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2010年11月 1日 (月)

「ほんとの野菜は緑が薄い」 河名秀郎著

ネット書店のDMで目に留まり、以前「奇跡のリンゴ」の木村さんの著書で「自然栽培」というものを知って興味を持ってもいたので、早速注文して読んでみました。

内容は木村さんが無肥料、無農薬で「リンゴ栽培」を成功させられましたが、この本の著者の河名氏は著者紹介によると、大学をご卒業後、千葉県の自然栽培農家での研修を経て、自然栽培野菜の移動販売を始められたそうで、その後、業務用卸売事業、自然食品店、自然食レストランなど衣食住全般の業務を展開するとともに、自然栽培に特化した個人宅配も展開しておられるそうです。
また、現在、一般消費者に対して「医者にもクスリにも頼らない生き方セミナー」を開催し、生産者に対しても自然栽培の普及を目的に日本各地や韓国にも赴き、セミナーを開催しておられると紹介されています。

自然栽培については、木村さんの著書を何冊か読んだ中で書かれていたことと重なるところも少なからずあり、それに関しては既に知っていることでもありましたが、野菜に関して、色が濃いもの、虫の食うものが「おいしい」というのは間違っているということや有機栽培にも色々あり、化学肥料や農薬を使った栽培と比較して、必ずしも有機栽培の方が体にいいとは言えないことなどもわかりました。

また、野菜などの種までもが人の手でコントロールされていて、一般に広く使われている種で栽培すると、できたものから取れた種では翌年ちゃんとしたものが育たないということなども、なんだか怖い話に思えました。

また、発酵食品であるお味噌や納豆、お酒などについても、「天然菌」で作られたものは今の日本にはもうほとんど存在しないということにも驚きました。

普段、食生活がかなりいい加減な私がいきなり全部を見直すことは難しいと思いますが、これは読む価値のある本のように思います。
この農法が広がれば、多くの農家の方も多くの消費者も多いにメリットがあるように思えます。(肥料や農薬などを作っている方々は困られるとは思いますが…。)

新書で手軽に読めますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
(ちなみに、ネットで「ナチュラル・ハーモニー」で検索されると、自然栽培などについてホームページである程度読むことができます。)

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