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2007年8月31日 (金)

頼むよ、ホント。

以前にもチラッと書いた気がするが、押しに負けて(?)夏の間だけということで、中学生とレッスンをしていた。
友人の甥っ子ということで、さて、どんな子が・・・と思っていたところ、なかなかの好青年(ん?好少年?)。
事前に聞いていた話から描いていたイメージとはかなり違って、どう見ても頭もいい。

その彼とも昨日が多分最後のレッスンだったのだが、夏の間ずっとかかっても相変わらずのらりくらりで、頭いいのにもったいない・・・と毎回言い続けていたような感じで、本人が真剣にやる気にならない限り、その場では授業内容も理解できるから授業中居心地が悪いこともないだろうし、テストの点が悪くても大して気にしている風もないから、ある意味一番どうしてあげることもできないパターン。

夏中来てもらってこれかよ・・・という虚しさ満載だったのだが、最後の最後に救われる発言があった。

1日中部活だったと、終盤、睡魔と闘っていた彼に、彼が苦手とする文章題のページで立式するか、式ができなくても答えが出るか、とにかくそのどっちかで4問解くまで何時まででもやる!と宣言。

さすがにそれは・・・と、最初は全部できないと言っていた問題からできそうなものを探し始めた。
しかし、実はそこは相当ハードなものばかり並んでいるページで、普通の公立中学ではまず出ないだろうというレベルのものがずらり。出るとしても、最後に100点を取らせないぞぐらいの感じで出すようなぐらいのものがほとんどだった。

その中でもとりあえず2問はクリア。
3問目に3種類の食塩水を混ぜるという問題を考え始めた。さすがに疲れているのはわかっていたので、「じゃ、それノーヒントでやったらそれで終わりでええよ」と言って黙っていると、あれこれ質問してくる。
小出しに小出しにこちらからヒントになるような質問を返しつつ待った結果、無事立式をして、その式の意味もちゃんと説明することができた。

「やった!できた、帰れる!」と喜ぶ彼に、「心配せんでもこんな難しいのはまず出~へんわ」と言ったとき、彼が「え?マジですか?」と聞き返した。

「うん、○○中やろ?まず出~へんわ。出るとしたら、100点取らせへんように出るかなぁってぐらいちゃう?」

そう答えたとき、彼が言った。

「やった!こんなんが出~へんってことは、テストはもっと簡単なんや!やたっ!解けるわ!」

夏中付き合ってきて、彼はずっとずっと、本当なら解けるはずの問題でも見た目だけで諦めて「文章題はできない」と言い続けていた。
おまけに、連立の利用を習った期間、体調を崩して入院していたこともあり、学校でほとんど授業を受けていなかったのだが、最後の最後で初めて、彼自身の口から「文章題ができる」という言葉が出た。

内心すごく嬉しかったが、「ホンマ、頼むで。頭ええねんから、頼むからテストちゃんと解いてや。」と言ってレッスンを終えた。

あの言葉が聞けただけでも、この夏付き合った甲斐はあったかなと思えた。
嬉しい嬉しいひと言だった。

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すごく好きなレッスン

今、教室で使っているメインの教材は、電撃的一目惚れ教材なのは間違いないが、中でもいくつか特に気に入っている単元がある。

そのひとつが「かけ算」の単元。
と言っても、きっとほとんどの方は「かけ算って九九でしょ?覚えるだけじゃないの?」なんて思われるのではないだろうか。

私自身、子どもの頃を振り返っても、九九カードを持たされ、何日かに1回だったのだろうか?今日は「○の段のテスト」みたいな感じで、先生の前でスラスラ言えたらその段は合格、次の段へ進む…というようなことをした記憶しか残っていない。
暗記から入ったものは、応用が利きづらい気がする。けれど、私にとってもかけ算は「覚えるもの」という位置づけで長年過ごしてきたので、今の教材に出会ったときは感動したし、更にそれで実際に子どもたちとレッスンをしてみたとき、しみじみと(自分もこれでやりたかった…)と思ったものだ。

2学期になると、2年生たちはぼちぼちかけ算の学習が始まる。ただ、学校ではやはり「暗記」がメインで(というか、ほぼそれしかないのかもしれないが)「学習する」と呼ぶのかさえもあやしい。

だから、どうしても学校より先にこの教材でかけ算をやりたくて、特に以前から通ってくれている2年生の子の親御さんには教材の順を入れ替えてでも先にやらせてほしいとお願いしているため、これからしばらくは多分1日に何人かと代わる代わるかけ算のレッスンをすることになる。

教具を使い、考えてもらいながら進めるのだが、1回のレッスンで大抵の子は余裕で「×1、×2、×5、×10(出てくる順番は異なる)」をクリアしてしまう。むしろ、1回でそれ以上、「×4」や「×8」ぐらいまで行ってしまう子もいるほどだ。
当然、そんなにすぐ全ての段の九九を暗記してしまうわけではなく、子どもたちはみんな「考えて」答えを出している。

そして今日、もともと算数のセンスは抜群の2年生の子とかけ算の単元のレッスンを始めた。
今日の子はレッスンの前半で別の内容の学習をし、まだ時間があったのでかけ算に進んだのだが、20分あまりで上記の4つの段はクリアしてしまった。

お迎えに来られたおうちの方にプリントを見て頂きながら、「今日はこの4つですけど、多分もうほかの段でも答えられると思います」と言った私に、「ホントかなぁ?できる?」とおっしゃったので、今日は全くやっていない「6×3」を尋ねてみた。

すると一瞬「そんなのできない~」と言ったのだが、「ホント?考えたらできるよ」と言うと、表情が変わり、ほどなく「18?」と答えてくれた。

かけ算というものがどういうものなのかを理解すれば、たし算やひき算がしっかりできる子たちにとってはかけ算は決して難しいものではない。
この教材に出会ってそれを知り、実際に目の前の子どもたちとのレッスンを通してそれを実感した。

こうやってかけ算を学んだ子たちはその後も自由に応用を利かせることができるようになっていく。

9月はたくさんの子たちとこのレッスンができる、とても幸せな月になりそうだ。

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2007年8月30日 (木)

これから書きます。

すみません。

今日は8月最後のレッスンで(明日はレッスンはお休みします)なんだかんだ6つびっちりあった上、読書ブログの更新日だったため、こちらにまだ手が回っておりません。

帰宅して食事も済んだので、今から何か書こうと思います。
宜しくお願い致します。(とりあえず日付が変わりそうなので形式的UP)

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2007年8月29日 (水)

この頃ずっと考えていること(1)

私はかなり目が悪い。小1の眼科検診で判明したのだが、物心ついてからこっち、見えていた世界が大きく変わったと感じたことはなかったから、多分生まれつきなのではないかと思う。

小1で遠視性の乱視との診断が下ったが、その程度はかなり激しいもののようで、メガネなどで矯正のきく範囲を超えているようだった。
まだ1年生だからしばらく様子を見ましょうと言われ、「遠くの緑を見なさい」と言われたことを忠実に心がけ、4年生までは少し視力も回復したのだが、5年でまた低下し始めたのを機にメガネを作ることになった。

少しでもよく見えることを重視して調整してもらった仮のメガネでその辺を歩いてみてと言われたが、さっきまで平らに見えていた廊下が急に坂道に見え、怖くて歩けなくなったことを覚えている。大人になってから作ったメガネも、「これ以上矯正しようと思ったら気分が悪くなったり頭痛がしたりするかもしれませんよ?」みたいなことを言われた。

とにかく私は多分生まれてからずっと、クリアにものを見たことがないのだろうと思う。(この見え方しかわからないのでなんとも言えないし、年々更に悪くなっているのは感じるが・・・)

ある意味で、それも一種の障害なんだろう。
こればっかりはメガネやコンタクトでもこれ以上無理と言われているのだから、健常な目の持ち主と比べたら、私は永遠にその感覚を実感することはできないわけだ。

そんなことを思いながら、この頃ずっと考えている。
近年、「発達障害」に関して色々研究が進み、もしかすると昔は、単に落ち着きのない子、勉強ができない子、やたらとこだわりの強い子・・・などのように片付けられて、気づかれていなかった子達の中にADHDだとかLD、アスペルガー、自閉など、何らかの診断がつくよう子どもも出てきた。

私のように目が悪いとか、たとえば生まれながらにして体のどこかに障害がある場合、比較的早い段階で気づくだろうし、障害がはっきりすれば、それにどんな対処をしていこうかという風に発想が切り替わっていくだろう。

