« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月30日 (日)

予想通り……。

昨日は、大方の予想通り、気づいたら寝ていました…。
土曜はどうにもこうにもダメですね…。
何か書こうと思っていたことがあるような気がするのですが、それも忘れてしまいました…。(汗)

書こうと思っていたことではないのですが、一昨日だったか、ネットであるニュース記事を見ていたとき、「モスクワの数学の英才教育を受けれる機関に云々…」という表現がなんだか妙に心にひっかかりました。

私自身は子どもの頃からある程度何でも平均かそれ以上ぐらいはできるというあまり特徴のない、イマイチ面白くないヤツでした。
自分自身、広く浅くが向いているという意識もありましたし、まあ、大学に関しては教育学部志望でしたから、もともと私学受験という考えはなかったわけですが、私学文系の英語や社会みたいに、重箱の隅をつつくような(もちろんそんな学校ばかりではないでしょうけれど)、狭く深い勉強は自分には無理だと最初から決めてかかっていました。

というわけで、私のような人間には共通一次(今はセンター試験ですけど…)みたいな基本的な内容を問われる試験の方がよかったですし、二次試験も文系なのに社会ではなく、英数国で受験できたうちの大学は、私にとっては本当にありがたかったものです。

ただ、きっと、公的なものでなければそういうところはあるのかもしれませんが、日本の今の学校教育は、一般に大学に行くまでは広く浅くしか学べないような印象があります。(高校では少しずつ、特化された教育を受ける機会が増えてきているようではありますが。)
でも、うちの教室の限られた子どもたちだけを取ってみても、算数のセンスがずば抜けていい子もいれば、一所懸命頑張ってもなかなか思うように身につかない子もいます。

算数だけに限ってしまえば、算数の得意な子と不得意な子ということになってしまうのでしょうけど、子どもはそれぞれ興味の対象が異なったり、能力の違いがあったり、性格だってひとりひとりみんな違うわけです。

算数が苦手な子でも、国語は抜群に得意な子もいるでしょうし、絵を描かせたら天才的な子だっているでしょう。走ることなら周りの子には負けないって子だって当然いるはずです。

うまく言えないのですが、本人が希望した場合、その子が得意とするものを心行くまでやれるような教育環境というのは今の日本にはまだほとんどないんじゃないかと思ったのです。

例えば、一流のスポーツ選手などは、子どもの頃から親御さんが強力にバックアップするなどして才能を開花させることはありますが、国などの公的なものが小さい頃からその才能を開花させるためにバックアップするということは、まずないのでは。

それと同じように、特定の教科などが突出してできる子どもでも、それに対応してくれる公的機関はないのではないでしょうか。(私が知らないだけかもしれませんが。)

もちろん、私のような、何でも平均的で何にも突出してないような人間は、現在の義務教育のようなスタイルでも構わないでしょうし、むしろそうでないと何をしたらいいか困ってしまうかもしれません。

でも、今の時代、平均的人間を作ることを目指す教育ばかりをしたって仕方ないようにも思うのです。
もし、本人が望むのであれば、その子が得意なものをとことんやれるような、そんな選択肢が公的に用意されたら、もっと子どもたちは生きやすくなるんじゃないのかなと、そんなことをぼんやり思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月29日 (土)

ああ!

日付が変わる!!

とりあえずすべりこみ。
あとで書きます、多分。(寝落ちしなければ…。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月28日 (金)

とりとめなく更新…。

その1.
金曜の3コマ目のメンバーの中で、普段は大人しめの可愛らしい(そして賢い。言うことなし。(笑))女の子がいるのだけれど、今日は彼女が何かおかしい。

普段より明らかに陽気で、いつもはか細い声で控え目にしゃべるのに、今日は結構大きな声を出して笑ったりもしている。
おまけに、普段は私が追いつけないぐらい計算が速くて、かなり正確なのに、今日はなんだかやたらとうっかりミスをする。
それだけにとどまらず、分数の分母が勝手に書き換えられていたり、とどめは、漢数字の「百」の中の棒が何度かに一度2本になったり、「九」が「丸」になったり…。
指摘するたび、本人も大笑い。

なんだか普段と違う彼女が見られて新鮮だったけど、何かあったんだろうか?(笑)

その2.
その時間の彼女とは別の子たちが、「今日給食で納豆出た!」と教えてくれた。(神戸市灘区と東灘区の子たち。)
給食に納豆…。それもここは間違いなく、関西なのに…。
まあ、私は子どもの頃から納豆には全く抵抗はないけれど、うちの父は納豆はダメだし、兄は健康のために卵を混ぜたりして納豆のにおいをごまかして食べているとか言っていたし、納豆がダメな人は身近にもまだたくさんいる。

ということは、家庭で納豆が出ないところもあるんだろうし、更にあのネバネバ…。
給食に納豆か…。時代は変わったなぁ。(まあ、私の頃はご飯給食自体なかったし…。(汗))

その3.
帰りに教室の最寄り駅のホームで。
金曜の晩とあって、ホームにはお酒が入っているらしき人が大勢。

向かいのホームに友達らしき若い男性2人が座っていた。ひとりの男性がかなり立派な体格だったもので目に留まったのだけれど、細い方の男性がトイレかどこかに行くようだ。
「ひとりで行けるか?」と立派な体格の男性。その男性に、大丈夫という風に手をあげて細い方の男性が歩き出したのだけど、これがもう見事な千鳥足。
何度も線路の側に近づいていく。こちらで見ていてハラハラして、ああ、お願いだから、体格のいいあなた、気がついてよ!!と思っていると、携帯を見ていたその彼が少し遠くなった友達の姿に気づき、慌てて立ち上がって駆け寄っていった。
走って追いついて、ポンと肩を叩いて、肩を支えて一緒に歩いて行った。

なんかいいものを見たなと、ほっこりした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

おもしろいのになぁ。

このところ、ちょくちょく、中学受験塾の問題や中学入試問題を目にすることがある。
何度も何度も言っているけれど、私は幼小中高とず~~~っと公立だったから、中学受験の問題には全く縁がなかったし、塾に勤めるようになっても、公立の子たちが通う塾だったから、やはり縁のないまま来た。

今もほとんど縁はないというか、解かねばならないという必要性はないのだけれど、なぜか結果的にそういう問題を考える機会が時々ある。

そのたび、まあ、面倒な計算問題とかは全然面白くないけれど、工夫できる計算問題や、なかなか骨のある、だけど、実生活とかで経験していればなんとなく考えることはできそうな文章題など、面白いなぁと思うものは結構多い。

