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2011年7月25日 (月)

「沈黙入門」 小池龍之介著

電車の行き帰りに読むには新書や文庫などあまりかさばらない本の方がいいので、ハードカバーの本以外に大抵何か持ち運びやすい本を並行して読むのですが、こちらは文庫の上にページ数も限られていて、とてもお手軽な1冊でした。
どうやら以前にハードカバーで出版されていたものが改題、加筆修正されたもののようです。

小池氏は以前に別の著書も読みましたが、東大卒のお坊様で、若者にでも分かりやすいたとえで仏教の教えを説いておられます。

「沈黙入門」というタイトルも、余計なことを話さないことを勧めるもので、ついついしゃべりすぎてしまう私に読むべきなのではと思って読んでみたのですが、私にはなかなか実行に移すのが難しそうです。(汗)(書かれている内容はとても分かりやすく、難しいことを書いているわけではないのですが、しっかり実行に移すには、忘れっぽい私の場合、まず3、4回繰り返して読む必要があるだろうと…。今のところまだ1回しか読んでいないもので…。)

不快なことでも痛みでもなんでも、まずそのことに意識を集中していくことでその感覚が薄れ、消えていくというようなことも書かれていたように思います。

第1章は「沈黙のすすめ」
第2章は「欲望から自由になる」
第3章は「自分を高める心のお稽古」

この3章からなっており、具体的な方法なども書かれていますので、ご興味のある方はどうぞ。

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2011年7月18日 (月)

「シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう」 ドミニック・ローホー著

最近、やたらと「断捨離」をはじめとする「捨てる、手放す」系の本が書店に並んでいる気がするのですが、先日書店に行ったところ、このシリーズが3冊並んでいて、最初は別の1冊を手にとったのですが、最初に出たのがこちらのようだったので、これを読んでみることにしました。

本の帯にはヨーロッパを席巻した大ベストセラーと書かれていて、書かれている内容もシンプル。
確かにこんな生活が実践できたら、精神的に豊かで余裕がある毎日になるんだろうとは思うものの、これを実際に実行に移すのは私にはかなりハードルが高そうだなという気がしました。

また、amazonの書評に書いておられる方がいましたが、原書に対して省略が多く、内容が薄いとか。
私が今回買わなかった3冊のシリーズを全部読むと、原書の内容1冊分に近いとも書いておられました。(私は原書は見たことがないですし、見ても読めませんが…。)

実際、この1冊ではどうしてそこまで売れたのかな?という気がしますので、気が向いたら3冊まとめて読んでみるかもしれませんが、現時点では迷うところです。

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2011年7月11日 (月)

「奇跡の教室」 伊藤氏貴著

先日書店で目に留まり、そういえば以前にネット書店のDMで見たことがあるような気がするなぁと。文庫本1冊を3年かけて読み込むという授業、一体どんな授業なんだろう?と思い、購入しました。

副題の「エチ先生と『銀の匙』の子どもたち」というのは、灘校の国語教師だった橋本武氏とその教え子さんたちのことを指しているようですが、橋本氏や教え子の方達へのインタビューを元に書かれた本になっています。

自分が受け持った灘中生に対して、「銀の匙」という文庫本を教材として与え、教科書は一切使わず、必要なプリントをエチ先生が常に準備をしながら、3年かけて1冊の薄い文庫本を読み込んでいくという授業。

その授業がどのように進められたか、その授業を受けた子どもたちがその後どう成長していったかや、エチ先生の生い立ち、灘校の教師になったいきさつなどが書かれています。

読みながら、大村はま先生の授業のことが頭に浮かびました。
教科書を使わない。それぞれの時代にあったプリントを用意し、3年間でどんな力を育てていくか、それにはどの時期に何が必要か、それらを全て考えつくしていたであろうエチ先生の授業は、どこか大村はま先生の授業に共通するものを感じます。

教科書で読んだものは時が経つと全て忘れてしまって何も残らない。そんなものを教えたくないという思いから、「銀の匙」の授業に行き着かれたようですが、こういう本を読むと、この先生の授業を受けられた子どもたちはとても幸せだなとも思いますし、やはり灘校はいい学校だなとも思います。(今や入学するためのハードルがあまりにも高くなりすぎましたが…。)

読み物としても十分楽しめると思いますし、子を持つ親御さんであれば、何か感じるもの、考えるところがあるかもしれません。

本の帯に

「日本のリーダーたちを育てたスロウ・リーディングの物語」

とありますが、「銀の匙」の授業を受けた子どもたちが現在、東大総長・副総長、最高裁判所事務総長、弁護士連合会事務総長、超大手ホールディングス社長などになっておられるようです。

内容に引き込まれて一気に読めました。
ご興味のある方は是非。

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2011年7月 4日 (月)

「信頼する力」 遠藤保仁著

昨年のワールドカップの頃、それまでそんなに意識したことのなかった遠藤選手について、多くの選手がすごい選手だと話していたことや、私が把握していなかっただけで、既に長年日本A代表であり続けていたりするということなどを知り、ちょっと興味を抱きました。

そこで、遠藤選手の本を探したところ、そのときには個人が書かれたものとしては確か2冊見つかったのですが、ひとまずこちらを読んでみました。(しかし、例によって紹介までに随分と時間が経ちました…。)

内容は南アフリカワールドカップで私達が知らなかった、試合までの実際の現場の様子などが色々書かれていたり、日本サッカーが今後伸びていくために必要なことについて、遠藤選手が考えることをまとめてあったり、最後の章では「ザッケローニ・ジャパン」についての印象や今後に向けての考えなども書かれています。

まあ、完全に「サッカー本」ですので、教育には関係ありませんが、個人的には、この夏ヤットさん(遠藤選手)が海外に移籍したりしないかなぁと思っているところです。

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