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2007年12月31日 (月)

今年1年ありがとうございました。

この3日間、何かにとりつかれたように掃除をし続け、結局今までかかっても完全には終わっておりません…。
しかし、そろそろ実家に行かないと年越し蕎麦の時間が…。

と、年末最後にこんな書き出しでどうなの?という気もしますが、まあ、自分らしくていいのかなとも思います。

このブログを初めて2年数か月になりますが、今年もこのブログを通じて何人もの方とお知り合いになれ、中にはこれをきっかけに実際に教室に通ってくださるようになった方もおられました。
また、他塾の先生方ともこれがご縁でお知り合いになれたりもしました。

毎日、思いつくままに書き連ねてまいりましたが、これだけ書いていると、くだらない記事の中に、たまにはちょっとはいいことも書いてるかな?と思ったりも…。まあ、本当にたまになのですが。(苦笑)
来年はもっと「おぉ、なるほど」とか「へぇ~、そうなのか」とか思って頂ける記事が書けるといいなとは思いますが、結局はクスッと笑って頂く記事が多くなっているかもしれません…。どうかよろしくお付き合いくださいませ。

まだまだ未熟で至らないところだらけですので、皆さまには本当に色々と支えて頂き、応援して頂きました。本当にありがとうございました。
間もなく新年になるという実感が全くございませんが、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆さま、どうぞよい年をお迎えください。
今年1年、本当にありがとうございました。

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2007年12月30日 (日)

まだまだ続く…。

すみません…。何か書きたいのですが、レッスンをしないと話題が…。
といっても、前から書きたいと思っていることはぼんやりあるのですが、それをまとめるには余裕が…。

というわけで、今日も形式的更新ですみません…。
昨日は結局朝4時過ぎまで掃除をして、シャワーを浴びてもうひと頑張りするつもりがさすがにどっと疲れが出て動けなくなり…。

今日は寝たのが朝6時を回っていたため、目が覚めたら13時前。
夕方、8ヶ月ぶりに美容院に予約を入れていたので、それまでにキッチンの掃除を終わらせようと思ったのですが時間切れ…。

あたふたと出かけ、カットしてもらった後、毎年恒例、お正月に着る新しいパジャマ、服、アンダーウエアなどを購入して先ほど帰宅し、なんと…今日はじめての食事を済ませたところです…。(仕事がないと絶対サイクルがおかしくなる私……。)

さて、22時になりました。
お掃除再開します。とりあえずキッチンを仕上げて、洗面所。その後部屋をしたいのですが、さて今日はどこまで体力がありますやら…。(既に両腕、両肩が筋肉痛…。)

いよいよ明日は大晦日。
お正月は4日から仕事なので、1日に実家、2日に祖母宅、そしたらもうお休みはあと1日。
皆さんはどんなお正月を過ごされるのでしょうか。

さて、頑張ります!
年末のご挨拶はまた明日改めて…。

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2007年12月29日 (土)

今日は更新の余力なし…。(苦笑)

昨日、通常レッスンの後、0時前まで延々と大掃除をしての帰宅で、帰宅後急激な疲れに襲われ、服を着たまま寝落ちしてしまっていました…。(苦笑)

朝目覚めて年内最後の粗大ゴミを出しに行った後、シャワーを浴びて再度就寝。よほど疲れていたのか、天気が悪かったからか、次に起きたらお昼を回っていました…(汗)

自宅ではもう本当に自分がイヤになるぐらいダラダラしてしまうので、少しでもダラダラの抑止力になるかもと、同級生の掲示板に今日の目標をリストアップ。
宣言するとか、リストにするとかいうのが効果的というのは色々な本に書かれているものの、今日は本当に効果がありました。

ただ…余裕を持って見積もっていたはずなのに、それでも全ての場所において、見積もりの5割増ぐらいの時間がかかってしまい、さすがに100%達成は無理でした。
それでも、これだけできたらかなり満足かなというところまでは現在到達しており、このあともう少し頑張る予定です。

既に今日はかれこれ延べ8時間以上掃除をしていた計算になります。

ちなみに、このところ全く内容のない更新が続いていて心苦しいので、といっても、あまり参考にもならない話ですが、掃除嫌いの私をかなり助けてくれるお気に入りグッズといくつかご紹介しようかと…。(苦笑)

1つ目は、もうかなり前からずっと使っていて(確か最初は「べっぴんさん」とかいう名前でテレビショッピングに登場したような記憶が…)、かなり重宝しているのが、最近では100均でもいっぱい売っている「メラミンスポンジ」。これは間違いなく便利。

2つ目は、独立当初、諸事情により恐ろしく状態の悪い部屋を借りたためハウスクリーニングを頼んだにもかかわらず、外れだったのか、状態が悪すぎたのか、満足のゆく仕上がりではなかったため、コー○ンで購入した、その頃流行っていた「スチームクリーナー」。
これもかなり感動的。濡らせない場所には使えないものの、窓掃除、壁掃除などには感動的な威力を発揮します。
ただの水なのに、これを作った人ってえらいなぁと思うのでありました。

3つ目は、去年ダ○ソーで出会ってかなり気にいったのですが、同じものが今年は見つからず、それの仕様が変更になったのか、今年は諦めて別のものを購入したのですが、やはり便利。それは「セルローススポンジ」(ふきん?)。乾くと固くなってしまうものの、この吸水力はかなりのもので、スポンジなので雑巾がけをしたときに出る毛羽みたいなものが出ない。
スチームクリーナーと併用で窓掃除とかしたらかなり便利です。

そして、番外編。
今年気に行ったのが…。たまたまダ○ソーで見つけた使い捨てのビニールエプロン。2枚で105円。首からかぶって、腰で結んで、普通のエプロン状態になりますが、スチームクリーナーのしぶきよけにもなりますし、ビニールなので多少の防寒にもなっている気がしますし、私的に結構ヒットです。

さて、休憩も済んだので、再び掃除に戻ります。(笑)

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2007年12月28日 (金)

とりあえずなんとか…。

今日で今年はレッスン納め。お休みされた方もいるけど、それなりに5つレッスンがあり、終わってから大掃除開始。

先日、ブログに書くことか?という記事を書いたもので、心やさしい方々が近かったらとか、新幹線で…とか、教室の子のお母さん方でも「よかったら言ってください」とか言って頂いたものの、県外からわざわざ来て頂くのはさすがに…だし、お母さん方はおうちのことでもお忙しいのにたかが教室の掃除ごと気で…だし、結局神様が「自分でやりなさい」と言っているのだなと、諦めて、覚悟を決めて掃除開始。

トイレから始め、順々に拭き拭き。ひたすら拭き拭き。ホワイトボードも玄関のドアも本棚も蛍光灯もミニキッチンもとにかく拭き拭き。
一番気が重かったのがブラインドで、拭き拭きしながらも何本も羽を曲げてしまい、ちょいブルーな気分に…。(苦笑)

途中、掃除に必要なものなんかを買いに出て、引き続き黙々と掃除。
年末に資源回収があるというお知らせも来たので、教室に溜まっていた段ボールとかを持って帰ろうと、同級生にお願いして積んで帰ってもらうことにしていたら、忙しい子たちなのに気を利かせて早目に来てくれて、ラスト1時間ぐらいは拭き掃除やら掃除機かけやらを手伝ってくれた。感謝感謝。本当に助かった…。
それがなかったら終電に間に合ってたかどうかぐらいには確実になってたなと…。

小さい教室なのに、結局0時まで掃除をして、まだしなきゃなことはあったものの、さすがに体力も限界に近づき、同級生たちも仕事でまだご飯を食べてないってことだったので、食事に。

あの教室で4時間半…。それももちろん完璧にしたわけじゃない…。
更に、まだ作業しなきゃいけないことは残ってるし…。

どうにか大掃除だけは済んだので、残した仕事は年明けでもという感じではあるけど、年内にもう1回は行かなきゃいけないかな。
それでも、教室を出るときドアにしめ飾りを飾って、教室に心の中でお礼を言って帰ってきた。

今年1年、本当に飛ぶように過ぎて行った気がする。
でも、たくさんの子どもたちとの出会い、親御さんたちとの出会いを頂き、とても幸せな1年だったと思う。

皮膚だけはデリケートなので、一応手袋をしていたのに、既に指先が割れかけていたりもして、明日からの自宅の大掃除が思いやられるけど、一応今日で仕事納め。(いや、正確には多分もう1日数時間出ることになると思うけど…。)

年末のご挨拶はまた改めてさせて頂くつもりだけれど、今年1年、多くの方にお世話になり、支えて頂いて、本当に感謝している。

皆さま、ありがとうございました。

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2007年12月27日 (木)

ありがたいけど、ちょっと考えてしまう…。

うちの教室は見たら驚かれるかもというぐらい小さい。
で、小さいのにも関わらず、思いがけずたくさんの(この大きさにしては)子どもたちが来てくれて、それにより、小学生と幼児のレッスンの場所を分けることになった。

しかし、もともとのスペースが非常に限られているため、幼児さんは極めてせまい空間でレッスンをさせてもらっている。(ただ、以前読んだ、多分モンテッソーリとかの本だったのではと思うけれど、幼児は広い空間よりこじんまりした空間の方が落ち着くというようなことが書かれていたし、実際、小さい頃って狭いところが好きだったような気もするので、それはそれでいいのかな?と思ったりもしているが…)

ただ、その空間は事務所仕様に改装する前はバルコニーだった空間らしく、窓は大きいが蛍光灯が1本ついているだけで、お天気の悪い日などは少し暗く感じることもあったため、以前からずっとどうにかしたいなぁと考えていた。

スタンドを置くことも考えたが、何しろ狭い場所なので床に置くのも邪魔だし、机に置くとそれもそれで小さい子たちなので気になりそう。かといって、周囲に固定できそうなところもない。
となると、蛍光灯自体を取り換えるしかないかなと思ってはいたが、いかんせん、恐ろしく腰の重い私…。考えたまま数ヶ月。
ようやく先日家電屋さんに行って話を聞き、在庫があればすぐ工事してもらえることを確認。その後、不動産屋さんで工事をしていいかを確認。
で、なんとか年内にお願いしようと思っていた。

しかし…またここで夜更かしして朝起きられなかったり、なんだかんだレッスンがバタバタだったりでとうとう今日になってしまった。
さすがにもう年内の工事は無理かなと思ったが、だったらとりあえず年明けすぐにでもと思い、今日はレッスンが早く終わったこともあり、閉店間際の家電屋さんに駆け込んだ。

業務用に近い長い蛍光灯の照明は4種類ぐらいしかなく、そのうち一番明るく見えるもの(残念ながら((当然ながら??))それが一番高かったんだけど…)を注文。
そして、早ければいつ工事をお願いできるか店員さんに尋ねたところ……。

「早ければ、明後日ですね。明日も一番遅い時間なら何とか空いてるんですけど…」

と。
今日閉店間際に買って、明日工事ですか?!
でも、明日の遅い時間というのは私には一番ありがたい日程でもあり、即お願いしたのだけれど、う~ん…、どうなんだろう?

