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2006年5月 7日 (日)

「餅は餅屋」

歯が痛いのに眼科に行く人も、頭が痛いのに歯医者に行く人もいないだろう。

英語が習いたいのに韓国語教室に通う人も、字が上手になりたいのにパソコン教室に通う人もいないだろう。

当然、小学校受験指導の塾に行って大学に入れてくださいという高校生もいなければ、大学予備校に通う幼児もいないはずだ。

何をそんな当たり前のバカなことを言ってるんだと思われるかもしれない。
だけどこの頃そんなことを考えている。

私のところに高校生が来て、大学に合格させてくれって言われたってそんなのは無理だ。
それどころか、小学生に有名難関中学に合格させてくれって言われたって、恐らく無理だし、仮に無理じゃなかったとしても、少なくとも私ができるのは「最善の努力」でしかなくって、その子にとって最善の指導ではないはずだ。おまけに私自身がそれをやりたいと思っていないのだから、尚更うまくやれるはずがない。

「餅は餅屋」というけれど、私にとっての「餅」はなんだろう。
それをもっとしっかり見極めて、自信を持って提供できるようになりたい。
この頃そんなことをずっと考えている。

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