目の輝きを見ながら思うこと
うちの子達はみんなホントに可愛くて、よく頑張って、おりこうだけど、土曜に来てくれている割と新人くんの1年生を見ていて思う。
もともと彼は学校の算数が苦手で、それを心配されておうちの方が連れてきてくださったのだけれど、彼と出会ってからただの一度も、私は彼が「算数が苦手な子」だと感じたことがない。
それどころかむしろ、かなり素晴らしい力を持っているように感じるし、現に今で2ヶ月ほどなのだが、目覚しい伸びを見せてくれている。
毎週教室に駆け込むように来てくれて、まだ時間になっていないときなど、「どうする?まだ時間になってないけど、時間までなんかしとく?もうやる?」そう尋ねると、決まって、すごくしっかりした力のある目で私の方を見て「やる!」と大きな声で答えてくれる。
「やる気満々やなぁ~。」というと、「やる気全開!」とかなんとか、可愛い答えが返ってくる。
学校で20までの繰り上がり繰り下がりをやり始めたあたりでこちらに来てくれたのだと思うが、確かに最初は少し計算に時間がかかることもあったし、ほんの少し自信なげなところも垣間見えた。
けれど、週を経るごとに、彼の目はどんどん輝きを増し、今回のレッスンではもう20を越えて100までの繰り上がりのある足し算と「2桁-1桁」の繰り下がりのある引き算までできるようになってしまった。
当然ながら、毎回その子のペースに合わせているし、まだ1年生なのだから、無理に先に進む必要もない。様子を見ながら、もし難しそうにしているようならそこでゆっくり時間をかけようと思っているのだが、どうもこれまでのところ、その必要を感じることなくきてくれた。
この伸びは、正直なところうちの子達の中でも明らかに理解の速い方のグループに入っている。
そしてまた思う。
もし彼がここに来てくれていなかったらどうなっていたんだろうと。
そして、こんなにも能力のある彼がどうして学校の授業ではできなくなってしまうんだろうと。
彼に限らず、そういう子は少なくない。
うちに来てくれることになった小さい子の中には学校の算数でつまずいてという子が案外沢山いるのだ。
そして、中でも、ちょっと元気が有り余っていて、おうちの方が「算数の教室になんて通うのいやって言うんじゃないかしら・・・」って心配しておられるような子が来てくれた場合、かなりの高確率で伸びる。(というか、低学年でそういうタイプの子で伸びなかった子は今のところいないと思う。)
ほんのちょっとのことなのに。
1年生なら、学校で半年以上かけてやってきたことを多分ひと月か遅くてもふた月のレッスンでクリアできるし、それ以上のところまで進むことがほぼ確実にできるのに、人数が多いとそんなにも指導というのは難しくなるもんなんだろうか・・・。
もちろんそんなことはできないのだけれど、1年生で算数につまずいているという子を集めてひと月レッスンをしてみたい。
学校みたいに30人とか40人とかいる状況で今の学習法を実践したら、どんな結果が出るのか試してみたい。
当然、それだけ人数が多くなれば教室でやるようには伸びないかもしれないけど、6ヶ月間、週に3回授業があるとしたら、45分授業だとしても45分×3回×4週×6ヶ月÷60分=54時間。うちのレッスンは週1回1時間だから、年間48時間。2ヶ月だとたった8時間。
8時間で半年分以上やれるなら、やり方によっては十分効果も出せるような気もしなくはない。
まあ、そんなことは無理なんだけど、彼の目の輝きを見ながら、なんとなくぼんやりそんなことを思った。
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コメント
学校でToh先生のような指導をしてくれればいいのになぁと思います。
どの子もいきいきと授業を受けることができれば
学校を取り巻く様々な問題がかなり減ると思うのですが・・・。
投稿: アロマぽっと | 2006年12月18日 (月) 20時21分
アロマぽっとさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
もちろん、私が学校に行っても、人数が違うので同じような指導は
できないのだとは思うのですが、それにしてももうちょっとどうにか
ならないものか・・・とは思ってしまいますね。
私自身、教育学部出ですので、大学を卒業してそのまま教員になって
いたら、今の学習法には出会わないままだったと思いますし、先生は
皆さん多分本当にお忙しいのだとも思いますし・・・。
悩ましいですね。
投稿: TOH | 2006年12月18日 (月) 21時37分