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2006年12月31日 (日)

今年も1年、本当にありがとうございました。

例年、大晦日最終まで大掃除をするというのが恒例になっており、今年こそは大晦日までに終わらせるぞ!と毎年思うような気がするのですが、いかんせん、1年に1回しかないことなので、ちっとも学習しないようです。

おまけに、自分の中でも最終のリミットが今年中に実家で年越し蕎麦が食べられる時間という意識があり、ということはあと何時間あるからまだ大丈夫・・・とついつい休憩したり、他のことをしたりしてしまい、結局毎年同じような時間に焦って実家に行くわけです。

先日読んだ本に「3日で運がよくなる『そうじ力』」というのがありましたが、私の大掃除も3日目。さて、運はよくなるでしょうか。
とりあえず、まだ部屋の掃除の途中で、かなりいぃ~~っとなってきたので、ちょっと休憩しております。狭い部屋に3日かかるというのは本当に不思議でなりませんが、休憩しつつも多分大掃除の延べ時間はかれこれ丸1日近くにはなっているかと思われます。。。

さて、仕事納め以降、掃除ネタばかりで恐縮です。
明日からは掃除もひと段落して、逆に時間の余裕があるはずですので、もうちょっとまともなことも書けたらいいなと思っております。

そうそう。掃除ネタといえば、過去の掃除を通じてこれは素晴らしい!と感動した掃除グッズがいくつかあるのですが、ひとつはメラミンスポンジ(あの真っ白いサクサクしたスポンジ)。テレビ通販で存在を知り、あれを初めて使ったときの感動はなかなかのものでした。

で、教室を立ち上げた頃に感動したのがスチームクリーナー。使える部分はやや限られるかもしれませんが、あの汚れの落ち方にはひとしきり感動。

そして、今回はすごくすごくささやかにヒットだったのが、たまたまダ○ソーで見つけて、なんだろう?って感じで買った黄色くてふにゃふにゃしたふきん?スポンジ?なんだろう??手触りなんかもすごく不思議で、だけど吸水性がとってもあって、おまけに全く毛羽とかが残らないので、水拭きのあとの空拭きに相当重宝しました。引っ掛けると破れてしまうのが難点ですが、何しろ100円ですし、それを考えると十二分すぎる満足感です。(笑)

さて、本当にどうでもいいことばかり書いてしまいましたが、ブログを初めて二度目の大晦日。お蔭様で無事満1歳を過ぎました。
時間がなくてくだらないネタばかりが続いても、呆れずに覗いてくださり続けた皆様に本当に感謝しております。

そして、ブログを通じて実際にお知り合いになれた皆様、お目にかかる機会はなかったものの、メールやコメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。

そしてそして何よりも、ちっちゃなちっちゃな私の教室を見つけてくださって、大切なお子さんを預けてくださっている保護者の皆様、いつもいつも私に元気をくれる可愛い子ども達みんなに心から感謝致します。

まだまだ未熟で至らないところだらけですが、来年は色々やってみたいこともあり、いかに上手に時間を使うかが課題だなぁと思っています。
やってみたいことは「新年の抱負」ということで明日以降書かせて頂く予定です。(けど、予定は未定。。。)

とにかく、どんな形であれご縁のあった皆様、

応援し、色々ご指導してくださった皆様、

今年1年本当にありがとうございました。

素敵な年をお迎えくださいませ。

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2006年12月30日 (土)

最近ツボに入った言葉

どうもろくなことを書いていないので、ちょこっとだけ、ほんのちょこっとだけまともなことを。
毎日送られてくるあるメルマガがあるのですが、斉藤一人さんの言葉を何かひとつ毎日紹介してくれるというものです。

メルマガの発行者の方には非常に申し訳ないのですが、色々書かれている中の斉藤一人さんもしくはそのお弟子さんの書かれた言葉の紹介部分だけを読んでいます。
で、つい先日届いたメルマガの言葉がちょっとツボに入りました。
それはこちら。

───────────────────────────────    
 「誰が困っているのか」

 「英語ができなかったら困る」と思うのであれば、  
 子どもにそれを強制するのではなくて、親御さん  
 自身が勉強されればいいわけです。だって、親御  
 さんが困っているのですから。  

(『変な人が書いた驚くほどツイてる話』(三笠書房)より) ───────────────────────────────

【登録】 http://www.mag2.com/m/0000117633.htm

前後のつながりがわからないので、どういう流れでこの発言をされているのかわかりませんが、なんかもう思わず拍手しそうになったというか・・・。

子どものためにと親があれこれ習わせたりすることがありますが、子ども自身がやりたいと言って始めたのであれはともかく、「やっておかないと将来困るから」という理由で、子どもがやりたいと言っていないことをさせるような場合に、ちょっと思い出してみて頂きたい言葉だなぁと思いました。

仮に、親御さんご自身が英語が堪能で使えると世界が広がるよとか、いいことが沢山あるよとか、そんな風に言われて英語を習う子は楽しく取り組めたりしそうですが、私のように英語嫌いだったような人間は本当に必要に迫られない限りやらないと思うんですよね。
で、実際、学生時代に必要最低限しかしませんでしたけど、とりあえず日常生活で困ることはまずありませんしね。

「ホントに困っているならまず親御さんが」というのは、なんとも一人さんらしい言葉だなぁと妙にツボにはまったもので、ちょっとご紹介させて頂きました。

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お風呂掃除ダイエット?

昨日から大掃除を開始しているのですが、どうもなかなか予定通りに進まず、この分だとまた例年通り大晦日いっぱいいっぱいまで掃除をしていそうな気配。。。
普段やらないもんだから、大掃除だけはかなり気合を入れてやるもので、昨日シャワーを浴びるついでにお風呂掃除をと思ったところ、結局途中で気分が悪くなりかけるほど気合を入れてしまい、終了したら2時間経っており・・・。

あまりに疲れたのできっと体重も減ったのでは?と、入る前にも量っていたのだけれど、もう一度体重計に乗ってみた。
すると、予想通り500グラムぐらいは痩せていたのだけれど、体脂肪表示は一気に3パーセント以上下がり、体年齢は一気に2才も若返っていました・・・。なぜ?(苦笑)

まあ、一夜明けたら元に戻っていましたが、水分が減って体重が減ったのはわからないでもないものの、体年齢が2才若返ったのはなぜだろうかと・・・。
お風呂掃除を2時間やれば若返るらしい。。。4時間やれば4才若返るだろうか・・・。

そんなこんなでどこに手をつけても予想以上に時間がかかり、狭い我が家はまだまだ掃除しなくてはならないところだらけ。
さて、もうひと頑張りします。

いよいよ明日で今年もおしまい。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。多分明日も更新できると思いますが、よい年をお迎えください。
それでは。

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2006年12月29日 (金)

今年最大の謎について(例によってど~でもいい話)

昨日大掃除をしていて思い出した、今年最大の謎。。。
実は結構気持ち悪くって困っている。
どうしたらいいか、何かいいお知恵がおありならどなたか教えてくださいという気分だ。

というのも、多分きっともう3ヶ月ぐらい前なんだろうけど(最近毎日が飛ぶように過ぎるので、イマイチよくわからない。。。)ある日仕事が終わって拭き掃除をしているとき、たまたまなぜか傘立ての中に目がいった。すると、なぜかそこにはドクターなんとかとかゲルなんとかの類の子どもにとっては「高級シャーペン」が3本入っていた。

それを見つけたのは、ある高学年の男の子が教室に来てくれるようになって間もない頃だったのだが、たまたまその子は結構そういうシャーペンを持っていたので、ちょっとふざけて隠してかえったのかな?と思っていた。
しかし、次にその子が来たときに「これ、○○くんの?」と尋ねたが「知らん。どうしたん、それ?」との返事。

あれ、違うのか。じゃ、中学生のあの子かあの子がふざけて隠したのかな?それとも高学年のあの子かな?
そう思って、心当たりの子全員に尋ねようとしたのだが、目につくところに3本並べて置いておいたこともあり、子ども達の方から「これどうしたん?」「誰の?」なんて質問が相次ぐ。

結局、今教室に通ってくれている子全員に尋ねたはずなのだが、結局持ち主は現れないままだ。
次の週になってもそのままのシャーペンを見ると、子どもたちは何人も「先生、ちょうだい!」とかなんとか言ってきたけれど「私のじゃないからあかん!」と断って、とりあえず保管し続けた。
そのまま月日は流れ、持ち主は現れず・・・。

普段傘立ての中を覗くことなんてあまりないから、まさか教室を引越す前から入ってたんだろうか?とか思ったりもしたが、とにかくシャーペンの種類からしても、高学年か中学生だと思うし、どう考えても心当たりがない。

持ち主が現れないからといって捨てていいのかどうかもわからないし、かといって勝手に誰かにあげるのもなぁと。
いっそ警察に届けようかなぁと子どもに言ったりもしたが、持っていっても警察も迷惑だろうし、いい歳をした大人が派出所にシャーペン3本届けに行ったら、頭の心配をされるかもしれない・・・。

大掃除もしたのだけれど、結局どうするか決まらず、そのままにしてある。
でも、いくら考えてもすっきりしないし、正直気持ち悪い。
誰かいい解決方法を思いついたら、本当に教えてほしいと思う。。。

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2006年12月28日 (木)

どうにかこうにか。

今日で今年は一応仕事納め。
明日からは家のことをと思っていたので、今日何が何でも大掃除やらその他教室でしかできない仕事は全て終わらせて帰ろうと思っていたのですが、いかんせん、掃除嫌いときているもので、ちっちゃな教室の大掃除に結局今(23時57分)までかかってしまいました。

始めたのが20時頃。休憩しながらの掃除(掃除しながらの休憩ともいうかもしれない・・・)だったものの、なんでこんな時間なの?!という感じです。
人から見たら、一体どの辺が、きれいになったの?という程度の変化しかないような気がするわけですが、まあ、私的に一応「大掃除」をしたと言ってもいいよね?というぐらいやったので、いいことにします。(笑)

明日から家の大掃除も待っているかと思うとちょっとブルーになりますが、実は、今からまだあとちょっと仕事をしないと、明日以降また出勤しなくてはならなくなるのです!!!
終電との勝負で、ちょっと気合入れて頑張ります。(それまでに休憩し過ぎなんだってば・・・)

内容のない記事でスイマセン・・・。
とりあえず日課の更新ということで。

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2006年12月27日 (水)

あと1日。あと4日。。。

今年のレッスンも残すところあと1日。そして、恐ろしいことに今年も残すところあと4日になってしまいました。。。

今日は10時50分からお昼休憩もなく21時前までレッスンだったので、途中意識が遠のきそうな気分になりかけたりもしましたが、どうにか無事今日も終わりました。
明日は遠方から単発でレッスンに来てくださる方がおられたりもして、今年最後のレッスンはどんな風になるだろうなぁって感じです。

それが済んだら残る力を振り絞って、私の超苦手科目(?)の大掃除をしてから今年の仕事納めにしたいと思います。
29日からの3日間は本当の本当にまだ何もしていない、自宅の大掃除や新年を迎える準備をせねば、ホントに新年が迎えられません。(苦笑)

さすがにここまで年の瀬も押し詰まってくると、皆さんもお忙しいのでしょう。このところずっと、私がまともなブログを書いていないせいもあるでしょうけれど、訪れてくださる方もいつもよりかなり少な目です。
お忙しい中覗いてくださった皆さま、まだ数日残ってはおりますが、よい年をお迎えくださいね。

忙しくって本当に時間が足りない中、我ながら呆れてしまうのですが、先日購入した「賢くなるパズル」の上級編、たし算は1級をどうにかこうにかなんとかかんとかクリアしたので、かけ算はさぞ難しいのだろうと思って、こちらは真面目に3級から解き始めたのですが、私にとっては圧倒的にかけ算の方が簡単に感じるのです。気のせいでしょうか?

