言われてみれば。
先週は週の半ば以降やたらバタバタして、今日は1日おうちでダラダラしてしまったのだけれど、夕方、先日ブログで紹介した「やんちゃだった子」が「さっき、S先生(先日のクラス会に参加してくださった先生)が来ててん」と電話をくれた。
相変わらず、冗談なのか本気なのかお約束のように口説いてくれるあたり、ホントにありがたい話だけれど(笑)、このブログを読んでくれているらしい彼が私に尋ねた。
「お前、仕事に燃えてるんはようわかるねんけど、そんな仕事ばっかりで淋しないか?」
そう言われて、ふと思い返してみた。
けど、「仕事ばっかり」の生活で、いつからなのかわからないが、淋しいとかイヤだとか思ったことがない。
確かに、もともとあまり遊びに行く方でもなかったし、私の生活時間帯で一緒に遊んでくれる友人もそうそういない。
更にもともと子どもが0人の状態からのスタートだったから、質素な生活はすっかり身についてしまい、美味しいものを食べに行くことも、呑みに行くことも殆どなくなった。当然、昔は唯一の道楽だった「着道楽」もすっかり鳴りを潜めた。
趣味らしい趣味といえば、会社員を辞めた10年ほど前習い始めた彫金だったが、それも去年の秋以降完全にお休みしてしまっている。
思い返せば本当に、仕事以外殆ど何もしていない生活を続けているらしい。
けれど、そんな日々に淋しいとか空しいとか物足りないとか、そんな気持ちを抱いたことがない。まあもちろん、人生を一緒に生きていける相手がいたらもっと楽しいだろうなと思うことがないわけではないが、ストレスとは縁のない生活になっていることに今日改めて気づかせてもらった。
やっぱり私はこの仕事が大好きだ。
何より子ども達が大好きだ。
大好きな子ども達と一緒に過ごさせてもらえて、それで日々を穏やかに暮らさせてもらえることは、やはりこの上ない幸せなんじゃないかと思う。
星の数ほどある塾や教室の中で、小さな小さな私の教室を見つけてくださった皆さんと、毎日代わる代わる幸せを届けてくれる子ども達、そしてこのブログを通して遠くから見守ってくださっている方々に改めて感謝したい。
本当にありがとうございます。
皆さんのお蔭で私はとても幸せです。
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