「月の満ちかけ絵本」 大枝史郎・文 佐藤みき・絵
ネット書店で目に留まったのですが、そのときは入荷待ちで、2週間か3週間待って届きました。
帯には「月の満ちかけのしくみが一目でわかる!」 と書かれており、子どもでも月の満ちかけがよくわかるような本なのか~と思って楽しみにしていました。
そもそも、私自身、天体にあまり興味がなく(もちろん、月や星空を見て、キレイだなぁとは思いますが、星の等級だとか自転・公転うんぬんについてはどうでもいいというか…。)、中学時代はテスト前に付け焼刃で丸暗記しては忘れ…を繰り返したため、未だどっちが上弦でどっちが下弦なのか、多分こうだったはずだけどなぁ…といううろ覚え状態。
ですが、まだ教科として学ぶ前にへぇ~、そうなのか~というような入り方、とっかかりができたら、天体などを学ぶ際にももっと前向きにというか、ああ、覚えなくちゃ…というような姿勢ではなく学べるのではとも思いましたので、どんな本なのか楽しみに待っていました。
届いた本は、確かに月の満ち欠けについて、かなり詳しく、何日目の月はこういう名前で呼ばれますというようなことから、どうしてそういう名前になったのか、その日の月はいつ頃どの方角の空に見えるかなどはもちろん、昔の人はその日はどんなことをして過ごしたかなど、月にまつわるエピソードなども取り上げています。
絵本と言っても、これを小さい子が読んで自分で理解するのは少し難しいかもしれませんし、実際、帯には「親子で学べるユニークな『月観察』絵本」と書かれていて、恐らく幼児、低学年ぐらいまではおうちの方が一緒にご覧になるようなイメージかと思います。
そして、絵本仕立てではありますが、私のように天体にあまり興味がないと、しっかり読まないと理解できないような、きちんとした内容でもありますので、月についてバッチリ理解しておられる方以外は誰が読んでも参考になるのではないかと思います。
これは子ども達の本棚の方に立てておきますので、ご興味があればご覧ください。
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コメント
初めまして。
コメント頂きましたのに、気付くのが遅くなりまして申し訳ありません。
絵を描かれた方から直接のコメントを頂けるとはびっくりしました。
あたたかくてやさしい絵ですね。
本棚に立てたら、早速借りて帰った子がいました。
ありがとうございました。
投稿: TOH | 2012年12月17日 (月) 16時44分
初めまして佐藤みきです。お買上有難うございました。
ところで絵の方はどうでしたか?(o^-^o)
投稿: 佐藤みき | 2012年11月 8日 (木) 22時19分