もちろん、簡単といっても十分頭を悩ませるのですが、たし算1級の難しさがレベル10としたら、かけ算の方はレベル7ぐらい?って感じなのですけど、両方解いてみられた方はいかがお感じでしょう?(無手勝流1級のうっちー先生に聞いてみようかなぁ・・・)

それと、これはちょっと指導者の端くれ的発言なのですが、もしたし算上級とかけ算上級の難易度が似たようなもの、もしくはかけ算の方が簡単なのであれば、かけ算の方を優先した方がより後々に役にたつ気がします。

というのも、積がいくつになるかを考える際、上級になってくると、あれこれ考えるうちに「約数」や「素因数分解」の基礎が身につくように思うのです。
例えば、3つの数の積が144とかってのがあったとして、使える数が1から9までであれば、何で割れるかを考えることになりますよね。で、まあ、積が100を超えているから、割と大きな数で割れるはずだと見当をつけたとしたら、9とか8とかで割ってみるんじゃないかと思います。そうすると、もし8で割れば、144÷8=18となって、144=8×18とわかります。
しかし、18は6×3かもしれないし、9×2かもしれない。
とすると、144は「8×6×3」か「8×9×2」かを考えなくてはいけなくなる。
しかし、しかし、大きな数で割らず、最初に4とかで割ってしまった場合、144÷4=36となりますから、36は6×6はルールに反するので(反しない場合もあるのですが、説明は省略。)、4×9かな?となる。けど、9と9がダブってしまうのでダメだ。となると、他に組み合わせはないかな・・・と、そんな作業をすることになる面があるわけです。

で、ある子どもは何も言わなくても、144を素因数に分解することを思いつくかもしれません。そして、その組み合わせからできる1桁の数の組み合わせは何があるかを発見するかもしれません。

たし算の問題の場合はそういう広がりみたいなのは、今のところ私は発見していないので、高学年、中学生へと繋がる学習に役立つということからすれば、どっちかをやるならかけ算の方をオススメしたいなと。解いてみての感触です。

因みに、もちろん好きだから解いているというのがかなり大きな理由には違いありませんが、忙しいんだったらもっと他のことを先にやれよという声も聞こえてきそうなので、ほんのちょびっと言い訳(?)させて頂くと、うちのスーパー高学年ちゃんたちはうちのメイン教材を全て終了したので、普通のワークブックと論理パズルを併用しているわけです。で、その論理パズルをすごい勢いでがんがん解いてしまっている超スーパー4年生がいて、手持ちの宮本先生の市販されていないパズル教材12冊を間もなく終えてしまいそうで、実はそれより前にパズル道場の演習テキストってのも6冊中、最後の1冊を残して終了しているツワモノなのです。

さて、4年生なのに、全部終わったら何をさせよう・・・と思っていたところに宮本先生の「上級」が出たので、どの程度難しいのかを解いてみているわけです。
子どもにやらせるパズルは基本的に全て自分で解いてみた後でなければやらせませんので。

さて、あと明日1日、今年最後のレッスンをしっかり頑張りたいと思います。

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2006年12月26日 (火)

質問してみたいこと

既に沢山の塾長さん、塾関係者さんなどが色々反応してブログにも書いておられるし、どうしようかなぁと思っていたけれど、やっぱりここ数日モヤモヤしているので書いてみることにした。

教育再生委員会だかなんだかで座長でノーベル賞学者でおられるとかいうお偉い野依氏が発言された「塾禁止」というご意見。

忙しくって委員会の報告書を全部は読んでいないので、勘違いしているところもあるかもしれないけど、「放課後子どもプラン」とかなんとかいうのを実施するためにも「塾を禁止」にしなきゃいけないっていうようなご意見だったように思う。

で、それを読んだときに気になったことがいっぱいあるのだけれど、まず第1にこの方がおっっしゃっている「塾」ってのは何をさすんだろう?
放課後に子どもを学校に集めて何かするっていうことで「禁止」するのであれば、スイミングもピアノもバレエも絵画もサッカーもダンスもバトンも何もかも、習い事全てを「禁止」しなきゃいけないことになるような気がする。

そして、この方がおっしゃっている「普通」以上とか以下とかの「普通」っていうのは何を指しているんだろう?
通知簿が絶対評価になってしまった今、何を基準に「普通」かどうかを判断するのだろう。
小学校のテストなんて、内容をきちんと理解していなくても殆どの子がある程度の点数を取れてしまうのに、それでどうやって「普通」かどうかをはかるんだろう?

それに、「普通」以下の子は塾に行けって言っているのなら、もし仮にどうにかして(不可能だと思うけど)「普通」の基準が設けられたとして、「普通」以下の子が塾に通って、「普通」になったらやめなきゃダメとかってことなのだろうか?

それに、そもそも今学校で教えているぐらいの内容なら殆どの子が理解できて当たり前のはずなのに、その内容ですらきちんと理解させてもらえず、その結果「普通」じゃなくなった子達は、お金を払って塾に行けということを言っているような風にも取れなくはないのだが、そのあたりはどうなんだろう?

それに、「塾」というのは定義がよくわからない。
私は自分の教室を「塾」という名前にするのがどうしても抵抗があって、おまけに受験指導は基本的にしていないし、「よい点数を取るための指導」というものにもあまり興味がない。(賢い子になって、結果的によい点数も取ってくれることは目指しているが。)
それに、勉強もしているが、お偉いさんから見るとおよそ「勉強」とは思えないようなことも沢山している。仮に「うちは塾じゃない」って言えば、それでいいんだろうか?

そして、例えば家庭教師は明らかに「塾」ではないのだけれど、それは禁止しなくって構わないってことなんだろうか?

他の先生方も書いておられたけれど、なぜ先に「禁止」という発想が出てくるのかが全くわからない。
そもそも、必要を感じなければ、いくら沢山塾が存在したって、みんな通わないだろうし、自然淘汰されていくだろう。どう考えても、何をどう考えても・・・理解不能の発言でしかない。

そもそも私は塾にも予備校にも通ったことがない。必要ない子は通わなくていいと思っているし、詰め込みや大量反復などの学習には異を唱えている。
「いい学校」に入るための勉強には私自身、殆ど興味がない。

けれど、学校で理解させてくれるはずのことを理解させてもらえない多くの子ども達はどうすればいいのだろう?
私たちの頃と比べて大幅に削られた授業時間、学習内容で、今の子達はどうやって私たちの頃、もしくは理解不能の発言をされたお偉い方の子ども時代のような学力を維持すればいいのだろう?

飛ばし読みした報告書を見ながら、こんな無意味な話し合いにまたも多額の税金が使われているのかと思ったら、それだけでとても悲しい気分になってしまった。

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2006年12月25日 (月)

ちょっと不思議だったこと。

最近のレッスンで偶然、続けて3人の子が同じ問題で同じ反応をした。
これまでにそんな反応をした子をあまり覚えていないのだけれど、続けて3人だったので、もしかしたら子どもにとって難しい問題なのだろうか?と改めてちょっと気になった。

それはこんな問題。

「なんとか(忘れた・・・)くんは本を5さつもっています。お兄さんはなんとかくんより13さつおおく本をもっています。お兄さんはなんさつの本をもっているでしょう。」

当然「5+13=18」でおしまいの問題だ。

この問題を入会して3ヶ月目の1年生2人と、年長さんひとりが「13-5=8」と答えた。
因みに、他にも色々な文章題があり、低学年には結構難しいものなどもあったのだが、それらは殆ど問題なく解いていた子達だ。

1年生2人には問題を読み直して、実際に本を5冊と13冊持ってきて、それを見せながら考えてもらったのだが、それでもなかなかすんなりと答えに辿り着かなかった。
その翌々日、年長さんが同じ問題で同じ反応をしたので、やっぱり本を持ってきて見せたのだが、どうもすんなりいかない。

一体なんでだろうと思いながら、式を考えなくていいから、お兄さんが何冊持っているかをまず考えてみてと促したのだが、じ~~っと考えた後「13冊」と答えたのだ。
他の問題ができるのに、なんでだろう?とも思ったし、これまで他の子達がここでそんなに苦戦したことはなかったので、なぜ立て続けにこの子達がここでつまずくんだろうとも思った。

けれど、年長さんにはちょっと思いついたので、5冊の本を目の前に置きながら、尋ね直してみた。

「お兄さんはなんとかちゃんより1冊多く持ってるんだったら、お兄さんは何冊?」

すると

「6冊!」

即答だ。

「じゃあ、お兄さんが3冊多いんだったら?」

「8冊!」

やはり即答だ。
そう答えてもらった上で、今どうやって考えたか尋ねると

「ああ、5+13?」

そう言って答えに辿り着いた。
念のため、それで合っていることを実際の本を使って確かめてから、その問題はおしまいにした。

あくまでも想像なのだが、多分この子達にとって「13」という数がまだ実感を伴ってイメージできる数になっていないということなんじゃないかと思った。
そして、この子達がその問題につまずいてくれたから、また私も新たな発見をさせてもらえた。

やっぱりまだまだ修行だな。
しっかり頑張って、もっともっといいレッスンができるようになりたい。

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2006年12月24日 (日)

現実逃避だろうか…。

年末までに仕事でも家のことでもやらなくてはいけないことは山積。なのに今日は1日ダラダラしてしまった。
街に出るとブルーな気分を助長してしまう危険があったので(苦笑)、今日は完全に家にこもり、晩になってようやく実家にだけ顔を出した。

年末までにしなくちゃいけない絶対のことは教室と家の大掃除と新年を迎える準備。あとは28日までしっかりあるレッスンの準備。
ま、書いてしまえばそれだけなのかもしれないが、新年度の計画をしっかり考えていかないと間に合わなくなってしまう。
全部わかっているくせに、なぜにこんなにも腰が上がらないのだろう…。

