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2009年10月29日 (木)

「プレイフル・シンキング」 上田信行著

また、タイトルを雰囲気で適当に読んでしまいました・・・。
副題にちゃんと「仕事を楽しくする思考法」と「仕事を」って書いてあるのですが、最初のページを開いたときに、著者が影響を受けた理論について研究していた方の「無力感を獲得してしまった子どもたちは、自分の可能性に対する考え方を変えることによって自信を取り戻すことができる」というものに、子どもの学びに関係あるのかな?と思い込んでしまい、思わず購入してしまいました。

もちろん、全く参考にならないということではないのですが、タイトルにある通り、どちらかというと、著者ご自身が「はじめに」に書いておられる通り、「働く場を楽しくするにはどうしたらよいか」ということについて書かれているものでした。

ですので、社会人の方や大学生などには参考になりそうですが、幼児、児童などに直接参考になる内容とは違っていました。(いえ、自分が悪いんですけど…。)

ただ、最初に「あなたはCan Iタイプ?それともHow can Iタイプ?」というタイトルの項があり、何か新しいことをやってみるときに「自分にできるだろうか」と考える人と、「どうやったらできるだろうか」と考えるタイプがいるということが書かれていて、それはなんだか印象深かったです。

もちろん、後者の方が何事も前向きに楽しめる人だということが書かれています。

いつものように教室に置いてありますので、興味のある方はどうぞ。

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2009年10月26日 (月)

「東大家庭教師が教える頭が良くなる読書法」 吉永賢一著

「読書法」という言葉に惹かれ、おまけにそこに「東大」「頭が良くなる」とついていて、思わず購入しました。
ただ、例によって自分の思い込みと内容は若干ずれていたのですが…。(汗)

著者の吉永氏は東大理科Ⅲ類にご入学後、学費捻出のために家庭教師を始められ、その後、家庭教師に専念されたと紹介されています。
この本のほかにも「勉強法」「記憶法」についての本も書かれているようです。

頭のいい方で、学生を指導するお仕事を長くしておられるということもあるのかと思いますが、内容はとても読みやすく、わかりやすいものでした。
そして、確かにこんな風にしたら頭よくなりそうだなぁと感じる内容でした。

ただ、私は勝手に子ども達に何か参考になるかもと思って読んだものですから、そういう意味では目的とはちょっと違っていたかなと。
自分で読んで実践するということなら、最低でも中学生以上が対象かなぁという感じがしました。

確かにこれをすれば頭が良くなりそうで、タイトルもよく考えれば確かに「頭が良くなるための読書の仕方」という意味なので、タイトル通りなんですよね。単に私が何か勝手に思い込んだだけで…。

因みに、小中学生の親御さんが読んで、自分のお子さんのために参考にするという使い方は十分できそうです。

この方は確かに頭のいい方だと思いますが、冒頭に書かれている著者が小さい頃のお母さまの言葉が印象的です。(以下引用)

 そのころの母は、「本は財産になるんだよ」が口グセでした。「食べ物は食べればなくなる。服も着ているうちに破れてしまう。でも、本は読んでも消えないし、いい本だったら、その内容はずっと役に立つ」とよく言っていたものです。
 そんな母から「お金を使うなら、本を買いなさい」とくり返し言われて育ったせいか、小さいころの私は、おこづかいをもらったら、そのほとんどを本に費やす子どもでした。

小さい頃に繰り返し親に言われたことというのは、確かに、本人が意識しなくてもいつの間にか自分の中に浸透しているようなことってあるように思います。
この方の「勉強法」の本も読んでみようかなと思っています。

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2009年10月22日 (木)

「高学歴大工集団」 秋元久雄著

書店でタイトルが目に留まり、おまけに帯には「大工は超エリートだ!IQの高い若者こそ大工になれ!」なんて書いてあるものですから、思いっきり興味を惹かれ(何しろ、もともと職人になりたかった人間ですし…。もちろん、今から大工は目指しませんけど…。年齢的にもIQ的にも。(汗))、早速読んでみました。

著者の秋元氏は「株式会社平成建設」の社長をされている方だそうです。
そして、この著書は秋元氏の会社「平成建設」について、また、その会社を興すに至った経緯やそれまでのキャリアなどについて書かれています。

秋元氏ご自身はお爺様、お父様とも大工の棟梁をなさっていたそうで、もともと大工のお仕事がどれだけ素晴らしいかを身をもって感じておられたようですが、高いところが苦手だったそうで、大工の道を志すことはなかったようです。(詳しくは本書で。)

個人的にめちゃくちゃ興味深いのは、この先どんどん減っていくことが予想される「大工」の将来を危惧し、業界では異端の「内製化」(下請けに仕事を発注して分業するのではなく、全ての仕事を社内で行うということのようです。)に取り組んでおられるそうです。

つまり、「大工」や「職人」をも正社員として募集し、1から育てるということを実践され、20余年やってこられたそうです。

読んでいて、すごいなぁ~、素敵だなぁ~、大工かっこいいなぁ~と。(笑)
これがまだ私が大学生ぐらいの頃だったら……全く違う人生を歩むことになっていたかもしれません。(笑)