私は「○○算」と呼ばれる類のものをほとんどしらないし、元来不精な性格なので、解法を覚えようとも思わない。
その都度問題を見て、どうやったら解けそうか考える。
もちろん、何度か似たような問題に出会って、ああ、これはあれで解けるな…と思うようなものもなくはないが、そうなってしまうともう面白くない。

ただ、骨のある問題考えるのは結構面白いし、パズルっぽさを感じるものも少なくない。
だから、私は中学入試問題を解くのは嫌いじゃない。
中学受験をしない子どもたちでも、教材が終わってしまって、そういう問題に取り組むこともあるけれど、あれこれ試行錯誤しながら解いている姿は、案外楽しそうにも見える。

でも、実際に入試に合格しようと思ったら、決められた制限時間内で、ああいう問題をこなしていかなければならないのだろう。
初見の問題をあれこれ試行錯誤しながら解いていたのでは、到底合格できないということなんだろう。
合格するためには、ああいう問題を味わうとか、楽しむなんてことはできなくなってしまう子が多いんだろうな。
ただひたすらに数をこなし、パターンを覚え、いかに早くこなしていくか、それに力を注ぐんだろうな…。

よくわからないのは、学校側の考え方。
特に、算数の問題を作っておられる先生方は、パターンを覚えて時間内に素早く解いてほしいとは思っていないような気がしてならない。
そして、そういう勉強を頑張ってきたという子を本当にほしいと思っているのかどうかもわからない…。

うまく言えないけれど、せっかく面白い問題で、うまく使えば、その子がどれだけ考える力があるかとか、試行錯誤できるかとか、そういうことも測れそうな気がするのに。。。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年11月26日 (水)

ラブレターをもらった。(笑)

うちは受験指導はしていないので(というか、算数メインで希望者は国語という2教科だけだから、どっちみち受験に対応できないし)、中学受験を考えている方は3年生や4年生頃から受験指導に対応した塾に移られることがある。
それ自体は、そうして頂くほかこちらで対応できないのだから、お気遣い頂く必要はないし、新しく通う塾で力を発揮してくれたらいいなと思っている。

それ以外にも、お引っ越しや純粋に小学校卒業などで、子どもとお別れすることが時々ある。
どんな形であれ、やはり子どもとのお別れは淋しいもので、わかっていてもちょっとしんみりしてしまう。

で、もともと、受験するということである時期から別の塾にも通っていたけれど、教材が終わるまでは来たいということで来てくれていた女の子が今日で教材が終了することになった。
ちょうど月の終わりでもあり、今日が彼女とのお別れ。
昨日レッスンの準備をしながら、淋しいなぁと思っていた。

レッスンは他の子たちもお手伝いの先生もいるので、にぎやかで笑いが出たりもしつつ、普段通りに進行したけれど、終わりにお母さまがご挨拶に来てくださり、その子も「ありがとうございました」とお礼を言ってくれた。

来週からちょっと淋しくなるなぁと思いつつ、その後のレッスンも終え、お母さまから頂いた紙袋を見てみると、中に何か手紙らしきものが入っていた。
何かお手紙をくださったのかと思って見てみると、そこには子どもの文字が。
彼女がお手紙を書いてくれていたのだ。

下書きして一所懸命書いてくれたのがよくわかるお手紙。
すごくすごく嬉しいことが書かれていた。
どうやら彼女とは相思相愛だったらしい。(笑)

お別れは淋しいけど、またひとつ宝物が増えた。

Mちゃん、こちらこそ本当にありがとう。
私もMちゃんのことが大好きです。
これからも元気でがんばってくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月25日 (火)

今日のひとこと

すみません…。今日はあまり遅くならずに帰宅した気がするのですが、食事を済ませたらもうこんな時間…。
最近、夜、家に帰ってきてしまうと書くことを思いつかず(多分、家に帰ってきてしまうとだらだらモードのスイッチが入ってしまうのかと…)、中身のない更新が多くて申し訳ありません…。

でも、今日もど~でもいい話を…。(それも超ショートなネタ)

今日のレッスンには、結構初期から来てくれていて、今はもう6年生になる子が来ていた。
その子が突然尋ねた。

「せんせ~、この塾の名前、なんて言うの?」

をい…。(苦笑)
そもそも、変なこだわりがあって「塾」って言われるのも好きじゃないんだけど、そして、確かにちょっと言いづらい教室名なのは認めるけど、けどさ、あなた、もう5年近く通ってくれてるんでしょ?確か。。。

ま、実際、初期組の子の中には勝手に「○○(←私の苗字)塾」と呼び続けている子もいたし、その子の弟は今でもそうとしか呼んでくれないんだけど…。(汗)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

なんとかならんか…。

今、たいていの学校の2年生は九九の暗唱をさせられているようだ。
教室の子たちには極力、学校で九九の暗唱が始まるまでに、かけ算というものがどういうものかを理解してもらうようにしているので、多少時間はかかっても、教室で一緒に学習した子たちは、覚えていなくてもかけ算の答えを出すことができる。
それこそ、丸暗記より遥かに応用もきくし、忘れても考えて答えが出せる強さもある。

しかし、多くの学校では何秒以内に言えたら合格であるとか、ちょっとでもつっかえたら不合格であるとか、そういうテストが行われているようだ。

正しい答えが出ればいいのであれば、「しちいち」を「なないち」と言おうが「はっぱ」を「はちはち」と言おうが、別に構わないように思うけれど、それも間違えたらダメという先生もおられるようだ。

まあ、確かに自分が子どもの頃にも九九カードがあって、それを見ながらぶつぶつ唱えては、先生の前で言って合格のハンコをもらったりしていたようには思う。
ただ、その頃の私はそれ以外の方法を知らなかったし、当然かけ算の意味を考えたりすることもなかった。
だから、覚えなければいけないものだと思っていたし、覚えていなければ答えられなかったんだろうと思う。

でも、教室に子たちは違う。かけ算というものの意味を理解し、考えたらきちんと答えも出せるのだ。
それこそ、まだ学校ではやったこともないような、2桁×1桁や3桁×1桁だって、その場で問題を出されても、考えて答えが出せるのだ。

なのに、やはりテストはみな同じ基準で判断され、少し考えたら答えが出せるとしても、それは評価されない。
そのことで落ち込んだり、必死になって覚えようとするあまりそれまでちゃんと考えていたことが考えられなくなったりしている子も見受けられる。

確かに九九は覚えた方が便利なんだろうし、それ自体を否定する気はない。
ただ、もともとあまり流暢にしゃべれない子は、覚えていても途中でつっかえるかもしれない。
先生の前に立つと緊張して、覚えていても度忘れしてしまう子もいるかもしれない。
そのあたりは考慮されないんだろうか…。