ただ、ことが「発達障害」となった場合、診断が下るといっても、100%確実にというわけにはいかないようだし、診断する医師などによってもブレがある場合もあるようなことも何かで読んだ気もする。
現段階ではまだ、かなりグレーゾーンの多い障害ともいえるのかもしれない。(本などの僅かな知識だけでこんなことを書いていいのかどうかはずっと気になっていて、これまでこの話題には触れずにきたのだが・・・。)

また、恐らく親御さんたちは皆さん、我が子のことを心から大切に思っているし、大切な我が子が何らかの障害を持っているなんて考えたくもないということもあるだろう。

更に、第三者が何か感じたとしても、それが絶対でないのであれば尚更、伝えるのは失礼かもという思いが先にたって、結局何も言わぬまま様子を見続けるということも少なくないのかもしれない。

実際、これまで私もその立場できていたし、もしも私の勝手な思い込みだった場合、相手に大変失礼である上、自分の努力不足を相手のせいにして逃げていることになってしまうのではという思いもあった。

ただ、なぜなのだろう・・・。ここ最近、既に軽度ながら発達障害をお持ちだというお子さんをお預かりすることになったり、もしかしてそうなのでは?と心配されて検査に行かれ、結果的には多少そういう傾向は見られるけれど障害ではないと診断された方のお話を伺ったりということなどがいくつか重なっている。

そして、ずっとずっと考えているのだ。
(長くなるので続きます。)

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2007年8月28日 (火)

反省しよ…。(ど~でもいい話)

今日こそまともな記事をと思いながらも、夏休みはずっと毎日結構びっしりレッスンが入っていて、レッスンが済むと翌日の準備で精一杯。書きたくても頭働かずな今日この頃です…。

間もなく日付が変わってしまうので、ど~でもいい話でお許しを…。

昨日は月曜で固定のレッスンを入れていないので、夕方に2つレッスンがあっただけで時間の余裕がありました。
出勤前に事務用品などの必要なものを買って教室に行き、久しぶりに(いつ以来かよくわからない…)事務用品などの入った引き出しの整理をすることに。

もともと狭い教室なので、収納スペースも限られており、その引き出しは常に限界ぐらいまでものが入っています。そのため、パッと見て何が入っているか把握できず、かといってすごいもの(?)が入っているわけでもないので一覧表を作るわけでもなく、何かがなくなりそうだなと思っては、ついでに購入して補充というようなことをしていました。

教室では赤鉛筆で丸つけをします。
塾に勤めていた頃は子どもたちが「先生ペン」と呼ぶ、赤のフェルトペンで丸つけをしていたのですが、大先生のところに見学に行かせて頂いたとき、大先生がプリントに赤鉛筆で丸をされているのを見て、フェルトペンの丸に比べて、なんだか優しくってあったかい丸だなぁと思ったので、教室を始めたときからずっと赤鉛筆を使っています。(子どもは先生ペンの丸の方が好きかもしれませんが・・・。(苦笑))

今年までは基本的に丸つけをするのは私一人しかいなかったので、100均などで2本か3本セットになっているようなものを買って、残り1本をおろしたら買い足すようにしていました。
それが、だんだん忙しくなってきて、お手伝いの先生にも来て頂くようになり、赤鉛筆の減りが以前よりかなり速くなりました。
事務用品を買うついでに、(そういえばもう1本ぐらいしかなかったかも…)と買い足していたのだと思いました。

しかし…。

久しぶりに整理した引き出しからはまだ削っていない赤鉛筆が計9本……。
反省…。

赤鉛筆だけでなく、ミニサイズの色画用紙は3冊、他にも(あ、こんなの買ってあったんだ)なんてものが色々…。

先日読んだ本に時間割を作れと書かれていて、近いうちにそれを実行しようと思っているのですが、これからは月1回その引き出しを整理する日を設けようと心に誓ったのでした…。(苦笑)

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2007年8月27日 (月)

ど~でもいい話。

今日はレッスンが夕方から2つだけだったので、先日ブログにもちらりと書きましたが、婦人科系のガン検診に行ってきました。

ある方へのメールにそれをストレートに書いたら「面白い人ですね」と言われてしまったため(なぜ?まあ本人無自覚で人から「面白い」といわれることは昔からよくあるのですが・・・)具体的な部位は控えるとして・・・。
この歳で初めての検診でしたが、ある程度のことは知っていたものの、マンモグラフィーという機械で撮影をするときのこと・・・。

まず先生が言いました。

「痛いですよ。頑張ってください。」

内心、(頑張らなきゃなのね・・・)と思っていたところ、先生が機械から離れる直前更にこう言いました。

「もっと痛くなりますよ。」

をい!!(泣)

確かにもっと痛くなりました・・・。
それも2方向から撮りますと言われ、結局4回・・・。

そのたび先生はお約束のように「もっと痛くなりますよ」と・・・。

う~ん・・・。それって親切なんだろうか?
どう思われます??(苦笑)

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2007年8月26日 (日)

またまた引き続き…。

今日は完全休養日。明日は午前中に検診、夕方から仕事の予定ですが、普段よりは随分余裕があります。

勝手に恒例にしつつある休日企画(?)ということで、今日は2006.8の記事からピックアップしてみようと思います。(どうも去年の8月は長い記事がいっぱい…。暇だったんだろうか?う~ん…。それとも今年より体力があったんだろうか…。2ヶ月分にすると結構な数になりそうだったので、1ヶ月分だけ。ちょうど1年前の記事ですね。)
お時間のある方はお付き合いください。

筆算を教えない効果
発見!
時間の計算(暗算の場合)
時間の計算(筆算の場合)
待つことの難しさ(前編)
待つことの難しさ(後編)
やんちゃだった子の言葉
健康な頭
「広い視野」の獲得

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2007年8月25日 (土)

こういうとき、皆さんはどうしておられるんだろう…。

うちの教室は幼児と小学校低学年の算数がメインなのだが、一部希望者には国語のレッスンもしている。
算数の場合、宿題を出して、答えを写したのでは?と思うような出来事はこれまで起きた記憶はないのだが、過去何度か、国語で(あれ?これはもしかして??)と思うようなことが起きたことがある。

解答が別冊になっているものであれば、場合によってはこちらで預かっておくこともできるが、綴じ込みになっていて外れないものの場合、最初はそのまま子どもに渡しておくことになる。

うちで使っている国語の問題集は、そこそこ骨のあるものだから、国語が苦手な子などはなかなか解けずに苦しむこともあるようだ。
そうすると、数か月か1年に一度ぐらい、(あれ?これってもしかして…)と思う出来事に出くわす。

これがまあ、大抵の場合、高学年の男の子なのだが、どうせやるならバレないようにもっとうまくやったら?と内心思ってしまう。
というのは、宿題と言われたところの答えを写していることがあるのだ。

まあ、その辺が可愛いと言えば可愛いのだろうけど、結構長文で「まとめなさい」とか「説明しなさい」のような出題なのに、一字一句解答と同じ答えを書いていることがある。
私が自分で解いてみても、内容は合うとしても細かな言い回しなどまでぴったり同じになることはまずあり得ないのに、普段国語を苦手としている子(過去、それをやった子はみんな多かれ少なかれ国語が苦手な子たちだったので)が完全に解答に一致した答えを書く確率は極めて低いと言わざるを得ない。

つい先日も、夏休みだけ追加で国語もということでレッスンをしていた子がやってきた宿題にまるをつけていると、宿題だった範囲全て正解。中には2問、結構長めの記述問題まであったのだが、それさえも全て一字一句同じ。
おまけにその子は前回の宿題はほぼ壊滅状態で、レッスン中に全て間違い直しさえし切れなかったのだ。

さすがにこれはあやしすぎると思ったが、もしも万が一にでも本当に自力でやったのであれば、子どもの心を傷つけてしまうし、私も完全に信用を失うだろう。

迷った末、こう切り出した。

「ねえ、○○くん、すっごく失礼なことを言うかもしれないけど、これほんとに自分で考えた?」

彼の場合、おうちの方がついてやっている場合もあるだけに、カンニングと決め付けることは更に困難だったこともあり、まずはそうジャブを打ってみた。

「うん。考えた。」

そう答えたので、更に

「ひとりで考えたの?」

そう尋ねても頷く。

「ふ~ん、そっか。けど、この長い答えなんて、私でも全く同じになることなんてまずないんだけど、答えと完全に同じなのよね。」

反応を見ながらそういうと、

「ふ~ん。でも、結構考えたけどね。」

まだそう答える。
可能性は極めて低いものの、本当に自力でやったのならひどいことを言っているわけだし、悩んだ末

「そっか。わかった。こんな問題が完璧にできるんだったら、当然今日のこれなんて簡単にできるよね?こっちの方がずっと簡単だもん。やってみて。」

そう言って突き放した。

彼が答えを写したのかどうかの答えは、目の前の彼の姿が全てを物語っているのだろう。
少なくとも私は彼の心を踏みにじったのではなかったようだ。

ただ、それでもまだ気になったので、その子が帰った後、おうちの方に一緒に宿題をされたかお尋ねし、答えが全て完璧だったことを伝えると、問題集を確認されて「一字一句同じですね。本人が考えたとは思えません。」とおっしゃった。

