人は「読んだ」と言う。
悩んだ末、本当に読んでいるのか、小さい声でもいいから声に出して読んでと指示するようにした。
すると、思いこみの間違いが格段に減った。
ちゃんと読まずに間違えると私が怖いということも影響しているかとは思うが(汗)、声に出しながらきちんと読むことでここまで変化が見られるということは、やはりそれまでは読んだつもりになっているだけで、正確には読めていなかったということなのだろう。

今日も、算数はかなりよくできるある男の子が、ある部分に固執して、いつまで経ってもなかなか正解に辿り着かなかった。
その子も、ちゃんと読んだ?と聞いても「読んだ」と答えていたが、ある指示を出したところ、結局は答えになる部分は読み飛ばしていたことがわかった。ほんの3、4行の文章なのにである。

ほかにも、算数がとてもよくできるのに、国語になると…というお話を伺うことは決して珍しくないのだけれど、この子たちを見ていると、きっと何か解決の糸口があるんだろうという気もする。

まあ、まずは本当に読んでいるのかどうか、小さくてもいいので声に出させてみること、もしくは、一度だけ大人が読んで聞かせてみること、そんな方法で、読み飛ばしたり、読み間違えたりせず、正確に読めているかをある程度見極められるのではと思う。

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2008年12月21日 (日)

年賀状は続くよどこまでも…。(泣)

今日ぐらいはまともに書こうと思っていたのですが、実は昨日から年賀状に手を付けておりまして、まあこれがまた効率の悪いことに、去年自宅のPCが他界して、よくわからぬままにVista搭載PCを買ったもので、それまでの年賀状ソフトが使えず(もしかしたら使えたのかもしれないけど、私にはよくわからず…)やむを得ず、教室のPC(XP搭載)にソフトをインストールし直して去年はしのいだわけですが、その時期にならないと思いださないものですから、結局そのまま1年過ごしてしまい、宛名は教室でしか印刷できず、昨日はそれもあってすごい時間まで居残り…。

で、今日である程度完成させられるつもりだったのですが、私の年賀状はもう十年来、手書き文字はないものの、文面やデザインは何種類もあって、学生時代の先生方にはこれ、普段会うことのない友人にはこれ、学生時代の先輩にはこれ、普段会うことのある友人やお知り合いにはそれぞれ文面が違ったり…と、手書きに近いぐらいの時間はかけているのです。(一応こだわりでして…。)

というわけで、いったい何にそんなにこだわってるの?というぐらい時間を取られ、結局今現在、まだ作業は3~4割ぐらいしか進んでいません…。(泣)

ま、年に一度のことですので、がんばります。
というわけで、今日も極めてど~~~~~でもいい更新でお許しください。

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2008年12月20日 (土)

またもすみません・・・。

実は現在0時を回ったのですが、まだ教室です・・・。
今日は10時過ぎからここにいますので、かれこれ14時間・・・。最長記録かもしれません。
もちろん、もう帰りますが・・・。

というわけで、帰ってから更新するパワーはないかもしれませんので、形式的更新。
とりあえず無事です。

しかし、もう残すところ10日あまりとなり、ホントに年が越せるのかだんだん不安になってきました・・・。
新年度に関するお知らせやアンケートも準備せねばと思いつつ、全然追いついていません・・・。バタバタして不備があっては話になりませんし、年明けに落ち着いてご案内させて頂こうと思い始めています。

なんか書こうと思うのですが、もう頭がまともに働いていない模様・・・。
とりあえず帰ります。

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2008年12月19日 (金)

ホント連日すみません・・・。

今日も先ほど帰宅して、やっと食事が済みました。
明日は朝からレッスンがある土曜ですので、なるべく早く休みたいなと。(まあ、食べたところなのでまだすぐには休めませんが…。)

なぜこのところ毎日遅くなっているのか、自分でもよくわからないのですが、教室でぼ~っとしているわけでもありませんし、遊んでいるわけでもないので、何かしているんだと思います…。(汗)

まあ、師走ですから、「師」には程遠い私も多少は忙しいということでしょうね。(苦笑)

子どもたちはやはりどんどん成長していきますね。
最近、いい表情を見せてくれる子が以前にもまして増えているように思います。
つい先日も、間違いなくレッスンをしていて、その子は一所懸命問題に取り組んでいるのですが、少し頬が紅潮して、どこか自信に満ちた表情で、満足そうにかすかにうなずいて答えを書く女の子の姿を、とても幸せな気持ちで眺めていました。

こんな美しい表情で学んでいる子どもたちの姿を、どれだけの大人が見ているんだろうなと、よくそんなことを思います。
そもそも、子どもが勉強するときに、そんなにも美しい表情をすることを、私自身以前は気づいていなかったのですから…。

さて、明日はもう20日。
どんどん年の瀬が迫り来ていますが、なんとか明日もがんばります。

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2008年12月18日 (木)

本日も….