もちろん、お客としてはできるだけ早く工事してもらえるのは嬉しいことだし、何も不満があるわけじゃない。
だけど、例えば…コンビニができて24時間買い物ができるようになって、便利になった代わりに何かを失った気がするし、携帯電話ができて待ち合わせも適当にしていても会えるようになった代わりに、それもやはり何かを失ったような気もするし、それと同じような感覚で、何もそこまで早くなくってもいいんじゃないの?という気がちらりとした。

その家電屋さんは在庫状況や空きによっては購入当日の工事も受けているようで、便利この上ないのだけど、なんというか…………もっと不便でもいいんじゃないの?とうまく言えないけど、そんなことを思ったりもする。

まあ、お蔭で年内にずっと気になっていたことがひとつ片付く予定で、それは本当にありがたく嬉しいことではあるんだけど、少し考えてしまった。。。

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2007年12月26日 (水)

ちょっとびっくり。

すみません、書けたら日付変わって書かせてもらうかもしれませんし、ゆっくり考える時間がなくてまとまらないため書けないこともいくつかあるのですが、とりあえず今から食事をするので、今日中に形式的にUPです…。すみません…。

先日、迷った末、教室のPCが壊れてからじゃ立ち直れないかもということで、安いノートパソコンをネットで某パソコンメーカーのダイレクトショップに注文しました。
安いとは言っても中古ではないし、私は詳しくはないのですがスペックもそれなりだったので、オフィスを入れて、延長保証をつけたらそれなりの額になりました。
で、ある程度額が大きいからだと思うのですが、そのお店ではクレジットでの購入ができず、代金引換での購入になりました。

注文後すぐに受注メールは来たものの、納期は2週間前後という曖昧なもので、ある程度の額の代引きなのですから、当然出荷日が決まったらお知らせがくるか、もしくは出荷しましたのお知らせが来るかなのだろうと、当然のように思っていました。

年内に届くのか微妙なタイミングで、連絡ないなぁと思っていたところ、今日まだ寝起きでぼ~っとしているときに電話が鳴りました。

「○○○○○さんから代引のお荷物が届いてるんですけど、今からお届けにあがっていいですか?」

は?

まあ、幸いそれが払えるだけの現金が手元にあったので(バタバタで銀行に行けていなかったこともあり…)事なきを得ましたが、さすがにいきなり「今から行きます!」にはびっくりしました。(苦笑)

普通の方ってすぐ使える現金を手元にどのぐらい置いておられるんでしょう?私がびんぼ~なだけなんですかね?(苦笑)

さて、食事の後にちゃんと動くか確認しなくては…。
ひとまず食事にします。

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2007年12月25日 (火)

ちょっぴりショックなこと(またどうでもいい話)

師走で何かと気ぜわしく、おまけに実際することは全然追いついておらず、そんなこんなで最近まともに書いていなくて申し訳ありません。なにとぞご容赦を・・・。

で、年末ということで、来年のカレンダーとかを買いに行ったのですが、ちょっぴりショックなことが・・・。

教室を始めたとき、完全に子ども0人からのスタートでしたし、とにかく質素につつましくということで、ダ○ソーはとてもよく利用させてもらっていました。(今もですが。。。)
で、最初に○イソーであるカレンダーを買いました。
大判で上には前月、真ん中に大きく当月、下には次月のカレンダーと、1枚で3か月分が見通せるもので、予定も書き込めるようになっていました。

教室のテーマカラーがグリーンとナチュラル系の色ということもあり、開業当初からそのカレンダーのグリーンを毎年使い続けていました。
で、当然のように今年もそれを買うつもりで、ダイ○ーにカレンダーが並び始めた頃からちらちらと見ていたのですが、見つからない。
またあとから出るかなと、買わずに粘ってきたのですが、ここまで来ても今年は大判のカレンダーがひとつも並ばないではありませんか!!

とにかく、去年まで何年にも渡りずっと使っていたものや、それに似たもの全て、今年は店頭で見かけることがありません。とりあえず2軒覗いたものの、どちらにもありません・・・。

う~ん・・・。慣れ親しんだ、使い慣れたカレンダーなのに・・・。別に105円じゃなくってもいいからあれがいいのに・・・。
似たようなものがあれば、それで我慢ということもできますが、似たものすらないのです・・・。

多分、間違いなく・・・・・・、人気がなかったということでしょう・・・・・・。

足掛け5年同じデザインのカレンダーを使ってきましたが、今年は諦めざるを得ないようです。ああ・・・ちょっとショック。使いやすかったのになぁ~。やっぱり人気なかったのかなぁ~。どこかに売ってないかなぁ・・・。

お勧めのカレンダーとかあれば教えて頂けたら嬉しいかも。(105円じゃなくってもいいですから。(笑))

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2007年12月24日 (月)

世の中はイヴだったらしい。

今日はレッスンもなく、色々片付けようと思っていたのですが、まあ…休日の私にしては結構活動した方という程度で、やろうと思っていたことは3分の2ほどしか達成できませんでした。

で、今日は世の中的にはクリスマスイヴだったわけですが、やはり歳をとったということなのでしょうか?それとも、出歩いていた場所があまりクリスマスムードではなかったせいでしょうか?さほど淋しい(をい)思いをすることなく過ごせました。

でも、よく考えたら、クリスマスで盛り上がるのは子ども達と若いカップルって感じですよね。年末に向け、掃除用品や日用品などを買いにホームセンターに行くと、混雑はしているものの、クリスマスムードの方はほとんどおられませんでしたし、スーパーでお買い物している方たちも年末に向けてのお買いものとか、あとはお子さんへのお菓子とか、そんな買い物をされていて、やはり年末に向けて忙しさを漂わせる方がほとんど。

ある程度買い物などを済ませて教室にも出ましたが、その行き帰りも「いかにもクリスマスなカップル」にはほとんど遭遇せず。

少し前まではクリスマスの街に出るのが嫌いでした。やたらとカップルが幸せそうで…。(苦笑)
でも、ある程度の年齢を超えた方々はこの時期、クリスマスって何?的に忙しくされているのだなとなんだか今日改めてそれを発見した次第です。

実は先日から、家のものを思いっ切り捨てたい衝動に駆られているのですが、どうしてでしょう…。
もともと貧乏性で、使えるものを処分するのは良心がとがめるため、ずっと使わないまま置いていたものが色々あります。
震災で実家を解体することになったとき、とりあえず持たされたもので震災からこっち一度も使っていないようなものも少なくないような…。
震災から干支もひと回りして、もう少しで震災の年と同じ干支の年になります。時間もあまりないのでどこまで処分できるかわかりませんが、ゴミにしてゴメンナサイと地球に謝りつつ、処分できるものは処分しようと思う今日この頃です。

休日につき、全く内容のない更新で申し訳ありません…。
明日から金曜まで、今年最後の1週間をしっかりレッスンしたいと思います。

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2007年12月23日 (日)

前途多難…。(休日につき、どうでもいい話題)

昨日は冬至だったので、ぎりぎりすべり込みで帰宅して日付をまたぎながらもかぼちゃを食べ、完全に日付も変わってからゆず湯にも入りました。
のんびりゆっくりあったまったせいか、気づいたらそのまま寝てしまっていて、それが多分3時過ぎだったのですが、目覚めたら12時過ぎ!あまりの熟睡にちょっとびっくりしました。(苦笑)

そんな休日だったのですが、今日は晩は幼馴染たちとプチ忘年会の予定だったので、それまでに何か生産的活動をしようと思いつつ、例によってだらだらしていました。

で、お洗濯だけ済ませたもののだらだらしていた3時頃、久しぶりに昨日湯船にお湯をはってお湯が残っているなぁと、若干ポリシーに反するものの(年末までまだ日にちがあるのでまた汚れてしまうだろうし…)お風呂掃除をすることに。

メラミンスポンジで色々なところをごしごしし始め、快調に進んでいたのですが、ふと部屋の時計に目をやると1時間以上経っているではありませんか!
へ?なんで?と思いながらも、まだ3分の1も済んでおらず、まだ待ち合わせまでに時間もあったので、もう少しと思ったら…次に気づいたら更に30分以上経っており、驚愕!!
慌てて途中で中止して、マッハで仕度し始めたものの待ち合わせには10分遅刻。(もちろん気づいた時点ですぐ連絡はしましたが…)
それにしても驚きました…。