覚えるのが好きな子はいいけれど、覚えるのは好きじゃないけど考えたらできる子たちにとっては、早く九九の勉強が過ぎ去ってくれることをついつい願ってしまう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月23日 (日)

もうあと1週間で…。

気づけば、もうあと1週間で11月もおしまい。とうとう師走がやってくる。
なんかこの速さは異常…。

思えば今年はスタートから次々にトラブルが起き、事件が起き、もう本当に何かあるとしか思えない!!と、年の半ばに読んだ本で36年に一度の悪い年回りということを知り、ああ…それで…みたいに納得もし…。(苦笑)

ただ、9月に起きた事件(?)を最後に、ちょっと落ち着いてきたのかなという感じ。
今年もあとひと月余りなのはかなり焦るけど、36年に一度の最悪の年がもうじき終わるのかと思うと、それはそれで嬉しいような。(笑)
一応来年は「大殺界」のど真ん中の年ではあるけど、まあ、某氏の占いは外れまくっているとつい先日もネットのニュースで見たばかりだし。(笑)

やりたいと思っている仕事がなかなか進まず、なのに、休日にはひたすらだらだらしてしまい、うまく時間を使えない自分が嫌になることもあるけれど、今年は仕方ないかぁとちょっと自分を甘やかせていたりもして…。(をい)

頑張って教材作らなきゃ。
例によって今日はひたすらだらだらしてしまったので、明日からまたがんばろっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月22日 (土)

大きさの等しい分数

普段、子どもたちとのレッスンの中で、どうすればその子が気づいてくれるかな?どうすれば説明せずに考えられるかな?とずっとあれこれ考えている。

いつもいつもそうしていると、何かの拍子に、あ!という発見があったり、今頃になって、ああ、こういう意味だったのね・・・と気づいたりすることも少なくない。

分数の割り算はなぜひっくり返してかければいいのかなんて考えたこともなかったし、今も「そうすればいい理由」というのはわかっているようなわかっていないような状態だけれど、色々、結果的にひっくり返してかけたのと同じ答えになるということは理解できた。

で、つい先日、算数が好きで好きでたまらない低学年スーパーくんとレッスンをしていたとき、まだ低学年なのに、分数同士の掛け算で約分しないと計算がすごく大変になってしまう問題をやることになってしまった。

分数の学習は既に終えてはいるけれど、まだ低学年。
大きさのイメージがまだすぐにぱっと浮かぶわけでもない。
おまけに、円を描いて区切らせようとしても、数直線を描いて区切らせようとしても、まだ小さい子たちは、分ける数が多くなってくると、うまく均等に分けられなくて絵がぐちゃぐちゃになってしまったりもするし、だからといって、「両方を割れる数を見つけて割るのを約分って言うんだよ」的な説明はしたくない。

さて、どうしたものかと考えていたのだけれど、そして、この方法がお勧めできるかどうかはややアヤシイけれど、分数というものを一応理解している小さい子でも、約分や同じ大きさの分数を図で考えることができそうな方法を思いついた。

で、その場ではとりあえずその方法で考えてもらって終わったのだけれど、そのあとなんとなくぼんやり考えていて、自分の中でなんというか、ああ、分数って割り算だし、比なんだなってことが実感できた気がした。(今頃…(汗))

図で描けばわかりやすいと思うけれど、そんな技がないので言葉で説明させてもらうため、ピンと来て頂けるかどうかはわからないけれど…。

例えば、1袋12個入りの飴が3袋あったとする。
飴の数に着目すれば、1袋分は全体に対して「36分の12」になる。
袋の数に着目すれば、1袋分は全体に対して「3分の1」になる。

さて、ここで3袋の飴と1袋の飴を、それぞれ同じ数ずつ別の袋に入れ直すことにする。
1袋に2個ずつ入れると、もともとの1袋分は全体に対して「18(袋)分の6(袋)」になるし、3個ずつ入れると「12(袋)分の4(袋)」になる。当然4個ずつ入れると「9(袋)分の3(袋)」だし、6個ずつ入れると「6(袋)分の2(袋)」にもなる。

飴の数の関係は変わっていないのだから、結局、「36分の12」はこれら分数と同じ関係を表しているということになる。

約分をこんな風に考えるのであれば、小さい子でも絵を描いて考えたり、おはじきなどを使って考えたりすることができるはず。
子どもには「できるだけ袋の数を少なくしたいんだけど…」と言って考えてもらえばいい。

このあたりの教材はかなり量が少なくて、子どもたちが結構苦労するところでもあり、また、それをいかにやり方を教えずに考えてもらうか、あれこれずっと悩んで、試行錯誤してきたところでもある。

きっとこれ以外にも方法はあるだろうし、これからも考えていきたいと思うけれど、なにかちょっとすっきりした気分だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月21日 (金)

今日は変な日。

今日はどうしたんだろう?というぐらい、なんだか変な日だった。

まず、もともとお休みで振替希望の連絡を頂いていた方もいて、普段より人数が少ないのは分かっていたのだけど、金曜はもともと13時半から6コマレッスンがある日で、完全に空きになっている時間はなかったので、ひとつひとつのレッスンの人数が少な目という感じ。

しかし、1コマ目の幼児さん、ここに来るまでに号泣。教室に辿り着いたものの、もうダメダメな状態で、結局レッスンできず。。。(苦笑)
まあ、子どもの泣くパワーってすごいなぁとか、小さい子ってホント可愛らしいなぁとか、なんか和みはしたけど、いきなりの展開。
2コマ目はいつも通りだったけれど、3コマ目はお休みの子がいて2人。4コマ目もお休みの子がいて2人。5コマ目もお休みの子がいて2人・・・。そこに電話がかかってきて、ラストのコマの子がお休みに。(苦笑)

なんか妙な日だったなぁと思いながら、掃除して片付けて、明日の準備をしていたら、電話が。
なぜか同級生からで「ちょっと上がってええか?」と。

その子の姪っ子さんが通ってくれているのだけれど、最近ちょっと痩せた私を心配して(元気ですけど・・・)差し入れを預かって届けにきてくれた。
で、1時間ちょっとしゃべってしまい、結局普段の金曜より遅くなった・・・。(楽しかったからいいけど。)

今日はとにかくなんか普段とはかなり調子が狂った日。
変なの。

明日は平常に戻りますように・・・。
とりあえず帰ります・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月20日 (木)

