« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月29日 (月)

「裸でも生きる2」 山口絵理子著

2007年に出版された前著「裸でも生きる」に続く著書。2009年9月に出版されていたようですが、全く知りませんでした…。先日書店で偶然目に留まり、どうしようかなぁと思ったのですが、なんと!彼女はあれから新たに2ヶ国目の途上国での挑戦を始めていることが書かれており、やはり購入してしまいました。

もともとは著者の山口氏が「情熱大陸」に出ておられたのを見て、前著を購入しました。
テレビでも十分驚き、感動しましたが、前著を読んで、この人はなんて真っ直ぐで強い人なんだろうと感じました。

そして、今回もその思いをより一層強くしたのですが、ご本人は自分は強くないとも書いておられました。
大変な困難に幾度となくぶつかりながらも、着実に前進しておられる彼女の姿にはただただ尊敬の念を抱くばかりです。

個人的には最初から最後まで涙涙…という感じでしたが(真っ直ぐな人が書いた本を読むとダメなんですよね、どうも…。)、彼女と同年代の方や夢や目標が見つからないと言って動けずにいる方などは一度是非手にとってみられてはと思うような本です。

きっとこうしている今も、彼女は新たなる挑戦をしているんだろうなと思うと、自分はいい歳して何やってるんだろう…と思ってしまいますね。(思うだけでなく、そこで行動を起こせばいいんですけど…。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月22日 (月)

「怒らないこと2」 アルボムッレ・スマナサーラ著

またまた仏教本です。そして、読み終えたのはもう随分前なのですが・・・。

本当に身になる読書というのは、印象に残った本を何度も繰り返して読むということなのだと思うのですが、私の場合、気になる本が次々と出てくるため、同じ本を二度、三度と読むことがないのが現状で、おまけに一度読んだだけだとどんどん記憶が薄れていくものですから、「怒らないこと」というテーマや、初期仏教(読んでいても宗教色がほとんど感じられないので、特に信仰がない私にも抵抗なく読むことができます。)に興味を持ったこともあり、新たに出たこちらも読んでみました。

やはりとても読みやすく、わかりやすい内容で、感心することも共感することも納得することも色々ありました。

「怒らないこと」というタイトルですが、いきなり一番に「生命は生まれつき怒っている」ということから書き始められており、「『生きることは苦』という発見」や「『私』は概念にすぎない」、「生命は誰でも怠けたい」など、気になる内容がずらりと並んでいます。

まあ、私など、正に「誰でも怠けたい」の典型的な人間なので、こういう本を読んで何か感銘を受けても、なかなか自分を変えられないんですけども…。(汗)

どちらも本棚に立てておきますが、1冊目を読んでおられなくても、こちらだけ読んでもわかる内容になっているのではと思います。よろしければどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月15日 (月)

「なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか」 中井俊己著

先日書店で目に留まり、最近レッスンをしながら考えていることに関連しているタイトルだったので、早速読んでみました。(最近は読み終えてからご紹介するまでにかなりラグが生じていますが・・・。)

著者の中井氏は23年間に渡り、私立小中一貫男女別学校に勤めておられた方だそうで、2005年からは作家や教育コンサルタントとして活躍されているとの著者紹介があります。

「はじめに」に書いておられますが、小学校は日本に二万二千校以上あるにも関わらず、そのうち男子校は現在(著書を書かれた時点で)3校しかないそうです。
そのうち2校が東京にあり、残るひとつが著者が長年勤務されていた長崎の精道三川台小学校だそうです。

内容は6章から成っており、男女の違い、男女別学の利点、欧米での例、共学校や塾、家庭でもできる男女別学の勉強法のヒントなどが書かれています。

教室の子達とレッスンをしていても、男子だけ、女子だけにした方がいいのでは?と感じることが少なからずあり、この本を読んで、納得するところも多くありました。

もちろん、性差といっても、全ての子どもに当てはまることではないと思いますし、体だけでなく脳にも男脳、女脳の傾向もあるようですから、どの子にも男女別学が必ず効果があるかどうかはわかりませんが、参考になることは色々あるように感じます。

