「おっさん化」中・・・。けど、ちょっとだけまともな話も。
鼻風邪がとうとう喉にきて(けど、風邪じゃなくてアレルギーですよと専門家(?)に言われたので、もしそうだったらやだなぁ・・・)、これで3日間変な声。おまけにどうもその度合いが加速中で、今日お迎えにこられた、とてもフレンドリーなお母さんに
「先生、ドスきいてていいですよ。それでバシバシスパルタでやってください。」
とか言われる始末・・・。
おまけに、今日は何ヶ月かに一度出しているミニコミのようなものに広告が出たため、午前中と午後から2件のお問い合わせを頂いたのですが、初めて聞く声がこれだと、間違いなく「相当の年配の女性」と思うか、もしくは「男」と思うかのどちらかだろうなと・・・。(泣)
まあ、不幸中の幸いで、喉が特に痛いというわけでもなく、咳も相変らず殆ど出ず、熱もなし。仕事しなさいってことみたいです。
ただ・・・これで怒ると、あまりの怖さに本気で子どもが泣いてしまうかもっていう危険があります。。。
でちょっとだけまともな話。今日は掛け算の筆算について。
3年生で教室にきてくれるようになった女の子は見た目が難しそうだと尻込みしてしまって、できそうなものでもなかなか一歩前に出られないタイプ。頭は全然悪くないのだけど、その性格がちょっとハードルになってて、2桁×2桁を暗算でさせるのはちょっとキビシイかもしれないなと、もし難しそうだったら筆算でもいいですよとおうちの方にお伝えしておいた。
教材の最初から一緒にやれた子たちは、2桁×2桁はどうにか暗算で(スラスラでなくて構わないので、考えて答えが出せるようになるという感じのところまで)はやってもらうのだが、既に筆算を覚えてしまっている子や、プリント反復などで計算だけ遥か先までやってしまってから来てくれた子達などはその子たちの状況に応じて、対応を変えたりもする。(筆算で徹底的にやってしまった子はなかなか暗算に切り替わらないし、何が何でも切り替えなくてはまずいというものでもないとも思うので。)
で、結局おうちの方が筆算で指導してくださったようなのだけれど、なんとなく、なぜそういう風に書くのか、そういう風にやるのかを納得できていない感じがするので、何かアドバイスしてもらえたらとの連絡を頂いたので、次のレッスンに来た彼女に聞いてみた。
「ねえ、○○ちゃん、筆算するとき、2段目はひとつずらして書くよね?何でだか知ってる?」
「え~、知らない。」
「じゃあ、何でだと思う?」
「う~ん、ずらさないと答えがおかしくなるから。」 (う~ん、正解のような不正解のような・・・)
「おかしくなるの?」
「あ!わかった!これ(2桁目の数の位置)がずれてるから、それに合わせるから!」 (う~ん、それもそうなんだけど・・・)
と、おうちの方の予想通り、何となくわかっているけど、根本的にはわかっていない状態であることが判明。
そこで尋ねてみた。
まあ、仮に
27
× 34
――――
こんな式があったとしよう。
2桁×1桁はとりあえず暗算でも答えを出せるようにはなっている彼女に、まず、27×4を尋ねる。すると、「108」と答えが出る。
次にこの掛け算の式の意味をもう一度確認する。求めたい答えは27が34個集まった数だ。それを確認した上で、その次にやることは「27×30」であることを確かめ、それからその答えをどうにか頑張って出してもらう。(27が10回をまず考えてもらえば、もし苦手な子でも大抵、それを3回集めて答えに辿り着ける。)そして「810」という答えが出る。
つまり、「27×34」の答えは「108+810」で「918」とわかる。
それをやった上で筆算の式に戻る。
筆算で書く場合は一般的にはこうだ。
27
× 34
――――
108
81
――――
918
けれど、先ほどの計算で考えると、結局はこういうことなのだ。
27
× 34
――――
108
810
――――
918
ずらして書くのではなく、本来はそこに「0」があるのだ。
上のような手順を経て、ここには0があるんだけど、いつでもここは0だから、書かないことにしたという説明をした。
掛ける数が3桁になったら、3段目は「00」があるということだ。
そう説明をすると、彼女はようやく「あぁ~~っ、そうかぁ~~。」とちょっと納得できたような声を出した。
レッスン後おうちの方にそういう説明をした旨、メールでお知らせしたところ、帰ってから既にその説明をお母さんにしてくれたとのこと。どうやらちゃんと納得できたということなのだろう。
個人的には、0を省かずに書くようにすれば、書く場所がずれて答えを間違うなんてことも減るんじゃないのかな?と思わなくもないが、まあ、どちらにしろ、筆算を習うとき自分もそんな説明をしてもらった記憶は全くないし、どう考えたらいいのかな?と改めて考えたら「なぁ~んだ、そういうことか」と気づいたって感じなので、私同様、そんなこと考えたこともなかったわという方もきっと少なくないのではなかろうか。
もしお子さんが筆算で桁の揃え方を間違えがちであれば、こんな説明ももしかしたら有効かもしれない。
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