ハッとするひと言
昨日、4月に年少さんになったばかりの可愛い女の子とカラフルなクマさんの教具で遊んでいたときの出来事。
遊び終えてプラスチックの板状のクマさんを、何も考えず無造作にケースに戻していたときでした。
「やさしくしないとダメ。」
まだ3歳の彼女が突然私に向かって言いました。
もちろん、投げつけていた訳ではなく、ただ無造作にケースの口の部分で手を離していただけなのですが、ケースの中でクマさんたちがカチャンと音を立てていました。
それを見た彼女の言葉にすっかり感激してしまい
「ごめんね。そうやね。クマさん痛かったね。」
そう答え、そのあとは彼女に合わせ、意識的にそ~っとしまいました。
ただのプラスチックのプレートのクマさん。もちろん痛みなど感じるはずもありません。ですが、そんなものにも「やさしくしてあげよう」と思える彼女に本当に感動し、とてもとても嬉しくなってしまいました。
普段、私自身が物を大事に扱わない子どもに対して同じようなことを言うこともあるのに、ちょっと反省もしました。
きっとプレートのクマさんたちは彼女に感謝しているに違いありません。
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