答えを写すなら写すで、ところどころ間違うとか、ところどころ表現を変えるとか、何かもう少し頭を使えばバレずに済むかもしれないのに・・・などと思ってしまうが、そこまでいくとここで一緒に勉強する意味がないので、この程度のバレバレ、みえみえぐらいがいいのかもしれない。

ただ、仮に写したことを本人が認めればお説教もしようがある。
けれど、それが限りなく黒に近いグレーであっても、本人が否定しているうちは言ってきかせることも難しい。(もちろん、可能な範囲で諭しはするが。)

こんなとき、皆さんはどうしておられるんだろう?
何かいい方法があれば、お聞かせ頂けたらありがたい。

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2007年8月24日 (金)

びっくりなこと。(ど~でもいい話)

会社勤めを辞めて以降、定期的な健康診断を受ける機会もなく、なんか具合が悪くなったら病院には行くけど、結局この歳まで(いくつかは一応内緒(笑))ドックも未経験、がん検診その他ほぼ何もしたことなしで来ている。

幸か不幸か、頭はここ最近で二度CTは撮ってもらったが、その他はいつから検査してないんだろ?というぐらいご無沙汰だ。

で、あまり詳しく書くと歳がバレるので(しつこい…)書かないが、ちょうどいい機会(?)だし、婦人科系のがん検診を受けようかなと思い立ち、とすれば、月曜以外はなかなか難しいこともあり、たまたまこの31日はレッスンを入れなかったこともあって、その日にどこかで受けられないかなと、まずは割と近くの総合病院に電話をしてみた。

すると…。
婦人科系のがん検診のうちひとつはいつでも受けられるそうなのだが、もうひとつは受付が別なのでと電話を回された。
そして、かわいい声の女性がこう言った。

「予約が混み合っていまして、今だと来年1月に……。」

は??

とりあえず、そんな先のことはわからないので、「一旦考えます」と言って電話を切ったのだけど、つまり、既に今日現在少なくとも今年12月に検査を受けるのを待っている方がいるということだ。
それって……。う~ん。

いくら「検診」だからって、その数か月が…ってことにはならないんだろうか?

で、結局、せっかく重い腰を上げたんだし…と知らない医院だったけど、個人病院に電話をしてみた。

「早くていつなら検査を受けられますか?」

すると・・・。

「そうですね、早くて今日の夕方5時ですね。」

は?????

う~ん…世の中って不可解…。

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結局今日も…。

昨日、帰宅後書けたら何か少しでも書かせてもらうつもりでしたが、食事が済んだのが0時過ぎで、その後急激な睡魔に襲われ、気づいたらうたた寝していたようです。
現在朝4時半。
化粧も落とさず寝てしまっていましたので、顔を洗って寝直します…。

今週は特に感じるのですが、子どもたちもレッスン中眠そうにしていたり、しんどそうにしていたり…。
さすがにみんな夏の疲れが出てきているのでしょうか。

一昨日の晩遅くから昨日の朝にかけて、このあたりではものすごい雷雨に見舞われましたが、その影響か、昨日は少し涼しくなりました。
このまま秋めいてくれるでしょうか?

こんな拙いブログを見にいらしてくださる方がおられるのに、このところまともな文が書けておらず、小ネタさえも書けずでもどかしく思っておりますが、まずは何とかこの夏を子どもたちと一緒に無事乗り切りたいと思います。

今しばらくご容赦のほど。

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2007年8月23日 (木)

とりあえず帰ります。

このところ連日こんな感じで申し訳ありません・・・。
今日はなんだかんだ時間を取られ、読書のブログを更新した時点でちょっと限界が・・・。

とりあえず明日も明後日もハードなものですから、とりあえず帰ります。
帰宅後元気があれば何か更新させて頂こうと思います。
無理だったらお許しを・・・。

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2007年8月22日 (水)

今日もぐだぐだな感じで・・・。

ここ数日まともな記事を書いておらず、昨日書きかけの記事は今朝もう少し書いたものの、まだまとまりきらず、晩は毎度ぐったりで頭回らず・・・。

早く涼しくなってほしい。子どもたちもそろそろ夏の疲れがピークにきているようで、普段の調子が出ない子が多くなってきた。
私自身も結構疲れているようで、しっかり寝ているはずなのに眠いし、集中力も途切れそうになることがある。

一昨日、任せることを考えようと思うなんてことをチラッと書いたのだけれど、お友達のりんご先生がお盆の時期1週間極度の頭痛に襲われて入院されていたそうだ。
その間、塾はどうされてたのかなぁと思ったのだが、優秀なスタッフの方々がなんとか回しておられたらしい。

幸いにもいい先生方に巡り会い、私の教室も今は代わる代わるどなたかに手伝って頂いている。
だんだん慣れてきてくださっているし、うち、お二人は指導者としてのキャリアは私より長いのではないかと思う方たちだ。
皆さん、子どもたちのことも本当に大事に考えてくださっているし、責任感も強い。先日ふっと(もちろん、具体的に実行に移そうと思っている訳ではないが)、もし私が2、3日休んでも何とかしてくださるかもなぁと思ったばかりだった。

私よりベテランの先生方も、今は多分遠慮があって、私の指示に沿って動いてくださっているところがあると思う。
けど、多分、お任せしてしまった方が色々な面でいいんじゃないかなんてことを考えるようになった。

秋以降、そのことも含め、色々考えなければならないことがある。
まずは午前中を有意義に使うことから始めなくては・・・。(苦笑)

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2007年8月21日 (火)

すみません!!

今、ブログを書いていたのですが、ちょっとデリケートな話題でもあり、疲れた頭で急いで書いてUPするにはふさわしくなさそうなので、後日改めてUPさせて頂くことにします。

今日はスーパーに寄って帰りたいので(といっても、既にかなりピンチなのですが・・・)ひとまず形式的な更新で失礼致します・・・。
明日の午前中に書けそうなら書きかけの記事をUPさせて頂こうと思います。

さすがにこう暑い日が続くと、子どもたちもちょっとバテぎみのようです。
皆さま、くれぐれもご自愛ください。

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2007年8月20日 (月)

ちゃんと考えなきゃ・・・。

今日は振替のレッスンなどが2つあっただけで、あとは明日の準備をして、読書のブログを更新して、もうこの時間です。
今日は早目に教室を出ようと思っています。

今朝、新聞の折込広告に塾の9月生募集のものが3枚ほど入っていました。
長い長いと思っていた夏休みも残すところ2週間となり、あっという間に9月になりそうです。

色々しなければと思いながらも、その日のうちに絶対しなければならないこと、翌日のレッスンに必要なことを優先すると、それで手一杯になってしまい、9月以降のことを考えなくてはと思ってもなかなか頭も手も回らないまま時間だけが過ぎています。

幼児さんで入会をお待ち頂いている方のことも考えなくてはなりませんし、今後必要になってくるであろう教材を考えたりもしなければなりません。

それでも日々のレッスンに追われて、ああ、今日も終わってしまった・・・という毎日。
幸い、春からお手伝いして頂いている先生方も随分と慣れてくださって、これからは少しずつお任せすることも考えていかねばと思っています。

確かに今、目の前の子のレッスンはとても大切なのですが、その子達が今ある教材を終えてしまったら、その先で使える教材に関してはまだ「これだ!」というものには巡り合ってはおらず、それに関しては今のうちに時間を取って真剣に考えなくてはいけないに違いありません。

また、入会のご希望を頂くと、もちろんとてもありがたく、嬉しいことですし、お断りするのも忍びなく、何とかどこかに・・・ということを繰り返してきたため、現状は自分の体力の限界ぐらいまでレッスンを入れてしまっています。

そうなると、結局「気持ちに余裕を持ったいいレッスン」という面では問題が出てきそうな気がしており、それもあって尚更、秋以降はお任せできるところはほかの先生方にお任せしていくことをきちんと考えようと思っています。