今日は(も?)軽い更新で…。

仕事が全然追いついていないこともあり、今日も少し残って仕事をしてきたため、食事をしたら間もなく日付が変わりそうです。

先日から微妙に風邪っぽくもあり、悪化させないためにも今日もまた軽い更新で申し訳ありません。

何度か書いていますが、うちの教室ではレッスンのあとにひとり2つまで飴がもらえることになっています。
子どもたちに人気のものを中心に、新しいものがあればそれも入れてみたりして、子どもが好きな飴は?と聞かれたら、ベスト5ぐらいは答えられるんじゃないかしらと思うわけですが、中でももう文句なし、ぶっちぎり、ダントツ人気の飴があります…。

もうホント不思議なぐらいみんな大好きです。

色々な種類の飴があっても、それが入っているとほかの飴には見向きもしない子も少なくありません。
1袋まるまる入れても、来てくれる子が多い曜日などはラストのコマにはもうなくなってしまっていることも…。

お子さんがいらっしゃる方は予想がつかれるでしょうか?
まあ、確かに美味しいといえば美味しいとは思うのですが、あそこまでみんながみんな、絶大な支持をするのはなぜなんでしょう?

お子さんのおられない方や、おられても普段おやつにはあまりかかわることのないパパさんたちはおわかりになるでしょうか?

というわけで、それが何の飴かはひとまず内緒にしておきます。(をい)
それにしても、あそこまで子どもたちを魅了する○○○ュ○…。恐るべし…。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年11月19日 (水)

早くどうにかしなくっちゃ・・・。

今使っているメインの教材のことは、大筋でとても気に入っている。
少なくとも、今私が知る範囲では、他に変えたいものはない。
ただ、どのあたりで子どもたちが苦労するか(場合によっては少なくない子が半泣き、もしくは本泣きになるか)がわかってきている。

はっきりしているところはフォローの教材を順に作ってはいるけれど、それがなかなか追いつかない。
それに、この子にはフォロー教材が必要だけど、この子には必要ない・・・という判断や、それによってプリントを用意するかしないか、それ自体もかなりややっこしいのも事実。

よくできる子達だって、フォロー用のプリントをやれば、更に簡単にすんなりクリアしていくということであって、それがマイナスになることはないはず。
それなら、きちんと系統立てて必要なものを全部作りたい。
気持ちはずっとあるのに、それがなかなか追いつかない・・・。

お蔭で今日も目の前で子どもがとても苦しそうにしていた。
もちろん、それを放っておくわけではないけれど、フォロー教材なり、教材を変更するなりすれば、もっとすんなり分かるんだろうに・・・という思いを抱えている私はやっぱりダメだと思う。

子どもに申し訳ないと思う。

ああ・・・もう11月も半ばを過ぎてしまった。
本当にしっかりやらなくては・・・。風邪なんて引いてる場合じゃない・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月18日 (火)

一応こちらにも…。

ずっと放置状態だった「お知らせブログ」に久しぶりにお知らせ記事を書きました。
しかし、長らく放置していましたし、ご覧頂けないかもしれませんので、こちらにも…。

今年度、諸事情により幼児さんの募集は休止したままですが、ここにきて、小学生さんの新規募集も一旦休止させて頂くことに致しました。

新年度、色々と考えてご案内せねばならないことがあるのですが、なかなかまとまらず、既に11月も半ばを過ぎてしまいました。
実際、既にかなり定員いっぱいに近づいてはおりますし、年末に向けて何かとバタバタしそうでもありますので、ひとまず年内は全ての募集を休止させて頂く予定です。

但し、今年度、火曜の14時30分からだけがどうしてもご都合がつく方がほかにおられず、小学生さんが1人ですので、その枠に限り、引き続き募集致します。

尚、当面は体験につきましても休止させて頂きますので、何卒宜しくお願い致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月17日 (月)

小ネタ。(ほんとにど~でもいいことで…)

送られてくるメルマガのひとつに、いつ登録したんだったかも忘れてしまったし、これがもう全然当たっていると感じることもない「動物占い」のメルマガがあります。

当たっていると思わないのだから、解除すればいいようなものですが、不精でもあり、時々妙に笑えることもあるので、結局ずっと解除せぬまま今日に至っております。

で、明日の占いのとある1行。

堅実な生き方をするので、危なげないところはなさそうです

あの・・・。(汗)
要するに、明日の私はとっても危険ってことですね。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月16日 (日)

うわ…。(脱力)

すいません…。
久々に記事が消えました…。

休日ですし、日付も間もなく変わりますし、とりあえずショックのまま形式的更新…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月15日 (土)

見えないものをイメージする

今日のレッスンでの出来事。

2000より50小さい数を問う問題に、「1050」と答えを書いた子がいた。
実は、つい昨日も同じ答えを書いた子がいた。

「じゃあ、2000より1小さい数は?」

そう尋ねると、昨日の子も今日の子も「1999」と答えられた。
それですんなり行く子もいるけれど、たとえば、学校で0の並ぶ繰り下がりの引き算の筆算なんかを習ってしまった後の子では、そのあたりがピンとこない、もしくはかなり難しく感じる子がいたりする。

今日の子はまだあまりピンと来ていないようで、そのあとの1600より2小さいとか、そんな類の問題全てで困っていた。

その子とは最近一緒にレッスンするようになったばかりなので、既にできることが何で苦手なことが何なのかを見つけている段階でもあり、そうか、ここが苦手なんだなと思いつつ、ドットが100個書かれたシートを見せた。

それを見ると「100」とすぐ答えられる。
なので、それを裏返しにして(ドットが見えない状態にして)「じゃあ、100より2小さい数は?」と尋ねると、見えないドットを頭の中で見ながら「98?」と答える。
そのあと、100のシートを6枚裏返しに持って、「じゃあ、600より2小さい数は?」と尋ねると、また少し考えて正解を言う。

さっきまであてずっぽうで答えていたときとは明らかに違う表情で、頭の中で見えないドットを見ているのがわかる。

そんなやりとりを何度か繰り返し、その後でプリントに戻ったら、ほんの数分のことだったけれど、かなりしっかり考えられるようになっていた。

この子に限らず、子どもたちとのやりとりで、空に指で四角(100のシートのイメージ)や細長い棒(10の棒のイメージ)を描いて、それだけで考えてもらうことがある。
数を言っているだけのときにはぼんやりしていた顔が、空に描かれたものを見てきりっと引き締まり、しっかり考え始めることはしばしばある。

イメージするってこういうことなんだなぁと実感する瞬間だ。

何もイメージできていない状態の子に、いくらあれこれ言ったって、それはほとんど無意味だ。
特に「数字」というものはそれ自体は抽象的なものだから、小さい子であればあるほど、何か具体的なもののイメージができなければ、「考える」ということはできないのも無理はない。