0時前に帰宅。
やっと食事が済みました。(現在日付変わって1時…。)

多少は忙しいのですが、単に自分の時間の使い方が下手ってだけで、皆さまにご心配を頂くようなレベルではないのです…。
けど、仕事は相変わらず全然追いついていません…。う~ん…。

書きたいことはあるのですが、とりあえず一旦形式的更新を。
すること済ませて、もし書けそうなら書かせて頂きます。無理ならまた明日以降に…。

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2008年12月17日 (水)

あと2週間…。

時間なさ過ぎ…。
けど、時間うまく使えなさ過ぎ…。

今日は23時半まで教室にいましたが、パソコンがのろのろで仕事は全然はかどらず…。
既に実は1時になろうとしていますが、やっと食事が済みました…。

今年もあと2週間しかないんですね…。う~ん…。
やっていないことが多過ぎて、考えると恐ろしくなります……。
まあ、私の場合、冬期講習ってものも受験ってものもないので、同業の皆さまに比べると随分楽なんだとは思うんですけども。

書きたいことはあるものの、今日は(も)ちょっとギブアップ…。
なにとぞお許しを。

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2008年12月16日 (火)

ちょっと恐ろしい…。

来週火曜は祝日。小さい子が多いので、レッスンは希望される方だけにしたので、今日のレッスンの子のうち数人は今日が今年最後のレッスン。
子どもを見送るとき、「また来年ね。よいお年を。」と言いながら、ちょっと恐ろしくなった…。

ホントにあと半月で今年も終わってしまうんだな…。
今年はホントに激動の1年だったし、その時々は動揺したり、凹んだり、体調崩したりと色々あったけど、振り返ってみれば本当にあっという間だったし、多くのことは結果的にはそれでよかったんだろうなと思える出来事になっている。

占いでは36年に一度の最悪の運気の年らしいし、確かにこれまでの人生を振り返れば、最高レベルに激動だったようにも思うけど、なにぶん忘れっぽい性格なので、今となっては人生で最大3回しかない最悪の運気の年でこのぐらいだったんだったら、まあ御の字か~なんて思ったりもしている。(笑)

ただまぁ、仕事がはかどらないのも、どこか言い訳して過ごしてきてしまったので、来年こそはピリッとびしっとやりたいものだと思う。(今年はやらなきゃいけないことを片付けるのさえ無理かも知れないので…。(汗))

あと半月。激動の年の締めくくりをしっかりしなくては。(さっきから眠くて頭が働いておらず、ど~でもいい更新でスミマセン…)

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2008年12月15日 (月)

言葉でわからせようとしない。

自分で教室を始めてから、「教えない」ということを意識するようになったのだけれど、「教えない」といってももちろんただ単に放置するわけではなく、必要に応じてヒントを出したり、何らかの手助けはする。
その際、それを必要最小限にするよう心がけているのはもちろんなのだけれど、もうひとつ特にここ何年か、幼児さんとレッスンする機会が多少増えたこともあって、尚更意識するようになったことがある。

それは「言葉でわからせようとしない」「言葉で説明しない」ということ。

例えば、ある絵を鏡に映したらどう映るかを選択する問題があったとしよう。
経験上知っている子、感覚的にわかる子ももちろんいるし、そういう子はこちらが改めて何か説明することもないのだけれど、幼児さんなどで、まだあまり経験がなかったり、鏡を見ることはあってもあまり左右反対であることを意識していなかったりする場合、自分でその問題を解くことはできない。

その場合、ペーパーで正解になればいいというだけなら、「鏡に映ると右と左が反対になるのよ。だから、この問題はこれが正解。」と何問かそんな風に説明しながらやり取りをして、徐々に正解を選べるようにすることも可能だろう。

ただ、それで正解できるようになったとしても、それはひとつの知識であって、その子にとって実感を伴うものではないし、実際に経験して身につけたわけではなく、お勉強して正解を選べるようになったというだけのことなんだと思う。(もちろん、それでいいじゃないというご意見もおありだと思うし、それを否定する気は全くない。ただ単に私の個人的な感覚なので。。。)

この場合、まずは実際に子どもに鏡を見せ、鏡に他の物を映して、実際のものと鏡の中のものがどんな風に見えるかを見比べてもらったり、プリントの問題の絵を切り取って、鏡に映して、どれが正解になるか実際に見て選んでもらったりということをしてみる。

そういうことを何度かしていると、言葉での説明は一切しなくても、子どもたちは感覚的に正解を選べるようになる。
それは知識として覚えたものではなく、実際に自分で感じとったものになるはずだ。

