« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月28日 (木)

「なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか?」 たむらけんじ著

普段、持ち歩くのにはハードカバーのものよりは新書や文庫本が軽くていいのですが、ちょうど持ち歩きの本を読み終えて、次どれを読もうかなと思っているときに書店に寄ったら目に留まったため、購入してみました。

関西人ではありますが、お笑いはあまり見ない(というかテレビ自体ほとんど見ないのですが…)こともあり、また、昔多少見ていた頃の印象でも、たむけんのお笑いは少なくとも私好みではなかったこともあり、彼が焼肉屋を経営していることは知っていましたが、どんなお店でどの程度流行っているのかなど、何も知りませんでした。

ただ、新書のタイトルが「なぜ『繁盛』したのか」ですから、私が思っている以上に流行っているのだなと、気軽に読めそうなこともあり読んでみました。
実際、買った日の晩に仕事が終わって帰宅してからほとんど読んでしまったので、とても読みやすい内容でした。

正直なところ、完全な話し言葉で書かれているので、読んでいて少し違和感を感じましたが、難しい言葉は全くというほどありませんし、内容自体はそれなりに面白かったです。

で、読んだ結果、これまでより少したむけんのファンになりました。(笑)
そして、一度この焼肉屋さんに行ってみたいなとも思いました。

著書の中で何度も「ド素人経営者」ということをご本人が言っておられるのですが、確かに素人で商売人、やり手の経営者という感じではないようですが、このお店のスタッフのみんなは結構幸せなんじゃないかなと思いました。

また、素人で飲食店などを始めたいと思っておられるような方には、読んでみられる価値はあるのでは?という気もしました。
そんな気は全くない方でも、私は結構興味深く読めましたので、ご興味のある方はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月25日 (月)

「下流大学が日本を滅ぼす!」 三浦展著

以前、書店でタイトルが目に留まり、新書だったのでとりあえず買ってみましたが・・・。

著者の三浦氏は消費生活研究家、マーケティング・アナリスト、カルチャースタディーズ研究所主宰との紹介がされていますが、無知な私にはどれもどういうお仕事なのか今ひとつわかりません・・・。(汗)

内容は、あとがきに「私が日頃大学や教育について考えていることを語りおろしたものである。」と書いておられる通り、話し言葉で(それもややくだけた感じの)書かれており、読みやすいですが、「本」を読み慣れていると、話し言葉なので若干違和感があるかもしれません。

「下流大学」というのは、著者によると、「今や大学を選ばなければ誰もが大学生になれる時代なのだ。大学全入時代を迎え、学ぶ意欲や向上心の低い大学生が増えているのだ。本書ではそうした若者を生む大学を"下流大学"と呼ぶ。」とされています。

大学生だったのは遥か昔。更に高校生の指導はしたことがないため、大学受験にも長らく無縁の私には、最近のAO入試だとか推薦入試だとかがどんなものでどういう状況になっているのかもほとんどわからないのですが、この本を読む限り、うわぁ、すごいなぁ・・・という感じは受けます。

ただ、こういう本なので、極端な面を集めているところもあるのではと思いますし、もちろん、そういう学生がいるのは多分事実なんだろうとも思いますが、それが現在の大学生の中にどの程度の割合を占めているのかはわかりません。

ですが、著者が言っておられるように、誰でも望めば「大学生」になれる時代に「大卒」の学歴の価値がどれだけあるのか。
少なくとも、大卒であれば何大学を卒業したかということが重視されてくるであろうということは、きっとそうなんだろうなとは思います。

また、勉強する意欲がないのに大学に進む必要はないのではというところにも、基本的に賛成です。(私自身、服飾専門学校と大学で迷い、教員免許を取るという目的がなければ大学には進学していなかったと思いますので。)

やや極端な内容であるようには思いますが、ご興味のある方はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月21日 (木)

「こころのチキンスープ」 ジャック・キャンフィールド&マーク・V・ハンセン著

友人の出しているメルマガでこの本のことが取り上げられていて、ちょっと気になったので注文してみました。

1995年に出版された本のようですから、ご存知の方も多いかもしれません。
全米でベストセラーになり、その後、続編や関連の著書もたくさん出ているようです。

著書によると、「チキンスープ」というのはヨーロッパやアメリカでは、風邪を引いたり、体の具合が悪くなったりすると、お母さんやお祖母さんが早くよくなるようにとチキンスープをつくってくれるのだそうです。
日本で言えばおかゆかたまご酒か?そんな感じなのでしょうか?