何かのイメージがその子の中にあれば、実際にそのものを見せなくたって、裏返しで見せても、空にその輪郭だけを描いても、こうして考えられる。
イメージすることってすごいことだなと改めて感じるのは、こんな瞬間。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月14日 (金)

昨日にひきつづき思うこと

もちろん一概に言えないし、私が知っている範囲はかなり限られているので、みんながそうだとかいうつもりは全くないけれど、ご両親が共にフルタイムでお仕事をしておられたりなどして、忙しくしておられるご家庭の子に、すごいなぁ、よくできるなぁと思う子が少なからずいる。
あとは、兄弟姉妹がいっぱいいるご家庭の子でもそう感じる子もしばしばいる。

当然、お母様がおうちにおられ、たっぷりお子さんと一緒の時間を過ごしておられるご家庭でもできる子はいるから、結局そんなの理由にならないと言われてしまいそうな気もするが、じっくりたっぷり時間をかけてできるようになるのはそう不思議なことではないだろうから、むしろ、ゆっくり時間をかけられないご家庭の子たちがしばしばよくできることがあるのはなぜなのかと考えてみた。

で、思い当たったのは、「子どもの時間」「子どものペース」が守られやすいからなのかもしれないということ。(もちろん、あくまでも想像でしかないけれど…。)

小さい頃、何かに興味を持って、どこまでも延々それを眺めたり、触ったり、考えたりと、心から満足するまで自分のペースでそれができるというのは、よほど忍耐力のある大人が側にいるか、そうでなければ、大人が側にいないかなのではないかと思う。
そうでなければ、最近は子どもたちだけで群れて遊ぶのが難しくなったことを考えると、学童保育など、年齢の異なる子どもたちの集団で過ごすことで、やはり子どもたちのペースで考え、ルールを作るなどの機会が得やすいということもあるかもしれない。

子どもには子どもの時計があり、子どものペースがある。
子どもは大人と同じペースでは考えられないし、行動できない。
大人の決めたルールの中で遊んだって、子どもたちは心から楽しめてはいないのかもしれない。

物事をしっかり考えられる、素敵な子どもに育ってほしいと願うなら、、子どもをあまり急がしてはいけないんじゃないかと思うのと同時に、あまり忙しくさせてもいけないのかもなと、そんなことも思ったりする。
多分、本来子どもたちにとって「暇」はとても素敵な時間なんじゃないかと思うから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月13日 (木)

この前から考えていること

考えたって結論が出ることではないのだけれど、私たち大人はしばしば子どもたちに「早くしなさい」という。
もちろん、本当に早くせねばならないこともあるんだろうけど、突き詰めて考えたとき、その「早くしなければならない理由」の大半は大人の都合、大人の事情なのではないんだろうか?

たとえば、もし早く仕度しないと幼稚園や学校に遅れるとしたら、本人が遅れたくないのなら言わなくても早くするのかもしれないし、何度か遅れてそれが嫌だと感じたら早くするようになるのかもしれない。

遅刻してはいけないというのは大人が決めたルールで、まあ、もちろんそれは将来的に社会のルールを守れるようになりましょうみたいなことも含めてのルールなんだろうけど、かといって、社会で生きている大人のみんながみんな、決められた時間を守って生活しなければならない生き方をしているわけでもないだろう。

芸術家や作家なんて、何日間か徹夜することもあれば、昼夜逆転なんてのも当たり前かもしれないし、決められた時間に寝て起きているなんてことはあまりなさそうだ。

早寝早起きは医学的にも子どもにとって望ましいことのようだから、「早く寝なさい」とか「早く起きなさい」は理にかなっているのかなと思うけれど、早く片付けなさいとか、早く勉強しなさいとか、そういうのって、子どもにとって本当に早くしなければならないことってどのぐらいあるんだろう?

もうそれこそ、「早く計算をしましょう!」とかなんて、みんながみんな頑張る必要があるなんて全然思えない。
一定の時間内で単純作業がどれだけできるかということで測れる能力なんて、ごくごく一部分だけに過ぎないのだから。

だけど、きっと子どもたちは大人の想像を遥かに超えるぐらいの「早くしなさい」を毎日毎日浴びせられているんだろうな。(もちろん、私も言っているんだと思うし。)
もし、大人が子どもに「早くしなさい」っていうのを減らしたら、減らした分だけ子どもたちはのびのびいきいきしそうな気がするなぁと…。

なんだかこの頃そんなことを思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月12日 (水)

気のせいかもしれないけれど

昨日は本当に死にそうでした…。
出勤前にお医者に行ったところ、風邪による急性腸炎だろうと言われたのですが、朝早くに強烈な吐き気と腹痛で目覚め、トイレでしばらく身動きできず…。
その時点では熱も風邪の症状も全くなかったので、風邪??と思いながら出勤したのですが、お腹をやられていたこともあり、何も食べずに出勤し、力が出ず…。
おまけに、時間とともに体のあちこちに痛みが出はじめ、更にどうもこれは熱が出てきている気が…と。(汗)

レッスン後は早々に片付けてタクシーにて帰宅しましたが、帰宅後、熱を計ったら、なんと38.4度!
平熱が35度半ばの私には超高熱です。。。(苦笑)
まあ、とにかく寝られるだけ寝て、途中でお粥だけ食べて、また寝て…。
で、朝には何とか36度台まで熱が下がり、今日は無事ほぼ元気にレッスンできました。

しかし…昨日のレッスンでしみじみ感じたことがありました。
まあ、もちろん気のせいかもしれず、単なる偶然なのかもしれないのですが…。
というのは、昨日は子どもたちといても、もう本当に苦しくてつらくて、いっぱいいっぱいで、声もあまり出ないし、当然笑顔もほとんど出ないし、私からはどんよりオーラが出まくっていたと思うのです。
すると、普段よくできる子たちまで、昨日に限って全然できない…。
まあ、普段も、いつもよくできる子が今日は変だなってことはもちろんあるのですが、昨日はレッスンに来てくれた子の半分近くが明らかにいつもの調子が出ず、数人は絶不調で…。(苦笑)
お天気が悪い日にはそういうこともときどきあるのですが、昨日はそんなでもなかった気がするし…。

とすれば、子どもたちは敏感なので、私が発しているどんよりオーラに飲み込まれてしまったのではないかと…。

普段から、レッスンはベストコンディションで臨みたいと思っていますし、ちょっと具合が悪いぐらいなら、大抵はレッスンをしていると忘れているのです。
でも、昨日はどうしようもなかった…。
そのせいで子どもたちまで不調になってしまったんだったら、ホントに申し訳なかったなと。

