「むずかしい」??
子どもたちとレッスンをしていると、気づくことがあります。
もちろん、みんながみんなそうだというわけではないのですが、予想よりは多くの子どもが該当している気がすることです。
レッスンの中で、計算問題がずらりと並んだ、私が子どもだったら楽しくないからやりたくないなぁ…という系統のプリントが出てくることがあります。
もちろん、計算問題ずらりのプリントは問題数を減らしたりして、全部をやらせることはまずないのですが、子どもたちがそういう種類のプリントに到達するまでには、ほとんどの場合、既にその計算は考えればできるようになっているはずなのです。
しかし、少なくない子どもが、そういうプリントを前にして、不機嫌そうな顔で言うのです。
「これ、むずかしい。」
は??難しいって?難しくはないでしょ??あなたの力ならもっと難しいのでも解けるでしょ??
そういう子たちが結構平気でそう言うのです。
なので、私はそういう子たちに必ず言い返すようにしています。
「難しいんじゃなくって、めんどくさいんでしょ?」
すると、これもまた、ほぼ例外なく
「うん、そう…。」
と答えます。(笑)
「それやったらわかるわ。確かにめんどくさいかもしれん。」
と、そこに関しては共感するようにしています。(だって、私でも全部やれって言われたらイヤですから…(苦笑))
高学年になってくると、それは若干当てはまらなくなってくるのかもしれませんが、小さい子たちが本来できるはずなのに、それを「むずかしい」と言うときには、それは言葉通りに取るのではなく「面倒だからやりたくない」という意味かもしれないと思ってもらう方がいいかもしれません。(笑)
子どもって面白いですよね。
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