鏡の問題は一例で、そういうことは実にたくさんある。
大人はついつい言葉で説明してわからせようとしてしまう。
幼児さんや小学校低学年と一緒に勉強する機会は独立前にはほとんどなかったけれど、少なくとも塾講師時代の私も、間違いなく「言葉による説明」が中心で、いかにわかりやすく説明するかということを意識していたものだ。

子どもたちは私の説明をわかりやすいと言ってくれたけれど、彼らの中にその説明は定着はしなかった。
実際、大人だってそうなんじゃないかと思う。誰かから聞いた知識は、その場では「へぇ~」とか「なるほど」と思うけれど、よほどインパクトがない限り、そのうち忘れてしまうものだ。
子どもたちが公式をすぐに忘れてしまうのだって、教えられて覚えたものだから、実感を伴わないものだからという部分がかなり大きいと思う。

いかに「言葉」以外の方法で理解してもらうか、感じ取ってもらうか、今はそのことを常に意識している。

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2008年12月14日 (日)

仕事が進まん…。

今日は出勤で、お昼にひとつ振替レッスン。
その後は仕事をするつもりで、まあ、確かに少しはしたのですが、教室のPCの調子が悪く、新しいPCは以前今のPCが仮死状態になったときに兄に預けたまま手元になく…。

しかし、しようと思っている仕事のほぼ全てがPCを使わないとできない仕事で、動きの異常に重いPCでだましだましやっているもんだから、全然進まない…。(泣)
かといって、このタイミングで新しいPCに変えても、入ってないソフトとか色々あるから、機械オンチの私にはまたひと苦労なのも目に見えていて、いったいどうしたら…。(苦笑)

というわけで、出勤して、教室にいた時間はそこそこ長いのに、全く達成感のないまま帰宅しました…。(泣)

最近しばしば、荷物を運んだり、手で持ち運ぶにはちょっと辛い買い物をしたりのために車があったらなぁと思うのですが、仮に車があっても、筋金入りのペーパードライバーなので、運転できるようになるには教習所に行き直さなきゃ…ですし、全く現実的じゃないですよね。
これはもう、頑張って、お抱え運転手を!(無理無理…)

と、ようやくのオフを前に全くど~でもいい更新でした…。お許しを…。

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2008年12月13日 (土)

どうにかこうにか…。

今週はお手伝いの先生がお休みになったりなんだかんだで、普段以上にかなりバタバタしてしまい、それでもまあ色々な方のご協力もあって、どうにか乗り切ることができました。

今日も子どもたちはみんなよく頑張っていました。

出会った初めはなんだかとてもデリケートで、難しそうな問題に対しての拒否反応もすごくて、正直私はこの子の役に立ってるんだろうか、どうしてあげればこの子はもっと楽に学べるんだろうかと1年以上ずっと悩み続けた子がいます。

お母さまも何が何でもカリキュラム通り進んでくださいとおっしゃりはせず、前に戻ってもらってもいいですからと言ってくださったこともあり、あまりに拒否反応が出るものは一旦保留にして、後回しにして、他の問題をやって戻ってきて…なんてこともしながら、その子との付き合いも3年目になった今年あたりから、その子の中にあった分厚い壁のようなものがだんだん薄くなってきているように感じることが多くなりました。

学年が上がって体力もついて、コンディションが安定してきたということもあるかもしれませんが、もともと可愛い子ながら、最近はますます可愛さを増している感じがします。

うまく言えないのですが、やはり子どもたちにはひとりひとり、それぞれのペースがあって、周囲に合わせるのがうまい子もいれば、それがうまくできない子もいるでしょうし、なんでもさっさとやれる子もいれば、人の倍、3倍と時間のかかる子もいるでしょう。

特に子どもたちが小さければ小さいほど、ペースの差は大きいように思うのです。
それを無理にみんな同じペースで進めようとすれば、必ずどこかに無理が出るのだろうという気がします。

今だから言えますが、最初の1年ほどはどこか腫れ物に触るような、今日は頑張ってくれるかな・・・泣いたりしないかな・・・と、そんな気持ちで接していたことも少なくなかったその子にとって、おうちの方がその子のペースを大事にされて、私にも無理に進めなくてもいいと言ってくださったことが、やはりとてもとてもいいことだったのではないかと思うのです。

周りの子どもより進んでいれば安心し、遅れていれば不安になる。それはきっと当然の感情なのだろうと思います。
それでも、急がせてはいけない時期は間違いなくあるのだろうと、子どもたちを見ていると、そんなことを感じます。

どうもうまくまとまりませんが、お許しを…。

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2008年12月12日 (金)

今日も見られた。

これまで何度も書いているけれど、子どもたちは集中して考えているとき、普段どんなにやんちゃな子でも、おしゃべりな子でも、それは見事にきりっと引き締まった、けれど、とても穏やかな、本当に美しい表情になる。