内容は8章から成っていますが、全てが何かを感じる、考えさせられるような内容で、本の帯には「とげとげ、ぎすぎすのこんな時代だからこそ、いつもあなたのそばに置いて下さい。」とも書かれているように、読むとホッとしたり、元気になれたり、自分の考えを改めなくてはと思えたりするような内容です。

本当に色々なテーマで色々なエピソードが取り上げられていますので、人によって感動するもの、共感するものはそれぞれではないかと思いますが、私はもういきなりひとつ目の「子犬と男の子」というお話で思わず涙が…。(汗)

もちろん、中には特に何も感じないもの、共感しないものもあるにはありましたが、個人的には好きな本の部類に入ります。

気持ちが軽く、明るくなるような本ではないかと思いますので、ご興味のある方はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月18日 (月)

「ユニクロ思考術」 柳井正監修

もう随分前に読み終わっていたのですが、例によってご紹介が後回しになっていました。こちらの本と同時期に柳井社長の著書も一緒に購入したのですが、そちらはまだ半分ほどしか読めておらず、ご紹介はまだ当分先になりそうです。

こちらはユニクロの柳井社長が「監修」されたとなっていますように、内容自体は柳井社長が書かれたところは「はじめに」と「おわりに」だけで、あとはユニクロに関わる方々が書かれた内容になっています。

もともと、季刊誌{考える人」(新潮社)に毎号掲載されている編集部制作のユニクロ企画広告をもとに構成、再編集したものとの紹介がされていますので、季刊誌が発行されるごとにどなたかお一人が取り上げられていたのだと思われます。

社内の方も社外の方もおられ、社外の方ではアートディレクターの佐藤可士和氏、インテリアデザイナーの片山正通氏、インターフェイスデザイナーの中村勇吾氏など、デザイナー、クリエイターの方々。社内の方では、ユニクロの海外の会社の社長や代表の方、デザイン研究室の室長、その他色々な部門の役員の方など。

近年のユニクロの快進撃には目を見張るものがありますが、この本を読んで改めて、そりゃぁひとり勝ちもするわなぁ…という気分になりました。(まあ、何より一番大きいのは柳井社長の存在、経営センスなのだと思いますが。)

ただ、誰もが知っているような有名企業から転職してユニクロ(ファーストリテイリング)に入社され、一定の成果を残した方々が新たな道へと進んでいかれているということも多いようで(この本に登場している社内の方々のうち少なくない方が別の道を歩み出しておられるようですので。)、変化が苦手な私としては、今好調の波に乗っていて、きっと色々やり甲斐もあるであろう企業を去っていかれるのはなんでなのかな?という気持ちにはなりました。

柳井社長の考えに触れたいということであれば、こちらより「成功は一日で捨て去れ」の方を読まれる方がいいかと思いますが、こちらを読むと、ユニクロの舞台裏というかが(ああ、こんな方々がこんな風に関わっておられたんだなぁとかいうことが)わかりますので、ご興味のある方はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月14日 (木)

「テレビは見てはいけない」 苫米地英人著

なかなかインパクトのあるタイトルと、新書の手軽さと、苫米地先生が書いておられるのとで、書店で手に取りました。

副題には「脱・奴隷の生き方」とも書かれており、タイトルはかなり極端ではありますが、内容としては「洗脳」に関することが中心で、最近のテレビでは知らず知らずのうちに特定の商品などに好印象を持つような仕組みが作られていたり、また、漫然とテレビを見ていることで、知らず知らずのうちに思想をコントロールされてしまう危険があったりなどということが書かれています。

ただ、著者は私のような人間からすると、想像を遥かに超えた「天才的能力の持ち主」でいらっしゃるので、この方にとってはきっと当たり前で自慢でもなんでもないことなのだろうと思いつつも、どうもすとんと落ち切らないところも感じます。

ただ、書かれていることはそれなりに納得できることでもあり、へぇ~そうなのかと思うこともあり、読んでみる価値はあるのではと思います。

ご興味のある方はどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月11日 (月)

「落ちたって、いいじゃん!」 金廣志著

ご紹介がまた遅くなってしまいました。
11月だか、12月の初めだかに書店に行ってうろうろしていたとき、インパクトのあるタイトルやひきつけられる帯の言葉に、ちょっと興味を持ち読んでみることにしました。

