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2009年12月31日 (木)

今年も1年ありがとうございました。

大晦日が木曜日。
月木と更新するようにしていましたが、今年最後に何をご紹介しようかなぁと考えてはいたのですが、よい本は色々ありましたし、かといってダントツこれ!というのも思い当たらず、おまけにここ最近は読書ペースがかなり落ちてもいましたので、年末最後の更新はご挨拶だけにさせて頂こうと思います。

年末までに未読書をリストアップしようと思っていたのですが、それも手つかずのまま今日を迎えてしまいました。
掃除がてら教室でチェックしたら、教室だけで十数冊ありましたし、自宅にも同じぐらいありますから、かなりですね。
もう長らく未読になっているものは、きっと今は縁がないのかもという気もしていますので、年が明けたら一度整理して、今は読まないだろうと思うものをまたお譲りするかもしれません。

週2回の更新に変更させて頂いてからも、とりあえずはほぼ月8冊ペースでご紹介を続けられましたので(すぐ読めるものや手抜きのときももちろんありましたが)、どうにか年間100冊ほどは読んだかなぁと思います。(ご紹介していないものも何冊か読んでいますので。)

来年もまた、色々な本を読んでいきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2009年12月28日 (月)

すみません。。。

最近、どうも読書ペースがガタ落ちで、かといって、鼻風邪をひいてからこっち、しばらくははまりにはまっていたスリザーリンクもほぼお休み中で、なぜこうも本を読んでいないんだろう?という感じではあるのですが、未読書の山は全然低くならぬまま…。

といっても、読み終えてまだご紹介できていないものも何冊かはあるのですが、今日は大して仕事もしていないのに、なんだか眠くてしょうがなくて…。

まあ、昔から読書熱には波があって、かなり精力的に読む時期とペースが落ちる時期は繰り返されるので、年が明けて気ぜわしいのが落ち着いたら、また読む気になるかなとも思うのですが。

まだご紹介できていない本の中で、割と最近読み終えた本(これは私にとってはかなり興味深く、結構一気に読み切ることができました。)「落ちたって、いいじゃん!」は個人的にはかなり好きな部類の本でした。というか、著者の金廣志先生に一度お会いしてみたいと思いました。
こういう考え方で中学受験の指導をしてくださる先生に巡り合えた子は幸せだろうなとも思いました。
またきちんとご紹介しますね。

今日はこれにて…。

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2009年12月24日 (木)

「高血圧は薬で下げるな!」 浜六郎著

私自身はどちらかというと若い頃からやや低血圧なので、自分のために読んだ訳ではないのですが、ちょっと気になるタイトルだったので読んでみることにしました。

著者の浜氏はNPO法人「医薬ビジランスセンター」を設立され、医薬品の安全で適正な使用のための調査研究と情報収集・広報活動に取り組んでいるという紹介があり、ネットで少し見てみたところ、タミフルの副作用(異常行動)について一時結構大々的なニュースになったときにも、浜氏が関係されていたようです。

アマゾンの書評を見ると、これまた見事に評価が真っ二つ。
書かれている内容は、現在の一般的な高血圧治療の方法に異論を唱えていることになると思うので、全ての方がこれを手放しに評価するということは当然ありえないだろうと思います。

ただ、書かれている内容自体は(お薬云々のことは置いておいたとしても)、高血圧の方に参考になる内容が少なからずあるのではと思えるものではありました。

私は医療に関して全くの素人ですから、ここに書かれている内容が正しいのか間違っているのかの判断はできませんが、こういう意見もあるんだなということであっても、何か参考になるのではと感じました。
(直接全く存じ上げない方なので、どういう方かもわかりませんが、アマゾンの書評にこういう極端な主張をすれば本が売れて、それで儲かる的なことを書いておられた方もいましたが、書いておられる内容を読む限り、そういう印象は受けませんでした。(そんな極端に無茶なことを書いておられるようには感じませんでした。))

ご興味のある方はどうぞ。

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2009年12月21日 (月)