数量感覚が身につくのに少し時間がかかる子は何人もいるけれど、そのうちのひとりと今日レッスンをしていたとき、さっきまでキャーキャー言ってふざけていた子が、すっと静かになって、少し遠くを見るような目になった。
この「少し遠くを見るような目」は、どうやら子どもたちが頭の中のイメージを「見ている」ときに見せる目らしい。

少しの間とても穏やかな時間が流れ、さっきまでとは別人のように落ち着いた顔で答えを言った。
正解だとわかった瞬間に、またさっきまでのテンションに戻るのだけれど。(笑)

子どもたちのあの表情を写真に収めたいとさえ思う。
ただ、さすがにレッスン中にそれは無理なので、結局ただの1枚も私の手元にはあの美しい表情は残っていない。

でも、「教えずに待つ」というこのスタイルを取るようになってから、本当にたくさん、その美しい表情を見る機会に恵まれている。
わかりやすく教えることに一所懸命だった頃には、気づくことのなかった表情だ。

もしかしたら、子どもを指導する大人の多くが、この表情を滅多に見ることがないのかもしれない。
だとしたら、それは本当にもったいないことだ。
子どものペースに合わせて、それをじっと見守っていれば、子どもたちはきっと何度でも、あの美しい表情を見せてくれるはずなのだから。

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2008年12月11日 (木)

立方体の展開図の学習について

実は今日はまだ教室で、ちなみにご飯もまだなので、ちゃちゃっと更新をしてしまおうと。(って、最近そんなのばっかりですけど・・・。)

数ヶ月前から、教材のことをずっとずっと(いや、ある意味ではもう何年も・・・)考えているのですが、今教室で使っている教材では、立方体の展開図の学習のところで、実際に展開図を作ってみて確かめたりということはあるにはあるのですが、まとめプリントみたいなものがあって、こういう場合はサイコロができないと例が挙げられてしまっているのです。

まずは、面の数が6面じゃないもの。
次は、6面でもどこか重なる面が出てくるもの。
最後は6面のうち4面が田形に並んでいるもの。

図も描かれているので、まあ、わかる子はわかるのですが、それを与えてしまうのは何か面白くないなぁと思っています。
なので、いずれ、色んな展開図を実際に用意して(できるものもできないものも)、組み立ててみて確かめ、どういう場合にできて、どういう場合にはできないのか、子ども自身に発見してもらえたらなぁと考えています。

ただ、すぐすぐにはできることも限られていますし、また、多分そういうこと自体は好きな子は多いと思うので、多くの子が喜んで取り組んでくれると思うのですが、多分5分や10分じゃ発見や納得までいくには無理なんじゃないかなと。(図形感覚がかなり優れている子もいるので、そういう子は可能でしょうけど。)

となると、レッスン時間を20分、30分とそれに費やすのは、今すぐにはやはり難しいですし、きちんとレッスンの組み立ても考え直さなければなりません。

というわけで、もしご家庭でやってみようと思ってくだされば、工作用紙や方眼紙などで色々な展開図っぽいもの(敢えてできないものも作るので・・・)を子どもと一緒に切り取ってみて、組み立ててみる。
できるものとできないものを分類して、できるのはどういうもので、できないのはどういうものか、また、できるものでも何か分類できないか、できないものはどんな分類ができるか・・・そんなことを、勉強です!!って感じではなく、遊びの延長みたいな感じでやってみて頂けたらなぁと思ったりします。

もちろん、教室に通ってくださっていない方でも、立方体の問題や空間図形の問題が苦手だとか、その部分の能力を伸ばしたいとか、そういう方は何か参考にして頂けるのではと思ったりもしています。

ばばばっと打ったので、説明が足りずよくわからない!とかってことがありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。
とりあえず、片付けて帰る方向へ進みたいと思います。(笑)

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2008年12月10日 (水)

今日はこんなもののご紹介を。

今日はすっかり遅くなってしまい、今やっと帰宅しました。
既に間もなく日付が変わろうかという時間になりつつあり、また、ちょうど昨日、あるお母さんがちょっとご興味を示してもおられたので、今日はこんなものをご紹介。

ご存知の方も多いかもしれませんが、まずは「ピタゴラスプレート」 というもの。
私は去年、ネット検索で見つけた、そのとき一番安かったところに注文した気がするのですが、アマゾンも随分安くなってますね。
私が買ったときより安いかも。

写真を見て頂けば多少お分かりになるかと思いますが、色々な形のパーツが入っていて、建物や動物など好きなものを作ることもできますし、多面体などの立体を作ることもできます。