正直なところ、最近ちょっと自分のキャパの限界に近づいている感じがしていて、本当に来年度のことをちゃんと考えなくてはと思っているのだけれど、日々のバタバタに紛れてそのままになっているのだ。
まあ、お尻に火がつかないとやらない人間ではあるので、多分自分の中で、まだ何とかなると思っているってことなんだろうとも思うけれど。

明日から28日まで今年はあと4日レッスンをしたらおしまい。
この1年は本当の本当に飛ぶように過ぎていった気がする。来年は一体どんな年になるんだろうなぁ。

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2006年12月23日 (土)

未確定ですが。。。

年内のレッスンは28日までで、年明けはどうやら5日からになりそうなのですが、現状、5日はお休みされる方もおられるので、まだ時間の余裕があります。
体験や単発でのレッスンなどをご希望の方がおられましたらお気軽にお尋ねください。

それと、まだ7日か8日か完全には確定していないのですが、恐らく8日の月曜、成人の日はレッスンをお受けする予定ですので、こちらももしレッスンご希望の方がおられましたらお申し越しください。

保護者向けレッスンを定期的にと考えてはいるのですが、年末年始は皆様も私の方もバタバタしているかと思いますので、落ち着いて考えさせて頂こうと思います。

前回は初めての方とざっとはご存知の方がちょうど平日と日曜に分かれてくださったのですが、今後は初めての方向け、教材をご家庭で進めていってくださっている方向けなど、ちょっと色々考えなくてはなりませんので、改めてご案内させて頂きます。
宜しくお願い致します。

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友人の素敵な思考(極めてど~でもいい話)

昨日は結局あの後更新もできず、そのままになってしまいました。
覗きにきてくださった方がいらしたら、どうぞお許しください。

昨日は多分2年以上ぶりに超美人の友人家族と会っていました。
彼女とは高校大学が一緒で、大学では一緒に例のマイナースポーツのマネージャーをしていました。

誰が見ても文句なしの美人で結構モテたのですが、彼女はなかなか心動かず。それがもう、世の中に本当にそんなことってあるのね・・・っていうような運命的な出会いで電撃的に恋に落ち、その後結婚。出会って8年、結婚6年になる今もとっても幸せそうなのですが、その彼女と話をしていると、いつもとても幸せな気持ちになれるのです。

実は、この季節は「独り身」であることをしみじみ淋しく思ってしまいがちで、(何しろ街はいたるところでカップルやファミリー仕様になりますし。。。)例年「なんで私はいつまで経っても・・・」みたいなことを強く思ってしまうのがこの時期な訳です。(って、こんなこと書いてていいんだろうか?)

皆様のお蔭で、仕事では本当に本当に恵まれていると思っていますし、親も元気でいてくれて、間違いなく幸せなのだとは思うのですが、ずっとこのままなのかなぁとか思うと、やはりブルーになったりもするわけです。(苦笑)

で、昨日彼女と話していたとき、最近ちょっとブルーな私に単刀直入に

「で、とうちゃん、出会いはないの?」

と目をキラキラさせながら尋ねるではありませんか。(泣)
そんな直球な・・・とくらくらしつつ「痛い質問を・・・」と答えかけた私に

「いいねぇ~~、これからまだ運命的な出会いをするってことだね!すごいねぇ。いいなぁ~。」

と、ここが彼女のすごいところで、慰めようとか元気付けようとかそういうことではなく、素直に彼女はそう思うようなのです。
普通、女でそろそろ次の大台が見えてきたよって場合、絶対そんな前向きな発想は持てませんよね?そんなことありません??

その後も彼女はしきりに「そうか~、どんな人と出会うんだろうね~。楽しみだね~。」と「出会う」ということを前提に目をキラキラさせて話をしてくれて、束の間でも最近のブルーな気分を解消してもらえました。

幸せなことに子どもには結構モテるんですけどねぇ、ホント・・・。
あ、ダメだ、また思考が・・・。(苦笑)

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2006年12月22日 (金)

すみません。

メール頂いていてお返事差し上げていない皆様、今しばらくお待ちください。読ませては頂いております。(届いていればですが・・・。)

今日明日には何とか・・・。
ただ、今日はこの後しばらく海外に行ってしまう友人夫妻との約束があり、更新その他は遅くなるかと思います。

私は明日もレッスンです。
皆様よい週末を。そして、メリークリスマス♪(私は・・・・・・)

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2006年12月21日 (木)

嬉しい悲鳴?

まさかこんなことで頭を悩ませる日が来るとは夢にも思っておらず、本当に本当に有難いことなのですが、ちょっといよいよどうにもこうにもならなくなってきました。。。

教室立ち上げのときからよくしてくださった広告屋さんに頼まれて、本当は出すつもりのなかった広告をこの12月初めに出しました。
ですが、現状はもうお受けできる枠がほぼなくなっているので、来年度の予約開始のお知らせをしたのです。

しかし、幼児さんや1年生さんであれば、来年度まで待ってねとも言えるのですが、微妙な学年であればやはり早くどうにか・・・と思ってしまい、おまけに広告とは関係なく、友人の紹介での体験などもあり・・・。

気付けばもう本当にいよいよ今年度はにっちもさっちもいかなくなってまいりました。
もちろん、ひと枠の人数をどの枠も3人か4人にしたら、その瞬間に受け入れられる枠がどっと増えるのですが、学年や進度によって、どうしても2人までにしておきたい枠なども結構あるわけです・・・。

ああ・・・分身の術が使いたい・・・。

このブログを読んでくださっている方で、子どもが大好きで責任感が強くって、週に何度か何時間かだけお手伝いしてくださる方なんておられないですよね・・・。(って、こんなところに書いてどうする・・・。)

実は私、独立前に結構強烈な人間模様(?)を経験をして、そのせいで当分ひとりでやるって決めたのです。
大事な大事なお子さんをお預かりするのですから、同じ思いの方じゃないと一緒にお仕事はできないとも思っています。けれど、人って実際に一緒にお仕事してみないとわからないことも沢山ありますよね。。。

というわけで、ずっと二の足を踏んでここまでひとりでやってきましたし、教室も狭いのでひとりでやるのがちょうどよねとも思ってきました。けど、今正直なところ、かなり葛藤しております。

ま、そのお話は半分以上は本気なものの、一旦置いておいて、とりあえず、本当の本当に今年度の受け入れは木曜の13時20分からと14時半から以外お受けできそうにありません。

来年度は多分6年生のコマなどが4、5コマは空く予定なのですが、既に仮予約頂いている幼児さんが数名おられます。
もしももしも他にもご検討くださっている方がおられましたら、「もしかしたら入りたいかも・・・」ぐらいの段階でも結構ですので、早目にお知らせ頂けるとありがたいです。

因みに、まだぼんやりと考えている段階で、正式に決定しましたら順次お知らせしていくつもりですが、来年度は新たな中学生の募集は当面休止する予定です。
その分、保護者向けのレッスンなどを充実させられたらと思っています。

なんかお知らせばかりで内容のない文章になって申し訳ありません。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

あ、昨日の亀田兄の試合はニュースでチラッとだけ見ましたが、兄、なんだか大人になりましたね。言葉遣いがなってないとかいう方も結構おられるようですが、彼なりに気持ちのこもった言葉を使って、一所懸命話していましたね。
いい試合だったようで何よりです。

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2006年12月20日 (水)

ちょっと感動した話

私は普段格闘技には全く興味がないのだが、以前にも書いた通り、亀田兄だけはちょっと好きだ。
で、テレビを見ないから知らなかったのだが、今日は亀田の試合がありますよと寺子屋先生がメールで教えてくださったので、レッスンが終わったら教室で結果を見届けようと思っていた。

ただ、今日は18時から2時間、6年生たちのレッスンで、更に今日はこれだけのことが終わらないと帰れないと思ってくるようにと事前に言ってあったので、時間通りに終われない可能性が高かった。

もともとこの子達はとってもいい子なものの、ちょっとおしゃべりが過ぎるときがあり、それに釘を刺すべく、今日は最初に言っておいた。

「今日は亀田兄の試合があるから、時間があんまりにも延長になったら、私の機嫌が悪くなるかもしれないから、そのつもりでやってね。」と。(笑)

まあ、半分は冗談だったし、放送は19時55分からで、すぐに始まるはずもないから、終わって見送ってから見られるだろうと思っていたし、彼らも結構集中して頑張っていた。

しかし、さすがに2時間ずっと集中し続けるのは難しい上に、ひとりの子はちょっとプリントの直しなどが多くてだんだん延長が確定的になってきた。

それも10分、15分ならともかく、最低でも30分以上はかかりそうだ。
内心、どこかで切り上げて帰らせようかとも思ったりした。正直なところ、その子も2時間頑張って、かなりヘロヘロになっていたし、このまま延長しても効率が上がるとは思い難い。
もういいからまた次回って言葉が喉元まで出かけたのだが、もし今日帰らせてしまったら、きっと彼は「先生は終わらなきゃ絶対帰らせないって言ってても、ある程度残ったら帰らせてくれるんだ」と思ってしまうだろう。私の「絶対」は「絶対」でなくなってしまうに違いない。

亀田の試合は見たかったけれど、結果は後でもわかるだろうし、何が何でも絶対見なくちゃいけないようなものでもない。試合のことはもういいやと、ただ純粋に、今日このまま帰らせてはいけない。けど、本当に全て終わるまで居残りさせると、小学生だし明日も学校だし、ちょっと問題だろうと、かれこれ延長が1時間になろうかという頃にやっとひと区切りついて、残る最後の直しにかかるときようやく、「これを全部今からやったらすごい時間になるから、ここはもう一度家でちゃんと考えてきて。けど、約束やからここまでは絶対終わらせよう。そしたら今日はおしまいにするから。」と何ページかあるうちの一部を直して終わることにした。

しかし、彼の偉いところは、もう既に3時間経ち、ヘロヘロになっているはずなのに、たったひと言も文句も言わず、素直に「うん」と頷いたことだ。
そして、何とかどうにかこうにか頑張って、ある程度すっきりしてレッスンを終えた。試合のことはもう半分忘れかけていたのだけれど、その彼が帰り際言ったのだ。

「試合見られなくってすいません。」

もちろん、私は理不尽な居残りをさせたわけではない。
この前から彼は宿題がいい加減だったり、パズル問題で超苦戦してレッスン時間の大半が過ぎてしまったりして、色んな直しが溜まってしまっていたので、事前に今日絶対終わらせることのリストを渡して、少しでも家で終わらせてくるように言っておいた。

だけど、彼はまだ小学生だし、3時間の間大半の時間をちゃんと集中して取り組んでいた。さぞへとへとだったことだろう。おまけに終わったときには21時を回っていたのだ。

なのに、帰りに「ありがとうございました」といういつもの挨拶の後、自然とその言葉を口にした彼に本当に感動して、ちょっと泣きそうになってしまった。

この子達とは春にはお別れになるだろう。
本当にいい子達だから、ちょっと淋しい。

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2006年12月19日 (火)