もともと、私自身は中学受験の指導経験はないものの、一般的に「中学受験のための勉強スタイル」と認識されている学習は本当に有効なのか、あれをやらないと本当に受験はうまくいかないのか、そんな疑問を常に持っていて、また、教室に来てくれている子たちの大多数は中学受験を考えておられるご家庭の子達でもあるので、中学受験関連の書籍は、気になったものはなるべく読むようにしています。

で、この本の感想をひとことで言うと、こんな考えの先生に受験指導をしてもらえるんなら、中学受験もいい経験になるだろうなと。
もし自分に子どもがいて、その子に中学受験をさせようと考えていたら、是非この先生に会ってみたい、体験させてみたいと思うような気がしました。

著者名でもお分かりかもしれませんが、著者の金氏は1951年生まれの在日2世でいらっしゃるそうです。
自分という存在について、まだ小さい頃から深く考え、高校を中退して69年には赤軍派に加盟されたそうです。(それらのことについても著書の中に書かれています。)

塾講師になられる前は赤軍派に加盟していたということで指名手配をされていた時期があり、15年間の逃亡潜伏生活を送られたとも。

私には想像もつかない人生を送ってこられた方のようですが、常に自分とは、生きるとは、そういうことをずっと真剣に考えてこられた方のように感じます。
その方がひょんなことから塾という世界に足を踏み入れられ、その後、関わった子ども達は「驚異的な合格率」で難関校に合格しているようです。

ご自身の生い立ちから逃亡していた頃のことも書かれていますが、基本的には受験に必要なこと、どんな勉強が効果的かなど、中学受験をお考えの方には参考になりそうなこともたくさん書かれています。(そちらの方がメインの内容になっています。)

現在は四谷大塚で教鞭をとっておられるようですが、受験をお考えの保護者の方も、特に受験は考えていない、もしくは子どもはいないというような(私のような)方でも、何か感じるものがあるのではないかと思います。

私はかなり好きな1冊です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月 7日 (木)

すみません・・・。

読み終えた本は何冊かあるのですが、ダラダラしていて気づけばすごい時間になっていました…。
帰らないと日付が変わってしまいそうですので、今日の更新はサボります…。
最近読書ペースがかなり落ちてしまっていますが、近々ご紹介予定の本は…。

「落ちたっていいじゃん!」
「ユニクロ思考術」
「テレビは見てはいけない」
「なぜあの人は整理がうまいのか」

以上読了。(他にも自宅に何冊かあるような気がしますが。)

読みかけの本が、ワタミの渡邉社長の本とユニクロの柳井社長の本など。
未読の本は相変わらずいっぱい…。
ぼちぼち読書のペースも復活させねば。

もし覗きにいらしてくださった方がおられましたら、何卒ご容赦を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月 4日 (月)

「京大少年」 菅広文著

新年最初に何をご紹介しようかと思ったのですが、テーマは「新年初笑い」ということでこちらをご紹介することにしました。

前作の「京大芸人」は出てから割とすぐ購入したのですが、こちらは出たことは知っていたものの、どうしようかなぁと躊躇っていました。
で、正月2日にちょっと書店に寄ったところ目に留まり、表紙も赤くてなんだかおめでたいなと購入しました。

帰宅後読み始めたのですが、もうこれがかなり面白い。
菅ちゃんの文才なのか、菅ちゃん、宇治原くんそれぞれの人間性自体が面白いのか、部屋でひとりで読みながら、何度も声を出して笑ってしまいました。(汗)

あっという間に読めてしまうので、購入するのは躊躇われるかもしれませんが、書店での立ち読みは危険です。(笑)
今回は宇治原くんのことだけではなく、菅ちゃんの子ども時代のことなども色々書かれていて、二人の性格、考え方の違いがとにかく笑えました。

個人的には菅ちゃんはなんて愛すべきキャラクターなんだろうと思いましたが、感覚的にはどちらかというと宇治原くんの方が理解できるなぁと思って読みました。

私にとっては完全な娯楽の1冊ですが、明るい気分になりたいときには結構お勧めではないかと思います。
本棚に立てておきますので、ご興味のある方はどうぞ。(子ども達の誰かが借りてかえりそうな気も…。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »