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2010年6月21日 (月)

「日本は世界第5位の農業大国」 浅川芳裕著

ネット書店で見つけ、タイトルがとても気になったので注文してみました。

著者の淺川氏は月刊「農業経営者」という雑誌の副編集長をされている方で、他にも農業関連の雑誌の編集長などもなさっているようです。

日本の食料自給率は低いというニュースはこれまで何度も耳にしてきましたし、そんなことで大丈夫なんだろうかと不安にもなっていましたので、世界第5位の農業国ってどういうことだろう?自給率が農水省のでっち上げっていうのは??と、気になりながら読み始めました。

内容は6章から成っており、それぞれ以下のようなタイトルになっています。

第一章 農業大国日本の真実
第二章 国民を不幸にする自給率向上政策
第三章 すべては農水省の利益のために
第四章 こんなに強い日本農業
第五章 こうすればもっと強くなる日本農業
第六章 本当の食糧安全保障とは何か

もちろん、ひとりの方のご意見が全て正しいかどうかはわかりませんが、自給率の計算方法の話や自給率を採用している国はほとんどないとか、全然知らなかったことがたくさんあって、個人的にはこれを読んで不安が少し解消されました。

前半はふむふむと興味深く読ませて頂いたのですが、後半は批判めいた内容が多くなっていて、もちろん、書いておられることが全て事実であれば、農業に関わるお仕事をしておられる方は憤りも感じられるだろうと思うのですが、事実を知らない私にとっては、そこまで書かれてもちょっとわからないな…というところもありました。(特定の政党批判のようなところもありまして…。)

ですが、とにかく驚いたのが、自給率計算をカロリーベースですると、お野菜の自給率がどれだけ高くてもトータルのパーセンテージとしてはあまり高くならず、また、お肉についても、餌が外国産のものであれば、国産の自給率にカウントされていないということです。
国産の牛肉や豚肉などのほとんどが外国の飼料を与えており、(本によると、外国の飼料の方が質が高く価格は安いというようなことも書かれていました。)その場合、その肉類は自給率には反映されないそうなのです。

そのほかにもこの本を読む限り、自給率が低いといって闇雲に不安になる必要はないんだなと思えましたし、だとすれば、国が情報操作をしていると言われても、否定できない面もあるのではとも思いました。

ご興味のある方は是非どうぞ。

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