超マイナーな話題

このところ何度も何度も書いている気がするけれど、ほんとのところ一体いつから自宅でテレビをつけていないかわからない。
もちろん教室でもつけていないし、パソコンでテレビが見られるわけでもない。パソコン画面はレッスンの時間以外かなり長時間眺めているけれど、何しろテレビは日曜の晩に実家で見る以外はいつ見て以来かわからない。

というわけで、私の情報源はチラッとだけ見る新聞と、後はもっぱらネットのニュース。
で、忙しいはずなのについ先日、目に留まったニュースがあって、なんだか懐かしいような、全然知らない方たちだけど頑張ってほしいような、そんな気持ちになった。

そのニュースがこれ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/pre/column/200612/at00011620.html

私は大学に入るまでこのスポーツを全く知らなかった。
そもそも、小学生のとき自らサッカーをしていた私は、それ以来ずっとサッカー好きで、大学ではサッカー部のマネージャーになるつもりで見学に行ったのだけれど、練習時間を間違っていたらしく、そこにはサッカー部の姿はなく、かわりにグラウンドの遠くで、見たこともない不思議なスポーツをやっていたのだ。

見つからないように遠くから見ていたのに、なぜか見つけられて、「もっと近くで見てください!」とゴール裏に連れて行かれ、なぜかなぜか練習が終わるときには「宜しくお願いします」と挨拶をしていたのがこのスポーツとの出会い。(あ、プレイヤーじゃなくマネージャーとして。なんせ女子部はなかったし。)

しかし、その頃西日本の大学の体育会で男子部があるのが全部で20校、女子部に至っては10校にも満たなかったのではないかと思う。
その頃西日本では男子も女子も天理大がダントツぶっちぎりの優勝常連校で、私の記憶が間違っていなければ、このニュースに名前が出ている恩田監督というのはその頃の天理の監督だったのではなかろうか。

女子の日本代表チームのメンバーの大半はきっと天理大出身の方なんだろうなぁと思うが、今は大学の女子部は一体何チームあるんだろう。
大学時代、部員がよくこぼしていたが、部活を尋ねられて答えると、「じゃあスケートうまいんですね!」なんてよく言われたものだそうだ。それほどにマイナーなのだと思う。

そんな、日本では恐ろしくマイナーなスポーツだけれどオリンピック競技になっているんだなぁってことにも少し驚いたし、もうゲーム自体いつから見たことがないかわからないけれど、是非頑張ってほしいものだなぁと思う。
オリンピックのときにテレビで放映されるなら見たい気もするけど、さて、放映してくれるだろうか。

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すいません!帰って書けたら書きます!

今日もあっという間のこの時間。

13時から21時前まで休憩なしでずっと子ども達がいました。
いや、途中10分ほどだけ途切れた時間がありました、そういえば。

けど、あっという間にもうこの時間。
買い物して帰らないとピンチなので、とりあえず帰ります!
多分帰って書けると思いますが、宜しくお願い致します。

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2006年12月18日 (月)

非常に危険・・・(苦笑)

先日の情○大陸を見て、パズル好きの私があの問題を解いてみたいと思わないはずはなく、もともと初級と中級のうち3冊は買っていたものの、そのあたりはわざわざ解かなくても大体解けるし~みたいな感じでざっと見ただけでとどめていた。

で、今日注文していた上級が足し算・掛け算それぞれに届いたのだが、とりあえず「最強」ということだし、まずは大人しく足し算からよねと早速コピーしてみた。

足し算の上級最初は3級で、それを1枚やってみたけど、まあそう悩むことなくできたし、しなきゃいけないこともいっぱいあるので、いきなり1級に挑戦することにしたのはよかったのだけれど・・・さすが上級。ハードだわ。

しなきゃいけないことはいっぱいあるのに、やりだすと止まらず、そもそも今日は通常のレッスンはお休みで体験の方と振替のレッスンがあっただけなのに、まだ掃除も明日の準備もせぬままパズルと格闘中。1問は解けたけど、もう1問解きたい、いや、もっと・・・となかなかやめられず・・・。

まだ購入されてない皆さん、お子さんにさせるのであれば、計算が得意なお子さんでも最初は中級ぐらいからウオーミングアップされた方がいいかと思います。いきなり上級だと、下手するとパズル嫌いになるかも。(苦笑)
ま、私的にはこの価格で存分に楽しませて頂けそうで有難い話ですが。(いや、今の状況を考えるとありがたくないのか?(苦笑))

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2006年12月17日 (日)

目の輝きを見ながら思うこと

うちの子達はみんなホントに可愛くて、よく頑張って、おりこうだけど、土曜に来てくれている割と新人くんの1年生を見ていて思う。
もともと彼は学校の算数が苦手で、それを心配されておうちの方が連れてきてくださったのだけれど、彼と出会ってからただの一度も、私は彼が「算数が苦手な子」だと感じたことがない。
それどころかむしろ、かなり素晴らしい力を持っているように感じるし、現に今で2ヶ月ほどなのだが、目覚しい伸びを見せてくれている。

毎週教室に駆け込むように来てくれて、まだ時間になっていないときなど、「どうする?まだ時間になってないけど、時間までなんかしとく?もうやる?」そう尋ねると、決まって、すごくしっかりした力のある目で私の方を見て「やる!」と大きな声で答えてくれる。
「やる気満々やなぁ~。」というと、「やる気全開!」とかなんとか、可愛い答えが返ってくる。

学校で20までの繰り上がり繰り下がりをやり始めたあたりでこちらに来てくれたのだと思うが、確かに最初は少し計算に時間がかかることもあったし、ほんの少し自信なげなところも垣間見えた。
けれど、週を経るごとに、彼の目はどんどん輝きを増し、今回のレッスンではもう20を越えて100までの繰り上がりのある足し算と「2桁-1桁」の繰り下がりのある引き算までできるようになってしまった。
当然ながら、毎回その子のペースに合わせているし、まだ1年生なのだから、無理に先に進む必要もない。様子を見ながら、もし難しそうにしているようならそこでゆっくり時間をかけようと思っているのだが、どうもこれまでのところ、その必要を感じることなくきてくれた。
この伸びは、正直なところうちの子達の中でも明らかに理解の速い方のグループに入っている。

そしてまた思う。
もし彼がここに来てくれていなかったらどうなっていたんだろうと。
そして、こんなにも能力のある彼がどうして学校の授業ではできなくなってしまうんだろうと。

彼に限らず、そういう子は少なくない。
うちに来てくれることになった小さい子の中には学校の算数でつまずいてという子が案外沢山いるのだ。
そして、中でも、ちょっと元気が有り余っていて、おうちの方が「算数の教室になんて通うのいやって言うんじゃないかしら・・・」って心配しておられるような子が来てくれた場合、かなりの高確率で伸びる。(というか、低学年でそういうタイプの子で伸びなかった子は今のところいないと思う。)

ほんのちょっとのことなのに。
1年生なら、学校で半年以上かけてやってきたことを多分ひと月か遅くてもふた月のレッスンでクリアできるし、それ以上のところまで進むことがほぼ確実にできるのに、人数が多いとそんなにも指導というのは難しくなるもんなんだろうか・・・。

もちろんそんなことはできないのだけれど、1年生で算数につまずいているという子を集めてひと月レッスンをしてみたい。
学校みたいに30人とか40人とかいる状況で今の学習法を実践したら、どんな結果が出るのか試してみたい。
当然、それだけ人数が多くなれば教室でやるようには伸びないかもしれないけど、6ヶ月間、週に3回授業があるとしたら、45分授業だとしても45分×3回×4週×6ヶ月÷60分=54時間。うちのレッスンは週1回1時間だから、年間48時間。2ヶ月だとたった8時間。
8時間で半年分以上やれるなら、やり方によっては十分効果も出せるような気もしなくはない。

まあ、そんなことは無理なんだけど、彼の目の輝きを見ながら、なんとなくぼんやりそんなことを思った。

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2006年12月16日 (土)

12月も折り返し。

なんか身のない文章ばっかりで、覗きにいらしてくださっている方には申し訳ない限りです。

今週もバタバタと過ぎ去っていきました。
お蔭様で風邪はほぼ治ったようですが、仕事は全然追いついておらず、なのに12月も折り返してしまったようで、ちょっとホントに焦りますね。

実は今週、月曜以外あまりまともに晩ご飯を食べていないので、今日ぐらいは早目に帰ろうと思っていたのですが、もう21時半をまわってしまっていますね。
買い物しないと今日もろくな晩ご飯が食べられないので、ちょっと焦ってお掃除して帰ろうと思います。

今日もみんなホントによく頑張りました。
書きたいこともあるにはあるのですが、時間が・・・。
明日はレッスンはお休みなので、時間が取れたら少しはまともなことを書きたいと思います。(けど、書けるかどうかは不明・・・。)

皆様よい休日をお過ごしくださいね。
メール頂いているのにお返事できていない方、今しばらくご猶予を。。。どうぞお許しください。

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2006年12月15日 (金)

すいません!今日も書けそうにありません・・・。

今日は金曜日。
久しぶりによいお天気で気持ちはスッキリだったのですが、13時20分から20時半までノンストップのフルレッスン。

その後、片付けもまだしていないのですが、久々にちょっとパズル問題を作っていて、気づけばもう22時を過ぎてしまいました!!
明日は10時半にはレッスン開始ですので、さっさと掃除して、明日の準備して帰らなくてはピンチです。(苦笑)

というわけで今日もまともに書けなくってスミマセン。

そうそう。全く本当にどうでもいい話なのですが、実は先日手袋を片方なくしました。駅に行く途中で落とした可能性が高かったのですが、帰りは暗かったので見つけられず、翌日の朝も気にはしていたのですが見つからず。
諦めていたのですが、その翌日、家を出て50メートルほどのあたりの壁にそっと掛けられているのを発見しました。

どなたかが拾って掛けてくださったのだと思うのですが、その日は朝から結構な雨。ファーつきの手袋だったため、洗濯できるかどうか悩んでいました。

けど・・・冷静に考えて、そもそもファーって動物だったのよね?と。
で、一旦はもうなくしたと思って諦めていたんだし、これはちょっとチャレンジ!と、無謀にもウール洗いの洗剤で手洗いし、ファーの部分をドライヤーで乾かしたところ・・・・・・完全復活!
というか・・・心なしか、もう片方のファーよりふんわりしている気がするんですけど。。。(苦笑)

って、ホントにファーって洗濯禁止なんですかね?
だったら動物は水に入っちゃダメってことなのでは?違う??

