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2011年1月31日 (月)

「しがみつかない死に方」 香山リカ著

最近はなるべく、1冊読み終えたら次を買うように心がけているのですが、そうなるとなぜか読書ペースがかなり落ちているような気も…。プレッシャーが必要なんでしょうか…。(関係ない話ですみません。)

こちらは書店で目に留まり、香山氏の「しがみつかない生き方」という本はタイトルは知っていたものの読むに至らなかったのですが、こちらは副題が「孤独死時代を豊かに生きるヒント」となっていて、ついつい購入してしまいました。(読み終えてから随分経ってしまいましたが…。)

内容は7章からなっていて、それぞれ以下のようなタイトルになっています。

第1章 孤独死恐怖症候群
第2章 「ひとりで死ぬ」という現実
第3章 遺品の行方
第4章 「別れ方」にしばられない
第5章 「死に方」にしがみつかない
第6章 「伝え方」に悩まない
第7章 「死後の準備」にとらわれない

精神科医というお仕事柄、「孤独死」を恐れて診察に訪れる患者さんなどのことも紹介され、また、実際に孤独死をした場合そのあとどんなことになるかであるとか、事前に準備をしていた場合に考えられることであるとか、また、葬儀について、最近増えているらしい「直葬」などにも触れながら、自分の死後、どの程度の費用が必要かということなども、ある程度参考になることが書かれていました。

この歳で独り身。普段はあまり考えないのですが、時々つい考え出すと不安になってしまうこともありますが、結局、こういう本を読んで何か気休めになるようなことが書かれていないか探しているんだろうと思います。

著書の中にも書かれていましたが、「孤独死」の定義というのははっきりしておらず、家族がいるからといって、死ぬときにひとりということは全ての人に考えられることだと言われれば確かにそうで、結局は亡くなってからどのぐらいの期間で気づいてもらえるか、見つけてもらえるかというところがひとつのポイントになりそうだと。

確かにそう言われればそうで、今の私の生活だと、仕事に出なくても、私の自宅の電話番号をご存知の方は保護者の方の中にはおられませんし、携帯を知っていても私が出なければ同じこと。当然実家の電話番号を知っておられる方もいません。
万一の場合、どういう展開になるんだろうなぁ?とぼんやり考えてみましたが、結局詰まるところ、誰も明日のことはわからないということなんだろうと、そのあたりで考えるのをやめました。(苦笑)

教室の保護者の皆さんには必要なさそうな本ですが、とりあえず本棚に立てておきますね。

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2011年1月24日 (月)

「ほんとうに頭がよくなる『速読脳』のつくり方」 苫米地英人著

いつもお世話になっている先生がブログで紹介されていたので、あの苫米地氏が書かれたということとで、一体どんな内容なんだろう?と読んでみました。

文庫でしたので仕事の行き帰りに少しずつ読んでいたのですが、そして、こういうことをもし苫米地氏が目にされたら、やってみないからダメなんだとでも言われそうですが、私からすると著者の苫米地氏はやはり「天才」(もちろん適切な努力はされたのでしょうけど)だとしか思えないもので、凡人が書かれていることを実践したところでそんな風にはなれないのでは?とどうしても思ってしまいます。

著書の内容は、いわゆる「速読」について書かれているのは1、2章が中心で、その後は第3章が「まもなく始まる情報革命」、第4章が「活性化した脳機能で夢を掴む」、第5章が「お金の奴隷をやめよう!」というタイトルからもわかる通り、「速読」ということとは少し違った話になってきています。

内容は読みやすく、わかりやすいものでしたし、速読のテクニックやその他、脳を活性化させるテクニックなどが紹介されていて、素直にやってみようと思われる方には色々参考になるのではないかとは思います。

例えば、絵本と写真集2冊を同時にインプットしていくなど、それを読んだだけで脳が疲れてしまうような私は話になりませんが、こういう訓練をしたら脳が活性化すると、脳科学者の方がおっしゃっているので、きっと効果はあるのだろうと思います。

