あまりにも関係ない話ですが…。
実は、もう長らく教育系のものを除いては、「雑誌」というものを読んだことがありません。
書店で立ち読みということすら、もう随分長いことしていませんでした。
特に、ファッション誌とは無縁の生活…。昔、アパレルメーカーにいたなんて信じられないような変わりっぷりです…。
それが、先日電車のつり広告で、なんと読むのかさえはっきりわからない雑誌のある特集に目が留まり、なぜだか気になって、後日書店でその雑誌を探しました。
一体どんな雑誌なのかも全く分かっていなかったのですが、ジャンルとしては「男性誌」らしいです。
で、気になったタイトルというのは「石油が枯渇したら世界はどうなる?」というもの。
まあ、結局は雑誌の特集記事なだけなので、その雑誌の記事部分の8分の1か9分の1程度で、おまけに実際にはいつ石油が枯渇するのかは誰も正確には把握できていないというわけで、普段からこういうことに関心をお持ちの方にはなんとも物足りない記事なのかもしれないのですが、普段、こういうことにも疎い(というか疎くないことがほとんどなかったりする…)私は、なんだかちょっと考えてしまいました。
少なくとも今の日本は自国で石油を調達できない国で、代替燃料と言っても、自国のエネルギーその他を賄えるだけにはなっていないのだと思います。
そして、石油と聞くと、単純な私はガソリンなどの燃料というのが第一に思い浮かぶのですが、冷静に考えると、今の私たちの身の回りのもので石油がなかったら作れないものはきっと想像を遥かに上回るほど多いはず。
食糧の多くを輸入に頼っている日本は、食糧だけでなく、生活必需品などの多くを石油に頼っている訳で、とすれば、何らかの事情で輸入がストップしたら、食糧難はもちろんのこと、それだけでは済まないのだなということを改めて感じました。
自給自足を目指して農業を!と言っても、今の時代、農機具やら農薬やら、色々なものにやはり石油が必要になっているはずですし。(素人なので何か間違っていたらお許しください…。)
石油は枯渇すると言われて久しいようですし、そのリミットがだんだんとあとにずれてもいるようです。
それでも、やはり現時点では「限りある資源」であることは間違いないのでしょう。
おまけに、代替燃料の研究・開発なども進められているようですが、安全で安価なものという意味ではまだまだ石油に代わるものはないようです。
これまでは、地球温暖化防止とかってことは意識したことはありましたし、無駄なエネルギーは使わないようにと思ってきましたが、日本という国にとって、地球温暖化防止はもちろんですが、外国に頼らないと途端に破綻してしまうという事実をもっと真剣に意識しなければならないのではと、そんなことを思いました。
必要なエネルギーは使ってもいいとして、決して少なくないエネルギーを無駄に消費しているらしいということも改めて知り、私ひとりでできることなんて限られていますが、心がけられるところは心がけていかねばと、そんなことを思いました。
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