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2010年5月24日 (月)

「灘校 なぜ『日本一』であり続けるのか」 橘木俊詔著

書店で平積みされていて、気になる学校でもあり、タイトルも正にそれに合っているように思えたので読んでみました。

著者の橘木氏は著者紹介によりますと、灘高のご出身で、その後は小樽商科大学、大阪大学大学院を経て、1973年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。現在は同志社大学経済学部教授、京都大学名誉教授という方だそうです。

その方が母校である「灘校」について、タイトルからもなぜ日本一を維持しているのかについて書いておられるのだろうと思い、読み始めました。

しかし、内容は

第1章 灘校はいかにして名門校になったか
第2章 華麗な人材輩出と異色な卒業生
第3章 現代灘高生気質
第4章 世界のエリート校、日本の名門校
第5章 中・高一貫教育の将来を予測する

という章立てになっており、タイトルからして、第1章で何かそれらしいことが書かれているのかなという感じですが、こちらは主に灘校や戦前戦後の灘校周辺の名門校などの歴史的な変遷のようなものが主に書かれており、「なぜ日本一であり続けるのか」の答えになるようなところは今ひとつはっきりしなかった気がします。

その後で出てくるのかなと思いつつ読み進めたのですが、タイトル的にもその後は「なぜ」という部分にはあまり触れられておらず、まあ、私の読み取る力が足りないという可能性は否定できませんが、私が読んでみたかった「なぜ日本一を維持し続けているのか」の著者なりのお考えというようなものはあまり書かれていないように思いました。

灘校の歴史などについては色々参考になるかと思います。
また、母校の前身である「神戸一中」というのは、そんなにすごいレベルの学校だったのか~ということはこの本で初めて知りましたので、個人的にはそこがひとつの新たな知識となりました。

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