お子さんがおられる方や教育関係者の方は一度読んでみられると何か新たな気づきや納得があるのではないかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 8日 (月)

「中学受験合格パスポート」 高濱正伸著

高濱先生の著書は結構チェックしているつもりだったのですが(同じような内容だと感じて購入していないものなどはありますが)、こちらは2008年2月に出版されていたようなのに、これまで手にとっていなかったようで、先日書店で見かけ購入しました。

副題に「お母さんお父さんの道しるべ」と書かれていますが、本書の「はじめに」にはこう書いておられます。

 この本は、わが子が小学3年生の秋を迎え、「中学受験」を選択肢として考え始めた方を想定するとともに、「中学受験を少しでも考えるなら、この本から入ればいいんじゃない」と、保護者の方から保護者の方にリレーされていく本になれればと願って書きました。
 特に、両親揃って地方出身で県立進学校を出たが、「都会では中学受験熱が高いらしい。実際のところはどうなのだろう?」と考えていらっしゃる方などにぴったりです。
 先に結論をいうと、「家庭がしっかりしていれば、中学受験でも高校受験でも、どちらでも大丈夫」ということになります。
 しかし、東大を始めとするトップレベルの大学に現役合格することを考えると、私立あるいは国立の中高一貫校を出ている方が、明らかに有利に見えるのが現状です。するとやはり「中学受験した方がいいのかなあ」と迷うことになります。
 このような状況下で、わが子にどのような選択をしてあげればいいのか。そんな疑問への答えが本書です。

読みやすい内容ですし、高濱先生が書いておられる通り、中学受験を考え始めた方の入門書、手引きというような位置づけで考えられるとよいのではと思いました。
もちろん、全てがどのご家庭にも当てはまるということはないと思いますが、極端なことは書かれていないように思いますし、参考になるところが多いのではという感じがします。

本棚に立てておきますので、ご興味のある方はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月 1日 (月)

「ほんとの野菜は緑が薄い」 河名秀郎著

ネット書店のDMで目に留まり、以前「奇跡のリンゴ」の木村さんの著書で「自然栽培」というものを知って興味を持ってもいたので、早速注文して読んでみました。

内容は木村さんが無肥料、無農薬で「リンゴ栽培」を成功させられましたが、この本の著者の河名氏は著者紹介によると、大学をご卒業後、千葉県の自然栽培農家での研修を経て、自然栽培野菜の移動販売を始められたそうで、その後、業務用卸売事業、自然食品店、自然食レストランなど衣食住全般の業務を展開するとともに、自然栽培に特化した個人宅配も展開しておられるそうです。
また、現在、一般消費者に対して「医者にもクスリにも頼らない生き方セミナー」を開催し、生産者に対しても自然栽培の普及を目的に日本各地や韓国にも赴き、セミナーを開催しておられると紹介されています。

自然栽培については、木村さんの著書を何冊か読んだ中で書かれていたことと重なるところも少なからずあり、それに関しては既に知っていることでもありましたが、野菜に関して、色が濃いもの、虫の食うものが「おいしい」というのは間違っているということや有機栽培にも色々あり、化学肥料や農薬を使った栽培と比較して、必ずしも有機栽培の方が体にいいとは言えないことなどもわかりました。

また、野菜などの種までもが人の手でコントロールされていて、一般に広く使われている種で栽培すると、できたものから取れた種では翌年ちゃんとしたものが育たないということなども、なんだか怖い話に思えました。

また、発酵食品であるお味噌や納豆、お酒などについても、「天然菌」で作られたものは今の日本にはもうほとんど存在しないということにも驚きました。

普段、食生活がかなりいい加減な私がいきなり全部を見直すことは難しいと思いますが、これは読む価値のある本のように思います。
この農法が広がれば、多くの農家の方も多くの消費者も多いにメリットがあるように思えます。(肥料や農薬などを作っている方々は困られるとは思いますが…。)

新書で手軽に読めますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
(ちなみに、ネットで「ナチュラル・ハーモニー」で検索されると、自然栽培などについてホームページである程度読むことができます。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »