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2006年2月21日 (火)

今日も感動。

火曜はもともと2時半から10時前までほぼ切れ目なくレッスンがある、私にとっては週で一番長い1日なのですが、今日は更に振替があり、1時20分スタート。計6つのレッスンを終え、掃除・片付け・明日の準備をしてやっとひと息つきました。

今日も子ども達はすごかった。
今月スタートした年中さんもこれがなかなかすごい。きっと近いうちにこのブログにも登場することになる予感いっぱい。

みんななんて賢いんでしょう。

あ、そうだ。今日またも驚きに似た感動が!!

うちのスーパー4年生、現在5年のワークを復習中です。
小数のかけ算を、過去ほんのちらっとだけやったことがあったので、まずはやってみてもらって、忘れているようなら復習しようと思っていたのですが、小数×整数は全く問題なくやっているので、見ていただけ。

で、小数×小数も最初から数問は順調に正解が続いていたので、ああ、これは全く問題ないな、点の付け方(位置)も覚えてるんだなと思ってみていました。

すると、何問目かで初めて点の位置を間違えました。私は当然単なる付け間違いなんだろうと思って、どうしてそこに付けたのか尋ねました。もちろん、私が予想していたのは両方の数の小数点の位置を後ろから数えた合計の分だけ答えの後ろから数えて付けるという、私自身が子どもの頃に習った方法でした。

しかし、彼の口からはこんな言葉が。。。

「え、だって、0.98に3.75かけるんやろ?だからちっちゃなるやん。」

うぉぉ~~、そんな考え方で点の位置を決めてたのね!!あぁ、ホントにすご過ぎるわ。感動だわ。。。

ただ、彼の答えは0.3675となっており、要するに小さくし過ぎていた訳です。まさかそんな答えが返ってくるとは思わなかったので、説明の仕方を変え、0.98は1よりほんのちょっと小さいだけであるということを確認し、だったら1×3.75よりほんの少し小さくなるだけよね?というと、「あぁ、じゃあ3.675なん?」と。

しかし、何が感動って、機械的にやり方を覚えたのではなく、大きさを考えていたということ。
もちろん、その後にテクニックとして点の位置の決め方は再度確認はしたのですが、彼のすごさを今日また改めて感じました。

それにしても、彼をじっと見ていると、次から次に感動します。
0.27リットル入るコップ2.5杯の水の量を求めるときの彼は、放っておくと、0.27×2を暗算。その後、0.27÷2を暗算。その答えを足すという順番で解きました。
0.76kgの油3.5リットルも同様で、0.76をまず3倍し、次に半分にしてから合計をしていました。

工夫して計算しなさいなんて言われなくたって、彼の頭はもう自然とそうできるみたいです。

今日のスーパー小3ちゃん達もまたまたすごかったのですが、それはまたの機会に。

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コメント

●ふうん。小数計算は、そのままするんだね。ぼくは、最初に、分数にするんだ。そうすると、大きさも一目で分かるし、計算も絶対に間違わないからね。ふう〜ん。そのままなんだ。学校ではそうするしね。

投稿: べオン | 2006年2月22日 (水) 13時16分

べオンくんこんにちは。
最初に分数にするのってわかりやすくていいよね。
うちの教室では小数をお勉強する前に分数をやって、大きさを意識した後で小数も同じようにやるの。
それから計算とかをするから、4年生の子は考えたらちゃんとわかるんだけどね。
彼は0.25が4分の1とかもちゃんとわかってるんだよ。
でも、ベオンくんのお蔭でまた何かヒントをもらった気がするわ。どうもありがとう。

投稿: TOH | 2006年2月22日 (水) 13時33分

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