自分の計算では1時間ぐらいで終わる予定だったのです…。1時間半以上かかって、まだ5分の3ほどしか終わってないのはなぜでしょう…。
当然ながら、うちのお風呂がプールみたいに広いわけはなく…。

このペースで行くと、今年の大掃除も大晦日の除夜の鐘までかかるかもしれません…。
教室の方も自分が見積もっている時間より3倍ぐらいかかるかもしれないということかも…。(泣)

明日は世の中はクリスマスイヴですが、私は年末に向けて、掃除や年賀状、必要なものの買い出しなどに勤しみたいと思います…。(淋)

皆さま素敵なクリスマスを♪

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2007年12月22日 (土)

こんな幸せなことって・・・。

私はこの仕事が大好きだ。
そして、ここに来てくれている子ども達のことも大好きだ。

自分の好きなことを自分の好きな子ども達と一緒にやらせてもらえることの幸せを何度も感じている。
本当に感謝している。

なのに、これ以上幸せなことってあっていいんだろうかと思うほど、ありがたい言葉、幸せな言葉を頂く。

学校は休んでも教室には行くと言ってくれる子。
勉強はきらいだけど、ここは好きと言ってくれる子。
私のためにわざわざ手づくりのプレゼントを持ってきてくれる子。
私に家にいてほしいと言ってくれたらしい子。

先日は、あるお母さんから頂いたカードに「先生に出会えて私達は幸せです」なんて、もう本当にもったいな過ぎる言葉が書かれていた。

そんな仕事ってそんなにたくさんにはないんじゃないかな。

「あなたに会えて幸せだ」なんて、恋愛中のカップル以外、どんな人がどんなときに言ってもらえるんだろう?
私は何も特別なことなんてしていなくって、ただただ子ども達のことが大好きで、この仕事が大好きなだけなのに、こんな言葉を頂けるなんて、幸せすぎる気がする。

自分でもよくわからないのだ。
とにかく私はただただ、大好きな子ども達と毎日楽しく(時には恐ろしく・・・)レッスンをさせてもらっているだけで、感謝して頂けるようなことは何もしていないし、感謝するのはむしろ私の方だと思っている。

子ども達は本当にすごいし、見ていて感動するし、会社員時代のこと、塾講師時代のことを思い返したって、今みたいに毎日幸せで楽しいことなんてなかった。

一応立場が「先生」って立場なので、お母さん方にも「ありがとうございます」なんて言って頂いてしまうけれど、お礼を言わなくちゃいけないのは本当は私の方なんだ。

つい今日も、あるお母さんに「先生、もうホント、あと20歳ぐらい上に引力が働かないとねぇ・・・」なんて言われていた通り、クリスマスにも何の予定もないし、浮いた話はひとつもないけれど、それ以外はこんなに幸せな人間っているんだろうかと思うぐらい、本当にありがたいなとしみじみ思う。

皆様、本当にありがとうございます。
ここに来てくださって、大切なお子さんを預けてくださって、心から感謝しています。

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2007年12月21日 (金)

とうとう特殊能力が…。(をい)

すみません…。明日もハードな上、時間も時間になっておりますので、ど~でもいいネタです。
けど、作り話じゃなく、自分ではかなり不思議な気分になったのは事実です。。。(苦笑)

今日、目覚めると携帯にメールが届いていた。
普段、少々体調が悪くても、子どもに移す心配とかがなければ無理してでも出てきてくださる、責任感の強い先生から。
嘔吐風邪にかかってしまったとのことで、お休みさせてくださいと。。。

う~む。
寝起きでボケている頭であれこれ考える。えっと、今日先生に見てもらう予定だったのはあの子とあの子と…。じゃ、あの子は○○先生に見てもらうとして、もうひとりはどうするかなぁ。。。

ひとりの子は今日お休みの先生のレッスンの方がいいのではなかろうかと、私が見るのがいいか、別の曜日に振替がいいか、あとで電話してみようと携帯で番号を表示したまま、とりあえず起きることにした。

起きて、もうひとりの先生に連絡を取り、なんだかんだしていると突然携帯が鳴り出した。
見ると、私が電話しようと思って携帯に表示させていた名前が。

ん??私どこか触ったかな??
恐る恐る電話を取ると、

「すみません、○○です。私が風邪を引いてしまって、今日送っていけないのでお休みします。。。」

え?!
何か通じた?(苦笑)

とりあえず、思いがけず先生も子どものお母さんも風邪でお休み。意外な結果に驚きつつ、ちょっとくつろいでいるとまた電話が。

「○○です。先生、この前振替の時間お聞きしたんですけど、今日の早い時間は空いてませんか?」

え?!どこかで聞いてた?(苦笑)
みんなして超能力?(をい)

というわけで、先生が風邪でダウンされ、お母さんも風邪でダウンされ、空いたコマに振替希望の連絡。
う~ん、なんか偶然が重なり過ぎな感じ…。

それにしても、表示していた先の電話が鳴ったのは、さすがにちょっとビビった。。。(苦笑)

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2007年12月20日 (木)

半分本気のお尋ね。

今週は月曜からずっと気づいたら23時過ぎという状態で、今日こそスーパーに寄って帰りたいもので、かなりの手抜き更新です・・・。(既に危険な時間になりつつありますし・・・。)

私が掃除嫌いだという台詞はこのブログをまめに読んでくださっている方なら「もうわかったって!」とツッコミを入れたくなることかと思います。
で、今年は昨年までと比べてもかなりレッスンの数も増え、それに伴ってレッスンの準備その他にかかる時間も増え、今年は思い切って業者さんに年末に掃除をしてもらおう!と思ったのでした。

しかし・・・・・・。バタバタしていて、おまけに何でも決断に時間がかかる性格もしっかりバッチリ災いして、お願いしようと思っていたところが無理、更にネットで探して問い合わせたところも年内はもういっぱいと。
きっとどこもそうなんだろうなと。で、どこかやってくださるところを探すために時間を費やすのは本末転倒になりそうな気もするため、今年業者さんにというのはほぼ諦めました。

でも・・・教室と自宅の掃除を29日から31日の間に済ませ、当然掃除以外のことも色々片付けて年を越したいと思うと、やはりその3日自分の力だけではかなりハードな気が・・・。

というわけで、ダメもとで書いてみようかと。
どなたか28日の晩遅がけから、もしくは29日の日中に教室の掃除のアルバイトをしてくださる方はおられませんでしょうか?
お子さんが高校生とか大学生とかで、その子に・・・とかいうのもOKです。お願いしたいのはもっぱら拭き掃除になると思うのですが・・・。狭いですし、私ももちろんやる予定ではありますが、どなたか手伝うよと言ってくださる方がおられましたら、熱烈歓迎です。(もちろん、ささやかかもしれませんがバイト代はお支払い致します。)

ああ・・・誰か連絡くださらないかなぁ・・・。
老若男女問わず!宜しくお願いします。(いいのかな、こんなブログで・・・。)

さて、明日も頑張ります!(とりあえず今日はスーパーへ・・・。)

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2007年12月19日 (水)

(うわっ、出た!)と思ってしまう瞬間

師走で何かと慌しい時期なのだろうに、なぜか今日はお問い合わせの電話を2件頂いた。
もう自分には無縁になってしまっていて、新聞の折り込み広告を(ああ、そうか。塾の先生方は冬期講習の準備で忙しい時期なんだなぁ・・・)と完全に他人事で眺めている私には、この時期はお母さん方も何かと忙しく、小さいお子さんの教室への問い合わせの時期というイメージが全くない。
なので、なんだか意外だったし、そもそももう長らく広告自体を出していないから、尚更なぜ今日2件?と思ったりもした。

それはもちろんとてもありがたいことだし、お問い合わせを頂いただけなので、ご縁があるかどうかはまだ全くわからない。
ただ、お問い合わせを頂く中で、お母様がおっしゃるある台詞を聞くと、心の中で(うわっ、出た!また出たよ・・・)と思ってしまうことがある。
その台詞はおおよそこんな感じだ。

「○○○をやっておりまして、計算は得意なんですけど、文章題となると全然なんですよ・・・」

今の学習法や伊藤先生、糸山先生やこだま先生、高濱先生・・・挙げるとまだまだおられるけれど、そんな先生方や先生方の著書、ブログとの出会いがなければ、私自身全くわかっていなかった。

そもそも、私は学生時代から教員志望で教育学部出身だ。一般の方より多少は教育(指導)に関しての知識は若い頃からあった方だろうと思う。
6年ほどの会社員経験を経て、塾に勤め、その後もずっと色々な本を読み、教材を探してきたつもりだったのに、結局ほんの5年足らず前までその事実に出会わなかったのだ。

とすれば、世の多くの方がご存知ないのは当然といえば当然なのだろう。
多くの素晴らしい先生方が声を大にして伝えようとしておられるけれど、やはり世間は広いし、「大量反復学習信仰」は根強い。

だから、お問い合わせをくださるお母様が(うちの子、計算は得意なのに文章題になると急にダメになるのはなぜかしら?)と本気で不思議に思っておられるとしても、無理のないことなのだろう。
人間、目の前でその事実を突きつけられない限り、そう簡単にこれまで聞いたこともない、考えたこともない説を鵜呑みになどできないものだろうから。

「計算は得意なんですけどね・・・」という台詞を聞くと、本当は言ってしまいそうになる。

「それは当然ですよ。その学習を続けておられたら、いつまで経っても単純計算しかできない可能性は高いですよ?」

と。

もちろん、いきなりそんなことを言っても理解してもらえないことぐらいわかっているから、当然その言葉は飲み込んで、オブラートに包みながらお答えするのだが(もちろん、ご縁があれば、その後はできる限りきちんとお伝えするが。)、そのたび悲しい気持ちになる。
(ああ・・・ここにもまた・・・)と思うからだ。

