そういえば腑に落ちないこと
ずっと以前になんだか変なのと思ったことがあったのだけれど、そのまま忘れてしまっていたことがあります。
それを昨日のりんご先生のニュースサイトを見て思い出したのですが、世間の方はどのぐらいご存知なのでしょう?私は以前勤めていた塾で初めて知ったのですが、お金を払えば、全く何の関係もない人が自分の住民票を見て、住所やらその他を写せるってことを。
どういうことかというと、どの区でも同じなのかどうかはわかりませんが、曜日や時間帯が決まっていたりすることもあるようですし、金額などは区によって違うのかもしれませんが、このあたりでは数年前の時点で1件300円払えば、住民票(住民台帳なのでしょうか?)を赤の他人でも閲覧でき、更にそれを決められた用紙に写すことができるのです。
私はその作業をしに区役所に行ったことはないままに終わったので、詳しいことはわかりませんが、出生年度別に見られるのか、例えば塾であれば、今年小学校に入学するであろう子どもの家の住所だけをピックアップして写し取るなんていうことが可能なようです。
りんご先生が紹介しておられたブログにはそれ(DMなどのために業者が閲覧すること)が近々禁止になるって書いてあったのですが、それは全国的になのか、それぞれの自治体によって違うのか、まだ調べていないのでわかりません。
それにしても、少なくともこれまでは「300円」で住所が売られていたということなのです。
それをお役所がやっていたのです。
そもそも、私たちの個人情報を他人に見せて、なぜお役所がお金を取るのでしょう?それは一体どんな商売なんだ?というか、なんでそんなことがまかり通るんだ?
もちろん、弁護士さんだとか税理士さんだとか、何らかの専門的職業の方が仕事上特定の誰かの住民票を見る必要があるとかそんな話はわかります。
けど、一般の業者が不特定(特定?)多数の人の住民票を見て、それを写して帰ることをお役所が許すということがどうしても理解できないのです。なんで許されるんでしょう?
いわゆる「名簿屋」さえ裏でこっそりっていうような商売のはずなのに、おかしくないですか?
私はびんぼ~なので、DMのために1件300円は出せませんが、仮に1件1円でも、それはなんだかやっちゃいけないことのような気がします。だって、私だったら絶対イヤですもの。全く知らない人が自分の住民票を勝手に見てDMを送ってきたら。
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