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2006年12月14日 (木)

ずっと雨ですね・・・

今日はなぜだか全く書くことを思いつきません。
もともと木曜は1週間のうちで一番レッスンが少ない日なのですが、雨のせいか、週末が近づいているせいか、なんだかちょっぴりお疲れモードです。

子ども達にも風邪やらノロウイルスやらが流行っていて、かわるがわる誰かがお休みだったりもして、私もダウンしないように気をつけなくちゃって思っています。(けど、実は自分は大丈夫って思っていたりもするんですけど。(笑))

お蔭様で風邪はようやく治ったようで、声は元通り、鼻も殆ど元通りですので、無理矢理「風邪」だったことにしておこうと思います。

そうそう。書くことがないって言いながらこれを書くと、気持ちがこもってないみたいですね。そうじゃなくて今思い出しました。
最近、すごくありがたいなぁ、嬉しいなぁと思うことがあります。
それはブログを見にきてくださる皆さまのこと。

気づけばこのブログも書き始めてから満1年を過ぎたようですが、初めは教室のお母さんたちに読んで頂けたらという思いからのスタートで、読んでくださる方も本当に数人の方だったのだと思います。
それが今では1日に100人前後の方が訪れてくださるようになり、アクセス数では200に迫ろうかという感じで、本当にありがたいなぁと思うのです。

そして、何より本当の本当にありがたいなぁと思うのが、アクセスしてくださる方の殆どがブックマークなりをしてくださっているか、教室のサイトのトップからいらしてくださっているのですね。
それって本当に本当にすごいことだなぁと思うのです。

このブログをブックマークして見にきてくださる方がそんなにいらっしゃるんだと思うと、ありがたくて、本当に感激してしまうのです。
(身の引き締まる思いですと書こうと思ったのですが、それにしては相変らずおバカなこともしょっちゅう書いていますので、やめました。(苦笑))

これからもずっと続けていこうと思っていますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
皆さん、本当にありがとうございます。

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2006年12月13日 (水)

ぼんやり思うこと

先日、新聞に気になる記事が載っていた。
りんご先生のここでも取り上げられているし、他にも何人もの先生がこの記事に関して意見をブログで書かれているのを目にした。

新聞で読んだ限り、とりあえず最初は集団指導の塾講師が対象らしいので、ま、私には関係ないやと思いながらも、どうもすっきりしない気分にはなった。

私の尊敬するウロコ先生なども書いておられたけれど、一体どんな基準でどんな判定が下されるというのだろう。
そんなことをぼんやり思いながら、ふと頭に浮かんだことがある。

集団指導の講師が対象なのであれば、もしあの宮本先生が授業をビデオに録って送ったら、どんな判定が下るのだろう?

ビデオに収められる授業が先日のテレビの映像と殆ど変わらないとしたら、宮本先生は「何も教えていない」わけだし、先生ご自身がそれを貫いておられる。
さて、どんな方たちがどんな基準で判定するのかわからないが、非常に興味がある。(まあ、きっとお受けにならないだろうから、残念ながら「結果」は永遠にわからないままなのだろうけれど。。。)

しかし、まあ、普通に考えれば、宮本先生の授業は「指導ではない」と判断されるんじゃないかと思う。
ということは1級も2級ももらえないということだろう。

だとしたら、そんな級に何の意味があるんだろう?

説明がうまくて、子ども達が集中している授業なんかがきっと高評価されるんだろうけど、では、最終的に宮本先生と1級をもらった先生のどちらが子どもを伸ばしたか、誰がどう判断するんだろう。

授業の「うまさ」でははかれないものがあまりにも多いように思うのだが、どんな基準でどんな判定をするのか、どこかで公開されているんだろうか?気になる。。。

因みに、もし個別指導の講師も対象にしますよってときがきて、私のレッスンをビデオに録ったら、多分私も20級とか(ってあるのかどうか知らないけど(笑))になるかもなぁ。
だって、教えないし、質問してきてもそうやすやすとは答えないし、考えたくないなら無理に来なくっていいよとか、平気で言っちゃうし。(苦笑)

どうもまた、必要のないことに労力とお金が使われるような気がするのは多分私だけじゃないはず。。。

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2006年12月12日 (火)

消しゴム

今日はちょっとまだまだしなきゃいけないことがあり、けど、買い物して帰らないと家のトイレの電球が切れてしまって・・・なんだか非常に情けない感じ。(苦笑)

というわけでちょっと簡単な更新ですがお許しを。(って言いながら長くなりました・・・(苦笑))

最近、かなりお気に入りの消しゴムがある。
といっても、非常に重宝させて頂いている某有名100均で2つ105円というお手頃なものなのだけど。

教室では消しゴムを忘れてくる子もいるし、小さい子はまだ消す力があまり強くなかったり、上手に消せなかったりすることもあるので、私にとっても消しゴムは必需品。

けど、忘れた子に貸すと、そのまま忘れて持って帰ってしまったりして、私もバタバタしていると誰が持って帰ったかわからず、そのまま忘れてしまったりもするので、もっぱら100均の消しゴムを買うのだが、最近の大ヒットは「小学生学習字消し」と書かれた2個組みのもの。

味も素っ気もない白い消しゴムなのだが、試しに買ってみたところ、とても柔らかく、適度に粘りがあり、とにかくとっても消しやすい!
消しやすいといえば「M○NO」だったり、なんだっけな?周りがブルーの昔ながらのやっぱりこれも白い消しゴムなんかが代表格なんじゃないかと思うし、もしかしたら高いものなら他にももっと消えやすいものがあるのかもしれないけれど、少なくとも私の感覚では「MO○O」なんかよりもっとよく消えるんじゃないかって感じ。この値段でこの消えやすさには驚いた。

で、もともと私は消しゴムのカスが散らばるのが嫌いで、集めて固める癖があるのだけど、何気なく力を込めたら、これがまたあっという間に子どもの言う「練り消し」になる。その簡単さもなかなか感動的なのだ。

とにかく最近の大ヒットで、あまりにも消えやすいので、なかなかきれいに消してくれない子に「これ、めっちゃ消しやすいから使ってみ。」なんて言って貸すと、まあ、例外なく「うわ、ホンマや!」と。

おまけにそれがすぐ練り消しになることを知ると、消さなくてもいいところまで消してカスを作ろうとするのはちょっと困ったものだが、カス欲しさ(?)にいつもとは比べ物にならないぐらいきれいに消してくれるし、カスもしっかり集めてくれるなんていう、想定外のメリットも現れた。

うちの教室の子全員に配ろうかとも思ったけれど、練り消し作りに燃えてしまう子も出そうだったので、とりあえずは私が持っているものを必要に応じて貸す範囲にとどめている。でも、本当にこれはオススメだ。

ただ、某100均も、どの店舗にもあるわけではないようで、おまけに売り切れたらおしまいなのかもしれない。というわけで、思わずちょっとまとめ買いまでしてしまった。(笑)

でも、改めて思ったのだが、子どもの消し方が汚いとお嘆きの方がおられたら、まずはその子の消しゴムが本当に消しやすいものなのか確かめてみて頂きたい。

特に小さい子や女の子などは、可愛いキャラクターがついたものや色々な形のもの、すごい色つきだったり香りつきだったりと、色んな消しゴムを持っていることがあるが、往々にしてそういう消しゴムは消えにくいものがある。

教室の子でひとり、りんごの形の可愛い消しゴムを持っている子がいるのだが、その消しゴムはもらったものらしく、気に入っている様子。しかし・・・その消しゴムときたら、消すと消した辺りが真っ黒になるだけで、全くというほど消えていない。今時珍しいぐらい驚異的に消えにくい消しゴムなのだ。

そんな消しゴムを使っている子にいくら「きれいに消して」と言っても、それは無理な注文だ。
けれど、今回のことで改めて気づいたが、消しやすい消しゴムならみんな結構きれいに消してくれるのだ。

鉛筆や筆箱が可愛いキャラクターでもいいかもしれないが、消しゴムだけはまず「よく消えるかどうか」を重視して選んで頂きたい。
そんなことを改めて思った。

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2006年12月11日 (月)

テレビってすごい。

昨夜、情○大陸を見て、感動してブログを書いた。
けど、実はブログを書こうとして管理画面に入ったとき、日曜なのになんだか妙にアクセスが多いことに気づき、どうしたんだろう?と確かめると、検索ワードに宮本先生のお名前やパズル、情○大陸などの言葉が並び、23時から翌0時の2時間だけでも普段の1日のアクセス件数と同じぐらいのアクセスがあった。

まあそれだけあの番組が見られていて、更に昨日のあの番組で何か感じるところのあった方が多いということなのだろうけど、その検索ワードで来てくださった方々は、ここには用はないということで、きっと嵐のように過ぎ去って行かれたのだろう。

そして、今日、仕事がらみの本をネットで注文しようとネット書店に行ってみたところ、いきなりあるジャンルのランキングの1、2、4位に先生の、昨日番組で取り上げられていたパズルが並んでいた。

個人的には100マスなんかが流行るよりは遥かに子どもにとっても楽しめて、有益だと思うので、それはそれで構わないのだが、これもまた一過性のものとして消えていくのだろうか。

宮本先生ご自身は、きっとこれまでもこれからも同じ信念、同じスタイルで、(もちろん更なる進化はされるのだろうけれど)子ども達と向き合っていかれることだろう。
流行ろうが、廃ろうが、きっと変わらず先生のままであり続けられるのだろうという気がする。そこがまたいいのだけれど。

今日のブログにまえだ先生が書いておられたことを読んで、正にそうだなぁと思った。
そして、りんご先生も書いておられた。やっぱりそうだよなぁと思った。

マスコミの力はすごい。
色んなものが急激に流行り、廃れていく。
流行るときにも、時には本来の姿、本来の目的、本来の理念、そんなものとは切り離された一部分だけがひとり歩きし出したり、曲解されて広まったりすることも少なくない。

宮本先生のパズルは確かに素晴らしいと思うけれど、あのパズルをやろうって方には最低でも「強育論」などの先生の著書を読んでみて頂きたいなと思うし、そうじゃなきゃ、せめて、せっかく「パズル」なんだから、子どもに強制は絶対してほしくないなとも思う。

しかし・・・実は・・・昨日の番組で大いに感動しながらも、ひとつだけすごくすごく気になったことがあるのだが・・・・・・・・・。
あの子たちみんな、よくあの板書の字が全部解読できるなぁって。
質問禁止なんだから、字が読み取れなくても聞けないってことだよね?(苦笑)

スイマセン・・・最後にオトシてしまいました。。。

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涙が出た。

皆さんもご覧になりましたか?
今日の情熱大陸。宮本先生でしたね。
もともと、情熱大陸は好きな番組ですが、あの番組で宮本先生が取り上げられたことがなんだか嬉しい気がします。

大先生は宮本先生と直接のお知り合いのようで「変わったヤツですわ」とかおっしゃっていましたが、そういう大先生もなかなか個性的でおられるので、やっぱり強烈なパワーをお持ちの方はどこか「変わって」見えるものなのでしょう。