正社員として大工を募集すると、東大、京大をはじめとする有名大学からの応募者が毎年集まってくるそうです。
でも、なんかわかるなぁ~と。

昔は難関大学を出て大工だなんて!という感覚だったのでしょうし、今もそういう感覚は残っているのかもしれませんが、若い人たちの中にも物づくりに憧れる人、職人に憧れる人は絶対いると思いますし、「大学に進学する」ということは、もう既に何も「特別なこと」ではなくなってきているとも思います。

となれば、大学にまで進学したものの、さて、進路をどうしよう…となったとき、職人に弟子入り…などとなれば、なかなか難しいかもしれませんが、社員として雇ってくれて、その上で修行ができるとなれば、そりゃあ魅力を感じる方はそれなりにおられるのではと思います。

ああ、いいな~。かっこいいな~。

あ、でも、一番かっこいいのは著者の秋元氏ご自身だと思います。
この方のお考えはとても真っ直ぐで気持ちよくて、こういう経営者が増えたら世の中変わるだろうなと思うお一人です。

ご興味のある方はどうぞ。

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2009年10月19日 (月)

「すぐにケータイをかけなさい!」 井上裕之著

先日、もうひとつのブログにもチラッと書きましたが、書店でタイトルが目に留まり(おまけに表紙のカラリングがショッキングピンクに赤紫なので・・・)、手にとってみました。

表紙には「頭でわかっていても、なかなか行動できない人を、『すぐやる人』に変える50の方法」と書かれていて、電話が苦手、新しいことを始めるのが苦手、やらなくちゃいけないとわかっていることでもぐずぐずしてしまう私は、読んでみるべきかしら?と購入しました。

しかし…う~ん…。
書いてあることは確かにそうだなと思うのですが、この通り実行できたら、確かに変われるよなぁ~…というのが正直な感想で、結局この本を読み終えた後も、私の生活はほとんど変化を見せていません…。

まあ、大変読みやすい本ですし、行間もたっぷり。多分、1、2時間で十分読めるのではと思いますので、とりあえず読んでみて、何か変えるきっかけになれば儲けものというぐらいの感じで読んでみられるのはいかがかなと思います。

因みに、下の画像でもお分かりかもしれませんが、表紙には「多くの著名人が推薦しています!」とも、「TVで話題!」とも書かれています。
う~ん…。もしかして、ただ単に私が筋金入りの「ぐずぐず」「ぐだぐだ」なだけなんでしょうか…。(汗)

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2009年10月15日 (木)

「仕事と幸福、そして人生について」 ジョシュア・ハルバースタム著

以前、ネット書店でお勧め書籍に挙げられていて、タイトルがなんとなく気になったので注文してみました。そして、読み終えたのは数ヶ月前なのですが、どうも印象が薄く、ご紹介がすっかり遅くなってしまいました。

書かれていること自体は、読んでいるときにはそれなりに面白かったりした気がするのですが、もともと、外国人の書かれた著書をあまり読まないということと、アメリカと日本ではやはり仕事において考え方や価値観も含めた違いがかなりあるのではと思うことなど、読み終わってしばらく経ってしまったら、内容をほとんど忘れてしまいました…。(汗)

今、目次を見直してみると、第1章「働く理由」、第2章「ワークライフバランスの罠」、第3章「働く目的」、第4章「成功の基準」、第5章「自己分析の罠」、第6章「再び、ワークとライフについて」となっており、ああ、そうか、そんな内容だったかな…と思ったりします。

ただ、この本に対する印象が薄い理由のひとつは、恐らく、私自身が今の仕事に満足しており、この仕事ができることに幸せを感じてもいるからかもしれないなと思っています。
お勧め本に挙がるぐらいですから、書かれている内容ももちろん納得のいくことが多かったのですが、でも、私、今の状態でそれなりに満足してるしなぁ…という感じになってしまったのではないかと。

今の自分の仕事に迷いがあるような方、仕事にどういう価値を見出すべきなのか悩んでおられる方などには参考になるのではと思います。(多分…。)

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2009年10月12日 (月)

「4時間半熟睡法」 遠藤拓郎著

書店で平積みされており、タイトルがなかなかインパクトもあったので、どんなことが書かれているのかなぁと読んでみました。

タイトルの上には「ハーバード大学も注目!世界一の『睡眠の専門医』が教える!」と書かれていて、「睡眠」のご専門の先生で、それも「世界一」の方が書いておられるんだったら…と興味を惹かれたというのもあります。

フォレスト出版の本は多くがそうなんじゃないかしら?という印象がありますが、行間たっぷり、イラストやグラフなどもいっぱいで、その気になれば小一時間、もしくはそんなにもかからずに読めるのではないかと思います。
そういう意味では、購入して読むかどうかは…。(以下自粛)

具体的にわかりやすく書かれていますし、参考になることも色々あるかとは思います。
著者がおっしゃるには、睡眠時間を削る必要のない人は6時間眠るのがいいということのようですが(寝られるなら7時間半。6時間眠れば、日常生活に支障がないということのようです。)、忙しくて時間が足りないなどの場合、平日に4時間半眠り、週末などに7時間半眠るという方法を提案しておられます。

