« 「いきのびる魔法」 西原理恵子著 | トップページ | 「3分間日記」 今村暁著 »

2013年2月 4日 (月)

「現実を視よ」 柳井正著

書店でこの本を見つけ、購入した翌日、ネットでユニクロの内情(?)が暴かれている記事を読み、う~ん、どうなんだろう?と思いながら読み始めました。

柳井さんがこれまで出された著書は恐らく全部読んでいるのではないかと思うのですが、過去、素晴らしい方だなと思っていた経営者の方がだんだん、え?あれ?なんか違う?と思えてきたりということがあったりもして、柳井さんにもいつかそんな思いを抱くことになるのかしらと思いかけていました。

というのも、ネットで元社員だったという方が現場の内情のようなものを、比較的冷静に書いておられ、それに多くのコメントなどがついて、結論として、社員から搾取してあれだけ大きくなったんだという風に取れなくもない感じにまとまってしまっていたからなのですが、この本を読んで、要するに危機感の違い、視点の違いということなのかもしれないなと、そんな印象を受けました。

私を含め多くの日本人がぬるま湯につかって、言ってみれば平和ボケ状態。景気が悪くなろうが、とりあえずなんとかなるだろうと思ってしまっているのに対して、柳井さんは真剣に日本の危機的状況を憂い、どうすれば日本が立ち直れるかを考えておられるのだろうなと。

搾取するために高いレベルの要求をしているのではなく、日本が、そして、一個人がこの先生き残っていくためにはこうせねばならないとお考えになったことを実行に移し、社員の方にも要求しているんじゃないかなと。

偉大な経営者は万人に理解されることはなかなか難しいでしょうし、有名になればなるほど敵も増えるというのもありがちなことだと思いますので、ここまで大きくなった会社の社長である柳井さんに批判が出るのも当然といえば当然なのかもしれません。

この本はきっと読みっぱなしでは何の意味もないのだろうと思います。
これを読んだひとりひとりが、これからどうしていくかを真剣に考えてこそ、この本を読んだ意味があるのだろうと。
でも、それがまた私のようなものにはなかなか難しいのですが…。

また本棚に立てておきますね。

|

« 「いきのびる魔法」 西原理恵子著 | トップページ | 「3分間日記」 今村暁著 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96750/56509898

この記事へのトラックバック一覧です: 「現実を視よ」 柳井正著:

« 「いきのびる魔法」 西原理恵子著 | トップページ | 「3分間日記」 今村暁著 »