考えることから入った子達は文章題ができないなんてことはない。
教室を始めてから今まで、少なくとも、ここでの学習法で算数を学び始めた子達で「計算はできるのに文章題になるとダメ」という子はただのひとりもいないのだ。
伊藤先生は初めてお出会いしたとき当然のようにおっしゃった。

「文章題なんてできて当然ですよ。」

初めてその言葉を聞いたとき、私は家庭教師や塾講師の経験は既にそれなりの年数経っていたが、内心、(絶対そんなの嘘。文章題ができない子がどれだけいるかわかっておられないんだ・・・)と思っていた。

しかし、実際にこの学習法で子ども達と学ぶようになってからこっち、本当に「文章題はできて当然」に近い状態が目の前にある。
私自身、あのとき伊藤先生がおっしゃった言葉に心から共感できるようになっている。

お子さんに大量に反復学習をさせておられる世のお父さん、お母さんへ。

おかしなことをさせられていない子達は「文章題だけ苦手」なんて子はいません。
「計算しかできない」、「文章題になると全く手が出ない」というのは明らかに異常な状態なのだと思います。
お子さんが小さいのならまだ間に合います。少しでも早く、まずは伊藤先生や糸山先生など素晴らしい先生方の著書やサイトをご覧ください。

私はどこかの教室や塾の営業を妨害したいわけでも、自分の教室に勧誘したいわけでもありません。
ただ、子ども達が必要のない努力をして、その結果、伸びるはずだった芽が摘まれてしまうことになったら、ただただそれが悲しいのです。
まずはこういう意見もあるのだという事実を知って頂きたいのです。知って頂いた上で、それでも大量反復を支持されるのであれば、価値観は人それぞれですからもちろん何も申しません。
ただ、知らずにそれを選択し、いつか後悔されるとしたら、それは親御さんにとっても子ども達にとってもあまりにも悲しいことです。

教室の子ども達の多くが素晴らしい能力を毎日代わる代わる見せてくれます。
この子達はほとんどみんな「大量反復」にも「暗記」にも縁がありません。

信じられないと思われた方には尚更、是非是非一度、上述の先生方の著書などをお読み頂きたいと心から願っています。

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2007年12月18日 (火)

先取り学習の危険

これまでにも悲しいことに何度もそんな場面に遭遇してきたが、「先取り学習」に潜む危険をしみじみと感じることが先日もまたあった。

その子は幼稚園の頃からすごく賢い子だったようで(と言っても、とても子どもらしいやんちゃなところのある子でもあるのだけれど)、お母さんが教えたわけでもないのにパソコンの使い方を覚え、自分で子供向けの算数のサイトなどを見つけ、どんどん問題をクリアして行ったりしていたそうだ。

その子には上にお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんがやることを傍で見て理解してしまったりということもあったようで、ここでレッスンを始めたとき、何も教えないのに2桁同士の足し算や引き算は計算できるようになってしまっていたし、たしか筆算の仕方も覚えていた。
まだ1年生なのだが、先日掛け算のレッスンに入ったところ、九九はどうやら全て覚えてしまっているようだった。

覚えてしまっているものを忘れろとは言えないし、仮に言ったってそれは不可能だ。

その子は見ていて素晴らしい能力があることはひしひしと感じる。ある意味天才的なセンスも感じる。
しかし、その子は図らずも先に九九を覚えてしまった。その結果何が起きたか・・・。

掛け算について、暗記から入らず、数を足したり倍にしたり半分にしたり、のけたりという作業から入った子達は自然にクリアしていく問題にその子は苦戦した。
先に九九を覚えてしまった子達と全く同じ反応を示した。

それは、例えばこんな問題だ。

9×5+9=9×□

九九を知らない子達はこの式を見ると大抵「簡単やん!」とか何とか言いながら、□に6と書き入れる。
暗記から入っていない子達にとってこの問題は、9を5つ並べてあるところにもうひとつ9を並べたということに過ぎないからだ。だから、9は全部で6つになる。ただそれだけのことなのだ。
これを解くときに、「9×5=45、45+9=54、54=9×6」という手順を辿ってはいないのだ。

しかし、九九を暗記してしまった子達はほとんど例外なく、上記の手順を辿って苦労して「6」を導き出す。その子たちの頭には数のイメージはない。

もちろん、9×5は9が5つという意味だということを確認し、そこに9を置いたらどうなるかこちらから尋ねれば、どうにかぼんやりと「9が6つ」と答えられる子はいる。
しかし、そういう子達はそのまま黙ってみていると大抵覚えてしまった九九を使って計算する方に戻ってしまう。数をイメージすることから逃げていくのだ。

考えることは本来楽しいことのはずなのだけれど、覚えてしまったものはそれを使った方が楽でもある。
結果、覚えてしまっている子達は自然の流れとしてそちらに行ってしまうのだろうと思う。

では、目の前のこの子は九九を現時点で暗記しておく必要があったのだろうか?
この子はまだ1年生だ。学校で掛け算を習うまでに1年近くの時間がある。算数のセンスは恐らくすごくある子だから、急いで九九を覚える必要などどこにもなかったはずである。ただ、本人が興味があったばっかりに、親御さんがやらせたわけでもないのにいつの間にか覚えてしまったのだ。

それによって、その子は本来楽しめたはずの掛け算の学習をただこなすだけになってしまった。この損失は恐らく小さくはない。

その子と今日、2桁×1桁のレッスンをした。さすがにそこまでは覚えてはいなかったようで、多少は考えようとするのだが、目の前に教具を並べているのにそれを見ようとせず、頭で計算して答えを出そうとする。そして間違う・・・。
もちろん性格的なものもあるのだろう。面倒なことがイヤで手早く計算できることがいいことと思っていれば、苦労して考えるより、覚えた九九を使って答えを出してしまおうと思ってしまうということかもしれない。

少なくともその子は賢いからこそそれができるのだとも言える。27×3の問題を頭の中で20×3と7×3をして答えを出しているらしいのはわかる。それがダメだとは言わない。でも、20×3で既に60なのだ。その子の目の前には見たらそれがわかるように教具が置かれているのだ。なのに、60よりも小さい答えを平気で書いたりして、20×3でもう60だよ?と言うと頭の中で計算だけし直して正しい答えを書く。
その子には目の前の教具には何の意味もない。

こちらが少し強く、「これ見て!何のために置いてるの?」と言えば、しぶしぶそれを見て少し考えるというような具合で、この子にとって教具は「面倒なもの」になってしまっているようだ。

もしこの子が掛け算について白紙の状態だったらどうだったんだろう?覚えていないのだから考えるしかない。考える中で、これだけ賢い子なのだから、色んな発見をしただろう。めんどくさがりなら尚のこと、何か工夫できないかな、楽する方法はないかなと、色んなことを考えてくれたかもしれない。
なのに、先に九九を暗記したことでこの子はそんなチャンスを全てなくしてしまったのだ。

これはこの子に限ったことではない。
先取り学習をしている子には少なからず見られる傾向である。昨日少し書かせてもらった子も、掛け算のレッスンを順番を入れ替えてまでやったのに、それより先に九九を覚え、掛け算の筆算まで学習済みだった。そんな状態で、一体どう「新鮮なワクワク」を持って掛け算の学習ができるだろう?

何でも早くやればいいってもんじゃない。
早くやれる状況があるなら尚のこと、覚えさせるなんてことはせず、じっくり時間をかけて、子ども自身にそのきまりや法則、考え方を発見させるべきなんだろうと思う。

間違ってはいけない。
先の学年のことが「できる」というとき、その「できる」が意味するところが何なのか。
先取る必要のないことを先取りして、挙句、興味関心を奪ってはいないか?伸びるはずだった芽を摘んではいないか?

先のことを与えるとき、立ち止まって考えてみてほしい。
先にやらせることで何かを失うことがあるということを知っていてほしい。
そう強く思う。

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2007年12月17日 (月)

伝えられなかったな・・・。

うちの教室は小さい子対象にしては、お引っ越しや卒業以外に途中で辞めていくということがかなり少ない方なのだと思う。
それはとてもうれしく、とてもありがたいことだけれど、それでもやはりたまに、多分それは本当の理由じゃないよね・・・と思う理由でお辞めになる方がおられる。

そういう風に辞めていかれる方は、ほぼ間違いなくブログを読んでくださっていない方だったり、ここに来るまでに反復学習などをさせてきた方だったり、上のお子さんが既に進学塾などに行っている方だったりだ。

このブログを読んで、うちの教室がこういうところだとわかって来てくださる方、そういう方のご紹介で来てくださる方が増えて、私は結局どこかでこのブログに甘えてしまっているのかもしれない。

今回、表向きの理由はお引っ越しということでお辞めになることになった方がいる。
その方の他のお子さんは既に進学塾に行っているし、その子もいずれ中学受験を考えておられるのだろうと思う。
しかし、学校で暗記させられる前になんとかと順番を入れ替えて掛け算のレッスンをしたりしたにも関わらず、その子はおうちで掛け算の筆算のやり方を習ってしまっていた。正直言ってちょっと驚いた。暗記させることで失うものが多いからこそ、順番を入れ替えて先にやらせてもらったのに、それより先に筆算を教えてしまっていたという事実に。

ああ、きっと通じていないんだな・・・とそのときに感じた。なのに、忙しさにかまけてそのままになってしまった。心のどこかで、ああ、わかってもらえないんだなと諦めてしまってもいた。

お引っ越しで通いづらくなるからという理由ではあったけれど、それは本当の理由ではないだろう。
たった1問の問題を子どもがうんうんうなって悩んでいるのに、私はそれを黙ってみているだけという状態に納得がいかなかったのだろうと思う。

ただ、私はこれまで、どうもはっきりしない理由でお辞めになる方を説得しようと思ったことがない。
というのは、私自身は今の学習法を今自分が知る限り一番いいと思ってはいるが、全ての子どもに一番いいかどうかはわからないし、価値観や考え方は人それぞれだからだ。

お月謝を払っているのに何も教えてくれず、子どもがうんうんうなっているだけなんてお金のムダだと感じられたらそれはどうしようもないことだし、世の中にはまだまだ根強い「大量反復信仰」があることもわかっている。

そして、仮にその大量反復を続けたとしても、多分高校受験ぐらいまではどうにかなるんだろうとも思うのだ。
おまけに、最近は高校や大学でもあり得ないような話を耳にすることもあるから、「考える力」のない子でも高校や大学に進学し、普通に卒業していけるのかもしれない。

うちの教室はあくまでも選択肢のひとつで、大量反復を支持しない方、回り道のように見えても最終的には大きな力を身につけられたらいいと考えてくださる方などが選んでくださればそれでいいのだと思う。
実際、受け入れられる人数にも限界があるから、とにかく子どもを集めなきゃとか、辞めそうになったら引き止めなきゃとか、そんなことは考えていない。

ただ、やはり心残りなのだ。

その子はテクニックだけで計算をクリアし、考えることが苦手そうに見えた。
ここに来てくれるようになってから数ヶ月、意味を理解することの大切さや、テクニックではなくきちんと考えて解くことの大切さを、私なりに精一杯子どもには伝えてきたつもりだったし、苦しみながらも確実に変化が見え始めてもいたのだ。

その子とお別れしなくてはならない。
きっとまた、先取りの反復学習に戻っていかれるのだろう。
おうちに方にきちんと伝えられなかったことは自分の未熟さ以外のなにものでもないと思う。もっとしっかりしなくちゃな。わかってくれる人だけわかってくれたらいいって思いはないわけじゃないけど、せっかく伸びつつあった子どもとのお別れは、やはり自分の至らなさを感じざるを得ない。

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2007年12月16日 (日)

例によって怠惰な休日…。

休日につき、全く内容のない更新ですみません…。

あまりの落差に友人たちにも呆れられているのですが、1週間が終わった翌日(大抵は日曜。日曜が出勤になった場合は月曜。)はもう本当に抜け殻のように何もしない、怠惰選手権とかあったら優勝できちゃうんじゃないかというぐらい怠惰に過ごしてしまう私…。

今日も自己嫌悪に陥るぐらい、どこまでも限りなく怠惰に過ごしてしまいました。。。
もう師走も半ばを過ぎ、年賀状も書かなきゃですし、当然大掃除とかもしなくてはなのですが、どうにもこうにも動く気になれず…。

そもそも、掃除嫌いは何度も公言している通りですが、我ながら変なこだわりがあり、年末の大掃除だけは結構気合いを入れて例年、仕事納めの翌日から大晦日の紅白の中盤頃まで延々とやっていました。(今年はその気合いさえもが出るかどうか…)
で、今日はお風呂に入りながら、ついでにお風呂掃除ぐらいしようかなと思ったのですが、そこで変なこだわりが邪魔をするわけです…。

(だって、まだ今年は2週間ほど残ってるから、今日掃除したら年末までにまた汚れるし…)

とにかく、「今年の汚れ、今年のうちに」という某メーカーのCMに洗脳されているがごとく、年末ぎりぎりにきれいにして新年を迎えるのが恒例となっており、結局今日は何もせず…。
皆さんはもう大掃除始めておられますよね?一般の方は大掃除は早目にして、年末にまた軽く掃除をされるのでしょうか?それとも、大掃除をしたら、そのまま年末、新年を迎えられるのでしょうか?

掃除嫌いな上に変なこだわりがあって、お蔭で毎年大晦日のぎりぎりまで掃除をしているのですから、ちょっとぐらい学習すればいいような気がするのですが…。全く……。

今年は手抜きしてお掃除を業者さんに頼もうかとも思ったのですが、そもそもこの状態の部屋を他人様にお見せする決心もつかず…。(をい)
悩みながらもだらだらとこうして貴重な師走の1日が過ぎていくのでありました……。

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2007年12月15日 (土)

思い込み

教室でいつも使っているパソコンの調子がちょっと思わしくない。
まあ、そう思いながらも数ヶ月経っているのだけれど、パソコンというものは忙しいときに限って調子が悪くなったり壊れたりするもののような気もするし、おまけに教室のパソコンはまだXPなのだが、自宅はXPが逝ってしまい、図らずもVistaに変わってしまったため、使えなくなったソフトなどがある。
とりあえずは教室のパソコンに入れ直したりして間に合わせているだけに、ここでこの時期にこれが逝ってしまうとかなりつらいものがある。(まだ手をつけていない年賀状の住所録なども使えなくなってしまうし・・・)

で、まだXPが手に入るうちに安いノートを買ってしまおうかと思い、先日来家電屋さんに行ったり、ネットで探したりしていたのだが、いかんせん教室が狭いため、これまでずっとパソコンを置いていた場所以外にパソコンを置ける場所が思い当たらない。
そうなると、今でもきちきちなので幅が数センチでも広くなると置けなくなる危険があった。

そのため、サイズ確認しないと買えないなと思って躊躇っていたのだが、そこでふと気づいた。
これまでずっと、机ではなくサイドテーブルのようなものの上に無理矢理置いて使っていたのだが、よく考えたら机自体もほぼ物置と化し、予習するときや教材を考えるときなど、パソコンを使わない仕事は全て子どもたちが勉強に使う机でしているのだ。
そもそもなんで机に置かなかったんだろう?

遠い記憶を辿ると、多分机の上にノートを置くと高さが高くて疲れるだろうということと、机は机で使えるようにしたいと思っていたことだったような気がする。
しかし、机は机としては使っていないのだし、机の上に置いたら本当に高いんだろうか?と素朴な疑問がわいてきた。そもそも、ノートパソコンって普通は机の上で使うんじゃないんだろうか?と。(苦笑)

で、早速試しにパソコンの位置を移動させて使ってみた。
まだ慣れないので確かに多少高いような気はしなくもないが、そう気になるほどでもない。
この場所にならあと数センチ幅の広いパソコンでも置けるじゃない・・・。そう思ったら、なんだか自分の思い込みに呆れてしまった。

多分、そんなことは他にも色々あるんだろうと思う。
初めにそうしてしまったから、それが当たり前になっていて、よく考えたら別にこだわる必要のないこと、こだわることがかえってマイナスになっていること、そういうことが、自分では気づかないだけで他にもあるんじゃないだろうか。

たかがパソコンの位置のことだけど、なんとなくそんなことを思った。

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2007年12月14日 (金)

昨日の出来事

教室を始めて割と間もない頃、それもまだ幼児のときから通ってくれて、今3年生になっている子がいる。
もともとしっかりもので、お母さんの話でも上の兄弟と比べても何でもよくできるということだったし、実際レッスンをしていてもそういう印象は受けた。
しかし、小さい頃から長くいる子にしては極めて珍しく、その子はすぐに解き方を聞きたがり、ちょっと考えてわからなければヒントを求め、そのたび、「やり方を教えてほしいんだったら、そういう塾や教室はいっぱいあるから、わざわざここまで来なくていいよ?」と何度も何度も話してきた。
それでもその子はなかなか変化を見せることはなく、わからないとおうちでお母さんに聞いて済ませてしまっている風もあった。

正直なところ、これだけ長い期間通ってくれて、おまけに私に何度も何度も考えるのがイヤだったら無理してここに通わなくても、やさしく丁寧に教えてくれるところはいっぱいあるから近くの塾に行けばいいんだよ?と言われ、それでもほとんど変化を見せない子はその子しかいないため、私自身も結構戸惑うところもあった。

そして、先々週のレッスンで角度のレッスンをしていたとき、ヒントをほしがるその子に極力粘ってヒントを小出しにし、最終的には何とか解いた問題があったのだが、翌週、同じような問題が登場した瞬間、また平気で言ってのけた。

「やり方忘れた~。」

そもそも、ここでは「やり方を教える」ということはまずない。もちろん、それを知らなければできない知識など(例えば、直角や垂直、平行というのがどういうものかなど・・・)は説明はするが、それ以外のことはまず子どもに考えてもらうところから始まる。

何年もずっとそうなのに、いつまで経ってもその子はこともなげに言うのだ。「やり方を忘れた」と。
何度も何度もそれを繰り返しているのだから、そろそろ気づいてくれてもいいような気がするのだが、そのたび「やり方なんて教えてないよ?やり方教えてほしいんやったらそういうとこに行ったらいいよ?」という言葉を口にしなければならない。

今回は先週やったことでもあったし、ものも使って考えていいとも言ってあったので、ひとまずその問題は再度家で考えてくるように言って、教室では違うことをしてレッスンを終えた。

そして昨日。登場するなり、クリップしてあるプリントを差し出し、また悪びれず言ってのけた。

「センセ~、やっぱこれわからんかった。どうやるんか忘れた~。」

悲しい気分になった。そして言った。

「そんなにやり方教えてほしいんやったら教えてあげよか?そんなん教えるぐらい悪いけど簡単なことや。なんぼでも教えてあげるわ。けど、これまでもそうやってやり方教えてもらってそのときはできて、次来たら『忘れた~』って言うてるんやろ?ちゃう?」

その子は笑いながら答えた。

「へへへ、そう。」

わかっているのになんでなんだろう?
正直、私には理解の域を超えている。今回はもしその1問が解けなくて今日のレッスンを全部使ってしまってもいいやと、それでここがイヤになれば、よそに移るのがこの子にとってもいいのかもしれない・・・とこれまでにも何度も思ってきたことを思い、考えるための手立てになる細長い紙だけ1枚渡し、