また、本書の終わりに、ハイサイクル・リーディング(著者の「速読法」の呼び名)で鍛えられたイメージ力は「あなたの夢を叶え、世界を平和にします。」と書かれています。
苫米地氏は単に本を速く読むためのテクニックについて語っておられるのではなく、最終的にはそれぞれの個人が夢を叶え、更には世界の平和を実現させようということを述べておられるのは、星の数ほどある速読術の本と大きく異なることなのではないかとは思います。

読みやすいのでご興味のある方はどうぞ。また本棚に置いておきますね。

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2011年1月17日 (月)

「日本の未来、ほんとは明るい!」 三橋貴明著

これを読み終えたのももう3、4ヶ月前ではないかと思います・・・。書店でタイトルが目に留まり、一体どんな内容なんだろう?と気になったのと、新書で手軽だったのとで読んでみました。

私は存じ上げなかったのですが、著者の三橋氏はネットでとても人気の経済評論家の方だそうで、政治家を目指しておられると書かれていました。

内容はとても読みやすく、政治や経済にきわめて疎い私でも理解できる内容で、興味深く読むことができました。

章のタイトルは、ある意味とても斬新なもので、以下のようになっています。

第1章 日本が嫌いな人は出て行きなさい
第2章 日本経済が破綻することは絶対にない
第3章 民主党の政策は間違いだらけ
第4章 日本の未来にあるのは繁栄である

ここに書かれていることを読む限り、納得のいかないことはなかったのですが、広く言われていることとはかなり異なる内容でもあり、また、先日読んだ大前研一氏と柳井正氏の共著の中で、日本は本当に危ないとお二人が繰り返し書いておられたことなどから見ても、この著書の内容が全て事実ならとてもいいけど、本当にそうなんだろうか?という気持ちです。(それを確かめられるほどの知識が現状私にはないもので…。)

ただ、根拠のないままただ闇雲に不安になっても意味がないだろうとは思いますし、ひとつの意見、考え方として読んでみてよかったと思っています。

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2011年1月10日 (月)

「この国を出よ」 大前研一・柳井正著

ユニクロの柳井社長が大前氏と共著で著書を出されたようで、更になかなか気になるタイトルでもあったので、読んでみました。(最近は読み終えてからご紹介までに随分ラグがあるのですが…。)

柳井社長の著書はこれまでに数冊、大前氏の著書は1冊か2冊しか読んだことがないものの、お二人とも著名な方で、そのお二人が共著で「この国を出よ」というタイトルの本を書かれると、一体どんな内容なんだろう?と読み進めました。

共著ですが、対談形式ではなく、それぞれの章の項目ごとに、ここは大前氏、ここは柳井氏というように、どちらが書かれたかがわかるようになっています。

プロローグ もう黙っていられない  柳井正
第1章<現状分析> 絶望的状況なのに能天気な日本人
第2章<政治家と官僚の罪> 誰がこの国をダメにしたのか?
第3章<企業と個人の"失敗"> 変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ
第4章<ビジネスマンの「稼ぐ力」> 「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間になれ
第5章<企業の「稼ぐ力」> 21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない
第6章<国家の「稼ぐ力」> 日本再生のための"経営改革案"を提示する
エピローグ 日本を出よ!そして日本へ戻れ 大前研一

内容は政治や経済に疎い私でも一応理解できましたし、へぇ~と思うこともあり、また、悲観的になるだけの内容ではなく、こうすればいいというそれぞれのお考えも提示されていて、弱小で経営という意識すらほとんどない私が直接参考にさせて頂けるようなことはなさそうなのですが、 それでも興味深く読めました。
内容的にはどちらかというと男性向けに書かれているかなと思ったりもしますが、ご興味のある方は本棚に立てておきますので、どうぞ。

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2011年1月 3日 (月)

明けましておめでとうございます。

昨年冬に差し掛かったぐらいから、読書ペースが極端に落ちてしまっていますが、新しい年を迎え、また少しずつ読書もしていこうと思っています。

何冊かまだご紹介していない本があるのですが、今日はまだお正月三が日ということで、新年のご挨拶だけで失礼させて頂きます。

更新ペースも落ち、紹介記事の内容もどんどん手抜きになるにつれ、こちらを覗きにいらしてくださる方も少なくなっているようですが、それでもお忙しい中覗きにいらしてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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