というか・・・。
少なくない子どもたちが、私は怖いから、ほかの先生のレッスンの方がいいとか言ってのけてくれる今日この頃・・・。
喜ぶべきか、悲しむべきか・・・。

色々なことが遅れ遅れになって、ご迷惑をお掛けしている方もおられることと思います。
ただ、ここでダウンするとそれはさすがに大問題なもので、ある程度ゆっくりする時間も確保させて頂いています。
どうかご容赦くださいませ。

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2007年8月19日 (日)

引き続き…。

今日は休日。結局だらだらしてしまい、もう長らくほとんど見ていないテレビをつけて、ついつい24時間テレビを見てしまったら、きりがなくなってしまい…。
お決まりのパターンなのに、障害を乗り越えて…みたいな企画ではボロボロ涙してしまい…。
それにしても…途中からしか見ていないので詳しくはわからないものの、十種競技に挑戦していた寛平さんの顔がもう何ともいえずオトコマエでしたね。

さて、夏期休業中の2日間、過去の記事を3ヶ月単位で遡って、自分でも改めて読み返そうと思うものや、まだ読んでくださっていない方に読んでもらえたら嬉しいなと思うものなどをピックアップしてみました。

基本的な理念や目標などはずっと一貫して同じことを言っていると思うのですが、ああ、こんなこと書いてたんだなぁと思うことも少なくありませんでした。
ですので、引き続きもう少し遡り続けさせてもらおうと思います。
今回は2006.6~2006.7の2ヶ月分です。(数が多くなったので2ヶ月分にしました…。)
宜しければご覧ください。

子どもへの口止め
もしかしたら何か参考になるでしょうか。。。
きれいな文字を書くということ
ヒントを出すのは優しさか?
形を捉える
私が学び続ける理由
あれれ?
お金をさわらせよう
簡単な方法・難しい方法
感謝
子どもと一緒に問題を解きませんか?
作ることで気づくこと
「勉強」ってなんだろう。

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2007年8月18日 (土)

今日も形式的更新でごめんなさい・・・。

あとで元気があったら更新します。

今日も暑かったですね。
暑さのせいか、連続7つのレッスンはかなりこたえます・・・。
明日はお休みを頂きます。

今日書けなかったら、明日改めて更新しますので、何卒ご容赦ください。
疲れていると頭も回らず・・・。

それでは皆さまよい週末を~。

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2007年8月17日 (金)

すみません。。。

お盆休みはあったようななかったようなで、昨日から通常レッスンに戻っています。
暑さのせいかやたらと疲れを感じておりまして、明日も朝からしっかりびっちり7つレッスンがありますので、とりあえず帰ろうと思います。

お盆休みが短すぎて、結局自宅PCは何も手をつけられておらず、サイトの更新もできていないまま。
以前お問い合わせ頂いた方々へのお返事もお返しできておりません・・・。

この日曜はお休み、月曜もレッスンが1つか2つだけですので、そのあたりで9月以降のことも考えなくてはと思っておりますが、どうも体力、気力がレッスンでほぼ精一杯の有様です・・・。
大変お待たせしている方もおられるかと思いますので、本当に申し訳ございません。
今しばらくお待ちくださいませ。
尚、自宅PCが壊れたこともあり、もしかしてお問い合わせ頂いていたのにメール等が消えてしまっている可能性も僅かながらございます。
本当に申し訳ありませんが、いつまでも返事がこないなぁという方がおられましたら、念のため再度お問い合わせ頂けると大変有難く存じます。

内容のない更新で申し訳ありません。
とりあえず明日のレッスンに備えて帰宅致します。

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2007年8月16日 (木)

先日のスーパー君

教室を始めて今の学習法にどっぷり浸かり、それまでの指導スタイルと180度ぐらい変わったが、おかげで色んな発見をする。

現小6の初期組スーパー君。先日から中学内容に進んでいるのだが、正負の数の計算はひと通りワークブックが済んでしまった。
考え方は理解しているようだけれど、まだうっかりミスもあるし、この状態で文字式に進んでしまうのはちょっとペースが速すぎるようにも感じたので、思い切って図形の方に飛んでみることにした。

その間、正負の数の計算練習を並行して、ある程度定着して安定感が出てきたら、文字式に進むことにしたのだが、どこからやるかなと、まずは線対称・点対称のところに行ってみた。
ここに関しては思った通り、まだ知らない言葉の説明をしたぐらいで(対称の軸、対称の中心・・・など)、後は勝手にすいすい解いてしまった。
で、さて、どうするかなと、前回のレッスンではそのまま作図に行ってみることにした。

中1での作図といえば、垂直二等分線と角の二等分線、直線への垂線2パターンというところ。後はその応用になってくるという感じだ。
問題を見たとき、これなら黙っててもやれるんじゃないかという期待を持ったので、とりあえずそれぞれの線がどういうもか、名前の確認だけして、例によってやらせてみることに。

「使っていいのはコンパスと目もりのないものさしだけ。ちょっと考えてみて。」

そういって見ていると、与えられた図をじっと見つめておもむろにコンパスを開いた。
かと思えば、何もヒントなしで垂直二等分線完成。

角の二等分線に至っては、思いがけない行動にこっちがちょっと驚いた。
というのは、与えられた図が、角を作っている2本の線分の長さが同じだったのだが、何も言わずに見ていると、おもむろに線分のそれぞれの端にコンパスの針を立て、頂点と反対側に×印を見つけ、頂点とつないで完成させてしまったのだ。

図形センスがここまで育っていると、図を見ただけでその2本の線分が同じ長さであることを把握し、そこから頂点の反対側に点を見つければ二等分線が引けることを発見してしまったというわけだ。

さすがに驚いて、すごいなぁと言ったものの、その線分の長さが違ったらその方法は使えない。
というわけで改めて、問題の図の片方の辺を延長し、さっき彼が使った方法では作図ができないようにしてみた。

「こんなんだったらさっきみたいにできへんよね?だったらどうする?」

そう尋ね、さて、お手並み拝見。

しばし見つめたかと思えば、「あ、わかった」とつぶやいた。
そして、頂点に針を立て、いわゆる「私たちが先生に習った方法」で作図をしてしまった。

2パターンの垂線の片方だけごく僅かにヒントを与えたものの、結局全ての作図をほぼノーヒントで自力で、それもほぼ一発で描いてしまったのだ。
この様子だと、作図の応用もきっと勝手に解いてしまうだろう。見ていて羨ましくなる。

今はまだ8月。この分だともしかすると、小学校卒業までに中1内容は全部終わってしまうかも・・・。(もちろん無理には進めないが。)
実は、現5年スーパーちゃんたちはもっと速いペースで進んでいるから、週1回のレッスンで小6までに中2か中3の内容までやろうと思えばやれるのかもしれない。(もちろん、無理には進めないし、そこまで進める必要があるかどうかはよく考えてみてからのことだが。)

私自身、作図を「習った」記憶しかないし、だから、塾講師時代には子どもたちに描き方を「教えた」記憶しかない。
おかげですぐに忘れるし、なかなか描けるようにならず、何度も何度も練習させたりしたものだ。

だけど彼は覚えたわけではないから、忘れてしまう心配もなければ、思い出す努力をする必要もないのだろう。

「図を見て考えたら描ける」

もちろん、全ての子がそういうわけにはいかないとは思うが、そんなシンプルことに改めて気づかせてもらった。

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2007年8月15日 (水)

夏期休業(2)

今日もレッスンはおやすみです。
といっても、明日からはいつも通りレッスン再開なので、単なる2連休って感じですが・・・。
4日しか取らなかったのに、月曜にレッスンを入れてしまったからいけないんですね・・・。
来年は気をつけよう・・・。

というわけで、今日も休日モードで引き続き過去の記事を読み返してみようかと思います。
今日は続く3か月。(2006.3~2006.5)
この頃も今よりはまだ随分余裕があったのかもしれません…。ひとつひとつが長い!(自分で言うなという話ですが…。)

幼い日の思い出
家庭でできる大切なこと
子どもたちはママが大好き
ちょっとしたこと
子どもの残業
小学校のテスト
「やさしさ」とは
負の数の計算
お母さん達へのお願い
子どもの表情
お買い物をさせよう

これでも削ったつもりが、結構多くなってしまいました…。
まあ、自分のためのピックアップでもありますので、気が向かれた方だけご覧ください。
(小さいお子さんがおられるおうちの方に読んで頂きたいものを中心にピックアップしています。)