私は現物を見ず、ただこの中にどうやら正方形のパーツがあるらしいということで、立方体の展開図の学習に使えるはずと注文したところ、予想よりかなり大きな箱で、私には必要ないパーツもいっぱい入っていて、結局教室では正方形を6枚使う以外は、たま~に早く来た子どもや、お兄ちゃんやお姉ちゃんを待っている幼児さんが使うことがあるかなぁという有様です…。(苦笑)
ただ、小さいうちからこんなもので色々な立体を作ったりしていると、空間認知の能力向上には役立つんだろうなと思います。
うちでは宝の持ち腐れ状態になっていますけどね…。(苦笑)

というわけで、小さいお子さんがおられるご家庭などではこのセットがあってもまだまだ遊べて、お役立ちかもと思いますが、少し大きくなられているとか、さすがにこんなに大量にはいらないとか、あとは既に学年がある程度上がっているけれど立方体の展開図やらの問題が苦手なお子さんがおられるとかいう場合は「マジキャップ」がいいかもしれません。

こちらは、ある保護者の方が見つけて、教えてくださいました。
パーツが1枚からでも購入できるようですので、正方形6枚だけ購入すれば送料と合わせて2500円ぐらいになるのでしょうか。
硬質発泡スチロールでできていると書かれている通り、見た目も手触りも固めの発泡スチロールです。
小さい子が遊ぶにはカラフルでプラスチック製の「ピタゴラス…」の方が気にいるかもしれませんが、立方体の学習という目的であればこちらの方がいいのかなと、そんな感じです。

もちろん、おうちでいろいろ工夫されれば、他にもいろいろ方法があると思いますが、もし何かのご参考になれば…。

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2008年12月 9日 (火)

友人と神様(のようなもの)に感謝。

昨日の日中、火曜にお手伝いに来てもらっている先生から急遽お休みの連絡が入りました。
火曜はほかの3人の先生のうち2人はなんとか都合をつけてくださることが多い曜日でもあり、とにかくまずそのお二人に連絡をしたのですが、超バッドタイミングでどちらの方も今日はどうしても難しいと・・・。

スケジュールを考えても、自分一人では絶対ムリなのは明らかだし、その先生に見てもらっている幼児さんはお休みで振替にして頂くしか難しいとしても、小学生がなぁ・・・と。

で、ふと、昔幼児や小学生に英語のレッスンをしていた友人のことを思い出し、ダメモトで(彼女も普段ほかに仕事をしている人なので)頼んでみたところ、予定的に無理ではないとのことで、なんとか無理をきいてもらって手伝いに来てもらうことになりました。

そして今日。
彼女は仕事もできるし、頭もいいし、すごい人ではあるものの、いきなりだし、マルつけのお手伝いだけなんとかしてもらえたら・・・ということで来てもらったのですが、さすがというかなんというか、予想を遥かに上回る働きをしてくれました。

これまで見たことない、その上、私に負けず劣らずこてこての神戸弁のヒトを見て、子どもたちはどう思ったかわかりませんが、どうにか無事今日のレッスンを終えることができました。

急なお願いにも関わらず無理を聞いてくれた友人に心から感謝。
そして、その友人の仕事がなんとかなるタイミングだったことにも感謝。

子どもたちはいつものメンバーでしたが、なんだかとても新鮮な1日でした。

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2008年12月 8日 (月)

今日もあっという間に・・・。

昨日はだらだらしつつ仕事したり本読んだりして、気づいたら朝5時になってしまっていたので、それから寝て、11時に起床しました…。
私にしては睡眠不足ぎみですが、今日はレッスンはないので気分は楽です。

というわけで、残っていた入力の続きをほとんど片付け、銀行にも行き、記帳もして、その分の入力も済ませ、現時点では溜まっているものがほぼない状態にまで片付きました。
それだけでもまあこの休日は多少は有意義だったかなとは思いますが、本当はまだまだうまく時間をつかえたはずなのに、もう日付が変わろうとしています…。

月曜は読書のブログも書かねばなのですが、自宅に読み終えた本がなかったので、読みかけていた本をしばし集中して読んだりもして、尚更事務仕事は進まず…。
ただ、読書のブログを週2回更新するというノルマを自分に課していることで(まあ、しばしば反則技も登場していますが…)何とか本を読み続けていられるので、自分にとっては、このしばりはいいことなのかなと思ったりしています。

朝だらだら過ごしてしまう時間に毎日1時間集中して読書すればかなり違うんだろうなとも思うのですが…。

師走も1週間が過ぎました。
今年もあと3週間あまり。。。
何をしなくてはいけないのかさえイマイチ把握しきれていませんが、新年度のことは本当にそろそろきちんと考えねばなりません。ご案内もせねばですし。。。

また明日からはバタバタしてあっという間に週末になるのかと思いますが・・・。
がんばります・・・。(こればっかり言ってるなぁ・・・。)

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2008年12月 7日 (日)