ただ、もしそれが本当だったら、子どもたちに関わる大人がどれだけ子どもたちに影響を与えるかってことだなとも思ったりします。。。

幸い、1日にして7割方復活しましたので、もう大丈夫だと思いますが、今日も極力早寝しようと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年11月11日 (火)

申し訳ありません。

今朝からちょっと体調を崩しております。
あまりの気分の悪さと腹痛で目覚めたため、食中り?と思ったのですが、お医者さまは風邪からくる急性腸炎ではないかとのことで、実際、どうやら風邪っぽくなってきてしまいました・・・。(幸い咳やくしゃみ、鼻は今のところ全く出ていませんが。)

とりあえず、まだ週初めですので、早く帰って休ませて頂きます。
振替その他、ご連絡を差し上げなければならない方がおられるのですが、申し訳ありません。
今しばらくお待ちくださいますようお願い致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月10日 (月)

初心

知り合いの方に、なんで教育の道を志したのか尋ねられた。
「教育の道」なんていうと、どうも私にはおこがましくって、全然そんな道は歩んでないような気もするけれど、まあ、子どもとともに学ぶことも「教育」というのであれば、まあ、確かに教育の道を歩んでいるのだろう。

そもそものきっかけは中学時代の恩師との出会いだった。
そして、中学校の教員を目指した。
けれど、社会勉強にと思って勤めた会社にいる間に、目指す方向が少し変わった。

ただ、ずっと思っていたことがあったのを思い出した。

教室を始めた頃には何度もそれを思ったし、ブログにも書いたことがある。
何か夢や目標があって、そのために勉強が必要な子たちと一緒に勉強したい。
その思いはずっと私の中にあったように思う。

それはなんで?と聞かれると、自分でもよくわからない。
ただ、夢や目標があることは幸せで素敵なことだと思うし、そのために何かお手伝いができるのであれば、それはやはりとてもとても幸せなことに違いない。

初めは中学校の教員志望だったから、塾にいた頃も中学生との授業が一番好きだった。
教室を始めたときも、いずれは中学生ももっとやりたいと思っていた。
それが、気づけば中学生をクローズしてしまった。

そうしたことに何も後悔はないし、今は両方は無理だと感じたので、中学生と一緒に学ぶより、幼児や小学生と学ぶ方を選んだというだけのこと。

でも、可能性のかたまりのような小さい子たちと学んでいると、昔の気持ちを忘れつつあったことに気づいた。
別に、やりたくない子は無理にやらなくていいという気持ちや、できるようになりたい子にはできる限りのことは一緒にしたいという気持ち、それは何も変わらない。
ただ、相手が小さいだけに、具体的な夢や目標がまだあるわけじゃない。

私が夢や目標を持たせられるわけではないし、持つように強制されて持てるもんでもない。
ただ、今関わっている子どもたちが、夢も目標も何も持てないような中学生、高校生に育ったら、それはやっぱりなんだか悲しい。
その子なりに精一杯、そのときそのときにしっかり考えて、自分の道を歩んで行ってくれるような、そんな成長をしてほしい。

改めてそんなことを思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

久しぶりに見た~。

今日の晩は実家に行っていたので、普段は見ないテレビを家族と一緒に観賞。
でも、最近はあまり遅くならないうちに帰ることが多かったので、以前はよく見ていた「情○大陸」を見ることは滅多になくなってしまっていました。

しかし、今日は予告で「大工棟梁」という紹介になんとなく心惹かれ、そのまま見てしまったのですが、なんだかこっちまで幸せな気分になりました。

宮大工というわけではなく、普通のお家を建てるような大工さんでしたが、もう心の底からこのお仕事が好きなんだなぁというのが画面を通してもひしひしと伝わってくるような方で、本当に好きな仕事をしていると、こんなにも幸せそうで楽しくて、それを見ている人まで幸せにしてくれるもんなんだなぁと、なんだかそんなことをしみじみ思いました。

私もそんな風に仕事をしていきたいなと、そんなことを感じた日曜の夜でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 8日 (土)

今日のひとこと

既にちょっと睡魔と闘っている状態なものですから、まともなことは書けそうにありません…。
明日も仕事が入りましたし、今日のところは軽~~い更新でご容赦を。

先日から通ってくれている女の子。徒歩圏外から来てくれている子なので、おうちの方が送り迎えをしてくださっている。
その子の今日のひとこと。

「パパ、本、読み放題だからね~。」

よ、読み放題。(爆)
もうめちゃくちゃウケました。(笑)

ええ、確かに読み放題です。
本棚に置いてある本は、大人向けのものも子ども向けのものも、基本的に全て貸し出しOKですし、待っておられる間に読んで頂くのももちろん自由。当然タダです。(笑)

でも、そんな風に表現した子ってこれまでいなかったなぁ~と。(笑)
う~ん、可愛すぎる。

今度本棚に貼っておこうかしら…。「ここの本は読み放題です」って。(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 7日 (金)

嬉しくなる場面

うちの教室の子たちを見ていると、まあ、毎日何かしら感動するし、発見するし、見ていて嬉しくもなるけれど、家庭教師や塾講師をしていた頃と比べて、ああ、こういうのが通じるのって嬉しいなぁと思うことがある。

今日もそんなことが何度かあったけれど、あるレッスンで6年の子が時速60キロで45分走ったらどれだけ進むかを考えていて、「あ、やり方忘れた!」と言ったので、(最初から覚えてないような気がするけど…)と思いつつ、「15分でどれだけかわかる?」と尋ねた。普段ならそれですぐ閃く子なんだけれど、今日はそれまでに既に結構疲れていたようで、反応が鈍い。「じゃあ、30分でどんだけ?」と尋ねると、「30キロ。ああ、15分で15キロか。」そういって、それを3倍してクリア。(確かこんな問題だったはず…。けど、これだったら1分1キロに気づけばもっと簡単だなぁ…。問題違ったかなぁ…。)

別の子は、ちょっと複雑な分数の文章題を図に描いて、静かにそれを見つめて解いていく。

パーセントやら歩合やらの問題でも、何年か付き合っている子たちはほぼ例外なく公式なんてなくたって、ひょいひょいそれをクリアしていく。

2000円の35パーセントが知りたいときとかだって、10パーセントが200円だから30パーセントが600円と、5パーセントで100円…みたいな解き方を、多くの子が勝手にしてしまう。わざわざ2000×0.35を計算して解こうとする子にはまずお目にかかることがない。