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2007年8月14日 (火)

夏期休業。

日、教昨室で更新していて、ほぼ書きあがっていた記事がエラーで消え、帰宅後に書くつもりが食事をしたら睡魔に襲われ、寝てしまっていました…。

今日明日はレッスンのない休業日。
のんびりしようと思っていたのですが、パタパタと予定が入り、今晩は高校の同級生たちと、明日の日中はしばらくご無沙汰だった友人と、晩は実家にお盆の流しに。
というわけで、あまりのんびりというわけにはいかなそうです。

このおやすみに少しは家のことも、お手上げで放置している自宅PCのこともどうにかしなくてはと思っていたのですが、既にだらだらしたまま2時。
きっとこの2日の休日は気付けば終わっているような気がします・・・。

で、一応は夏休み。
偶然、昨日UPし損ねたので一昨日になってしまいましたが、1年前にあるメジャーなニュースサイトで記事を取り上げて頂いたようで、久しぶりに自分の1年前の記事を読み返していました。

なんだかんだ記事の数も増え、自分で読み返すのも至難の技になってきて、だとすれば、最近になってこちらを見てくださるようになった方などは当然昔の分から全部読んでくださるなんてことはあり得ないだろうなと。

レッスンもなく、だらだらの休日モードなので、ちょっと手抜きで過去の記事をいくつかピックアップしてみようと思います。
といっても、今回は最初の3か月(2005.12~2006.2)を…。この時期はまだ時間的にも余裕があり、書き始めたところで自己紹介も兼ねていたりで、やたらシリーズもの(?)が多く、さすがにそれを読んでくださいというのは気がひけますので、1記事完結のものをいくつか、玉石混淆で(いや、玉があるかどうかは非常に微妙・・・)ご紹介させて頂きます。

休日でのんびりしていて、時間を持て余しているような方がおられましたら、もしご興味があればどうぞ。(笑)

子どもの夢
夢を叶えた彼の話
お手伝いと自己肯定感
改めて気づいたこと
くらべる量ともとにする量
幼児の眠りについて
職人になりたい
私は私

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2007年8月13日 (月)

ショック・・・。

またエラーが出て、完成間近だった記事が消えました・・・。
とりあえず帰ります・・・。

ご飯食べて復活できたら、また更新しますね。
皆さま、お盆のお休みという方も多いことかと思います。
よい休日をお過ごしください。

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2007年8月12日 (日)

怠惰な休日

湿疹はずいぶんよくなったものの、暑さのせいもあるのか、先週はなんだか疲れがたまっている感じで、今日はひたすらだらだら過ごそうと、お洗濯をした以外はしなくちゃと思っていたことすらほとんどせずに過してしまった。

夕方近所に買い物に出たとき、商店街の端にある牛丼屋さんのアルバイト募集ののぼりに目が行った。
24時間営業のその店は、22時から5時の時給は1000円を超えていた。
それを見ながら、4年前のことを思い出した。

思ってもみない展開で独立を決めてしまったものの、来てくれる子どものあては0。教室も、諸事情により外からは全く見えない場所でのスタートだった。
独立を決心したとき、
「とにかく1年やってみよう。1年やって全く芽が出なかったら、そのときにもう一度考えよう。」
不安になる自分に何度も何度もそう言い聞かせての独立だった。

1年目で15人になれば恩の字だなと思っていたのだが、もちろんそれでは全く生活は成り立たない。
でも、子どもが10人や15人なのであれば、空いた時間もたっぷりあるだろうから、バイトでもしながら頑張ればいいや・・・。そんなことも言い聞かせていた。

独立前、今より激しい夜型だった私は、就寝朝4時か5時、起床昼の12時というような生活だったので、だったら昼から夜8時か9時ぐらいまで仕事をして、深夜の時間帯にバイトすればいいかもと、求人広告やアルバイト情報誌などを色々見たものだ。

深夜の時間帯のバイトは大抵普通より時給が高い。1日3~4時間、週4、5日バイトすれば、両方の収入で何とか暮らせるだろうなんて皮算用をして、不安になる気持ちを落ち着かせていた。

多少の蓄えもあったし、しっかりレッスンできるようになるのが先決だと、その必要が生じたらバイトを・・・と思いつつ、1日1日を過ごしていった。

初めは回数券で通っていたのを、初めて1か月定期を買ったときも小さな覚悟を決めた。
それが3か月定期になり、去年やっと半年定期を買うことができた。
もちろん、半年定期を買うお金がなかったわけではないが、ほんの少しだけ自信がついたとでもいうのだろうか。

最近は毎日バタバタで、しなくてはいけないことも追いついていない有様なので、当然求人広告を見ることもなかったし、昔を懐かしむこともなかった。
今日は完全休養日にしようと決めてのんびりしていたら、ふと目に入って、そんなことを思い出した。

ひとつひとつのレッスンがとてもとても大切だったあの頃の気持ちを、いつまでも忘れちゃいけないな。
そんなことを考えた日曜日。

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2007年8月11日 (土)

今頃気づいたこと・・・。

先日自宅PCが壊れて、急遽新しいPCを買った。

仕事場のPCも含め、自分で買ったPCはこれで4台目。
しかし、このPCになるまで気づかなかったことが・・・。
我ながらいかに機械オンチかを改めて痛感した出来事。

もともと私は機械に疎い。興味もそうあるわけではないので、勉強しようという気も殆どないし、何より元来無精者である。
最初のPCを買ったとき、趣味のサイトを作りたくて、全く何もわからない状態から悪戦苦闘、試行錯誤をしつつ、素人っぽさ丸出しのサイトをどうにかこうにか完成させたのはかれこれ今から10年近く前になるんだろうか。

最初のPCは富士通のものだったので、最初から色んなソフトが入っていて、わからないなりにFrontpageExpressというホームページ作成ソフトで作ったのだが、そのときの経験をもとに、教室のサイトも同じ調子で、相変わらずの素人丸出しな感じで完成させた。

最近はあまり見なくなったような気もするが、昔はサイトによってはネットスケープで見たら見え方が違うかもとかいう断りが書いてあるものがあったりしたが、一体何のこと?みたいな感じで、わからないことは相変わらず山のようにあったが、とりあえず教室に関する最低限の情報はお伝えできているからよしとした。

が・・・。
根本的にずっと気づかずにいたことがあったようだ・・・。

このブログを見てくださっている方の中には教室のサイトもご覧くださったことのある方も少なからずおられることだろう。
その方の大半が、もしかすると私の新しいPCと同じ見え方をしているということなのだろうか?と、教室を始めて4年にしてようやく気づいた・・・。(苦笑)

というのは・・・・・・。

教室のサイトの教室名のロゴや本文の多くの部分は「DF POP体」というフォントで書いてあるのだが、そのフォントが入っていないPCだとただのゴシック体で表示されるのだということ・・・。

ダサい!!(泣)

(ちなみにどんな書体かご覧になりたい方は以下のリンクでご確認ください・・・。
http://72.14.235.104/search?q=cache:JVk3Ofd-xGQJ:www.aimjal.co.jp/label/information/support/genko/wabun/wabun.htm+DF+POP%E4%BD%93&hl=ja&ct=clnk&cd=10 )

もし、誰が見てもそのフォントで見られるようにするには、きっとPDFとか、ページを画像として保存して貼りつけるとかしなくてはいけないんだろうなぁとぼんやりとはわかるのですが、私の知識と時間では不可能に近い・・・。(泣)

おまけに、そもそも現在サイトの更新自体が不能なわけで・・・。

皆さまからすればど~~でもいいことだと思うのだが、私なりにこだわって選んだフォントだったものだから、実は結構ショックだったりする・・・。
困ったなぁ・・・。

どなたかPCやらホームページ作成に詳しい方がおられたら、タダでとは申しません。何かいい方法があればご指導くださいませんでしょうか・・・。
宜しくお願いいたします。

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2007年8月10日 (金)

うぎゃぁ~~!!