あのピリピリした空気。全員が賢そうな顔をしていましたね。
宮本先生の著書や今日の番組でも「無試験先着順」ということが強調され、それなのに驚異的な高確率で難関中に合格するって言っておられ、まあ、それは確かに間違いない事実なのだと思うのですが、個人的にはその部分に関してだけはちょっと「言葉通り」に受けてしまってはダメなところもあるかなぁとは思うんですけどね。

というのも、あの小さな(スイマセン・・・先生。私が言える言葉じゃないんですけど・・・。)教室を探し当て、申し込み当日に先着20人に入るという段階で、相当に教育熱心なご家庭のお子さんなのは間違いないと思うわけです。
ですから、その辺で遊んでいる子達を20人、本当に無作為に連れてきたというのとは、スタート時点でかなり違うんじゃないかと正直思うところはあります。

ですが、その辺で遊んでいる子を無作為に連れてきても、多分相当賢くなるだろうとは思うので、個人的にはそういうチャレンジをしてみて頂きたいなぁと思ったりもするんですけどね。
あ、批判しているとかそんなつもりは微塵もありませんよ。何しろ私、宮本先生のファンですから。ホントに。それは読書の方のブログを見て頂いても、このブログの過去の記事を見て頂いてもわかって頂けると思いますが。

それにしても、私が子どもだったら、あの状況にあっても宮本先生の愛情を感じ取れるのかどうかはわかりませんが、今日はテレビを見ながらまた泣いてしまいました。
やっぱりこの先生は子どものことが大好きなんだよなぁって。

そして、パズル作りで60時間格闘しておられる姿にもしみじみと改めて尊敬。
さすがに私はそれを目指そうとは思いませんし、幼児・低学年のうちは「教えない」という部分だけは共通しているとしても、「楽しくやれる」ということも必須なので、私は今の子ども達を精一杯伸ばせるよう頑張っていかなきゃなと。

けど、ホントのホントに、パズルの答えをたったひとつに決めるのは難しいんですよ。多分それは複雑になればなるほど難しくって、あそこまでのレベルではないものの、実際私も作って自分で解いてみて、ひとつに決まるかどうかということを何度もしてきたので、すこ~しだけあのご苦労がわかる気がしました。

ただ、なんだか意外で、だけどちょっと嬉しかったのが、答えがひと通りに決まるかどうかは宮本先生のようなすごい先生でも、実際に解いて確かめるという方法しかないのだなということでした。
私は機械に強くないので、作った問題は自分で解いてみて、答えが複数出ないかどうかを確かめていましたが、宮本先生ぐらいのプロの方だったら、機械で何かはじき出したり、もっと高度な数学的知識とかで判断できるんだろうなぁって思っていたんです、実は。

今日のテレビを見て、一層頑張ろうって思いました。
そして、「賢くなるパズル」も3冊目までしか買っていませんでしたが、続きも買おうと思ったのでありました。だって、解いてみたいじゃないですか、あの最強レベルのとか。(笑)

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2006年12月10日 (日)

第1-②回保護者対象教材・教具説明会も。。。

皆さまのお蔭で無事終了したのですが、果たして「無事」だったのか・・・。
今日もふと時計を見たときには既に予定時間を15分オーバーしており、しかし、キリも悪く、結局今回も1時間オーバーとなってしまいました・・・。う~ん、全く「プロ」じゃないのがバレバレですね。(苦笑)

今日のご参加は3名だったのですが、皆さん少なくとも一度はお目にかかっている方たちで、教材や教具についても触りはご存知の方達でしたので、もう少し細かいお話をさせて頂きました。

教具類をお見せしながらお話したり、能力開発の問題などでもこういうところに注意をしてほしいというようなことを具体的にお話したりしたのですが、あれも言っておかなきゃ、これも言っておかなきゃという感じで、多分かなり早口で一気にお話してしまったように思います。(早口なのに1時間延長っていうのも恐ろしい話ですが・・・。)

もしよくお分かりにならなかったところなどがございましたら、ご遠慮なく、またお尋ねくださいね、今日の参加者の皆様。

私の進行がうまくないので、時間オーバーしたり、ゆっくりメモして頂いたりできなくって、反省することだらけですが、今日の皆さんにお話をさせて頂きながら、もしかして、今通ってくださっている方にも今日のようなお話はもっと積極的にしていかなくてはいけないのでは・・・と改めて感じました。

例えば、迷路の問題などはゴールから戻ると比較的簡単に答えを見つけることができるので、小学校受験指導をしている塾などでは、テクニックとしてそれを教えるところもおありのようですが、能力を高めたいのであれば、それは絶対させるべきではないということや、積み木を積んで全部でいくつかを考えさせる問題でも、ひとつひとつの積み木を数えて答えを出すのでは能力は高まらないということなど、同じ教材をやるにしてもやり方で能力が高まるか高まらないかの差が出てきてしまうことがあるわけです。

教室では私が子ども達に直接指導などができるものの、おうちでやって頂く宿題に関してはお任せ状態になっている面も多々あり、それを思うと、これまで入会時に大先生のご本を差し上げて読んで頂いているので、それで大まかにわかってくださっているだろうし、家庭用のプリントには解説もついているのだから・・・と思っていましたが、より効果を高めるためには、もっと細かく指導の留意点などをお伝えしなくてはいけないなぁと反省しました。(けど、今でもみんな十分賢いんですけど。(笑))

したいこと、しなきゃいけないことがあり過ぎて、何からしたらいいのかって感じですが、とにかく何か始めるしかありませんよね。
来年に向けて、もっとしっかり考えますね。

また色々ご意見などもお聞かせください。
本日ご参加頂きました皆さま、本当にお疲れ様でした。

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2006年12月 9日 (土)

ど~にかこ~にか。

今週も風邪引きのままでしたが、ど~にかこ~にか無事乗り切ることができました。
まあ、ひとえに子ども達のお蔭という気もするのですが、我ながらホント、具合が悪いときでも子ども達といると元気になるんですよね。ありがたいことです。

それにしても、今日はまたなかなかにハードで、10時半にレッスンが始まったのですが、土曜はお昼休みすら殆どない状態の時間割なので、どうにかお昼前に10分ちょっと休めるように組んでいるはずが、今日は次のレッスンの子が20分早く来て、1分たりとも休憩できず。(苦笑)

そのまま怒涛の連続7レッスン。間で数分休めたものの、今日もなかなかハードでした。
そんなこんなで、昨日今日はメール頂いたお返事もろくにできず、レッスン以外の仕事はほぼ全くせずだったため、メールのお返事や教材の発送など全て遅れております。何卒ご容赦くださいませ。。。
明日も朝から出勤で、午後からもレッスンが入っていますが、明日明後日には何とか。。。

というわけで、届いた複合機も全く線をつないでもらえぬまま、保護用の固定テープも貼りっ放しで台の上に鎮座している状態です。(苦笑)

お歳暮も年賀状も何もかもまだ全く手をつけておらず、非常に気は焦るものの、時間がないものはどうしようもない。最優先はレッスンですから。(笑)

今日も感動的なレッスンがいっぱいありました。
もう見ていて惚れ惚れする子、恐ろしく賢くってくらくらしてしまいそうな子、超天才的な子を幸せな気持ちで見ていました。
けど・・・お迎えのおうちの方に、お世辞抜きで心から「ほんとにすごいですよねぇ。」というと、まあほぼ間違いなく肯定して頂けないのが淋しい限り。(苦笑)

もちろん謙遜されているのもあるのかもしれないのですが、もうホントびっくりするぐらい賢いんですよ?

リットル・デシリットル・ミリリットルが混じった複雑な加減混合の、大人でも引っかかりそうな問題を頭の中だけで考えて解いちゃうんですよ?

2ヶ月前には学校の足し算・引き算で苦労していたという1年生が、目の前で2桁同士の足し算とかをあっという間にクリアしていくんですよ?

初めの頃は絵すらまともに描けず、ちょっと難しい問題だとすぐ弱音を吐いていた子が1時間以上かなり難問のパズルに集中して、試行錯誤しているんですよ?

他にもいっぱい感動することばかり。
けど、「いえ・・・うちではそんなことないんですよ。」とか、「うちの姿からは想像できません。」とか、「全然ですよ。わかってるんだかどうなんだか・・・。」とか・・・。

謙遜でも子どもの前でそんなこと言ったら、せっかくやる気満々で頑張って頑張って、最高の気分になっているのが萎えちゃうよね。

ホントに簡単なことなのに。
ホントに素直な気持ちで、素直な目で、目の前の子どもを見て、感動して褒めているだけでこんなに幸せになれるのにね。

と、今日もそんなことを思ったのでありました。

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2006年12月 8日 (金)

今日はちょっと簡単に・・・。

風邪は徐々に回復傾向なものの、まだ完治せず、明日も朝から晩までびっちりバッチリレッスンなので、今日はちょっと軽めの更新でお許しを。

うちの教室ではレッスンの後、子ども達にひとり2つまで飴を選んでいいことにしてある。
飽きないよう色々な飴を買ってみるのだが、まあ、子ども達に不動の人気はダントツにハ○チューで、それが入っていれば、まずそれからなくなっていく。

次いで、○ルキーや、コーラやソーダ系の飴、意外にも昔ながらのパイ○飴なんかが人気だ。

しかし、最近意外なことが判明した。
ある日ある女の子が「先生、黄金○ないの?」と聞いてきた。
なんてマニアな好みなんだと思いながらも、好きなの?と尋ねると、「おばあちゃんのところにあって、行ったら絶対食べるねん。」とのこと。

一人ひとりのリクエストに応じるわけではないが、たまたま飴を買いに行ったときに黄○糖があったので、ひと袋買ってみた。まあ、彼女ぐらいしか取らないだろうから、当分買わなくていいよねと思って。

しかし!!飴の缶に○金糖を入れたところ、意外にも他の子達までもが「あ!黄○糖や!これ取ろ!」と、何人も黄金○に手を伸ばし、2日ほどで缶の中から全てなくなってしまったのだ。
これにはちょっと驚いた。

そして、個人的に懐かしかったので、ついでにカ○ロ飴も買ってみたのだけれど、その飴を見る子見る子、「先生、これ何?」と。
「カン○飴」と答えにならぬ答えを返すと、「どんな味?」と決まってみんなが尋ねる。
しかし・・・・・・○ンロ飴ってどんな味?うまく説明できる方おられますか?(苦笑)

どうにも適当な説明を思いつかず、「う~ん、難しいなぁ」と答えると、大抵は「食べてみよ」となって、食べると「結構うまい!」とかって反応が返ってくるのだけれど、見る子見る子に聞かれるので、説明できるものならしたい!!(苦笑)

いい説明を思いつかれる方がおられたら、是非教えてください!(笑)

しかし、意外と子どもがパイン飴や黄金糖、カンロ飴なんかを美味しいって言うことがわかって、なんだかちょっとホッとするような嬉しいような、そんな飴情報のお知らせでした。(笑)

