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2007年2月 9日 (金)

長さやかさの学習で。

うちの子達は本当にみんなよく頑張ってくれるけれど、長さやかさなどの単元ではスーパーな子でもてこずるぐらい、かなり面倒な単位換算の問題が登場する。

正直言って、大人でもうんざりするに違いないほどのレベルだし、普段の生活で馴染みが薄い「デシリットル」が関係してくると、お母さん方の中には「答えがないと丸つけができない」とおっしゃる方もおられるほどだ。

そんな厄介な問題がプリント1枚にずらっと並ぶと、うちの「普通」の子達はやはり手を焼く。
もちろん、それぞれの子に応じて問題数を減らしたり、比較的易しいものをピックアップしたりする場合もあるのだが、見た目の難しさに圧倒されるのか、時々本当に全くわけのわからない答えを書いてしまう子がいる。

簡単な問題(例えば5cm4mm+3cm7mmなど、単位が揃っているような・・・)であれば難なく正解するし、そのプリントに至るまでには長さを測ったり、指定された長さの線を描いたりもしているので、本来ならそんなとんでもない答えを書くはずはない。

また、同じことがかさの単元でも起きることがあるのだが、かさの場合、リットル・デシリットル・ミリリットルはますの大きさで実感してもらうようになっている。それである程度感覚が身についてからの問題演習になるのだが、こちらも時折わけのわからない答えを書く子が登場する。

そんなとき、「なんでそうなるの?」と尋ねたところで、気づかない子の方が多い。
そういう子に、例えば、756cmは1mより長いか尋ねると、考えて長いと答えられる。で、それが7m56cmだとも答える。それで正しい答えが出る場合もあるが、どこかにはまり込んでしまっている場合はそれでもダメということもある。

そうなれば、実際に巻尺などを見せることになるわけだが、見せて正解に辿り着く作業を何度か繰り返すと、頭にイメージが蘇ってくることが多い。
要するに、まだ書かれた単位を見ただけではその長さやかさがイメージできるところまでになっていないということなのだろう。

ただ、普段できているのに、ときどきスポッとどこかにはまり込んで、わけのわからない答えを連発し始める現象に出会う。
疲れているときや、レッスン終盤になり頭の限界が来ているのかと思われるようなときに、そういうことが起きがちだ。

つい昨日も、普段は賢い子なのだが、12センチ5ミリから58ミリを引くんだっただろうか、単位が揃っていない引き算をしようとしていた子が、何度やっても12センチより長い答えを書いたり、一体何をどう考えたか見当さえつかないような答えを書いたりと、その問題にはまり込んでしまった。

プリントで58ミリが何センチ何ミリかは正しく直せている。直せているのであれば、本来のこの子なら少なくとも7センチ前後の答えを出せるはずなのに、どうもその日はどこかに入り込んでしまったようで、それが出てこない。

あれこれ尋ねた末、12センチ5ミリはどのぐらいか手で示してもらった。その子が示した幅は恐らく15センチほどはあったとは思うが、それなりに考えてそれっぽい長さを示すことができていた。
その後、58ミリも示してもらった。その上で、さっきやった長さから今の長さを引くのだからということを確認し、もう一度プリントに戻ってもらった。

そして、隣りの子の丸つけをしてからその子を見ると、解答欄には正しい答えが書かれていた。

私たちはミリやセンチやメートルと言われればすぐにある程度のイメージができるものの、子ども達はまだそうはいかない子の方が圧倒的に多いのだ。
仮に尋ねられれば1センチや1ミリ、1メートルのおよその長さを手で示すことができるとしても、それは意識させないと、まだ自然に頭に浮かぶ段階まで来ていない子も少なくない。

もしお子さんが長さやかさなど単位換算の関係する学習で困っておられたら、それぞれの単位が単なる暗記ではなくて、実際にイメージできているか(特にメートルまでの長さやリットルまでのかさなどは実感させることが可能な範囲だと思うので)、確かめてみてほしい。
困っているときには手や物を使ってその量を表してみてもらうのも、正しく考える手助けになるように思う。

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