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2014年1月 6日 (月)

「私とは何か『個人』から『分人』へ」 平野啓一郎著

新年最初の更新は今読みかけている本のどちらかの方がいいような気もしたのですが、まだどちらも3分の2ほど読んだところのため、今回はこちらを。

書店をあちこち眺めてまわっていて目に留まり、帯に「自分を肯定し 良い人間関係を築く ヒント満載」と書かれているのを見て、このところ、自分がキライではないものの、なんで私ってこうなんだろうな…と思うことが増えていることもあって、読んでみようかなと。
しかし、買ってから気付いたのですが、出版されてから1年以上経っているものなのですね。

副題の「分人」というのは著者の造語で、個人を更に細かく分けた単位のことを指しています。
自分とは何か、自分らしいとは何か、どれが本当の自分なのかと、そういうことを考えて思い悩む人は多いけれど、ひとりの人間には置かれた環境や接する人によって色々な「自分」があり、また、それは意識的にそう振舞っているわけではないという例などが挙げられていて、簡単に言えば、Aさんといるときの明るい自分もBさんといるときの暗い自分もどちらも間違いなく自分なのだと。

著者は小説家で、小説を書くことを通して、ずっと「個人」というものについて考えてこられたようです。
そして、書かれていることはわかりやすく、確かにその通りかもと思えることが多かったように思います。
ご興味のある方は本棚に立てておきますのでどうぞ。

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