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子どももなかなか大変だ。

うちの教室に来てくれている子達は、「他人」の私がみる限り、本当によくできる子が多い。
もうホント、手放しにすごいなぁと思う子がいっぱいいるし、毎回毎回何かしら感動することもあって、私の口からは毎日、毎時間のように「すごいなぁ」、「天才やなぁ」、「ホンマ賢いなぁ」というような言葉が出るのだが、「我が子」となると、どうもそうはいかないようだ。

もちろん、親御さんの性格などによっても差はあるようだが、なぜだろう、今できることよりできないことに目が向いてしまう方がまだ少なからずおられるように感じることがある。もちろん、謙遜なども入っておられるのだろうとも思うのだが、やはり言われる子どもの身になってみると、気にせずにはいられない。

先日、お嬢さんが学校の算数が面白くないと言って心配しておられたお母さんに、「その後どうですか?」とお尋ねしたところ、「算数は好きみたいです。ちょっと自信持ってるみたい。けど、国語が・・・。」というお答え。

また別の日に、もともと息子さんがなかなか勉強に取り組む姿勢が見られず、とても心配しておられたらしいお母さんに「計算、すごくよくできるようになりましたね。速くなりましたよねぇ。」と私は心からの言葉で言ったところ、「ええ、そうなんですけど、引き算はやっぱりまだ苦手みたいです。」というお答え。

またある日には、これまで見てきた子たちの中でも理解の速さ、反応のよさは一番なんじゃないかってぐらいの子で、1年生だけど既に1年目の教材の11ヶ月目「リットル・デシリットル・ミリリットル」に進んでいる子のお母さんが「なんかあやしいんですけど、ホントに理解してるんですかねぇ?」とのお言葉。
けれど、レッスンで見ている限り、絶対彼の理解はすごいし、曖昧な理解の状態だと顔に出るから見ていてすぐわかる。少なくとも、わかってないのに適当に答えを書いてクリアしているわけではないのは間違いないのだ。
まだ1年生の今、レッスンでほんの2時間かさの学習をしただけで、これだけ理解できていることは本当に驚くべき素晴らしさなのに、どうもそちらにはあまり気づいておられないようだ。

もちろん、このお母さん方は皆さん、とても素敵な方で私は大好きだし、子どもたちも本当にいい子であるところを見ても、お母さんがいい子育てをしておられるのは間違いない。
そんなお母さん方でさえ、我が子のこととなると「できないこと」に目が向いてしまうことは珍しくないということなのだろう。

以前にも書いたような気がするが、子どもが生まれたときはきっとどの親もただただ無事に生まれてくれたことを喜び、健康であったことを喜んだはずだ。
初めて笑った日、初めて寝返りを打った日、初めて這い這いをした日、初めて言葉を発した日・・・そんなひとつひとつを全て、きっと満面の笑みで「すごいねぇ」とか「上手上手」とか「えらいねぇ」とか言って見守ってきたのではないだろうか。

もちろん、愛情があるがゆえに、我が子の将来を心配し、できないことがあったら子どもが辛い思いをするんじゃないかしら・・・という思いから出てしまう言葉なのだとはわかるのだが、それでもやはり「できないこと」に目を向けられては、子どもはたまったものじゃない。

子どもなんだから、今はできることよりできないことのほうが多くて当たり前だ。そもそも、私なんてもういい歳をした大人だけど、それでもできないことだらけだ。

だけど、「あなたは早起きができないからダメね」とか「掃除が嫌いだなんて女性として失格ね」とか、できないことばかりあげつらわれて繰り返し繰り返し言われたら、多分私はどんどん「何にもできないダメな人間」になっていくような気がする。

うちの母上は、確かにあれこれ口うるさい人だったし、自分のやり方を曲げたくない人だったから、子供心に煙たく思ったこともあるが、基本的にいつだって褒めてくれたように思う。
「いい子ね」、「えらいね」、「頑張ってるね」、そんな言葉をよくかけてくれた気がするのだ。実はそれは今でも結構そうで、家でダラダラしていることも少なくないのに、「いつも仕事頑張ってるね」とか「あんまり無理しないでね」とか、そんなことしか言わない。
ありがたいなぁとしみじみ思う。

何かができないことは多分本人が一番わかっているはずだ。
もちろん、それをなんとも思っていないこともあるだろうし、そんな場合はちょっとぐらいはっぱをかけてもいいのかもしれないが、大抵の場合はできないことで自信をなくしていたり、イヤだなぁと思っていたりするわけで、そんなときに、大好きなお母さんが「あなたは○○ができないからダメね。もっと頑張りましょうね。」なんて念押しをされたら、ちょっと泣きたくなってしまうかもしれない。

1年生で、たった2時間のレッスンでリットル・デシリットル・ミリリットルの換算が8割方きちんと理解できていることはすごいことだと私は思う。時々間違えるのは、まだ経験が少ないことやそのときの問題への集中の度合いだったりする。
だったら、私はできることを大いに褒めたい。

学校の算数に自信を失いかけていた子が、算数に自信を持てたのなら、国語がちょっとぐらい気になっても、まずは算数のことを子どもと一緒に手放しに喜びたい。

これまで勉強といえば逃げ腰で、やりたがらなかった子がほんの2ヶ月足らずの間に、学校より先の内容にまで進み、目をキラキラさせて問題に取り組んでいる姿を見て、仮に足し算ほど引き算がスムーズにできなかったとしても、「そんなのは誰だってそうだよ~。けど、こんなに短い間にすごく計算が速く、きちんとできるようになったね~~」ってやっぱり心から褒めたい。

うちの小さい子たちの目は本当にキラキラしててまぶしい。
そんな子達に褒め言葉以外の言葉はやっぱり思いつかない。
(もちろん、ルールを守らないとか、そういうことでは怒らなくてはならない場合もあるけれど。)

こんなによくできる子たちでも、こんなに頑張っている子たちでも、手放しに褒めてもらえることはなかなかないんだなぁって思うと、子どももなかなか大変だ。。。そんなことを思うのである。

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2006年12月 7日 (木)

やっと使える・・・。

3日にわたるココログメンテにより、2日間全く管理画面にアクセスすらできませんでしたが、やっと復活です。
これでまたアメブロは放置されることでしょう・・・。

今日はずっと雨なのですが、なぜか予告なく「カラーレーザー複合機」が届けられてしまいました。
おまけに・・・4階までだったかはちゃんと搬入するって書いてあったのに、インターホンが鳴って「大きい荷物なんですけど、誰か手伝ってもらえませんか?」とかなりご高齢の男性・・・。
誰かって、私しかいませんけど・・・。ちゃんと運んでもらえるって話だったんですけど?と一応言ってみたら、やはりやや年配の女性が一緒に来ていて、けど、私が半分持つつもりだったのだけど、多分多分、ほんとに多分ですが、力持ちに見えなかったんでしょうね(違うかな?)ご自分達で持ってくださいました。

けど、玄関先に置いていかれ、箱が巨大なものだから、そのままじゃ子ども達が教室に入れない。箱には45キロとか書いてあるし・・・。

決死の覚悟(?)でまずは玄関から教室に上げ、箱を開梱。本体は35キロぐらいって書いてあった気がしますが、火事場の馬鹿力で持ち上げましたよ、40センチほどの台の上まで・・・。
レッスンはこれからだっていうのに、1日分の体力を使い果たしてしまった感じです。(苦笑)
おまけに、私の場合、今のままじゃ接続ができないことも判明。ケーブルやらを買いに行かねばということで、とりあえずそのまま放置されている複合機くん。
けど、やっぱりなんだか嬉しいものです。これで私もちょっと一人前になったような・・・。(苦笑)

しかし・・・またど~でもいい話ですが、こういう重いものを持ち上げてしまったり、何でも組み立ててしまったりする自分が時々悲しくなったりもします。
こういうことができず、甘え上手だったら、多分私の人生は全く違ったものになっていたことでしょう。(苦笑)
けど・・・それじゃ「私」じゃないのか。。。

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2006年12月 6日 (水)

「おっさん化」中・・・。けど、ちょっとだけまともな話も。

鼻風邪がとうとう喉にきて(けど、風邪じゃなくてアレルギーですよと専門家(?)に言われたので、もしそうだったらやだなぁ・・・)、これで3日間変な声。おまけにどうもその度合いが加速中で、今日お迎えにこられた、とてもフレンドリーなお母さんに

「先生、ドスきいてていいですよ。それでバシバシスパルタでやってください。」

とか言われる始末・・・。

おまけに、今日は何ヶ月かに一度出しているミニコミのようなものに広告が出たため、午前中と午後から2件のお問い合わせを頂いたのですが、初めて聞く声がこれだと、間違いなく「相当の年配の女性」と思うか、もしくは「男」と思うかのどちらかだろうなと・・・。(泣)

まあ、不幸中の幸いで、喉が特に痛いというわけでもなく、咳も相変らず殆ど出ず、熱もなし。仕事しなさいってことみたいです。
ただ・・・これで怒ると、あまりの怖さに本気で子どもが泣いてしまうかもっていう危険があります。。。

でちょっとだけまともな話。今日は掛け算の筆算について。

3年生で教室にきてくれるようになった女の子は見た目が難しそうだと尻込みしてしまって、できそうなものでもなかなか一歩前に出られないタイプ。頭は全然悪くないのだけど、その性格がちょっとハードルになってて、2桁×2桁を暗算でさせるのはちょっとキビシイかもしれないなと、もし難しそうだったら筆算でもいいですよとおうちの方にお伝えしておいた。

教材の最初から一緒にやれた子たちは、2桁×2桁はどうにか暗算で(スラスラでなくて構わないので、考えて答えが出せるようになるという感じのところまで)はやってもらうのだが、既に筆算を覚えてしまっている子や、プリント反復などで計算だけ遥か先までやってしまってから来てくれた子達などはその子たちの状況に応じて、対応を変えたりもする。(筆算で徹底的にやってしまった子はなかなか暗算に切り替わらないし、何が何でも切り替えなくてはまずいというものでもないとも思うので。)

で、結局おうちの方が筆算で指導してくださったようなのだけれど、なんとなく、なぜそういう風に書くのか、そういう風にやるのかを納得できていない感じがするので、何かアドバイスしてもらえたらとの連絡を頂いたので、次のレッスンに来た彼女に聞いてみた。

「ねえ、○○ちゃん、筆算するとき、2段目はひとつずらして書くよね?何でだか知ってる?」

「え~、知らない。」

「じゃあ、何でだと思う?」

「う~ん、ずらさないと答えがおかしくなるから。」 (う~ん、正解のような不正解のような・・・)

「おかしくなるの?」

「あ!わかった!これ(2桁目の数の位置)がずれてるから、それに合わせるから!」 (う~ん、それもそうなんだけど・・・)