ちょっとすっきり。

今日はOFF。
いつも休みの日といえば、特に1日しかないとか、2日あっても1日目とかは超だらだらしてしまうのですが、今日はさすがに師走に入り、そろそろお尻に火が付きかけているのを感じ、少しはマシな休日(一応仕事をしたってことは休日なのか?)過ごしました。

昨年までは日課として毎日帳簿入力をしていたのですが、年明けに帳簿データの数ヶ月が初期化されて消えてしまうダメージに見舞われ、気を取り直して再入力したのに、再度1ヶ月分ぐらい初期化…。(パソコンとソフト間の不具合と気づいたのは二度目のダメージを受けてからでした…。)その後、まとめて入力した方が効率がいいことに気づき、今年は1ヶ月分ずつまとめて入力するつもりが、気づけばあっという間に2、3ヶ月溜まっているなんて事態に陥り、やらなきゃ、やらなきゃと思いながらも、8月末までの9割方入力した以降、今日まで見事に全部溜まりっぱなしでした…。(汗)

今日こそ、今日こそと思いながらもとうとう師走に突入し、今日は本当に「今日こそ!」ってことで、ようやく手を付けました。
で、今日の時点で11月末までの9割方の入力が完了しました!(パチパチパチパチ)

ま、入力しただけでまだチェックしていませんし、量もある意味、一般家庭の家計簿より楽なぐらいかもしれませんが…。

けど、とりあえず、ずっとパソコンの前に積まれていて、毎日毎日気になっていたものがほぼ片付いて、今日はすっきり♪
今日中に11月末までの9割9分まで片付けようと思っています。

さて、すっきりして、明日からまた元気にがんばります。
しかし、昨日今日ととっても寒かったので、子どもたちが体調崩していなければいいのですが。

休日モードにつき、極めてどうでもいい更新でお許しを。

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2008年12月 6日 (土)

すみません・・・。

今日は本当に本当に寒いですね。
今週も無事というか、あっという間というかに終了し、教室で残って仕事をしていると、同級生から電話が。

自分たち2人じゃ食べられる量も限られてるし、色々入れて食べたいからと、お鍋に誘ってくれました。
こんな寒い日に友だちとお鍋。なんて幸せな!ということで、同級生のところにお邪魔していたら、スタートも遅かったので、気づけば日付が変わっていました…。

おまけに、ちょっと太れ!といっぱい勧められたので、もうホントに死にそうなほど食べてしまい、今もまだ苦しくて仕方ありません…(汗)
いえ、ホントにとっても美味しかったので、大満足ではあったんですけどね。

というわけで、消化のために活動中でもう頭が働いておりません…。
本日はこれにて…。(汗)

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2008年12月 5日 (金)

タイミング

何度も書いているけれど、教育には「みんなにとってこれが正解!」って方法があれば簡単だけど、それがないから、子どもに接する大人はみんな、しばしば迷い、悩み、試行錯誤を繰り返すのだろうと思っている。

でも、前からぼんやり思っていて、いつかブログに書こうと思いつつ、タイトルだけは決まっていたもののどうもまとめきれずにいたことがある。
それを、今日ある保護者の方がまさにそのまんまのことをおっしゃった。

「興味を持ち始めたときに、それを与えたらいいだけなんだけどね。」

確かそんな言葉だった。

「学ぶタイミング」という言葉が適当かどうかわからないけれど、それは子どもに限らず、大人であっても、本人がそれを必要と感じたり、学びたいと自ら思ったときにこそ、本当の意味での学びができるし、理解も吸収も早いのだと思う。

大人でさえそうなのだから、まだ無限の可能性を秘めた子どもたちであれば、本人が興味を示したとき、適切にそれを与えられれば、きっと大人の想像を遥かに超える学びを獲得するんだろうと思う。

もう2年以上前のことだけれど、友人の子どもで1年生になった彼と時刻のレッスンをしたときのこと。
時刻ぐらいは読めるのかな?と思いつつ、彼に時計を見せ、二、三度、適当に針を回して何時何分と読むかを確認して、そのままプリントをやってもらったら、きちんと答えられていた。
だから、てっきり彼はもともと時刻が読めたのだと思っていたのだが、それまで友人が教えようとしても興味を示さなかったので、結局時計の読み方をきちんと理解せぬまま今に至っていたらしい。

そのとき友人が「ああ、楽してよかったわ~」と笑って言ったけれど、きっとそんなもんなんだろうと思う。
子ども自身が興味があることは、きっと短期間で理解してしまうのだろう。しかし、それを学ぶ準備のできていないときに、大人の側が必死になって教えようとしても、なかなか身につかなかったり、時にはアレルギーを起こしてしまうのかもしれない。