ブログを8割がた打ったところで、最近頻発しているパソコンエラーが・・・。

突然画面がブルーになり、一瞬英語でなんかメッセージが表示されると同時に強制的に再起動がかかるという現象がこのところ毎日、多いときは1日数回起きています・・・。

先日バックアップは取ったのでまあ気持ち的には多少安心ではあるのですが、作業途中でそれが起こるとデータが消えてしまうわけで・・・。
かなりショックです・・・。

諦めて再セットアップすべきなのか、でも、それをすれば調子がよくなるのか・・・。
機械オンチの私には何がなんだか・・・。(泣)

今日はお盆前ということもあるのか、事前にお休みの方が多く、もともと来る予定の子が少なかったのですが、熱が出た子、旅行先からまだ戻れない子などの欠席が重なり、レッスンは6つあったのに来た子は全部で7人という、なんとも不思議な1日になってしまいました。

明日は今日よりはずっと忙しい予定ですが、それでも普段よりは人数は少なめ。
何とか今週も乗り切れそうです。

ご心配頂いている湿疹も随分ましになってきました。
この感じなら来週には半袖が着られそうです。ご心配頂いた皆さま、ありがとうございました。

お盆は13日は振替等のレッスンがいくつか入っておりますが、14、15日はお休みを頂く予定です。
16日からは通常通りレッスンします。13日、16日はもし単発のレッスン等をご希望の方がおられましたら、時間によってはお受けできます。20日、27日の月曜も今のところご都合が合えば単発のレッスンや体験をお受けできそうです。

書いていた記事をもう一度書くパワーがありませんので、本日はこれにて・・・。(苦笑)

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2007年8月 9日 (木)

素敵な姿なんだけど・・・

今年は時間的にも体力的にもさすがにちょっと無理かなということで、新年度から中学生の募集を休止している。
ただ、友人の甥っ子が、7月に体調を崩し学校を少し長い間休んでしまい、そのフォローをということでとりあえず夏だけ、数学だけという限定でお預かりした。

お母さんのお話では計算はできるけど文章題が苦手でという、「よくある話」だったので、さてどんな感じなんだろうと期待半分、不安半分でレッスンを開始した。
確かに計算は相当よくできる部類に入るだろう。正直言って、スピードでは私はかなわないほどだし、かなり正確だ。

しかし、単に機械的にやっている雰囲気ではなく、どうも数量感覚もセンスも感じる。
本当にこの子が文章題が苦手なんだろうか?
そう思いつつ、復習を兼ねて1年の範囲の方程式の利用の問題をやってみることにした。
すると、いきなり「俺、文章題ダメっす。」と来た。
まだ読んでもいないのにだ。

更に続けて、「俺、国語ダメなんで・・・」と来る。
まあ、まさにありがちなパターンだけど、少なくとも彼に関してはどうも本人がそう思い込んでいるだけのような気がして、じゃあとにかく読んでみようとやり始めた。

すると、たまたま続けて何問か、小学生でもできるよね?みたいな問題が続き、私がふと「これ、方程式使わなくっても見たら解けるよね?」と尋ねると、しっかりしたまなざしで「はい。」と答えたかと思えば、「○○っすか?」と答えをいう。

じゃあこれも解けるよ?と別の問題を指差すと、やはり何も書かず問題だけを見て、「△△っすか?」と。
そんなことが何問か続いて、ちょっと調子が出てきたので、「俺、速さダメっす。」というのを無視して、問題を図に描かせてみた。すると、それを見ながら考え始め、結局解いてしまったのだ。

その後、何回かのレッスンでずっと文章題をちょっとずつやっているのだが、先日のこと。問題を見た彼が私に尋ねた。

「これ、式作らなくっても解けますか?」

問題を見ると、これならこの子なら解けそうだという感じの問題だった。(ちなみに連立方程式の利用。)

「う~ん、多分解けると思う。」

そう答えると、「ちょっと待ってください」と言って、じっと考え始めた。決して簡単な問題ではなかったのだが、頭の中だけで考えて答えを出してしまった。

どう見ても、彼は文章題が苦手なわけではない。
ノーヒントで問題をにらみ、自分で解いているのだから。

しかし、これが学校の授業やテストとなると、立式せずに答えだけ書いたら減点されるとかバツにされるとかってことが起きるのだろう。
うちのスーパー君やスーパーちゃんたちが学校の算数が面白くないという理由もその辺にあるのだろうと思う。
もちろん、問題によっては式を作らないと考えにくいものもあるし、そういうものは臨機応変に考えればいいのでは?と思うのだが、恐らくそれは学校では通用しないのだろう。

甥っ子くんは絶対に数学のセンスはあるし、決して文章題が苦手だなんて感じない。
目の前の彼はまるでクイズを考えるように、心なしか楽しげに問題を考えているのだから。
しかし、学校でも彼が行っていた塾でも、そんな風に楽しく文章題を考えることはなかったのかもしれない。そしてそのうち、彼は文章題が苦手だと思い込んでしまったのだろう。

そんな子は少なくないのかもしれない。
もちろん、大量反復などの学習法で学んできた子たちの中には、実際に計算しかできないという子は存在する。そういう子は別として、本来柔軟な発想ができ、考えることが好きな子までもが、もしかしたら潰されてしまっているのかもしれない。

目の前で一所懸命問題を考える彼の姿はとても素敵だけれど、学校ではそれが通用しないのかもしれないと思うと、なんとも複雑な気持ちになる。

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2007年8月 8日 (水)

考えるヒント

教室には昔ながらのルービックキューブと2×2の見た目簡単そうなのの2種類が置いてある。
実は私が小学生の頃、普通のルービックキューブが大流行したのだが、結局偶然数面揃うことはあっても、論理的に考えて揃えることはできぬままブームは過ぎ去っていった。

教室を始めてからは、待ち時間などにできるよう、考える力がつきそうなパズルやゲームなどを置くようにしているので、その中にそれらがあるのだが、2×2のを見たとき、(これぐらいなら私でもできるのでは?)と思って、早速やってみることにした。
しかし・・・いくら頑張ってもできず、攻略法みたいなのが書かれた紙を見て、その通りにやってもそうはならず、お手上げ・・・。

大人より子どもの方がすごいから、そのうち誰かが揃えてくれるかなと思いながら、色が不揃いのまま教室に置いておいた。
かわるがわる子どもたちが触っては、1面揃ったとか、2面揃ったとか言っている。しかし、まだ教室のキューブが元の姿に戻ったことはない。

子どもたちにはそれが揃えられた人は大きい方(普通の方)を開けていいよと言ってあるが、まだ誰もそこには辿り着いていない。

さて、それはそうなのだが、つい先日、ちょっと頼みごとをして教室に同級生たちが2人来てくれていた。
そのときにひとりの子が言った言葉になんだか目からウロコ、ひとりで大いに感動してしまった。

その子が言うには、やはり子どもの頃、攻略本というのが出ていて、その最初だけ読んでやめてしまったそうなのだが、その最初に書いてあったよと。
攻略本に書いてあったのであればご存知の方も多いかもしれないし、そもそも、自力で元に戻せる方たちはそういう思考をしているということなのだろうけれど、私にはこれまで全くなかった視点だったので、なんだかえらく感動してしまったのだ。

彼が言ったのは、キューブを展開図にして考えるということだった。

それぞれの面が4つに区切られているが、とすればどの立方体も3面に色がついていて、他の面は隠れている。完成図を展開図で考えるといいんだと言われ、素直に感動した。

展開図・・・。そんなことこれまでただの一度も考えたことがなかったな。

もちろん、それを聞いて感動したものの、時間が取れずまだ考えていないし、考えたからといって、思うところにキューブを移動させられるかどうかはもう一段階か二段階上の思考が必要に違いないから、元に戻せるとは限らない。
ただ、立体を平面にして考え、それの元の姿を把握し、それに基づいてキューブを移動させるという発想はこれまでの私には全くなかったのだ。

新しい発想、視点を与えてもらって、俄然興味が湧いてきた。

これはたまたまルービックキューブの話だが、きっとそういうことは他にも色々あるのだろう。
全くどう考えていいのか分からず、攻略法の紙を見ながらやってみて、仮に元に戻せたとして、そこにどんな感動があるだろう。
それはただ単に「元の姿に戻った」というだけで、何の感動も伴いそうにない。

かといって、全くどこから考えていいものやらわからないような状態で闇雲にキューブを回したって、元に戻る確率は限りなく低いだろう。
そして、偶然に元に戻ったとしても、結局それにも大した感動は伴いそうにない。

とすれば、その個人の能力に合った考えるヒントのようなものがあり、しかしそのヒントはその通りにやれば答えに辿り着きますよなんて親切すぎるものではなく、あくまでも考えるきっかけをくれるレベルのもので、そのヒントを元にあれこれ試行錯誤しながら元に戻すことができたとしたら、そのときにはきっと大いに感動するに違いない。

もちろん、全く自力で全て考えて完成させられればそれが最高に感動するに違いないが、自分の持てる力ではこれ以上どうしようもないとなったときには投げ出すか、助けを求めるかしかなくなる。
そのときに、最小のヒントをもらって考え続けることができれば、答えに辿り着いたとき、きっと感動や満足感を得られるのだろう。

私はそんな風に子どもに向き合っているだろうか。
ちゃんと最低限の子どもがほしいと思うヒントを出せているだろうか。

ヒントを出し過ぎて、感動するチャンスを奪ってはいないだろうか。
ヒントが少な過ぎて、前に進めず投げ出そうとしてはいないだろうか。

日々のレッスンに慣れることなく、いつも意識しておかねばと改めて思う。

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2007年8月 7日 (火)

大ピンチ!