「もう1回考え。」

そう言って放っておいた。
まあ、もちろん、ほかの子とレッスンしている間、ずっとその子の様子は見ていたし、なんとか自分で見つけ出してくれと願ってもいた。
けれど、見ていることは気づかれないようにしていたし、とにかくその間、ヒントを言いたくなるのを堪え、ただずっと黙って待っていた。

多分、ほんのちょっとヒントを出したら、あっという間に思い出し答えに辿り着いただろうと思う。実際、先々週はそうだったのだし。
だからこそ、今回は根競べだと思って待ち続けた。

何度も紙をパタパタ折ったり広げたりする様子を見ながら、もう気づくんじゃないか、もうそろそろ「あぁ~~」って言ってくれるんじゃないかと思ったが、なかなか気づかない。
何分経っただろうか。恐らくレッスン時間の半分近く経っていたのではないかと思う。ゆっくりと1枚のプリントの空いていた解答欄に答えを書いた。正解だった。

しかし、それに私は黙って無表情のままマルをつけ、次のプリントを考え始めているその子をまた黙ってみていた。
同じような動作を繰り返しながら、さっきよりずっと早く正解を出した。そしてもう1問、更にもう1問。
結局、家に持って帰って1週間経っても1問も正解を書けずにそのまま持ってきたプリントの空欄がその子自身の力で全て埋まった。

その子の表情は心なしか満足げに見えた。
集中して考えるということの気持ちよさを、少しは感じてくれただろうか。

そのあとのレッスンはとても順調で、穏やかに問題に取り組み、次々と正解を出していった。多分、本人も何か感じていたのではないかと思う。

ヒントを出さなくてよかった。
とにかくダメでも待とうと覚悟してよかった。
ささやかだけどとても嬉しい出来事だった。

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2007年12月13日 (木)

「ら」抜き言葉について思う

うちの教室は基本的に算数と能力開発がメインなのだけれど、一部の子達は国語のレッスンも受けているし、実は消去法とはいえ、私自身は中学に関しては国語の免許を取った身だ。(理系の数学に挫折したため・・・)

で、子どもたちとレッスンをしていて、以前から感じてはいたけれど、最近富に、そろそろ限界なんじゃないの?と思うのが「ら抜き言葉」だ。

そもそも、大人だってどの程度その正誤の判断がつくのだろう?

食べれる、寝れる、見れる、着れる・・・・・・。

これら全ては誤用だと言ったら、驚く方もおられるかもしれない。

近年になって変わったとかいうことがあったら話は別だけれど、「れる」をつけて可能動詞にすることができるのは五段活用動詞で、打ち消しの形にしたときの語尾がア段になるものだと学生時代に習った。

つまり、「食べる」は「食べない」、「寝る」は「寝ない」で下一段、「見る」は「見れない」、「着る」は「着れない」で上一段活用動詞(のはず)。
だから、上記の表現は国語的には誤用とされるのだけれど、まだ文法の学習もしていない子どもたちにそれを理解させるのはかなり大変なことだ。

そもそも、大人だって当たり前に誤用しているのだから・・・。

多少学年が上がっている子には詳しい説明はともかく、「ない」をつけるときに「ア段」の音になるものしか「れる」は使えないということは一応説明するけれど、低学年などには限界を感じる。

というか・・・これだけ広く誤用が浸透してしまったのだから、いっそ決まりを変えるわけにはいかないんだろうか?と思えてくる。
実際、私自身ときどき、元の形を考えて打ち消しの形にしてから、ああ、これは五段動詞だから大丈夫だ・・・といった具合に確かめることさえある。賢い方々なら当たり前に使いわけされているのかもしれないが、そこまで厳密にこだわる必要があるんだろうか?とも思える。

こんなことを書いたってどうなるものでもないのだけれど、普段のレッスンで、どうしたものかなぁと思うことのひとつである。

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2007年12月12日 (水)

大好きな人の対談記事です(笑)

水曜は土曜と並んで長い1日です。冗談抜きで水曜の初めの方の子のレッスンは前日のレッスンだったかな?という気になることすら合ったりします・・・。(をい)
今日もなんとか無事終了しました。外は雨・・・。今日は油断して本皮のブーツできてしまったため、ちょっとショックです・・・。(苦笑)

今日はどうもすでに頭が働いておらず、あるメルマガで紹介されていたこの記事を皆様にもご紹介して、ちょっと手抜き更新を・・・。

http://yume.howtolearn.biz/

実はちょうど昨日から、この方の本を読んでいます。
対談のお相手の方は不勉強で存じ上げなかったのですが、ここで紹介されている本のタイトルも気になりますね。
またチェックせねば・・・。

本といえば、実は現在、読み終わったのにまだ紹介文を書けていないものが10冊ほどになってしまっています・・・。(まあ、「読む」ほどに読むところのないものも数冊ありますが。)
年内にどこまで書けるか、既に今日が12日であることを考えても、かなり危険な感じです。(苦笑)

今週末でもう12月が半分終わってしまうのですね。かなり焦ってきました・・・。
とりあえず明日も頑張ります。
超手抜き更新でした・・・。

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2007年12月11日 (火)

不思議なこと

子どもたちとのレッスンを通して、日々色々な発見をするのだけれど、どうしてそんなにも差が出るのか不思議だなぁと思うことのひとつに形に対する感覚がある。

もちろん、どんなことにも個人差はあるし、みんなが同じようにできなきゃいけないと思っているわけでもないけど、純粋にどこでそういう差が現れるのかが不思議なのだ。

わかりやすい例でいうと、お手本に合うように積み木を置いてみましょうとかいう問題があったとして、どう見てもそこには絶対合わないよね?と思うようなサイズのものを置いて確かめてみて、それでも「こんなの全然合ってないやん!」みたいな反応にならない子や、直角になっているものを選びなさいという問題で、紛らわしい大きさならともかく、どう見ても絶対に直角より激しくとがっている鋭角やもう180度近い鈍角などまで三角定規の直角のところを当ててみないとぴんとこない子などだ。

もちろん、反面、合わせたり確かめたりするまでもなく、いともたやすく正解していく子もいるのだ。その子たちの反応を見ていると、「なんでこんな簡単な問題やらせるの?」といわんばかりだったりもする。

学年や性別にはあまり偏りは感じないし、計算が得意とか不得意とかとも、今のところあまり関わっているように感じない。
もちろん、私自身、空間把握の問題はかなり苦手で学生時代を過ごしてきたし、今の教材に出会ってから随分とマシにはなったものの、それでもやはりすいすいとはいかない。

しかし、右と左のどちらが大きいかとか、ひものちょうど真ん中はどのあたりかとか、紙を目分量で3等分に折るとか、そういうのは結構昔から得意だ。

なので、その能力はどうやって身につくものなのか今ひとつよくわからない。
しかし、合わせてみないとわからない子に「なんでわからないの?」と言ってもそれは無駄で、そういうことを繰り返しているうちにだんだんと感覚が身についていくものなのかもしれない。

それにしても、直角より遥かに大きな角に三角定規を合わせにいく子や、お手本のそこには絶対入るはずもない大きさの積み木をのせにいく子にとって、世界はどんな風に見えているんだろう?と思えなくもない。

以前テレビで「片付けられない人」が取り上げられていて、その原因として、あるスペースにそのものが収まるかどうかの判断ができないとか、複数のものをどんな風にしまえばきちんと収まるかイメージができないとかいうことなどがあげられていたが、小さい間にそういう感覚を磨いておかないと、将来そんなことで困るのかもしれない。

何もかもできないとダメとも思わないし、得手不得手がそれぞれに異なるのは個性だとも思うけれど、大きさや長さの感覚がしっかり身についていると、色々な面で役に立つような気もする。

子どもたちの差がどこで生じているのかはわからないけれど、働きかけ次第できっと伸ばせる能力だとも思うので、ご自分のお子さんのことも機会があればちょっと観察してみてはいかがだろうか。

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2007年12月10日 (月)

完全休養致しました。

この2日、仕事もしようと持ち帰っていたのですが、結局この時間まで仕事らしいことはほぼ全くしておらず、恐らく仕事がらみのことと言っても延べ2時間もしていないのではという休日を過ごさせて頂きました。

しかし…また、ちょっと気になることが…。
先日来、それはアレルギーなのでは?とのご指摘を受け、検査も受けたものの原因が特定されず、しかし、時期的なものだったのか症状がほぼ治まったなぁと思っていました。

そして、先週初め、体の節々が痛くなり、若干熱も出て、今回は風邪だなと思っていたのですが、その後熱は下がり、結局今残っている症状は鼻と咳のみ。それもまた例によって喉は全く痛くない…。
もしかするとまた風邪は治って、原因が特定できないアレルギーに移行しているのかもしれません…。まあ、それならそれで子どもたちに移す心配もないのでいいんですけど…。

ご心配頂いていた皆さま、とりあえずそんな感じなので大丈夫じゃないかと思います。ご心配頂きありがとうございました。

本当はこの連休で少しは片付けや帳簿整理、年賀状にも手をつけて…とか思っていたのですが、結局全く…。
どうやら今年も年末は大掃除しながら年越しすることになりそうな予感です…。
先日来、書きたいなぁとぼんやり思っていることがなかなかまとまらず、今日は中身のない更新でお許しを…。

ちなみに、昨日のトマトのお話は「水耕栽培」という方法だそうです。大地に根を張るのではないのが、なんだか少し意外な気もしたりします。

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2007年12月 9日 (日)

