「心配ぐせをなおせばすべてが思いどおりになる」 斉藤茂太著
電子書籍でなんだかとっても安かったので、斉藤先生の本だしとDLしました。 紙で買おうと思ったら1000円以上するようなので、電子書籍だと破格の安さです。
昔よりはかなり楽観的になったとは思いますが、基本的に心配症なので、どんな内容なのか読んでみました。
2003年に書かれたもののようで、これを書かれたときは87歳だと書いておられますが、だとしても、とても読みやすくわかりやすい文章、何かを自慢されるでもなく、ご苦労を書き連ねるでもなく、直接は存じあげない方ですが、文章からお人柄が伝わってくる気がします。
人はどんな場合に心配になるか、心配ごとを克服するにはどうすればよいかなど、細かく分類し、それぞれに例をあげて書かれています。
そして、心配性であることは悪いことではなく、ただはっきり理由もわからぬままにくよくよ心配していることがよくないのだというようなことも書かれています。
内容自体は特に何か目新しいことがあったわけではありませんが(こういう類の本を色々読んでいるので…。)、不安になったら何を不安に感じているのか書き出してみるとか、言葉にして自問してみるとか、そして、その理由についてどう対処すればいいか自分なりに解決策を考えていくなどすることで、「前向きな心配」としていくことができるというのは、確かにそうだろうなと思います。
読みやすいですし、ずっとこの価格なのかわかりませんが、電子書籍なら50円しない破格なので、ご興味があればどうぞ。(本棚には立てられませんが…。)
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