そういうのを見ていると、嬉しいなぁ、ちゃんとイメージできてるんだなぁとしみじみ思う。
ただ…最大の問題は、イメージでわかってしまう子にも、公式にあてはめて、決められた解き方をしないとマルをくださらない先生がおられることか…。

しかし、子どもたちって本当にすごいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 6日 (木)

今日の一場面

今日も、ああ、やっぱり子どもってすごいなぁ~と思うこともいくつもあり、なんだか感動したけど、今日も遅くなったので、今日の一場面。

算数のセンスがいい4年生の男の子とのやりとり。
等しい大きさの分数を穴埋めしていく問題で、「3分の2」と同じ大きさの分数の分子か分母のどちらかが空欄になっていて、6問だったか出されていた。

その子はまだ約分と通分とかは習っていないようだったけれど、公立の学校ではないので、もしかして比とかを知っているかと思って尋ねてみた。でも、さすがにそれもまだ習っていないとのこと。
で、どう言って考えてもらえばいいかなと思って、その子を見ていたら、口をついて出たのはこれだった。

「2人(分子)と3人(分母)で対決するのと同じ関係になるには、こっちが6人(分子)やったら、こっちが何人になるかわかる?」

少し考えて、分母に「9」と書きいれた。
そういうことだと言ったら、その子は次の問題も少し考えてクリア、そしてその次も…。
もともとセンスのある子だし、男の子でもあるし、2対3で戦うとしたら、4人に対しては6人、8人に対しては12人…と自然と考えられたんだろう。

私は、分数は1を分けたものという認識をしていたけれど、先日読んだ本で「比」でもあるということが書かれていて、そのときはぼんやりしかわからなかったのだけど、今日のやりとりで私自身が「ああ、確かに比ね!」と納得した。

その子その子でわかりやすい考え方は色々あるだろう。
ただ、学校で無機的に約分や通分の仕方を教わるまでに、たとえ時間がかかっても、具体的なイメージで同じ大きさ、二者間の関係…そんなものを感じてほしいと思う。

先日、スーパー2年くんと約分をしたときのことも、また改めて書かせてもらおうと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 5日 (水)

とりあえず・・・。

すみません。
今日は久しぶりに23時まで仕事をしてしまったので、帰宅して、今食事が済みました。
とりあえず、完全に形式的更新ですが、ひとまずUPします。

11月も早5日。
そういえば、つい昨日ネットのニュースで、歳をとるほど日が過ぎるのが早く感じられるようになる理由ってのを読みました。
1分経ったら合図するようにという実験をした場合、一般に歳をとるほど1分より長い時間で「1分」と感じて反応するそうです。
で、仮に2分経っているのに1分だと感じる人はその人の感覚では半日しか経っていないのに1日経っている計算になると。
とすると、1年経っているのに、半年の感覚になってしまうと…。

で、1分より長い時間で合図するようになるのは、代謝が下がるのも原因と考えられているとかなんとか…。
う~ん、やっぱり運動するしかないかしら…。そしたら、代謝も上がって、ここまで「うそ!もう11月!!!」とか思わなくって済むようになるでしょうか…。
う~ん、どうなんだろ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 4日 (火)

小さい子と学ぶときに。

これまで色々な本を読み、まだまだ知らないことがいっぱいあるとは思うけれど、色々な素晴らしい先生方の実践や教育法なども知り、ほんの少しずつではあるけれど、教室を始めた頃より、成長していることもある。

そんな中で、特にお母さんや女性の指導者は意識しておかれた方がいいだろうと思うことのひとつを、もしかしたら以前にも書いたかもしれないけれど、ちょっと書いておこうと思う。

一昨年だろうか、モンテッソーリ教育というものを初めて知った。
それから何冊か関連の本を読んで、とても参考になったことがある。
そして、その後、松永先生の「男の子を伸ばす母親は…」の著書を読んで、ああ、そうだったのかと思ったことがある。

それは、私はもうとっくに大人で、女なので、これまで気づかなかったこと。
随分前に「話を聞かない男、地図を読めない女」で男脳・女脳というものを知り、男脳の持ち主は同時に2つのことをすることが難しい(テーブルを拭きながら電話するとか・・・)ということを知って、自分の身近な人たちのことを思い返して納得したことが色々あったが、実際にそういう傾向というのはあるように思う。

子どもたちだって、男の子の方が一般に空間認知に強いし、女の子の方が言葉の理解に長けていることが多い。

そして、モンテッソーリ教育の方法で、やってみせるときは見せるだけ。
説明しながらやってみせるというのはダメというようなことを知り、その後、幼児さんのレッスンの時、相手が男の子の場合には特に意識して、「やってみるから見ててね」と言ったあとは、やっている間は一切説明をしないようにしている。
そして、その方がやはり子どもたちの集中もいいし、しっかり理解してくれるように感じる。

幼児さんに限らず、そして、男の子に限らず、何かをしながら説明すると、子どもはどちらに集中していいのか分からず、結局どちらも中途半端になってしまいがちだ。
そういえば、授業中、ノートを取るのに必死で授業の内容を全然覚えていないとか、賢い子はノートを取らずに授業に集中して、話の内容を理解してしまうとか、そういう話を何度も聞いたことがあるが、結局それも同じようなことなんだろう。

女である私は、記憶にある限り、物心ついてからこっち、何かをしながらしゃべることもできるし、誰かとしゃべっているときに話しかけられても、その内容も大抵きちんと把握できる。
だから、一度に2つのことができないという感覚は本を読むまで想像もしていなかったし、そう説明されて初めて、男性の行動などが理解できたところもあった。

とすれば、そういうことを意識しておられないお母さんや女性の指導者はきっとおられるのではないかと思う。(男性の場合、一般論で言えば、指導する男性自身が一度に2つのことをしないと考えられるので、敢えて意識しなくてもいいのかなと。もちろん、一般論なので、例外もあるだろうけど。)

説明するときは説明するだけ。
見せるときは見せるだけ。
そして、相手が小さいほど、極力言葉による説明でわからせようとしないこと。

これらのことを意識すれば、子どもたちはもっといきいきと学んでくれるはず。
何かご参考になれば幸い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 3日 (月)

感動の発見!

今日は振替レッスンの子が3人やってきたけれど、レッスン時間は2時間ちょっとだったので、体力的には余裕。
その後仕事もしたけれど、ちょっと街に出ることに。

それにしても、もう何年も必要最小限しか街に出なくなってしまったし、目的の場所を回ったら帰るみたいな感じで、うろうろすることもほとんどなく、おまけに情報誌とかの雑誌も全く見ないもので、新しくできたお店やらなんやらを全くというほど知らない。

で、今日は普段から覗くとしたらそのお店という服屋さんを何軒か回ったものの、これというものもなく、収穫なく帰ることになるのかなと思っていたところに、普段はあまりそちらまで行かないところのファッションビルの案内板にある文字を発見!