妙に心に残ること

今日はお休みで、ひたすらゆっくりして風邪を治そうと思い、数か月前に新潟の寺子屋先生が送ってくださったのに、全く見ることないまま置きっぱなしになっていたDVDを持ち帰って、昨日の深夜からちょっとずつ見始めました。

かなり時間の長いものだとは伺っていましたが、内容には感動するところが多いものの、全体に穏やかで心地よい音楽が流れ、美しい自然が映し出され、もう安眠には持ってこいな感じで………。(をい)

そんなわけで、よく眠れてよかったのですが(よかったのか?)5枚のうちまだ2枚を途中うとうとしながら見終えたところで止まっています。
ただ、その中で妙に心に残っていることがあります。

まだご紹介はしていないのですが、先日読み終わった本の中に書いてあったような気がします。(多分あの本だと思うんだけど…。)
それを読んだあと間もないタイミングでこれを見たのも何かに導かれてなのかもしれません。

それは「トマト」のお話。
たった1本のトマトの苗から、1万個以上の実を実らせることに成功したという方の話を本で読んだとき、(ふぅ~ん、すごい方がいるんだなぁ。どんな農家の方なんだろう?)と思っていたのですが、実は「農家の方」ではなく、研究者の方(なんだと思います)だったのです。DVDでそのことを知りました。

そのトマトのお話がすごいのです。

普通のトマトは1本の苗から数十個、多くても100個程度の実が取れるものだそうです。
それを、その先生はある方法を用いて(それは恐らく難しい方法ではないのですが)普通の種から数千個、もしくは1万個を超える実を成らせることを可能にされたそうです。

その方法の根底のあるのが、「トマトの育つ力を信じること」だというのですから驚きです。
そして、まだ幼いうちに水や養分をたっぷりと与え、どれだけ成長しても大丈夫だよと安心させるというのです。そうすれば、トマトは安心して成長し続けるのだと。

聞いただけでは信じられない、非科学的な気がするお話です。しかし、実際に偶然一度だけそういうことが起きたのではなく、その先生の方法で育てられたトマトは短期間で信じられないほど成長していきました。その方法を取り入れられている農家の方もおられるそうです。

育つ力を信じること。
安心して育てる環境を整えること。

どちらも、人の子どもにも間違いなく大切なことのように感じました。
本を読んだ時にもそれは何となく感じたのですが、実際に映像として目にし、その先生が実際にお話ししておられるのを聞いて、ますます強くそれを感じました。

「トマトというのは一般的に100個程度の実しか実らないものだ」という「常識」で育てると、そんな風にしか育たないのだそうです。
植物でさえそうなのです。
だったら、人の子どもなら、もっともっとその影響は大きいのかもしれません。

「こんなことできるはずがない」と大人が思えば、本当にできなくなってしまうのかもしれない。
けれど、「この子なら絶対できる」と心から信じ、それができる環境を整えてあげれば、大人が想像するより遥かににすごいことを子どもたちはやってしまうのかもしれません。

トマトの話を聞きながら、そんなことを考えていました。

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2007年12月 8日 (土)

もっといっぱい、自由自在に作りたいなぁ・・・

昨日は結局あのまま書けずじまいで、覗きにいらしてくださった方がおられましたら、申し訳ありませんでした。
どうにかこうにか今週を乗り切ることができました。この日月はレッスンが入っておりませんので、仕事は多少しなくてはならないかと思いますが、何とか風邪を治したいものだと思っております。
ご心配いただいている皆様に、改めて感謝致します。

さて、昨日書こうと思いつつ書けぬまま寝てしまったこと・・・。

もっともっといっぱい色んな状況に対応できる問題がほしいなぁと。
頭で思い浮かべたことがそのままパソコン上にデータ化されて、そのままプリントアウトできるとかだったらどんなにいいだろうと思うものの、もちろんそうはいかず、かといって、私の場合、機械の扱い自体もかなり疎いので、1枚のプリントをそれなりの見栄えで作ろうとすると、多分手書きでパパッと済ませてしまう数倍の時間がかかるんだろうとも思う。

おまけに、日々のレッスンやその準備だけでもかなりの予定が埋まってしまう上、終わった後は頭の回転がいつも以上に低下するため効率上がらず。
しかし、起きてすぐといっても自宅ではどうしても仕事をする気になれず・・・。うぅぅ。

でも、昨日もまた改めて感じたことがある。

とても真面目で一所懸命問題に取り組む1年生の女の子がいる。
本当に一所懸命で、難しそうでもじ~~~~~っと、ひたすらじ~~~~~っと考えて、(あれ?わかってないのかな?)と思って悩んでいるとひょこっと答えを書いたりするような、本当に真面目なのだけど、テンポはスローな女の子。とにかく一所懸命で、「わからない」という言葉をまず口にしないため、こちらとしてもどこまで待てばいいのか、どこまでヒントを出せばいいのか、まだ判断が難しい子のひとりではある。

普段もじっくり派で、時間はかかっても答えが出ることが多い子なので、単に考えるのに時間が必要なタイプなのかな?とも思ったし、初めのうちはそうでも、それを繰り返している間にそのうち加速がつき始めるんじゃないかなとも思っていたので、とりあえず待てる限り待ってみようかとも思ったが、念のため、小さなステップにした3桁同士の足し算のプリントを別に準備しておいた。

まずは正規の教材の中にある、ほとんど「いきなり」に登場する3桁同士の足し算。
先週何問かやってみてもらったが、かな~~~~~~~~~り時間をかけて、更にヒントを小出しにしながら、どうにかこうにかという状態だった。
レッスン後半にそのプリントだったので、今週はまず最初にそれをやってみてもらって、様子を見てプリントを切り替えようと思っていた。

プリントを目の前に出すと、またいつものように黙ってじ~~~~っと考え始めた。けれど、なかなか1問目の正解が出ない。ヒントを出し続けて正解に至ったとしても、きっと本人がしっかり理解して正解できたということにはならないだろう。

そう思い、その1枚のプリントに行くまでに小さな12のステップを用意してみた。
問題の数も1枚に6問だけ。見た目にも簡単そうな雰囲気だ。しかし、プリント自体には何のヒントも書かれておらず、無機質な計算問題が並んでいるだけのものだ。

1ステップ目のプリントを出すと、さっきまでなかなか動かなかった彼女の手がササッと動いた。次のステップ、その次にステップと難なくクリアし続け、1つクリアしたら、次はさっきよりどこか1つだけハードルが上がっているというパターンで繰り返した。

すると、結局ほとんど何の手助けもしないまま、彼女は次々と問題を解き続け、結局レッスンの最初には長い時間考え込んでも正解が出せなかったプリントにまで辿り着いた。
そして、その問題を僅かの時間で解いてくれた。

その間私がしていたことは、彼女を見ていたのと丸付け。考え方は一切説明せずだった。
それでも、小さなステップを一つ一つ上がった彼女は3桁同士の繰り上がりのある計算も自分で考えて暗算で答えが出せるようになった。

今の正規の教材にはあと何ヶ所か、こんな風にもう少し小さなステップにしてくれたらいいのになぁと思うところがある。
ただ、ありがたいことに、数年間、少なくない子どもたちと共にレッスンしてきたことで、この辺でこんな風になる子が多いというような傾向はつかめてきた。
もっともっと作りたい。そして、あ!と思ったときに即、それに対応したフォロー教材を出したい。その子にとって適切なステップであれば、子どもたちは本当に楽しそうに段を上っていく。大人はどんな高さの段を用意するかにだけ細心の注意を払っておけばいいのかもしれない。

しかし、気をつけなくてはと思うのは、それが大量反復になることがないようにということ。
理解することと暗記することは全く違うことだから、考え方が理解できればたくさんやらせる気は毛頭ない。
いかに限られた問題数で小さなステップを作れるか。そして結果的に、楽しくどれだけ上まで上れたか。そこはしっかり意識していなければとも思う。

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2007年12月 7日 (金)

鼻が・・・。

一旦よくなりつつある気がしたのですが、なぜか鼻と咳の症状が残ってしまいました・・・。
鼻声度ますますアップ中です・・・。

明日は朝からですので、ひとまず帰ります。
帰宅後、書けそうでしたら書かせて頂きます。
皆様よい週末を。

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2007年12月 6日 (木)

気になること

まだ風邪は治らず、鼻声度満載な今日この頃ですが、幸い熱はある程度下がり、咳もほとんど出なくなりましたので、なんとか土曜まで頑張れるかなと思っております。
ご心配頂いております皆さま、ありがとうございます。メールのお返事が滞っている皆さま、今しばらくお待ちくださいませ。

さて、2日連続全く内容のない記事でしたので、少しぐらい何かを・・・。
ただ、先日からぼやんと考えていることはしっかり考えないと文章としてまとまりそうにありませんので、覚えていればまた後日改めて・・・。

レッスンをしていて、ときどき気になることがある。
子どもには色んなタイプの子がいるので、がつんと言っても大してこたえない子もいれば、全然そんな強く言ったつもりもないのに泣きそうになってしまう子もいるし、同じことを同じように言ったって、伝わること伝わらない子がいる。

もちろん、私はまだまだ修行の身なので、子どもたちの性格や傾向が全て分かるなんてことは言えないが、ある程度一緒にレッスンをすると、多少はその子の性格なりがわかってくるので、(ああ、この子は褒められるのが苦手なんだな)とか、(この子は大きな声を出すと完全に萎縮してしまうタイプだろうな)とか、そんなことをある程度は判断して接し分けるようになってくる。

しかしだ・・・。
そうなると、例えば2人の子が同じようなことをした場合、ガツンといわないと全然響かないタイプの子であればガツンというけれど、ちょっというだけで萎縮してしまう子には当然違った言い方をすることになる。