「3週間続ければ一生が変わる」 ロビン・シャーマ著

書店で目に留まり、なんとなく気になったので買ってみたのですが・・・。

私が買ったのは「ポケット版」と書かれた新書より少し大きいぐらいのサイズのソフトカバーのものなのですが、どうやらもともとは2006年にハードカバーで出版されたもののようです。

著者のロビン氏は元弁護士で、法学士、法学修士の学位をもち、シャーマ・リーダーシップ・インターナショナルのCEOだとの紹介があります。
国際的ベストセラーも数多く出版しておられるとも書かれていますが、外国人の方が書かれたものをあまり読まない私はこれがこの著者の本を読んだ初めてのものでした。

これを買ったよりほんの少し前に、先日紹介した香山氏の本を買って読みかけていたので、なんというのでしょうか、ある意味で対極にあるような内容で、こちらはタイトルにもある通り、自分を変えるための啓発書のようなものですから、どこを読んでも前向き!前向き!という印象でした。

行動力、時間管理、ポジティブ思考、自己実現、意識改革、癒しと健康、発想力、人間関係、家族愛、目標実現型人生という項目の章立てになっていて、全部で101項目でまとめられています。

この方が有能な方で、素晴らしい人生を送っておられるのだろうということはよくわかりましたが、少なくとも今の私にとっては香山氏の本のほうが受け入れやすかったというか、すっと入ってくるところも少しはありましたが、読みきるのが少し大変に感じました。(難しいことが書かれているのではなくて、内容にのめりこめなかったと言いましょうか。)

内容がよくないということではなく、今の私にはちょっとハードルが高い印象を受けたのですが、きっと前向きでポジティブな方には合う内容なのだろうなと思います。
ご興味のある方はどうぞ。

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2009年12月18日 (金)

「成功は一日で捨て去れ」 柳井正著

先日ご紹介した「ユニクロ思考術」と同じ頃に出版されたようで、こちらは会長兼柳井社長が書かれた本です。

先日ニュースで柳井氏の資産の額が発表されていて、ちょっとくらくらしましたが(笑)、これを読みながら、しみじみ、本当にすごい方だなぁと感心。

数年前、一度社長職を若い方に譲られたのはニュースで知っていましたし、その後また社長に戻られたのも知っていましたが、それは若い社長の「安定志向」に危機感を抱いてのことだったようです。

大学を卒業してから震災の年まで、地元のアパレルメーカーにいた身ですので、書かれていることを読みながら、改めて「ユニクロ」のすごさを痛感しました。
そりゃあぶっちぎりでひとり勝ちするわなぁ…という感じです。
もし今まだ繊維業界に身を置いていたら、転職したい企業のトップに上がっていたかもなと思います。(実際、会社を辞めたとき、同業か似たような業界に転職するつもりでしたので。)

今の私には直接何か参考になるわけではありませんが、この方もとても「気持ちのいい」素晴らしい方だなぁと感じていまして、教育には関係ない内容ではありますが、私としては結構興味深く読むことができました。

ちょっと意外だったのが、昔、どんな理由でも返品OKということをアピールするために大阪のおばちゃんがレジで着てきた服を全部脱いでしまうというCMがあって、その印象は「昔のユニクロのイメージ」として私の中にくっきりはっきり残っているのですが、あのCMは苦情が殺到して3ヶ月で放映が打ち切られたそうです。
3ヶ月だけのCMをずっと覚えているということを考えると、いかにインパクトがあったかということなんでしょうね。

ご興味のある方はどうぞ。

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2009年12月17日 (木)

「小学生のための読解力をつける魔法の本棚」 中島克治著

ネット書店で目に留まり、購入しました。著者の中島氏は麻布学園で国語の先生をなさっている方だそうです。
さすがに難関校で国語を指導しておられる先生という感じで、大変読みやすく、また、読んでいても、ああ、そうだなぁとか、ふむふむ、そうかとか、共感、感心することが多かったです。

有名中学の先生が、著書の中で中学受験に際し、「勉強だけの生活をさせないで」とか「音楽や図工は受験のときこそ必要な教科」とかいうことも書いておられ、「国語」や「読解力」というものを狭い範囲で捉えるのではなく、もっと広い範囲で捉えた上で、心がけるべきこと、効果があると考えられることを色々とご紹介くださっています。

