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2008年10月22日 (水)

今では不思議でならないこと。

うちの子たちは低学年で入るとメインの教材での学習からスタートするけれど、それが終わった子や、ある程度学年が上がってから入った子などには、一般の塾でも使用しているようなワーク教材を使ったりもする。(本当はそのあたりの範囲までの問題を全部作りたいのだけれど、なかなか・・・。)

で、普段使っている教材は、現行の教科書よりは難しいレベルの問題(簡単な中学入試問題レベル)まで含まれており、厚さもそれなりにある。

過去、塾に勤めたいた頃は、それよりもう少し簡単なワークを1年かけて、それも週2回授業があってやっと終わるような、そんな状態は決して珍しくなかった。
もちろん、学年によっては2冊持たせたりなんてこともあったけれど、授業時間も長かったし、週2回であれば、宿題を出せる機会も倍あったのに、ワークが終わってしまうからどうしよう…みたいなことは一度もなかった。

それが、教室を始めてから子どもたちそれぞれのペースで進めていると、分厚めのワークが半年とか2学期間とかで終わってしまう。ちなみに、ワーク以外のこともするのにである。
もちろん宿題を大量に出すわけでもないし、まあ、確かによくできる子は多いけれど、ほとんどみんなただ週1回1時間だけここで算数をしているだけの子たちだ。

このワークでどうやって1年授業をしてたんだろう?
最近はそれが思い出せず、不思議でならない。

説明をして、教え込むということは、そこまで子どもたちの持てる力を押し込めてしまうということなのだろうか。

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