嬉しいことば
今日、仕事の帰りに教室の近くで、ひとりの女性と目が合った。
どこかでお見かけしたような気はしたけれど、子どもたちの親御さんの年齢ではないし、どなただったかなと思った瞬間、「先生、ご無沙汰しております」とお声をかけて頂いた。
その瞬間、ああ!と思い出した。もう今から2年以上前になると思うけれど、一時うちに通ってくれていた子のおばあさまだった。
もともと、私からすると驚くぐらい習い事をしておられ、その兼ね合いもあって比較的短期間でお辞めになったのだけれど、時々おばあさまが送り迎えに来てくださっていたのだった。
恐らく2年余り前に数回お目にかかっただけなのに、すぐに気づいてお声をかけて頂き、近況なども聞かせてくださった。
そして、こう言って頂いた。
「先生、とってもお元気そうですね。」
久しぶりに会った方に、「お元気そうですね」というような挨拶はすることもあるだろう。でも、「とってもお元気そう」とは社交辞令としては言わないような気もする。
ということは、少なくともその方の目には私がとても元気に映ったということに違いない。
仕事を終えてよれよれになっているはずの私を見てさえそう言って頂いたということは、何かと今年トラブル続きだった私にはなんだか嬉しいことだった。
そういえば、昔はしょっちゅう「いつ見ても元気そうやね」とか「悩みなさそうでいいねぇ」とか言われていたもんだ。
またみんなにそう感じて頂けるよう(仮に実際は違っていたとしても…)、できるだけいつもニコニコしていたいなと思う。
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