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2007年9月24日 (月)

小さい子どもに必要なもの

前からずっとぼんやり感じていて、ここ最近更にその思いが強くなって、だけど、時間がなくってうまく考えがまとまらずにいるのだが、小さい子どもに必要なものって、もしかしたらこれだけなんじゃないかって思うことがある。
(もちろん、これは私の個人的な考え方なので、絶対に正しいとも思わないし、誰かを否定しようとしているわけでもないことを最初にお断りさせて頂きます。)

小さいうちから字を覚えさせたり、数を覚えさせたり、英語を習わせたり、スイミングやお習字、バレエやサッカーなんかを習わせたり、あれこれするより何よりまず第一に、絶対に絶対に大切なもの。

それは

「好奇心と探究心の芽を摘まない」

ある意味、それに尽きるんじゃないかと思う。

そもそも、大人になったとき、すごい桁の計算が高速暗算できることとか、難しい漢字までいっぱい覚えていることとか、そういうものが直接活かせる場はかなり限られているはずだ。(凡人の私にしたら、それができることは素晴らしいことだとは思うけれど。)
もちろん、就く仕事によってはそれを活かすこともできるだろうけれど、例えば、計算がどんなに速く正確にできたところで、その人を雇って計算をさせようという会社はそうそうないだろうし、計算させるために人を雇うならコンピュータの方が遙かに合理的で経済的なはずだ。

要するに、大人になったときに重要になってくるものは、創造力、応用力、問題解決能力といった類のものなのではないだろうか。

特に、社会に出れば答えの分かっている問題に出会うことの方が少ない。
やったことのある問題に出会うことだって滅多にない。
社会に出て直面する問題は、その殆どが「初めて出会う問題」だったり、「正解のわからない問題」だったりするはずだ。

もちろん、経験を積めば、出会ったことのある問題の類題みたいなものは出てくるだろうし、それはそれで過去の経験を活かして解決していけるだろうけど、初めて出会う答えのわからない問題をどうやって解くか、その力がとても大切なはずだ。

では、どうすればそういう力がつくのだろう?

それを考えたとき、結局は小さい頃に色々なことに興味を持つ時期をどのように過ごすかということがとても重要に思えるのだ。

私は子育てをしたことがないが、大抵の子どもはある時期、親や大人を「なんで?なんで?」と質問攻めにするのではないだろうか。
殆どの子どもが自分の知らない物事に興味を示し、好奇心のかたまりになって、ひとつひとつを探求していく、そんな時期があるはずだ。

よく、著名人などが「子どもの頃には○○ばかりしていました」と、例えば昆虫のことばかりずっと調べていたとか、機械モノに興味があって何でもばらしたり組み立てたりしていたとか、電車マニアだったとか、そんな話をされることがある。

また、過去色々読んだ勉強法や子育て系の本などにも、興味を持ったことをとことんやらせるのはいいことだというようなことが書かれていた。

結局、計算プリントや漢字ドリル、英語のビデオなんかよりも何よりも、特定のものを深く深く心行くまで探求するような、そんな経験を思う存分させてあげられる環境こそ、小さい子にとって必要なのではないだろうか。

もちろん、小さい子であれば、短期間で興味の対象が移っていくことだってあるだろう。きっとそれはそれで構わない。大切なのは、自分が興味を持ったことを心行くまで探究できるということなんだろうと思う。

これを10分やったら、次はこれを10分、それが済んだら30分はあれをして…みたいな時間を管理された生活ではなく、(もちろん、時と場合によってはそれも必要だということはわかっているが)好きなことにとことん熱中できる時間、それを大人がうまく与えることができたら、きっとそういう子たちは自分でしっかりものを考えられる素敵な子ども、そして、素敵な大人になっていくんじゃないか。
そんなことを思う。

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» [コラム・エッセイ]小さい子どもに必要なもの - 日々の思い [明日は明日の風が吹く]
 私もここで書かれている「小さい子供に必要なもの」について賛成。ただ、実際、親としては大変だとも思う。私なんて休日しか家にいないから、それ程息子と接している訳ではないけれど、その土日ですら1時間持たない……同じ事を延々とし続ける息子に、こちらがギブアップ... [続きを読む]

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