例えば、喉が渇いてもいないときに、いくら水を飲まそうとしたって大して飲めないし、それでも無理に飲まそうとすれば、水恐怖症にだってなるかもしれない。
喉が渇いて、お水がほしくて仕方ないときにお水を目の前に用意してあげれば、飲まそうとしなくたって勝手に飲んでしまうだろう。

学びにもきっと、それと同じようなことが言えるんじゃないだろうか。

特に、相手が小さい子どもであればあるほど、きっとその傾向は強くなるのではないかと思う。
これは、単に興味、好奇心ということだけでなく、その子その子の成長速度などの影響もあるように思うからだ。

常に「今だ!」というタイミングで学びの材料を提供し続けることは難しいかもしれないが、水を飲みたがっていない子どもに無理矢理水を飲ませるようなことはやはり避けねばならないような気がする。

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2008年12月 4日 (木)

やらせてみる。

今日の幼児さんとのレッスンでのひとコマ。

今日のレッスンに切り絵の課題があった。
年長になるその子は、これまでに何度も切り絵の課題には取り組んできたし、手先も器用で基本的になんでもよくできる。
ただ、まだ小さい子なので、コンディションによっても波はあるし、自分勝手にやろうとして話を聞いてくれないときもある。

で、今日のこと。
もう何度もやっていることだからと様子を見ていると、折り紙を半分に折った後、お手本の線を写しているときに、折り紙のわではない方に写していることに気づいた。
既に切り始めようとしているときに気づいたので、「それでいいの?」と声をかけたのだけれど、きょとんとしている。

「そこに書いて、そのまま切って大丈夫?」
そう尋ね直したけれど、どうも気付かないらしい。

これまでにも、ほかの子とのレッスンでも、どちら向きに書くか確認してから書いてもらうことが多かったので、実際に間違って切った子は数えるぐらいしかいない。
でも、これまで何度もやってきているのに、どちらに書かねばならないかの意識がないということなのだから…と思い至った。

もう一度だけ「いっつもそうやって書いてた?それでいい?」と尋ねたけれど、やはり気づく様子がないので、そのまま切ってもらうことにした。
そして、ほどなく、バラバラ事件が…。(苦笑)

課題だった「あひる」は可哀想に真っ二つ。
それを見たその子は、それでも初めはまだ気付かないらしく、自分が間違えて真ん中を切ってしまったと言った。

なので、切り取って、普通ならそちらが2つにばらばらになるはずの切れ端を取って、広げて見せた。

「なんでここつながってるんやろ?ここにあひるがいたらよかったん違うかな?」
そう言って、もうしばらく彼の反応を見ていた。
そして、もう1枚新しい折り紙を渡した。

すると、少し迷いながらも、今度はきちんとわになった方にお手本を写し、無事「1羽のあひる」を切り抜くことができた。

もし、間違ってばらばらにしてしまう前に修正させていたら、いつまでもどちらに写さなければならないかをきちんと意識しなかったかもしれない。
やってみて、本当はちゃんと1羽になるはずのあひるがばらばらになってしまったのを見て、初めて「なんでだろう?」と考えることができたに違いない。

実際、遠い遠い日の記憶をたどると、折り紙を折ってお星さまや模様を切ろうとしても、折り方や切り込みの入れ方を間違えたら、ばらばらになったり、お星様のとんがりが変な数になったり、思っているのと全然違う模様が出来上がったりしたものだ。

そんなとき、「ああ、失敗!」と思いながら、どうすればちゃんとできるのか、あれこれ試行錯誤したことをぼんやり覚えている。
いくら大人や年長の兄弟などから「こうしなさい」と教えられても、自分でやってみて失敗したり成功したりして初めて、それが経験として身についたのだと思う。

私も含めて大人は、相手が幼い子供だと尚更、何でも失敗する前に修正させようとしてしまいがちだ。
もちろん、危険なことや人に大きな迷惑がかかるようなことは事前に修正すべきだろうけれど、今日みたいなたかだか折り紙1枚分の失敗ぐらいなら、その失敗は失敗ではなく、大きな学びになるはずだ。

なるべく手を貸すのは最小限にしようと意識しているつもりではいるけれど、もっともっと子ども自身に発見して、気づいてもらえるよう、考えられることはあるんだろうなと思った。

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2008年12月 3日 (水)

すごいなぁ、やっぱり。

メイン教材の1年目の今頃の時期に、サイコロ(立方体)の展開図と、それを組み立てたときの位置関係などの問題がある。

どんな単元でもそれぞれの子どもで得意不得意はあるから、やはりここでも得意な子もいれば不得意な子もいる。
それでも、多分ほとんどの子が教室を始めたときの私よりできるんじゃないかなと思う。