また、巻末には50ページ近くのかなりのボリュームで低学年、高学年向けそれぞれにお勧めの本のリストがあります。

小手先の技的なものではなく、生きていく上でも参考になりそうなことが書かれているように思いますし、具体的な家庭学習の方法などもわかりやすく書かれていますので、ご興味のある方は是非一度読んでみられてはいかがでしょう。

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2009年12月14日 (月)

「なぜ、ウチの子だけ合格するのか?」 西村則康著

先日、ネットで見ていて目に留まり、先日ご紹介した「中学受験 塾に頼らなくても合格できる!」と一緒に注文しました。

内容は「中学受験『かしこい塾の使い方』」と副題にある通りで、中学受験をするにあたり、受験塾をどのように利用すればいいかということが書かれています。

「塾に頼らなくても…」の本より明確に、大手受験塾のカリキュラムや時間割、どういったことを意識して通わせるべきかなど、受験塾に行くということを前提として、どこを選ぶか、どう取り組ませるかなどをより具体的に書いているなという印象を受けました。

個人的には「塾に頼らなくても…」の内容のほうがマイルドで抵抗感なく読めましたが、多分、こちらの内容のほうがしっくりこられ保護者の方もいらっしゃるんだろうなとも思いました。

中学受験をお考えの方で塾選びなどについて考えておられる方は、どちらも目を通してみられるといいかもしれません。
ご興味のある方は本棚に立てておきますので、どうぞ。

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2009年12月10日 (木)

「大事なことは先のばしにしなさい」 香山リカ著

香山リカ氏のお名前はこれまでにも何度も目にしてきたのですが、なぜか一度も著書を読んだことがないまま今に至っていました。
勝手な先入観で、一般的に言われていることとは異なる主張をされ、それで注目を浴びておられるような印象があったもので、ついついなんとなく避けてきていたのですが、今回の著書はタイトルがなんだか妙に気になって(と言っても、これまでにも気になるタイトルの本はたくさん書かれているのですが…)、「香山リカ本」デビュー(?)となりました。

精神科医をしておられることは知っていましたが、それ以上は何も知らないに等しい状態でしたが、私が思っていたよりは年齢を重ねておられることを初めて知りました。
そして、著書を読みながら、どこか少しこれまでとはイメージが変わりもしました。

ちなみに、この著書の最初のページにいきなりこう書かれています。

ご注意
自分に自信のある人、もっと成長したいと前向きに日々をがんばっている人は、決してお読みにならないでください。

ネット書店で注文して届いた後、いきなりこの言葉に、自分はどっちだ?う~ん…と一瞬迷いましたが、成長はしたいけど自信はないし、がんばりは全然足りてないしなぁ…ということで読んでみることにしました。(笑)

書かれていることは、精神科医をしておられるお立場から、どうすれば心や体を病んだりせずに、穏やかに日々を過ごしていけるかというような視点で書かれているような印象を受けました。
最初に書いてあった通り、どうやって成長しようかと考えてこの本を読まれるとか、自分に自信があってコンプレックスなんてほとんど感じないとか、そういう方にはあまり参考にならないのかもなと。

ですが、多くの方には何か参考になるのではないかなと思います。

個人的には「大事なことを先延ばしにする」ということのメリットがあるのかなと思って購入したのですが、そういうこととはちょっと違うというか(厳密にいえば、メリットといえる面もあるのだと思いますが)、真面目でがんばりすぎてしまう人が、どうやって肩の力を抜いて、気持ちを楽に生きられるかという感じの内容なのではないかと思います。