そして、そうなったとき(もちろん、2人の子が全く同じ条件で同じように何か言われるということはまあないのだが)、ひとりは強く言われるのに、ひとりはやんわりとしか言われないとなると、子どもたちはどう感じるんだろうと、そのことが気になったりはする。

特に私は、考えれば絶対できるはずなのに、ろくに考えもせずへらへらしているような子には結構容赦がない。
しかし、算数が苦手だったり、算数全般ではないにしろ、どこか苦手なところがあって、そこになると完全に固まってしまうようなタイプの子には、ある程度のヒントも出すし、手助けする。

それに対して、仮に「できるはずだから」ときつくあたられている子が私が差別やえこひいきをしているのだと感じはしないだろうかということが不安になる。
でも、相手は子どもだから、「○○ちゃんは算数が苦手だから、優しく言ってあげないとわからないでしょ?」なんてこと、口が避けてもいえるはずがない。その「○○ちゃん」に対して失礼過ぎるからだ。
仮にそれが事実だとしても、そして、本人が失礼だと思わないとしても、悪くすれば「あの子はできないんだ」という目をその子に向けさせることになってしまうかもしれない。

だから、子どもたちにいちいち態度の違い、接し方の違いを説明することはできないし、(面倒でしないわけではないし、事情によっては言葉を選びながら何らかの話をすることはあるが)かといって、皆に全く同じように接することもできない・・・。

自分は厳しくいうのに、隣の子にはいわない・・・。
自分にはやさしいのに、隣の子にはきつい・・・。

そんな状況を子どもたちはどう感じるんだろう。

今のところ、直接苦情が来たことはないし、子どもが何か言ってきたこともないのだが、正直、ちょっと気になっている。

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2007年12月 5日 (水)

とりあえず帰ります。

本日のレッスン、無事終えられました。
風邪は治っていませんが、そう悪化もしておりません。

とりあえず帰ります。
帰って書けそうなら書きますが、もしかしたら早く休ませて頂くかもしれません。
何卒お許しください。

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2007年12月 4日 (火)

すみません…。

プロ意識のかけらもないお恥ずかしい話ですが、2日連続うたた寝をしたせいか、すっかり風邪をひいてしまいました。。。
まだまだ今週は長いですし、ここで悪化しては私としてもつらいので、今日は早目に休もうと思います。

今のところ、熱が少しとときどき咳、体の節々が痛い…というぐらいで、とりあえずレッスンはさせて頂けると思いますが、メールその他、お返事が遅くなるかもしれません。
お急ぎの用件がございましたら、誠にお手数ですがお電話頂けましたら幸いです。

それでは本日はこれにて…。

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2007年12月 3日 (月)

真剣勝負

普段殆どテレビを見ないし、特にスポーツ観戦はよほどのことがない限りしない。
野球は子どもの頃から親がトラファンだったから、どこのファン?と聞かれれば、まあ阪神?ってぐらいだし、Jリーグで応援しているチームはない。
スポーツに興味がないということでもなく、自分自身ずっと体育会畑で来た身だし、自分の所属チームのことは当然めちゃくちゃ必死で応援する人間だった。ただ、自分が所属するチームというものがなくなって、応援する対象もなくなったという感じだろうか。

ただ、日本代表の試合だけは、応援する対象がはっきりしているせいか、サッカーにしろ野球にしろ機会があればテレビで観戦したりする。

昨日は実家で野球日本代表の韓国戦を見ていたのだけれど、24人のうち23人はプロの選手。プロ野球のそれぞれのチームでの主砲やエースなどがずらりと並んだチームなわけで、オールスターより更に選りすぐりのメンバーということだろう。

そのみんなの姿を見ていて、思った。
普段、プロ野球やJリーグなどに夢中にならない理由のひとつが見えた気もした。

1イニングをおさえただけで、一流と言われる選手たちが本当に嬉しそうにガッツポーズをする。
1本ヒットを打っただけで、ベンチに向かって大きくガッツポーズをしながら1塁に走る
普段のペナントレースでは見られない姿だ。

ペナントレースなどでは1試合で運命が決まることはない。優勝がかかった試合などでは見られないことはないだろうけれど、やはり昨日、今日の試合の姿とは違う気がする。
高校野球に多くの人が感動するのは、やはり「負けたら終わり」の真剣勝負だからなのではないだろうか。

真剣だからこそ、ひとつひとつの場面でガッツポーズが出るし、選手ひとりひとりが本当に心から喜んでいるのが伝わってくる。
今回のアジア最終予選では負けたら終わり、北京への道が閉ざされてしまうというような試合だったらしい。だからこそみんな、1球1球、1打席1打席、自分のベストを尽くそうとしたのだろう。

勝利を手にした瞬間の選手や監督たちの笑顔は少年のようだった。
とても素敵な笑顔だった。

もちろん、ペナントレース全試合であんなに真剣に取り組むことは無理だろう。でも、負けても明日勝てば、明日も負けてもまだ先がある…そんな試合はやはり「感動」は生まない。

本気や真剣さは言葉などなくたって伝わるものなのだろうと思う。
そして、そんな姿に人々は感動し、応援したくなるのだろう。

自分の日々の仕事ぶりは、いつの間にかペナントレースになってしまっているのかもしれないな。
ちょっとそんなことを考えた。

何はともあれ、北京オリンピック出場決定おめでとうございます。

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2007年12月 2日 (日)

ちょっとした声かけ

普段、レッスンでは極力「教える」ということをせず、子ども自身に気づかせる、考えさせるということを重視して進めるのだけれど、時々、子どものタイプに応じて、意図的に声をかけることがある。

例えば、昨日のレッスンでのこと。
ある低学年スーパーくんが時間計算をしていたのだけれど、彼は既にスーパーだから、普通に考えて正解を出せるのはわかっている。
とすれば、放っておいて彼のやりたいようにやってもらえばいいのだが、「あぁ~!」と新鮮な発見をしたら、今まではひと通りだった考え方が2通りにも3通りにもなっていくのではないかと思うのだ。

例えば、「3時37分+5時59分」という問題があったとしよう。
何も言わなければ、その子は大抵、分を足し算して96分になるので、そこから1時間36分と持っていっていた。
それでも計算は十分速く正確なので何も問題はないのだけれど、この場合は59分は1分もらえばもう1時になるということに気づけば、より速く正確に、その上楽に答えに辿り着くこともできる。

そんなとき、もちろん子どものタイプにもよるのだけれど、例えばこんな風に声をかけてみる。

「あ、○○くん、これあとほんのちょっとで1時間やなぁ。」

すると、それまで、まず分を足してみるという発想だった彼が「あ!ホンマやぁ~。あと1分で1時間やぁ!!」とニコニコする。

そういう発見をすれば、片方が60に近い数であればそっちを60にしてしまう方が楽だと気づく。

別の子と嵩のレッスンをしていたとき、ぱっと見、大人でも面倒な計算式がずらっと並んだプリントでも、前から順にやっていくとひたすら地道に計算をしていくしかないものでも、ちょっと工夫をすればすごくすっきりした計算、簡単な計算になったりするものが結構あった。

そんなときも、何も声をかけなければ、大抵の子は前から順に地道に計算をして、そのあまりの面倒さにイヤになってしまったりする。
でも、工夫すれば確実に楽になるような問題の場合、様子を見ながらちらっと声をかけてみる。

「それ、そのままやったらめんどくさそうやなぁ。けど、なんかちょっと考えたらすごく楽になるかもよ~?」

考えることが好きな子たちは、そう言われれば何かできるのでは?と考え始める。そして、工夫できるところを発見し、計算が簡単になったとき、満足そうな表情を浮かべる。

私はやり方は極力教えない。子ども自身が考えているときにはどんな考え方でも極力それを尊重する。
ただ、それだととても苦労しているなと感じたり、この子ならこういう視点を持つこともできるのでは?と感じたときには、ほんの少しだけ演技をして、「わぁ~、これ○○になってるねぇ」なんて、新しい発見をしたかのように声をかけてみたりもする。

多分、同じことを言われるのでも、「これは○○したらいいのよ」と教えられてしまうと、多分楽しくないんじゃないかと思うのだ。大人の側が知っていることを子どもに教えるという関係は対等ではないから。
だけど、私自身も今それに気づいたんだよ~みたいな風に言われると、子どもも一緒になって「ああ、ホントや~」って思えるんじゃないかと思うのだ。

私自身まだまだ未熟なので、えらそうに言える話ではないけれど、子どもに接するときに「大人が既に知っていることでも教えるのではなく、気づかせる」ということをほんの少し意識してもらえると、子どもももっと楽しく学んでいけるのではないかなと思う。

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2007年12月 1日 (土)

お詫びとお知らせ(お知らせブログより転載)

原因が特定できないのですが、このところ、お送り頂いたメールが届いていないということが三度(はっきりしているのだけで)ありました。

3日前にプロバイダの方から迷惑メールフィルタが誤判断をしやすくなっていたというお知らせが来たため、迷惑メールフォルダを覗きに行ったのですが、迷惑メールの数たるや半端ではなく(アドレスをネット上で公開している影響も大きいのだと思いますが…)保存されているものの中にはお送り頂いたメールなどは見つからなかったものの、既に保存件数を超えて削除されてしまっているものについては確認のしようがありません…。

プロバイダの方で誤判断しやすかったと挙げられていたのが先週から今週にかけての大半の日付でしたので、もしもその間にメールをお送りくださったのに返信がないなぁとお思いの方がおられましたら、大変恐縮ですが、再度送信頂くか、直接ご連絡頂くかをお願い致します。

基本的には保護者や一般の方からのお問い合わせ等に関しましては2、3日中にお返事をしておりますので、長い間お返事がないと思っておられる方はお手数ですがご連絡ください。

どうぞ宜しくお願い致します。

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