展開図を頭の中で組み立てるなんて、それまでの私にはかなり至難の業で、塾講師時代、必要に迫られて、実際にいくつも組み立てたり、立方体を切断したりした結果、多少は分かるようになったものの、スラスラというのには程遠い状態だった。

教室を始めて、毎年何人もの子がその課題に取り組むので、私もだんだんとある程度は頭の中で組み立てられるようにはなってきたけれど、得意な子どもと比べると足元にも及ばない・・・。(汗)

今日は2人の1年生がその課題に取り組んでいた。
描かれている展開図は平面なのに、その子たちは焦点の合わない目をして(頭の中でイメージしているときにはどうやらそういう感じになるらしい)、頭の中を見ることはできないけれど、今、この子の頭の中ではこの展開図が組み上がっていってるんだなというのが感じられる。

穏やかな表情でしばらく動きが止まっていた子が、ある瞬間ふと我にかえったような表情になって、おもむろにプリントに書き込み始める。

これが頭の中で組み立てられるんだなぁ、すごいなぁと素直に思う。

図形に限らず、数量であっても、子どもたちは頭の中で何かをイメージしているとき、みな同じような表情になる。
遠くを見つめるような焦点の合わない目で、けれど、とても穏やかなきれいな顔をしている。
私の大好きな表情のひとつだ。

多分、子どもたちはそんな時間が心地よいと感じているのかもしれない。
それを感じられた子どもたちは「考えなさい!」なんて言わなくたって、心行くまで考えるようになるだろう。

明日もまた、そんな表情が見られるといいなと思う。

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2008年12月 2日 (火)

不思議ちゃん。

教室の子どもたちはホントにみんな可愛いけれど、可愛さもそれぞれ違っていて、当然ながら性格もみんな違っていて。

で、男の子にも女の子にもときどき不思議なことをいう「不思議ちゃん」がいるのだけれど、今日のレッスンで可愛い不思議ちゃんが突然尋ねた。

「先生、結婚したん?」

(は?なんなん、それ?唐突に…)「へ?してへんよ?なんで?」

「え、○○ちゃん(他の曜日に来ているお友だち)が、この前先生が指に指輪はめてて、どうしたんって聞いたら『結婚した』って言ってたって。」

・・・・・・・・・。
う~ん・・・・・・・・・。

多分1年かもうちょっと前まではほぼ毎日自分で作った指輪をかわるがわるはめていたけれど、ここのところ、自分でもいつからかわからないぐらい指輪自体をしていない。

おまけに、「○○ちゃん」にそんなことを尋ねられたことももちろんない。
強いて言えば、先週のレッスンで○○ちゃんに「なんで服紫なん?」と尋ねられたぐらいしか…。(その日はタートルセーターとパンツが紫で、でも、上には白のセーターを重ねていたので、ぱっと見が全身紫だったわけでもないのだけど…。)

不思議ちゃんが夢でも見たのか、○○ちゃんが何か言ったことを勘違いしたのか、○○ちゃんが夢でも見たのか………。(悩)

いっそ予知夢だったらいいのに。(をい)

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2008年12月 1日 (月)

やっぱりそう思うよね。

今日は、同業とは少し違うものの、子どもに関わるお仕事をしておられる方が見学に来られた。
振替のレッスンが1つあるんだったので、それをご覧になる予定で、それより少し早く来られ、教材などをお見せしてお話ししていた。

もう今では私にとってはこれが当たり前で、(まあ、もちろん、私が見てもこれは急激に難しくし過ぎだろ?とか、ここまで難しいのをやる必要はないのでは?と思うところはなくはないが)いい教材だと思うし、子どもたちも大半がすんなりと取り組んでくれる。

ただ、今の私にはそれがいつの間にか「当たり前」になってきているけれど、そういえば、一番初め見学に伺ったときに、教材を作られた先生の教室で分数のレッスンを受けていた小2くんの姿に衝撃を受けた。
そのときの私の気持ちは、(うそ、なんで分数の勉強2回目って子が、3分の1時間だの8分の1日だの、10分の7時間だの、式も書かずに答えられるの?!)というものだった。

ほかにも、さすがにこんなの低学年では無理でしょう?と思うところもいっぱいあった。
今日いらした方にも一部教材をお見せしたけれど、上述の分数の単位換算の問題などをご覧になって、「これは難しいですね」とおっしゃった。

そう言われて、ああ、そうか、そう言えば、私もそう思ったんだったなぁと昔を思い出した。

確かに、一般の大人の感覚からすると、こんなの1年や2年にはできないでしょ?と思うものがたくさんある。
でも、実はそれは大人の思い込みで、提示の仕方さえ選べば、子どもたちは難なくやってのけたりする。子どもたちの能力はホントにすごい。

子どもたちの能力を潰さないよう、邪魔しないよう、もっとしっかりがんばろう。
今日は初心を思い出させてもらった。

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