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2015年3月23日 (月)

「安心して絶望できる人生」 向谷地生良・浦河べてるの家 著

何かの本で知ったような気がするのですが、何だったか思い出せず…。
出版されたのは2006年で、その後版を重ねているようです。

「安心」と「絶望」という全く結びつきそうにない言葉がつながったタイトルが気になり、また、多分これを買った頃はちょうど、テレビで小学生が犠牲になる事件が起こったものの、責任能力云々の話が出てきて、なんとなくやり切れないような複雑な気持ちになっていたこともあったりで、読んでみることにしました。

本の帯にはこんなことが書かれています。
(以下引用)

精神病を抱えた
人たちが、
自分で自分の
助け方を見つける
浦河べてるの家。
今日も順調に
問題だらけ!

病気なのに
心が健康に
なってきた。

(引用終わり)

帯にかかれている通り、「べてるの家」というのは、精神病を抱えた方たちが共同生活をしたり、共同でお仕事をしたりしているところだそうで、著者の向谷地さんはそこでソーシャルワーカーをしておられる方のようです。

「当事者研究」というのは、病気を抱えているご本人が自分の病気や症状について、分析したり研究したりすることで、その活動を通して、病気との付き合い方を見つけたり、人とうまく関係を築けるようになったりと、色々な方の色々なエピソード、研究発表が紹介されています。

今のところ身近に精神病を抱えている方はおられませんが、これを読みながら、精神病に限らず、一般的な身体的な病気や発達障害その他色々な困難についても、当事者研究というのは有効な場合があるのではないかと感じることがあったりもして、興味深く読みました。

べてるの家に関する本はほかにも色々あるようなので、またほかのものも読んでみようかなと思っています。
本棚に立てておきますので、ご興味のある方はどうぞ。


   

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