また、睡眠についての色々な本もありますが、著者は「3時間睡眠を続けることは良くない」と最先端の研究で結論付けられていると書いておられます。

難しいことは書かれていませんし、睡眠に関する本を読まれた方などにとっては、既に知っている知識も多いのではと思いますが、読みやすい本ですので、ご興味のある方はどうぞ。
(因みに、私の睡眠時間は全然減っていませんが…。(汗))

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2009年10月 8日 (木)

「中学受験の常識・非常識」 樋口義人著

書店で目に留まり、私自身は受験指導には関わっていないものの、今当たり前のようになってしまっている大手受験塾の受験勉強のスタイルは本当に正しいんだろうかという思いが常にあるため、中学受験関連の本も時々読んでいます。

こちらは新書で手軽ですし、元・日能研の幹部であった方が書かれたもののようでしたので、読んでみることにしました。

著者紹介によりますと、現在は首都圏中学模試センター代表取締役で、中学受験界でのキャリアは35年にわたる。中学受験塾「日能研」在職時は経営戦略の責任者として常務取締役・東京本部長・公開模試事務局長などを歴任。「日能研」を「四谷大塚」と並び凌駕するまでに牽引し、私立中学受験の大衆化に尽力した業界の“重鎮”である。(後略)となっています。

主に首都圏の学校に関しての内容になってはいますが、書かれていることは概ね正論と思えるようなことが多く、また、受験生の親御さんたちが気にすること(例えば、受験番号は早い方がいいのかなど)についてなども、色々細かいことまで答えておられます。

個人的に一番大胆だなと思ったのは、最終の第5章の中で、中学受験の勉強を「小四までは始めるな」と書いておられることです。
長らく「日能研」におられた方が、こうはっきり書いておられるのは、ある意味とてもすっきりします。(個人的には5年生からでも、目指す学校によっては6年生からでもいいのでは?と思ってもいますが…。)
なぜ「4年から」なのかも本書の中で触れておられますので、ご興味のある方はどうぞ。

ただ…この方も、小さい頃に某プリント学習教室などがいいというようなことを書いておられて、それは個人的には微妙というか…。(以下自粛)

それ以外は、興味深く読める内容でした。
中学受験をお考えの保護者の方は読んでみられてはいかがでしょう。

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2009年10月 5日 (月)

「スイッチを押すとき」 山田悠介著

普段の私ならまず選択しない種類の小説です。(そもそも、小説自体読むことがかなり限られていますし。最近はちょっと小説づいていますけど…。)

普段読まないし、テレビも映画もほとんど見ないしで、この作家さんのお名前は存じ上げなかったのですが、実は結構話題の作品を書いておられる方なのですね。
読んではいませんが、「リアル鬼ごっこ」というタイトルは聞いたことがあります。
若い読者に圧倒的に支持されたと紹介されていますが、著者ご自身も1981年生まれだそうなので、かなりお若いですよね。

もともとは、例の(?)「角川文庫夏の100冊」の中の1冊だったので、小冊子に書かれていたあらすじがちょっと気になり、書店で買い求めました。
というのも、「青少年自殺抑制プロジェクト」という国の政策で、無作為に選ばれた子どもたちが一定年齢になるとある施設に閉じ込められ、それを押せば自ら命を絶てるというスイッチを持たされるという設定で、7年(異例の長さ)もスイッチを押さなかった4人の子どもたちについて書かれているということだったので、もちろん、設定自体全くの架空のものではありますが、一体どういう話なんだろう?と興味をひかれました。

なんだか考えさせられるストーリーでした。
明るい気持ちになれるものではありませんが、ご興味があればどうぞ。

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2009年10月 1日 (木)

「おひとりさまでもだいじょうぶ」 吉田太一著

以前、ベストセラーになったらしい「おひとりさまの老後」もご紹介しましたが、独り身で歳を重ねると、やはり色々不安にはなるもので、ついついまたこんな本を買ってしまいました。 (しかし、読み終えたのは何ヶ月も前だったりします…。)

著者の吉田氏は「遺品整理」の専門会社の社長さんでいらっしゃるようですが、仕事を通して数々の「孤独死」に出会い、その経験を通してお感じになられたことなどを伝えておられます。

個人的には「おひとりさまの老後」より、こちらの本の方が好きです。

内容は4章からなっており、それぞれ以下のようなタイトルがつけられています。

第一章 孤独死の現実を知ってください
第二章 こんな人が孤独死に陥りやすい
第三章 孤独死を避けるために、今日からできること
第四章 特別対談 上野千鶴子×吉田太一 「おひとりさま」も男女で違う

また、「はじめに」のおしまいにこう書いておられます。

 本書を手にとられたあなたへ。
 本書はできるだけ気楽に読んでください。難しく考えなくても、今、自分が何をすべきかが自然に感じられることと思います。
 本書を読まれた方が後悔のない、よりよい人生を送ってくださることを願ってやみません。

教室にいらしてくださっている方でこの本を読む必要のある方はおられないかと思いますが、とりあえず本棚に立てておきます。(笑)

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