メールを打ったらブログを更新しようと思っていたら、メール返信ボタンを押しても画面がグレー一色。何度やっても同じ。
あれ?これはおかしい、再起動しなきゃだめか?と思った瞬間、画面が真っ青になって電源落ちる・・・。勝手に再起動・・・。

先日来危険は感じていたので、ようやく昨日ポータブルHDを買ってきたところ。
今日は早く帰りたかったのですが、そうも言っておられず、現在バックアップ中です。
いつ何が起きるかわかりませんので、ひとまず生存証明を。(?)

暑さでPCも参っているのかもしれませんが、21ヶ月を過ぎたSO○ECのノート。
そろそろ限界と言われても仕方ないのかもしれません・・・。
皆さまもお気をつけて・・・。

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2007年8月 6日 (月)

半ば開き直り…。

今日はようやくのおやすみでしたが、平日なので午前中にお洗濯をして、改めて皮膚科に行ってきました。

月曜だからなのか、そのお医者さまはいつもそうなのか、待合室にはあふれんばかりの人が。
かなり待つことになりそうだったのですが、あいにく本を持っていくのを忘れ、そのお蔭で「あらしのよるに」の絵本6冊を読破してしまいました。(苦笑)

実は、昨日の晩新たに左ふくらはぎにも発疹を見つけ、さて、どこまで広がるんだ?と思いつつお医者に行ったところ、待っている間にとうとう首と両上腕にまで発疹が…。
しかし、先日とは違う、皮膚科の専門の先生のところに行ったのですが、毛虫じゃなくて湿疹なのではないかという新たなるご意見。
疲れているときに出やすい人もいると言われたものの、過去そんなことは一度もなく…。

最初は毛虫が引き金になって、何かアレルギー反応を引き起こしているのかもと勝手に納得してみましたが、現在湿疹がないのは顔と上半身の前側だけになってしまいました…。
ただ、先週月曜に出た太もも裏側はかなり治ってきている様子なので、出て1週間から10日ほどで治るんだろうか?と。

とすれば、順々に出ているこれがどこまで広がるのか、最終的にいつ完治するのか…。
だんだん開き直ってきました。
しかし、困るのはとうとう五分袖以上の袖の長さがあるものしか着られなくなったこと。
おまけに首は隠しようのないところにまで出ているため、こればっかりはどうしようもなく…。

しばらくの間、レッスンのときに気持ち悪い思いをさせてしまうかもしれません。どうかお許しください。

今日はちゃんと書こうと思ったのですが、実は外出の際道で足をぐねって転び(カッコわる…)休日なのになんだかくたびれてしまったもので、今週はお盆休み前でハードなこともあり、ちょっと手抜き更新ですみません。
もしかしたらあとで書くかもしれませんが、無理だったらお許しを。

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2007年8月 5日 (日)

今日は暑かった…。

今日は日曜ながら、月1のレッスンやらなんやらでレッスンが入り、お昼前から出勤でした。
まだ11時だというのに、表に出ると強烈な日差しが…。
私の個人的な体感ではこの夏一番の日差しって感じで、刺すような強さでした…。

レッスン自体は楽だったのですが、昨日届いたラックを組み立てねばならず、レッスン終了後作業を開始。
かなり汗だくになりつつ、どうにか完成しました。
こういう作業をするたび、こんなこともなんでも自分でできちゃうのっていいのか悪いのか…と思ってしまいます。(苦笑)

しかし、疲れているからなのか、もともとそういうものなのか、毛虫の被害はまだ拡大中で、とうとう恐れていた二の腕あたりにも出てしまいました…。
これで半袖で表を歩くのもしばらくは難しいかも…。よりによってこんな暑い時期に…。(泣)

脚もとうとう両足のふくらはぎ側面に出てしまったので、当分隠して過ごさねばなりません。
私はカッコ悪いのを我慢すれば済むかもしれませんが、知らない方がご覧になって、(移るんじゃないの?)とか(うわ、気持ち悪っ…)とか思わせるのも申し訳ありませんし…。
(実は一瞬、「毛虫にやられています。移りませんのでご安心ください。」と書いたカードを首から下げるか、ゼッケンにしようかなんてちらっと思ったのですが、思いとどまりました。。。)

明日はレッスンはお休みですので、ちょっとゆっくり休養しようと思います。
まずは再度お医者に行ってきますね。

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2007年8月 4日 (土)

意外な発見

書きたいことはあるのですが、週末疲れと暑さとで思考力が著しく低下中。
ちょっと軽い記事で失礼します。(昨日は昨日で、帰って更新するつもりがお知り合いの先生との電話が長くなってしまい、結局更新できずでした。申し訳ありません・・・。)

今日は偶然の意外な発見のお話。

ひと月ほど前のある日、2年生の男の子がなぜなのか、卓上用のほうきとちりとりのセットを持参してレッスンに現れた。
嬉しそうにそれを見せてくれて、終わったらそれで机の上を掃除して帰ると言う。

わざわざ持って来てくれたの?!と驚きつつ、教室にもあるんだよと、ずっと以前からひとつだけ置いてあるセットを見せた。
その日彼は自分が持ってきたセットを使って、机をきれいに掃除してから帰ってくれた。

で、ふと、わざわざ持ってきてもらうのも手間だろうし、100均に行けば売っているのだからと、とりあえず4つばかり買って、机の横につっておくことにした。
これまで私自身、机の上のかすは手で寄せ集めて捨てていたのだが、きれい好き(?)な子どもの中には「手が汚れるからイヤ」なんていう上品(?)な子もいたので、そういう子には無理にやらせることもできずにいた。

それに、こちらが何も言わなければ、机の上はかすがいっぱい残ったまま、あっさり帰っていく子も少なくはなかった。

それがどうだろう。
初めのうちは、何も言わずに私がミニほうきを取って、レッスンが終わった子の机を履いていた。
すると、それを見た子が「貸して!私もやる!」とか、「ぼくもや~ろぉ」とか言って、それぞれにミニほうきとミニちりとりを手にかすを片付けてくれるようになった。

ひと言も強制していないのに、率先してかすを集めて捨ててくれる子がひとり、またひとりと増え、それに伴ってカーペットにかすが払い落とされる量も随分減った。

何人かのお母さん方の話では、同じものを買ってほしいという女の子も何人かいたようだ。

う~ん、意外。
掃除が好きということなら、これまでかすを平気で机に残して帰っていたこととは矛盾するし、このミニほうきとちりとりで掃除することは彼らにとっては「遊び」なんだろうか?

まあ、いずれにしても予想外の嬉しい出来事に感謝。(笑)

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2007年8月 3日 (金)

一体どこまで・・・。

すいません。
ひとまず形式的に更新です。

毛虫パワーは衰えることを知らず、治らないどころか、今朝になって右脇付近にもかなり発疹が。
これで当分ノースリーブで外を歩けそうにありません・・・。これ以上広がると、半袖でさえピンチになるかもしれません・・・。

そろそろご勘弁を・・・という気分です・・・。

もし目に触れるところに発疹が見えても、とりあえずは移るものではないそうですので、それだけはご安心ください。
ただ・・・見るとかなり気持ち悪いので、極力隠しておきたいとは思っております。
私が気づいていないのに、目に触れる場所に出てきているようでしたら、遠慮なくご指摘ください。(そうならないことを祈りつつ・・・。)

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2007年8月 2日 (木)

10年後の自分

ある方に「10年後どんな自分になっていたいか」という質問を頂いた。

実は、こういう類の質問は自己啓発系とかスピリチュアル系、経営関連の本とかで、将来なりたい自分を思い描くことが大事とか書かれていることも多くて、過去、そういう類の本を結構読んだりもしたため、その時々考えてみようとしたこともある。