うそ~~!!ここ、無印が何フロアもあるのは知ってたけど、地下の2フロアにこんなの入ってたの~~!!という感動の発見!!

幼児の知育玩具を扱ったお店。ああ、素敵~。なんかとっても楽しそう~~。
教室を始めた頃に、ほしいと思ってネットでも探したのだけれど、そのときは買えるところを見つけられず諦めて、そのまま忘れてしまっていた教具まであった!!

ここで1時間とか確実に過ごせるな…と思いつつも、今日は時間がなく、5年越しで見つけた教具だけ購入して10分ほどでその場を後に。

もう何よりの収穫って感じ!!
でも…もうとことん仕事が趣味なんだなと思う今日この頃…。(苦笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 2日 (日)

今更かもしれないけど。

うちに来てくださっている方の多くはこのブログも覗いてくださっているし、かなり異色のうちを選んできてくださっている奇特な方々なので、それを感じる機会は少ないけれど、よそのお勉強の教室に通っていて移ってきてくださった方や、かけもちしておられる方、幼稚園によっては幼稚園で先取のお勉強をさせてしまって、九九を覚えさせたりするようなところもあるようなので、久しぶりに改めてちょっと書かせてもらっておこうと思う。

小さいうちに急がせたらダメ。
小さいうちってのは、尊敬する先生方によって、9歳までだとか12歳までだとか多少の意見の違いはあるけれど、こればっかりはその子その子の成長やら興味の対象やら、能力差やらそういうものも関わってくるし、色んな条件が複雑に絡み合ってくるだろうから、一概にいくつまでとは線引きしづらい。
ただ、感覚的に、少なくとも幼児・低学年の間は、意味もわからずに反復させて覚えこませるような勉強はしない方がいいということには迷いがない。

先取り学習が全ていけないとも思わないけれど、どういう形で与えるかというのが問題なんだと思う。

例えば、以前にも書いたかと思うけれど、小さい頃にはぱっと見て3までの数がとらえられない時期がある。
その時期を経て、5までの数がとらえられるようになり、10までの数がとらえられるようになり…そうしてだんだんと数量感覚が身についていくというのが一般的なように思う。

ただ、ぱっと見て5までの数が把握できない子でも、繰り返し繰り返しやらせたら、6+7だって、12-8だって、答えることはできるようになる。
当然、繰り返し繰り返しやって、その答えを覚えてしまうからだ。

5までの感覚さえない子は、紙に書かれた「6+7」は恐らく記号に過ぎないだろう。
「6+7」と書かれていたら「13」と書くんだと、そう覚えて、そう答えているのだろうと思う。

そんな状態で、100やら1000やらまで計算できるようになったって、九九が全部答えられるようになったって、本当の意味では役に立たない。

もちろん、意味が分からなくても暗記して使う方がいいものだってあるだろう。
ただ、それには絶対時期があると思うのだ。
実感を伴わない状態で、先に先に進んだって、それはその子の力にはならないし、時には害にさえなり得る。

数の感覚がない子に、どうしても足し算や引き算をやらせたい、やらせなければならない、そんな事情があるのなら(そういうことがあるのかどうかわからないけれど)、目の前に何か具体物を用意してあげる、もしくは本人に絵を描かせるなど、数を感じられる状態でやらせなければ危険だと思う。

小さい子に文章題を与えたときに「たすの?ひくの?」と尋ねるのは明らかに危険な状態。
それは暗記による算数を続けてきた結果によることが少なからずあるから。

昔は、「計算はできるのに文章題は苦手」というのは結構当たり前のことのように思っていた。
当たり前と思ってしまうほど、そんな子はたくさんいたからだ。
しかし、教室を始めてから、あの状態はこれまでの学習の進め方が何かおかしい可能性が高いのだとうことを知った。

せめて幼児・低学年の間ぐらいは、実感の伴わない機械的な勉強をさせるのは避けてほしいと心から思う。
勉強をさせるなと言っているわけではないけれど、どういう学び方をさせるかということを子どもが小さければ小さいほど、しっかり考えておくべきなんだろうなと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年11月 1日 (土)

なんだか「ああ、そうか」と思ったこと

今日のレッスンで面白いことがあった。

今日私は、ダブルジップのニットを着てレッスンをしていた。
ニットの前がジッパーになっているのだけれど、タブが2つついていて、ひとつを上に上げると普通に閉まるが、もうひとつを上に上げると下から開いていくという仕組みで、普通に全部閉じたり、上も下も開いたり、開き具合や位置を色々変えられるものだ。

午前中のレッスンをしていたとき、ある男の子が突然と言った。 「チャック壊れてる!」 一瞬何のことかわからなかったのだけれど、ほどなく、私のニットを見て言っていることに気づいた。

普通のジッパーは壊れたら閉めても開いてしまったりすることがあるけれど、まだ2年生の彼は、きっとそんなものをどこかで目にして、私の服のジッパーを見て「壊れてる!」と思ったのだろう。
小さい男の子なのに、よく見ているなぁと思いつつ、壊れてないよと動かして見せ、そのままレッスンを続けた。

すると、今日の最後のレッスンのとき、3年生の男の子がまた突然言った。

「あぁ~!チャック壊れてる~!」

正直言ってびっくりしてしまった。
おかしくって、笑いながら彼に言った。

「今日、朝もおんなじこと言われたわ。壊れてへんよ。」

そう言って、彼にもジッパーを上げ下げして見せた。
それを不思議そうに見ながら、「えぇ~~!?なんで~~??」と言っている。

同じ日に同じことを2人の小さな男の子に言われた。
そして、ふと気づいた。

この子たちは二人とも、算数のセンス、特に図形などのセンスがきらっと光るスーパーくんたちなのだ。

普段から、色々な物の形や状態に興味を持って、これはこんな風になっているのかとか、あれ?これはこうなっていないとおかしいのでは?とか感じているということなんだろう。
だからこそ、レッスン中に私の服のジッパーの状態に気づき、思わずそれを口にしてしまったということなんじゃないかと思う。

好奇心の強さや興味の対象はやはりそれぞれの子によって違うから、算数のセンスを身につけさせたいから色々なものに興味を持ちなさいとか言ったって、それは恐らく無理なことだろうと思うけれど、彼らの発言の偶然の一致に、彼らがスーパーなわけがちらりと垣間見えたような気がした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »