« 「賢者のめいろ」 坂本忠之著 | トップページ | 「バカはなおせる 脳を鍛える習慣、悪くする習慣」 久保田競著 »

2009年9月14日 (月)

「どこまでも伸びていく子どもに育てる」 鶴田秀樹・坂元京子著

書店で目に留まり、帯の推薦文を灘中・高の校長先生が書いておられ、
「4歳から18歳まで、親は子どもをどう支えればよいのか?その素晴らしいヒントが満載の本書をおすすめします。」
と書かれていたこともあり、一体どんな内容なんだろう?と読んでみました。

著者はお二人の名前になっていますが、坂本氏がご自分の息子さん3人をどんな風に育てたか、その結果、どういう進路へ進んだかなどのについて、鶴田氏が聞き取りをしてまとめられたもののようです。

坂本氏は著者紹介によると、市立高校で2年間教鞭をとられ、ご結婚後はご主人の勤務先がある兵庫県に移られ、3人の男の子を育てたとなっています。
2年とはいえ高校の先生をされていた方ですから、頭のいい方であることは恐らく間違いないと思いますし、その方が育てたのであれば、誰の家庭でも同じようにとはいかないだろうなとついつい先入観を持って読んでしまいがちですが、書かれている内容は、私としては共感できることがとても多く、素晴らしい子育てだなと感じました。

もちろん、子どもはみんなそれぞれに能力の差がありますし、この方と同じように心がけて子育てをされても、結果は同じになるとはもちろんいえませんが、この方が書いておられることの多くは、参考になる、子ども達にとって望ましいことなのではと感じました。

個人的には、とにかくこのお母さん(坂本氏)はすごいなぁというのが率直な感想です。
結果的に、3人の息子さん達は、長男さんが京大医学部現役合格、卒業後、公立病院勤務。
ご次男さんは京大法学部現役合格、同法科大学院現役合格、司法試験に1回で合格され、大手法律事務所勤務。
三男さんは東大理科Ⅰ類現役合格、同大学院工学研究科進学。
これだけ並ぶとすごいものがあります。

ただ、坂本氏がしてこられたことは、詰め込みの勉強とは全く違った、子ども達の能力を見極め、タイミングを見守り、学校の教科書や授業を大切にする学習で、そういう学びをした子ども達が結果的にみんな東大、京大、その後も医師、法律家、研究者へと進んでいかれたというのは、やはり単に持って生まれた能力や偶然の結果だけではないものがあるのではと感じます。

読みやすく、内容も参考になることが多いように感じますので、ご興味のある方は是非どうぞ。

|

« 「賢者のめいろ」 坂本忠之著 | トップページ | 「バカはなおせる 脳を鍛える習慣、悪くする習慣」 久保田競著 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96750/45944871

この記事へのトラックバック一覧です: 「どこまでも伸びていく子どもに育てる」 鶴田秀樹・坂元京子著:

« 「賢者のめいろ」 坂本忠之著 | トップページ | 「バカはなおせる 脳を鍛える習慣、悪くする習慣」 久保田競著 »