中学3年のとき、将来の夢が「中学校の先生になること」になった。
そのために教育学部を目指した。その頃の私には夢の実現のためにはその選択肢以外思いつかなかった。
だから、中学、高校、大学時代の10年後、もしくは近未来の私は「中学校の先生」だった。

その後、思うところあって会社に勤め、更に思うところあって「学校の先生」という選択肢は消えた。
ただ、もともと中学校の先生になりたいと思ったときにも、ふざけているかもしれないが、その理由は、恩師が私たちに沢山の経験と思い出を残してくれたように、私も子どもたちと共に学び、思い出を沢山作りたいからというものだった。

歳をとって、ほんの少し表現は変わったが、つまるところ私は別に子どもたちと勉強がしたいわけではなく、感動を分かち合いたいのだと思う。
ただ、絵が描けるわけでも、歌がうまいわけでも、踊れるわけでもなく、子どもと一緒に過ごし、子どもの成長を見守り、少しは手助けができるかもしれないとすれば、「一緒に学ぶ」ということしか今の私には思いつかないということなのかもしれない。

昔は学校の先生になることが夢だった。
だから、10年後の自分は中学校の先生になっていて・・・なんて考えることはあったように思う。
会社員を辞めて子どもたちと勉強するようになってからは、いつか本を沢山置いて、大人も子どもも貸し出し自由にして、異学年混合の寺子屋みたいな小さな教室ができたらいいなとぼんやり思っていた時期もある。

しかし、今はそれもほぼ叶っている。
もちろん、いつまで続けられるかわからないし、将来の不安はないと言ったら嘘になる。
3年後の自分、10年後の自分を思い描いてみようと思ったことは何度かあるけれど、いくら考えても先のことが見えない。

少なくとも今の時点では、今より教室を大きくして大勢の子どもやスタッフに囲まれていたいとはどうしても思えないし、結婚願望がないわけじゃないけど、現実問題としてアテもなければ、今この仕事を辞めるとか、レッスンを減らすとかも考えられない。
これが結婚して、子どもでもいれば、10年後のイメージも何か具体的に描けるのかもしれないが、それもない。

関わる子どもたちによりよい指導ができないかということはずっと考えているし、もっとほしい教材もある。
教材を考える時間はほしいと思っているが、それでも3年後、10年後の自分のイメージは全くわかない。

女性でもバリバリ仕事をされて、どんどん出世したり有名になっていかれる方もいるとは思うし、そういう方たちにはちゃんと3年後のビジョン、10年後のビジョンがあるのだろうなとも思う。
だから、性別で一概に区切ることはできないとは思うが、なんとなく感覚的に女性に比べて男性は歴史好きな人が多いし、中でも戦国武将とか中国史でも三国志だのなんだの、そういうものに興味を示す人は多い。
尊敬する人物とか、理想の人物とかに歴史上の人物を挙げるのも圧倒的に男性の方が多いような気がする。

勝手な推測なので、間違っているとお叱りを受けるかもしれないが、遥か昔、男は大切な人たちを守るために戦い、生きるために狩りをしていたし、女は大切な人を守り育てるため平和を願い、安定を求めたのではないだろうか。

それを遺伝子がずっと覚えていて、今でも男性は戦いを好み、女性は平和や安定を求めるのではないかとさえ思える。

実際のところ、少なくとも私には戦いを嫌い、変化を嫌い、大切なものを守るために平和を願い、安定を求める、そんなところは色濃くある。
会社員時代も出世したいと思ったことはなかったし、今だって教室を大きくしたいとか、有名になりたいとか思うこともない。

けど、そういう感覚って一般に男性には理解しがたいものなのかもしれないと思ったりもする。
変化を嫌うというのは、人からすれば成長しようとしないということになるのかもしれないし、実際、頑固者は成長しないとも思う。(そして私はかなりの頑固者・・・。)

「毎日同じことの繰り返し」には耐えられない性格ではあるが、子どもたちは毎日変化するし、同じ教材を使ったって同じ結果が出ることはあり得ない。1日1日、一人ひとり、全てが違うから、飽き性の私も飽きることがない。飽きるどころか、今のところやればやるほど、もっと勉強しなくちゃ、もっと教材を用意しなくちゃ・・・そんな思いが膨らむばかりだ。

質問にお答えしたくて今回も考えてみたが、残念ながら、やはり10年後の自分のイメージは全く描けない。
昔、何かの本で「女は子宮でものを考える」なんてことが書いてあって、わかるようなわからないような表現だなぁと思ったが、長期的にものを考えることが男性に比べて苦手だというのは事実なのではないかと思う。(少なくとも私はそうだ。)

10年後。
今一緒に勉強している子達が高校生、大学生、社会人になっている頃だ。
その頃までこうして教室を続けていたい。

その頃には大人になった子どもたちが、自分たちが子どもの頃に学んだ方法をより多くの子どもたちに伝えてくれていたら嬉しい。
子どもたちそれぞれが自分の夢や目標に向かって進んでくれていると嬉しい。

この学習法がもっともっと広まって、学ぶことを楽しいと思える子達がたくさん増えていると嬉しい。

今、考えられるのはそんなことだ。

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2007年8月 1日 (水)

毛虫恐るべし・・・。

月曜の晩、仕事を終えて帰宅し食事をしているとき、なんだかお尻の辺りがかゆかったので、触ってみたらなんだか感触がおかしい。

どうもいっぱい蚊に刺されたような感触。あれ?じんましん?そう思いつつ、とりあえずそのまま過ごしていたところ、ふと反対側の脚の異変に気づいた。

ぎゃ~~~~っ!
右太ももの裏側一帯に大量の赤い発疹が!!

うそ・・・。何これ・・・。

大病をほとんどしたことがなく、子どももいないため、病気に対する経験や知識はかなり乏しい。
じんましんのような気はするけど、万一人に移るようなものだったら、当分レッスンをお休みにしなければいけなくなるかもとハラハラ。
しかし、既に23時も回っているし、緊急を要するとも思えないので、明日の朝まで様子を見るしかなさそうだ。

じんましんなら朝になったら消えているはず。そう思って早目に寝たのだが、目覚めたらほぼ昨日と同じ状態。
ただ、不思議なのは大量の発疹にしてはほとんどかゆみを感じないこと。

とにかくお医者に行かなくてはと急いで支度をして近所の内科兼皮膚科へ。
とても上品でかわいらしいおばあちゃん先生だったが、症状を話し、患部を見せると

「半日か1日、もしかしたら2日ぐらいの間に草引きとかしました?それか、公園のベンチに座ってたとか、ありませんか?」

え?先生どっかで見てた?(違)
たまたま日曜に用があって近くまで来た同級生たちが、うちではタバコを吸うと悪いからと気を遣ってくれて近所の公園のベンチで1時間ちょっとしゃべっていた。

ただ、そのときはGパンを履いていたし、どう考えてもGパン越しにかぶれたとか、何かに刺されたとかは考えづらいけど・・・。
そう思いつつ、ベンチには座っていたけど、Gパンを履いていたと返事をした。

「毛虫皮膚炎ですね。」

は?けむし??

先生の説明によると、毛虫皮膚炎にも2種類あって、ひとつは毛虫の毛がついたところが直接腫れるパターンと、もうひとつが「茶毒蛾」という蛾の小さな毛虫の場合の、別の場所を刺されると、時間が経って毒がまわり、刺されたのと別の場所に症状が出るパターンがあるそうだ。

で、私のは後者だろうと・・・。(確かにGパンとTシャツの隙間から、腰の辺りを何かに刺されて赤くなってはいるのだ・・・。)
写真を見せて頂いたが、正にそんな感じ。人には移らないと聞いてとりあえず安心したし、人目に触れない部分だから不幸中の幸いだなと思いつつも、かなわんなぁと・・・。

ただ、なんだかおかしいのがこんなに出てるのにほとんどかゆくないこと。
う~ん、なぜ?(まあ、かゆくないから仕事にも支障がないんだけど。)

おまけに、まだじわっと増殖中で、両太ももの裏側だけだったのが、昨夜には右ふくらはぎにも侵食・・・。しばらくはスカートが履けそうにない。(まあ、もともと滅多に履かないけど。)

教室の皆さん、もし何かで私の体に赤い発疹を見つけた場合、とりあえず伝染性はないようですので、それはご安心ください。
ただ・・・かなり気持ち悪いですけど・・・(泣)

偶然にも友人の息子さんが同時期にやはり毛虫にやられたそうで、もしかしたら夏休み中に被害に遭う方もおられるかも。
くれぐれもお気をつけください・・・。

しかし・・・毛虫、恐るべし・・・。

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