この本を読んで、最も気持ちが楽になったのは……。
「休日は家でゴロゴロしていよう」という項目で、一部引用しますとこんなことが書いてありました。

 精神医学的に考えたベストの休みのすごし方を、具体的にあげてみましょう。
 まずは目覚まし時計をセットせずに、寝たいだけ寝る。目覚めてもすぐには時計を見ずに、布団の中でダラダラ。そして、おなかがすいてきたらパジャマのまま起き上がって冷蔵庫をあけ、ヨーグルトでも残りもののヤキソバでも、そこにあるものを適当に食べる。もちろん、すぐに顔を洗ったりシャワーを浴びるようなこともしない。
 そして、その後はまた布団に戻るもよし、そのあたりにあるマンガ本をパラパラとめくるもよし。テレビはつけてもいいけれど、決して真剣に見入ったりはしません。パソコンを開けてメールチェックするようなことはしない。携帯電話は着信があっても、よほどのことがない限りかけなおす必要はありません。「あれ、カーテンを開けていないな。今日は曇っているのか、晴れているのか」と気づいても、そのままにしておきましょう……。
 要は、一日中、ダラダラする。エネルギーもお金も、必要最低限しか使わない。これが、精神科医が考える理想的な休日のすごし方なのです。およそ有意義でもないし、自分にプラスになっているとも思えないかもしれませんが、日頃の疲れを癒し、明日へのエネルギーを回復してくれるいちばんの早道です。

う~ん、私、かなりいい線いってる。(をい)
これを読んでも、さすがに自分の休日の過ごし方がいいとは思えませんが、少し気が楽になりました。(苦笑)

何かに悩んでおられる方、がんばりすぎてしまう方、もっと楽に生きたいなと思っておられる方などは一度読んでみられてもいいかもしれません。

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2009年12月 7日 (月)

「脳に悪い7つの習慣」 林成之著

この本を注文した直後、お世話になっている先生がブログで紹介しておられまして、そちらにばっちり書かれているので、ご覧頂けたらと思うのですが、勝手にリンクしていいかどうかわからず…。(汗)(先生!よければお知らせください!(笑))

著者の林氏は脳神経外科のお医者さまでいらっしゃるようですが、著者紹介によりますと、「〇八年、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について選手達に講義を行い、結果に大きく貢献する。」と書かれています。
皆さんも覚えておられることと思いますが、オリンピックで日本競泳陣が大活躍したときのことのようですね。

新書なのでとても読みやすいですし、参考になることも色々あるのではないかと思います。
また、「まえがき」の見出しがいきなり「『脳トレ』のゲームやドリルで脳を鍛えることはできない」という、思い切ったものになっているのですが、著者は長年、救命救急医療の最前線でお仕事をされてきた方だそうで、瀕死の状態の患者さんを救うために、いかに最高のパフォーマンスを発揮するかということを常に模索してこられたとも書かれています。

研究者としての研究というよりは、臨床の現場で目の前の患者さんの命を救うために…というシビアな状況の中で見出してこられたことをまとめられたものだそうですから、一読の価値はあるのではと思います。

私としては特に第5章の「脳に悪い習慣⑤ やりたくないのに、我慢して勉強する」というところが気になります。

精神論ではなく、脳の仕組みからみてこうだということが書かれていますので、ご興味のある方はどうぞ。(私もまた読み返してみなくてはと思いつつ……。)

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2009年12月 3日 (木)

「ベルナのしっぽ」 郡司ななえ著

先日、「バッテリー」をまとめ読みしたりして以来、そういえば私、子どもの頃は物語とか読むの大好きだったんだよなぁと思い出しました。

「バッテリー」が角川から文庫化されており、1巻が「夏の100冊」のリストに入っていたこともあって、ほかにどんなものがあるのかなぁと眺めていて、数冊買った文庫のうちの1冊です。

初めて出版されたのは平成8年で、文庫化されたのも平成14年ですから、随分前のものなのですね。
私は社会人になってからほぼ全く小説の類を読まなくなっていたため、知りませんでした。

子ども向けにも出版されているようですが、この文庫も郡司さんが平易な言葉で盲導犬ベルナとご主人、息子の幹太くんとの日常をまとめられたもののようですので、本好きな子であれば、これをこのまま読むこともできそうです。

郡司さんはベーチェット病にかかられ、27歳で失明された方のようで、途中で視力を失われた方は生まれつきの方より更に困難が多いと聞いたこともありますが、この本を読む限り、とても穏やかで愛情にあふれた方のように感じました。

ついつい一晩で読んでしまいました。(しかし読み終えてからかなりの時間が経過していますが…。)
教室に置いておきますので、ご興味のある方はどうぞ。

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