怒る声
今日は世の中は休日ですが、荷物を受け取らなくてはいけなかったので、教室に出てきていました。
お知らせに少し書きましたが、半月ほど前からプリンタの調子が悪く、白黒印刷をするとなぜかしましま模様になってしまうようになりました。
メーカーに問い合わせたところ、修理するしかないとのことだったのですが、1週間から10日かかるというお返事だったので、その間コピーやプリンタが使えないのは困るなと、どうするか迷ってしばらくは騙し騙し使っていました。
色々考えた末、自宅のプリンタも実はカラー印刷の方がいかれてしまっているので、安い機械を1台買って修理に出し、直ったら、新しい機械は自宅で使うことにしようと、FAX機能はないものでしたが、複合プリンタを購入しました。
ネット購入だったので代引きだったのですが、あいにく細かいのがなく、お札だけで払う準備をしていました。
配達に来た人は、正直言って第一印象からしてあまりいい感じではありませんでした。そして、お札を出すと「3円とかありません?」とちょっと不機嫌な声。
「すみません、ないんです」と謝ると、小銭を出してお釣を出し始めました。
端数は7円なのに、なぜか1円玉を3枚出して小銭をしまおうとするので、「7円ですよね?」と確かめるために普通に尋ねただけなのに、また不機嫌な声で「5円を出そうと思ったんですよ。」と。(3円出しておいて、5円を出そうと思ったっていうのもなんだかおかしな気もするけれど。)
かなりもたついていたので、部下なのか子どもなのかよくわからないぐらいの年恰好の子が気を利かせて、小銭を握って近づいてきてくれたときでした。
「あっち行っとけ。」
その子に向かって不機嫌に言い放ちました。
お釣を受け取り、判を押すと、形式的に「ありがとうございました」と言ってドアを出て行った次の瞬間、怒鳴る声が、聞こえてきました。
「勝手に入ってくんな!邪魔なんや。いっつも言ってるやろ!!」
そんな言葉がしばらくの間階下から聞こえていました。
私には訳がわかりませんでした。階段を上がってくる足音は2人していたし、少し大きな荷物だったから、2人で持ってきたのかもしれない。仮にそうでないなら、もともとその子がついて上がってくる必要はないのだし、荷物を持たせていたのだったら同僚なのかもしれない。あのとき私とのやり取りを聞いて、小銭を出そうとした彼のどこがいけないのでしょう。
私は気の利く子だなと思ったのに、彼は小銭を出しだすこともできないまま、怒鳴られ追い払われました。
仮に何らかのルールがあって、彼がそのルールを守っていないのだとしても、もっと言い方があるのではないかと思うのです。少なくとも、この場合私はお客で、そのお客を待たせないためにしようとした彼の行為をそこまで怒鳴りつける必要はあるのでしょうか?
せっかく新しいプリンタが届いたのに、すごく悲しい、嫌な気持ちになりました。
あの人から受け取ったお釣はお財布にさえ入れたくなくて、丁度コンビニで払わなければいけないものがあったので、それを持ってそのままコンビニにお金を払いに行きました。
この教室には優しい気持ちになれるもの、穏やかな空気が感じられるもの、優しい人が届けてくれたもの、できることならそんなものだけを置きたいのです。
もう今回の会社に注文して教室に何かを配達してもらうのはやめよう。ちょっとそんな気持ちになった休日でした。
あ、でも、プリンタは安いのに結構満足しています。(笑)
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コメント
こんばんは。
なんか、すごく共感できる記事です。
ちょっとしたことですけど、大きな(良くない思い出としての)記憶になりますよね。
ほんと、災難ですよね。
投稿: TOM | 2006年5月 4日 (木) 22時45分
TOMさん初めまして。コメントありがとうございます♪
なんだか初めてじゃない気がして過去のコメントとかも辿って
みたのですが、いらしてくださったのは初めて
ですか?
以前もいらしてくださっていたらお許しください。
悲しい気持ちになりましたけど、基本的に物忘れが激しいので
多分すぐ忘れると思います。(苦笑)
TOMさん、国語の先生なのですね!!また色々ご指導ください。
投稿: TOH | 2006年5月 5日 (金) 00時57分