と、おうちの方の予想通り、何となくわかっているけど、根本的にはわかっていない状態であることが判明。
そこで尋ねてみた。

まあ、仮に

    27
 × 34
 ――――

こんな式があったとしよう。

2桁×1桁はとりあえず暗算でも答えを出せるようにはなっている彼女に、まず、27×4を尋ねる。すると、「108」と答えが出る。

次にこの掛け算の式の意味をもう一度確認する。求めたい答えは27が34個集まった数だ。それを確認した上で、その次にやることは「27×30」であることを確かめ、それからその答えをどうにか頑張って出してもらう。(27が10回をまず考えてもらえば、もし苦手な子でも大抵、それを3回集めて答えに辿り着ける。)そして「810」という答えが出る。

つまり、「27×34」の答えは「108+810」で「918」とわかる。

それをやった上で筆算の式に戻る。

筆算で書く場合は一般的にはこうだ。

    27
 × 34
 ――――
   108
   81
 ――――
   918

けれど、先ほどの計算で考えると、結局はこういうことなのだ。

    27
 × 34
 ――――
   108
    81
 ――――
   918

ずらして書くのではなく、本来はそこに「0」があるのだ。

上のような手順を経て、ここには0があるんだけど、いつでもここは0だから、書かないことにしたという説明をした。
掛ける数が3桁になったら、3段目は「00」があるということだ。

そう説明をすると、彼女はようやく「あぁ~~っ、そうかぁ~~。」とちょっと納得できたような声を出した。

レッスン後おうちの方にそういう説明をした旨、メールでお知らせしたところ、帰ってから既にその説明をお母さんにしてくれたとのこと。どうやらちゃんと納得できたということなのだろう。

個人的には、0を省かずに書くようにすれば、書く場所がずれて答えを間違うなんてことも減るんじゃないのかな?と思わなくもないが、まあ、どちらにしろ、筆算を習うとき自分もそんな説明をしてもらった記憶は全くないし、どう考えたらいいのかな?と改めて考えたら「なぁ~んだ、そういうことか」と気づいたって感じなので、私同様、そんなこと考えたこともなかったわという方もきっと少なくないのではなかろうか。

もしお子さんが筆算で桁の揃え方を間違えがちであれば、こんな説明ももしかしたら有効かもしれない。

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2006年12月 5日 (火)

アメブロに・・・

この日はメンテで更新ができなかったので、久々にアメブロに書きました。
気づけば4、5ヶ月放置していたみたいです。大したこと書いていませんが、一応毎日更新していますので、形だけ・・・。

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2006年12月 4日 (月)

第1回保護者対象教材・教具説明会無事終了しました。

今日は第1回の保護者対象教材・教具説明会でした。
正直、子ども相手は慣れているものの、大人相手、それもお一人ではなく一度に4名ものお相手というのは長らく経験もなかったので(昔、塾講師だったときにはたま~にありましたが)、結構緊張していたのですが、本当にありがたいことに、皆さんとてもいい方で、お話をうまく引き出してくださって(いや、引き出されるというより、ほんの少し水を向けてもらったら私が止まらなかったという話も多々あるような気もかなりするのですが・・・)、あっという間の2時間半(!)でした。

おかしい・・・。当初の予定では1時間半で終了、それも最後までお話が持つかなぁと思っていたなんて言っても、今日ご参加くださったどなたも信じてくださらないことでしょうね。。。(苦笑)

限られた時間でできる限りのことをお伝えしたいと、思いっきりしゃべりまくってしまいましたが、果たして少しは参考になりましたでしょうか?
もっとこうしてほしかったなどのご意見やご感想などがありましたら、今後の参考にもしたいので、どしどし、がんがん、いや、ほんのちょびっとはオブラートに包んで頂いて(笑)、言って頂けたら幸いです。

10日の日曜日は今のところお二人の予定ですので、さすがに今日ほどの時間延長はないと思いますのでご安心ください。(苦笑)
もし、参加をご希望の方がおられましたらお知らせくださいませ。

本日ご参加くださった皆様、本当に長時間お疲れ様でした。
色々至らない点もあったかと思いますが、あたたかく受け止めてくださって感謝しております。
本当にありがとうございました。

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2006年12月 3日 (日)

完全休養日

昨日の晩から風邪が悪化傾向で、これはちょっとまずいんじゃないの?って感じでしたが、今日は久々にお昼近くまで寝て、起きてからもお洗濯した以外は極めてダラダラと過ごしてしまいました。
本当はちょっと出勤しようとか、ちょっと買い物にとも思っていたのですが、結局ダラダラし過ぎてすっかり暗くなってしまいました・・・。
ま、1日中家でぼ~~~っとしていたのはちょっと久しぶりなので、今日は大目にみることにしました。(自分に甘い・・・。)

明日は第1回の保護者対象の会。
実はちょっと緊張していたりします。。。
風邪は多少回復しましたので、予定通り実施させて頂けると思いますが、鼻はずるずるかもしれません。(苦笑)
何卒ご容赦のほど。

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保護者向けレッスンに関するご案内(5)

4日月曜に第1回保護者向けレッスンにご参加くださる予定の皆様、私自身いっこうに風邪も治らず、おまけに寒くなってまいりましたので、お風邪など引かれませんようくれぐれもご自愛頂き、4日にお目にかかれますことを楽しみにしております。

恐らくご参加頂くのは4名になるかと思います。初めてのことで不慣れな点もあるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

尚、10日(日)につきましてはまだ定員になっておりませんので、もしもご興味がおありの方がおられましたら、是非ご参加ください。
今回はお子さんの体験等は同時にはさせては頂けませんが、小さいお子さんなどがいらっしゃる方は事前にお申し出くだされば、同席して頂くことは可能だと思います。宜しくご検討ください。

因みに、ブログでも何度も書いております通り、本当に小さな教室ですので、驚かないでくださいね。(笑)
それではまずは4日、楽しみにしております。

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2006年12月 2日 (土)

「なんで?」

最近の、うちのある年長くんの口癖(?)は「なんで?」である。
もう何でもかんでも「なんで?」である。

今日、紺色のかっこいいトレーナーを着ていて、それがとても似合っていたので、

「○○くん、そのお洋服、かっこいいなぁ。」

すると間髪入れず

「なんで?」

どう答えればいいんだ?(笑)
けど、ここで「何でも!」って言ってしまうと、せっかく今なんにでも興味を持って、どんどん好奇心の翼を広げているのを、私が折ってしまっては大変だってことで、必死で何か答える。

「ん?すごく似合ってるなぁと思って。」

「なんで?」

まだ来るか。(笑)

「すごく賢そうよ?」

「ふぅ~ん。」

お、どうやら納得(?)してくれたらしい。

レッスン開始後も知らない言葉には間違いなく反応するし、彼的に納得できるまで聞き続けられるので、私たちにとってはもう日常当たり前に使っているような言葉を聞かれたときは、また頭はフル回転だ。(笑)

今日も本当に感心しっぱなしなぐらいよくできていて、それを見ながら

「○○くん、ほんますごいねぇ。」

「なんで?」

(笑)

私は子育てをしたことがないからはっきりとはわからないが、小さい子にはそういう時期があるものなんだろう。
そんなときに、周りの大人がどう接するかはものすごく重要なことなのではないかと思う。

私の場合、仕事だから付き合えるのよと言われればそうなのかもしれないし、もちろん親御さんたちは毎日毎日のことで、それも日々お忙しいのだから、とことん付き合うにも限界があるかもしれない。

でも、せっかく子どもが目をキラキラさせながら、大人からしたら本当にとるに足らないようなことを「なんで?」って聞いてきたとき、できる限り精一杯答えてあげるか、「なんでもよ!」とか、「そんなの知らないわ」とか答えてしまうのとでは、その子の未来に大きな差が生じるような気もする。

なんにでも疑問を持つことは、絶対賢くなる要素のひとつだと思う。
好奇心旺盛な子どもの方がいざとなったときの伸びのようなものも、圧倒的に大きいのではないだろうか。

年長くんの「なんで?」攻撃にお付き合いしつつ、ぼんやりそんなことを考えた。

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2006年12月 1日 (金)

「なんだったんでしょうね。。。」

一昨日のブログに少し書いたのだが、つい先日、最近通ってくれるようになった子と掛け算のレッスンをしていた。

その子はこれまでにそろばんや進学塾などでも勉強をしており、既に掛け算は筆算までやっていると聞いていたのだが、もともと、お母さんがどうも実感を伴っていないような気がすると感じられて尋ねてくださったという経緯もあり、復習を兼ねて教具を見せながら掛け算をやり直してみることにしたのだ。

九九はもう完全に覚えてしまっているため、それに少しでも実感が伴えばということで復習をしたわけなのだが、やはり先に入ってしまったものは抜けるはずもなく、テクニックで答えを出し、その答えが合っているか合っていないかを確かめる術は持たないような状態だった。(そんな子は決して少なくないように思うけれど。)

九九の範囲はもう仕方ないなということで、2桁×1桁を教具を見ながら考えてもらう方へ移行した。教具を実際に目の前に置いているにも関わらず、既に答えを出す方法を知っているため、目で見た数を考えようとするより先に、そろばんをはじくように指が動いたりしている。
しかし、合わないときが少なからずあり、そのたび私が「これを見て。全部でいくつ?」と教具に目をやるように促すと、ようやくそれを見ながら考えるという状態だ。

もちろん、一気に変わるものではないことぐらいわかっているし、仮に計算に関してはテクニックである程度まで行ってしまっても、違った方向から刺激を与えることでテクニックに実感が伴うこともあるだろう。
けれど、正直大抵の場合かなり時間がかかるし、子どもも最初の壁を越えるまでかなり苦しそうにする。そこを乗り越えるのを放棄してしまえば、その子が変わることは難しいかもしれない。

まあ、そういう子どもは結構多いので、何も彼が特別なわけではないけれど、学校より先取りして学ぶものに関してまで、テクニックだけを優先させる意味はどこにあるのだろう?
77×7を98と答えることに違和感を感じない状態で計算の方法だけ知っていることに、一体どんな価値があるのだろう?

レッスンが済んだ後、少し離れたところでレッスンを見ておられたお母さんがつぶやかれた。

「いっぱいやってたんですけどね。なんだったんでしょうね、あれは・・・。」

この親子はまだ幸せだ。低学年の段階でお母さんが実感がないことに気づき、どうにかしなければと思われたのだから。
真っ白な状態からやるよりは少し時間はかかるかもしれないが、まだ充分取り戻せるはずだ。(もちろん、機械的反復学習を継続しなければの話だが。)

けれど、気づかない親御さんの方がきっと多いのだと思う。
そうでなければ、こんなにも根強く「大量の機械的反復による学習」が広範囲で受け入れられるわけがない。

あなたのお子さんは大丈夫だろうか?
方法だけを覚えて、実感も何もないのにどんどん先に進んではいないだろうか?

子どもの大切な大切な時間を無駄にしないためにも、お父さん、お母さんが数年後に後悔しないためにも、目の前のお子さんの状態をきちんと見ながら、ゆっくりじっくり進んでいってもらいたいと強く強く思うのだ。

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